佐藤優のレビュー一覧

  • 地政学入門

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    地政学について、最近少しずつ理解できるようになってきた。面白い時思えるだけの基礎知識がつき始めているのだと思う。
    佐藤さんの本はどれも面白く、単なる情報だけでなく、考え方読み方、見えないものの見方を教えてくれる本なのでとても勉強になる。

    印象的だったのは、
    言語はその言語を扱う人たちの仲間意識を形成すること。つまり会社の公用語を英語にすることは、日本語を話す自分達の仲間意識を薄れさせることになるリスクをはらんでいるということ。

    グローバル化は大事だけれど、民族性、国民性など土地や言語に即した帰属意識というのも大切なんだと知れた。

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    2022年03月25日
  • 調べる技術 書く技術 誰でも本物の教養が身につく知的アウトプットの極意

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    佐藤優の知的生活のためのライフハックが紹介されている。
    ただし、個々の内容は佐藤氏の実体験が具体的に紹介されているわけではないので、抽象的で一般的なもの。

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    本を読んでも自分の知識にならない理由
    読んだ知識が血肉となり、活かせるようになるまでは少なくとも数ヶ月はかかる。私の経験でも本を通じて新たに仕入れた知識が本当に身につくまでには3ヶ月から6ヶ月かかる。
    一定の時間がかかることを前提にしているからこそ、ノートをとりながら読書をしているのだ。

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    仕事に関するインプットだけ行う。
    仕事に関係しない本を読むことや、仕事に直結しないスキルを身につけようとすることは無益なインプット。
    どん

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    2022年06月24日
  • 危ない読書 教養の幅を広げる「悪書」のすすめ

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    1.タイトルに惹かれただけです。

    2.世界にはさまざまな思想の持ち主がいます。本書では、世間では変わった人扱いされる人を取り上げ、出版している本の紹介をしています。というのは、本書の目的は、世間で広まっているニュースでは触れていない情報を紹介し、その人の思考について考えることを目的としています。本書を読むことで、「集団的同質化」から脱却し、真の意味で個性的な考えを見出すきっかけになります。たんなる犯罪者という見方ではなく、犯罪者として祭り上げられた人もいるため、そのような集団の犠牲になった人の心情や国民感情による圧力と向き合った結果も書かれております。

    3.個性的な人を尊重するといいつつも

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    2022年03月19日
  • 世界史の大転換 常識が通じない時代の読み方

    購入済み

    ウクライナをきっかけ

    ウクライナ危機をきっかけに読み直す。あらためて氏の洞察力に感嘆する。歴史を学ぶことこそ知者であろう。

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    2022年03月19日
  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    なんとなくやる気が出ない原因は、人と会わないことによってもたらされているかもしれないという点に共感した。人に会わなくなって、「暴力」にさらされる機会は減ったけど、人に会わないと欲望が生じない。

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    2022年03月14日
  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    現在のコロナ化において人に与えた影響を明らかにしようとする試み全般に及んだ対談本である。「人と直接会うことによるメリット・デメリット」のみならず、普段考えが及ばないことについての学びも色々あり面白い。

    対面には人を巻き込む力がある、というのは誠にその通りかと思う。メール(テキスト)、Zoom、対面では、それぞれ利便性のみならず他人に与える影響度合いも異なるので、目的と関係性に応じて意識的に使い分けたい。

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    2022年03月13日
  • 真説 日本左翼史 戦後左派の源流 1945-1960

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    ●占領初期のGHQの政策がルーズ・ベネディクトの「菊と刀」を参考にし、ルーズ・ベネディクトはアメリカ共産党の日系人のインタビューを基に「菊と刀」を書き、アメリカ共産党日系人の思考は、日本共産党講座派の理論に寄っている。
    ●スターリン批判とハンガリー動乱のあった55~56年の世界情勢が、社会党の躍進、新左翼のゆりかごとなった。
    ●いわゆる共産党の黒歴史など、今まで読んだ左翼関連の書籍ではあまり触れられていない面からの話が面白かった。

    池上彰と佐藤優の対談だが、お互いの知識を程よく出し合い、知識の自慢合戦にならなかったのが良かった。次回作も楽しみである。

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    2022年03月07日
  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    ネタバレ

    対談本。鬼滅の刃ブーム、宗教における「会うこと」の意味、優性思想、同調圧力など、話題が多く咀嚼しきれないので、各章の箇条書きヒントに頼る。対面はストレスを伴いつつも、人と会うことで高まる不確実性が、新しい発見や展開を生み出しやすいという点は、感覚的に頷ける。一方で、会うたびにエネルギーを吸い取られるように感じる相手とは、リモート限定という選択肢が選べれば、必要な情報交換もしやすくなりそう。

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    2022年03月01日
  • 2000年前からローマの哲人は知っていた 政治家を選ぶ方法

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    キケロは古代ローマの政治家、哲学者であり弁論家。
    こんな大昔に自然法の概念を持っていた。
    人類普遍の原理がアメリカ独立宣言に記された。キケロの政治的信念に影響を受けている。
    むやみに増税はしない、また移民は国を強くする、不当な戦争をしないなど今でも新しい考えと言ってもいい。

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    2022年02月25日
  • 激動 日本左翼史 学生運動と過激派 1960-1972

