大島真寿美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この著者の本を読むのは初めて。なんかもっとエキセントリックな、不思議ちゃん的なものを勝手に想像して敬遠していたのだけれど、そんなことはまったくなくて、すごくよかった。好きな作家かも。(文章は妙に一文が長くて癖があると思うけれども)。基本的に登場人物がみんな常識的な大人であることがとても気に入った。好きな生き方をしているけれども、ちゃんとしている。別にそんなつもりはなくても、思いやりのある、いい人たち。こういう人になりたいとすら思ったり。それぞれの日々のできごとや思いが丁寧にすくわれている感じがよくて。新年に、「年が改まったからといって何がめでたいわけでもないってことは誰しもが思い、だけど、それ
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Posted by ブクログ
1969〜73年までの少女漫画雑誌編集部を舞台にした群像劇ですが、登場人物のキャラクターがみな立っていて漫画をほとんど読んでこなかった私のような人間にも最後まで面白く読むことができました。少女たちへ届ける綺羅星のような本を作る現場でさえも男社会だったジェンダー平等黎明期に夢を諦めざるを得なかった女性や諦念を抱えながら働き続ける女性の姿には胸が苦しくなりましたし、女性漫画家たちの裡にある描くことの業と力強さには気圧されるものがありました。一方でこの小説が公正なのは、そんな彼女たちのことがわからないと悩む男性陣のこともしっかりと書いている部分です。多くの人たちの一筋縄ではいかない苦悩や苦労があって
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Posted by ブクログ
豪華作家たちのアジアにまつわるアンソロジー
『アジア』とタイトルにある割には台湾と香港しか出てこないけど 笑
人は香りや味や音や言葉や、そして一瞬の風景でふっと過去の記憶の中に連れていかれることがある
どのストーリーもそんな郷愁に誘われる
若い頃、香港にハマっていた奈美子
当時のパーティで妊婦さんのお腹を生まれて初めて撫でた
その時のお腹の中の子、ケリーが日本で勤め始めたと聞く
『友達になってあげて』と古い友人に頼まれたけれど…
奈美子が知っている香港の熱い情熱と勢いと自由
それは25歳も年の離れたケリーが育ってきた香港の環境とはかけ離れていた
ぎこちない2人
でも2人の中にはそれぞれ、愛 -