大島真寿美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
現実と夢のようなものがごっちゃになっていたりして、なんか不思議な話ですね。
離婚のときに母に置いて行かれ、自殺に近い死に方で父親を失ったとうこ。とうこを置いて出たことを悔やみ、精神を病みかけた母親。その母を支えるためにとうことの二役を演じる陸。息子に先立たれた祖母。厳しすぎ、身勝手な両親から逃れようと家出を繰り返す瑠璃。そして、小さな息子を亡くした喫茶店の奥さん。
様々な人たちの一種の再生物語なのですが、そうした物語に多い力強さは感じられず、どこかふんわりとした雰囲気です。
でもその雰囲気のためか、少々まとまりに欠け、焦点が会わない感じが残念です。