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     今や死語になりつつある「左翼」。しかし、その思想は、かつては、「いざとなれば自分だけでなく他人を殺すことも躊躇うまい」と人に決意させてしまうほどの力をもった。何が、若き知的エリート達の心をとらえたのか、なぜその思想は力を失ってしまったのか…。
     「左翼というのは始まりの地点では非常に知的でありながらも、ある地点まで行ってしまうと思考が止まる仕組みがどこかに内包されていると思います」。
     「人間には理屈では割り切れないドロドロした部分が絶対にあるのに、それらをすべて捨象しても社会は構築しうると考えてしまうこと、そしてその不完全さを自覚できないことが左翼の弱さの根本部分だと思うのです」。
     池上

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    2022年02月21日
  • 佐藤優の集中講義 民族問題

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    ●中々難しいが、読み応えはある。
    ●特に現在、戦争秒読みの段階のウクライナの民族問題についての考察が良かった。内容はちょっと前だが、根本は変わらない。
    ●土地に固執すれば血縁は疎遠に、逆もしかりというのは目から鱗だった。
    ●ソ連の民族政策のわかりやすい本があれば読んでみたい。

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    2022年02月21日
  • 世界史の分岐点 激変する新世界秩序の読み方

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    経済、科学技術、軍事、文明をトピックに対談。
    失われた30年。まだ取り戻せる。でも今のままじゃダメだ。
    先端技術、宇宙法、核融合発電…

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    2022年02月19日
  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    コロナ関連で、専門でない二人の意見に同意できない部分もあったものの、佐藤氏の専門である宗教学や斎藤氏の専門である精神医学に関する部分はとても読みごたえがあった。

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    2022年02月18日
  • 無敵の読解力

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    この二人の対談本はいつも興味深いけれども、もう少し話を深掘りしてほしいと思うこともしばしば。
    個人的には、一番の読みどころは第四章。現代の政治家たちがめった斬りにされていくのは読んでいて痛快だし、日頃から薄々感じていた政治家(のみならず現代日本人全般)の「薄さ」が言語化されていて腑に落ちた感じがした。

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    2022年02月15日
  • 新世紀「コロナ後」を生き抜く

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    ネタバレ

    宗教の時代。縦割りがともかく頑張る、も。大戦には特定の目的がない。開発独裁は貧しい時のほうがよく効く。パヌルーが無神論じゃなくてプロテスタント、というのはすごくわかる。企業は疑似家族ができない、家族は解体した、共同体は必要、という論旨はすこぶる納得なんだが、さてどうしたものだろう。

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    2022年02月16日
  • 還暦からの人生戦略

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    普段拝読させていただいている著者、つまり信用している方がどのようなことを考えているかを知れた点が良かった。

    私にとって一番参考になったのは、第6章に書かれている宗教に対する考え方だった。

    この年代からは否応無しに死と向き合っていかなければならない。それにも関わらず科学的にはわかっているにせよ、そうでない領域において死後の世界というのは人間にとって未知の世界であり(当たり前だ)、そこに対しどのように向き合うのか、その時宗教の考え方も参考にできるのではないか。

    上記のような主旨のことが書かれているが、これは最近私自身ぼんやりと思っていたことであり、読むことにより頭が整理された。。

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    2022年02月11日
  • 50代からの人生戦略

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    残り時間は折り返し地点をもう過ぎている。とあったが確かに。と実感してしまった。その上でしたいこと。やりたいこと。を整理しないといけないという意識ができた。
    働き方、人間関係、お金について改めて考え直すきっかけとなる一冊。

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    2022年02月06日
  • 友情について 僕と豊島昭彦君の44年

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     編者の浦和高校1年次のクラスメート豊島氏の伝記ならびに編者自身のエピソードを同時並行に並べたタイムラインという構成。
     豊島氏が銀行入行後、初めて債券先物ディーリングを担当した際の上司の行動が秀逸。慣れぬ同氏と同額の反対ポジションをとることによって、損失発生を回避していたのだった。
     この様な二人三脚的な伝記物?は自分には極めて珍しく、二人の信頼の深さにも感じ入るが、豊島氏の伝記だけでは市販本として成り立つことは無かったと思料した次第。

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    2022年02月02日
  • なぜ人に会うのはつらいのか メンタルをすり減らさない38のヒント

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    興味深い2人の対談。あまり批判的な読書はしないタイプの私だが、今回のテーマは仕事に関わる部分でもあり、えっ?そうかな?と思うところもしばしばあった。もちろん、納得するところも多々あった。考えて読むという体験ができたことが嬉しい。引きこもりはお金を使わないという箇所があったが、ん?と懐疑的にもなり納得するところもあった。私は訪問看護師なので、医師の介入があって初めて介入する。だから、その時点で医師の使う引きこもりとは違うのかもしれない。症度が違う、ということなのかなと思う。刑務所で土曜にものすごく甘いものが出されるという話には、くすっとしながらも納得。とにかく、私にしては珍しくよく考えながら、懐

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    2022年02月02日
  • 無敵の読解力

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    タイトルには読解力とあるのだが、内容は、現在の社会課題に関連した内容を扱った本をお二人が紹介したもの。少し表現は悪いが、自分はこんなに知識がある、本を読んだということを(やや自慢げに)語ったものといえなくもない。
    ただ、「おわりに」で佐藤優さんが、日本の政治家、経営者は本は読むが、脚注のついた学術書を批判的精神をもって読むということをしないので、彼らのスピーチを聞いても感情に訴えるエピソードを語るものばかりで、聞き手に知的刺激を与えないと語っている。これこそは書名にある「読解力」の本質を突いたご指摘だろう。「おわりに」は2ページしかないのだけど。

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    2022年01月31日