大島真寿美のレビュー一覧

  • ビターシュガー 虹色天気雨2

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    虹色天気雨の続編

    40代の女性3人の友情ストーリー

    前作から3年が経ち、少しずつ変わっていく

    主人公の市子のようなみんなの安定剤にちょっと憧れる

    結婚もせず、恋人もいない、けどもいつも誰かがふらっとそこにやってきて、癒されて帰っていく

    そんな市子のような友達が欲しい

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    2012年07月03日
  • 水の繭

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    喪失と、そこからの再生を描いた、透明で澄んだ物語。
    ふわっと、淡々と話は進むのですが、確かにそこにある現実と、にわかに現実とは思えない話とが折り重なるそれは、なんだか実態の掴めない蜃気楼のよう。
    それはちょうど捉えようのない漠然とした孤独感とか、不安感に近いものなのでしょうか。

    壊れてしまったものを元通りの形ににすることはできないけれど、元通りではなくても、また別の形にすることはできる。案外、それは元の形より良かったりするのかもしれません。

    楽しいことは、自分で探す。楽しいところへは、自力で移動する。

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    2012年05月14日
  • 虹色天気雨

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    なんともパワーのある小説だった。ドラマをみていないが、このままの雰囲気で上手にドラマ化すれば、かなりのヒットになるはずだ。
    元気な女性はこういう小説が大好物だろう。型にはまらず、幼い心をもち続け、男を思いながらも、女友達に勝るものはなく、仕事問題も男問題も、女友達と超えていく。
    形は色々かもしれないが、男性並みに働いている女性の知り合いの多くは、友達付き合いが甚だ良く、そこに一つの支えがあることはセオリーだ。
    男は社会全体で徒党組むもので、女性は友人同士で結束するものなのかもしれない。
    続きがみたいのは確かだけれど、ちょっと疲れもした。年?私もこの登場人物達と瓜二つ。それがリアル過ぎて、夢見た

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    2012年04月03日
  • 虹色天気雨

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    ネタバレ

    突然失踪した夫を探しに出た幼馴染・奈津の娘を預かることになった主人公・市子。
    奈津は数日後に戻ってくるが夫の行方はわからず。

    二人の友人や仕事仲間やらがざわざわしながら日々を過ごす話。
    さくさく読めて気軽いお話ではある。

    ただ登場人物たちのキャラクタはリアルだけど、社会の中での姿が薄すぎる。
    年齢も定かではないが、30代後半くらいか。
    仕事はみんなフリーランスということで、仕事の面でも社会との繋がりがなく、
    親兄弟も出てこないから友人たちと接している顔以外の表情が見えない。

    ベースが友情話ではあるものの、もっと自分自身の問題にかまけるべき年代なのではないかなと。
    リアリ

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    2012年03月28日
  • 戦友の恋

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    女性編集者と、
    漫画の原作を作る仕事をしている女性の物語です。

    この後者の女性が
    年齢を重ねて行く模様を追っていますが、
    そのリアルな感じが何だかとても良かったです。

    あの男性とはどうなるのかな。

    ふわっとした未来を感じる結末でした。

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    2012年03月18日
  • ビターシュガー 虹色天気雨2

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    現在NHKでドラマが放映されている。
    ここ最近、NHKのドラマが本当に面白い。
    他局が3か月クールなのを全く無視しているのもいいし、出ている俳優が売れっ子過ぎない実力派だからなのか!?

    39歳女性、学生のころからの仲良し3人組だが、それなりに経験を積み、いろいろある。
    恋愛で甘い思いはしたいけど、苦い思いはしたくない、って思っていて知恵もついたはずなのに…結局傷ついてしまう。
    それども折り合いをつけて生きていく、みたいな話。

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    2012年02月03日
  • ビターシュガー 虹色天気雨2

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    読み終えてまず思ったのは、
    「あ~、わたしもこういうの、面白いって思うようになったんだなぁ」
    ということ。
    誤解を恐れずに言うと、これを読んで何かしら共感したり、面白いと思えたりするのは、どこかしら「年、とったなあ」と自分で感じ始めている人なんじゃないだろうか。
    事実わたしはちょうどそんな時期にあるわけで。
    きっとこの本を5年前に読んだなら、けっして「面白い」とは思わなかっただろうし、まず手に取ることさえしなかっただろう。
    20代から30代へ、30代から40代へ…そんな、ちょっとした人生の区切りにある人には、どこか共感できて、ちょっとだけ勇気と元気をもらえる、ほんな「ほっこり」した一冊だと思う

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    2012年01月20日
  • ビターシュガー 虹色天気雨2

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    前作に引き続き、ついつい読みたくなってしまう。ドラマの登場人物が印象に残っていて、キャスティングはほんと絶妙だな、と改めて思った。幸せっていったい何なのか、思いめぐらすことができる本だった。

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    2011年12月25日
  • ビターシュガー 虹色天気雨2

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    ピンと来ないと書いたものの、もう買っちゃたし、読んでる内に良さが分るかもと思って、続編へ突入。
    前作から3年経っていて、奈津の別居は続いていて、マリは旭と別れていて、市子は相変わらずで…、っていうシチュエーション。
    サクサクと読めるところは相変わらず。で、物語のテイストにも慣れたのか、まりが内藤さんのことをひとり惚気る場面とか美月のことで奈津がごちる場面とか小糸ちゃんの結婚パーティーで3人で昔話をするところなどなどなど、成程、確かに感じが出てて巧いよねぇ~って気もしてきた。
    最後の解説に『ああ、仲間に入りたい。この人たちと、一緒にお喋りして騒ぎたい』ってあるけど、こういう風に思えるかどうかが、

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    2011年11月05日
  • 虹色天気雨

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    嫁さんに、何か読みたい本は?と聞いたら、この前から始まったNHKの「よる☆ドラ」の原作なんだけど、『ビターシュガー』を買って来て~、ついでだから、これ続編らしいから最初のお話も、ってことで買って来た。帯の写真を見ながら、この3人の誰が誰の役でって、あまり無い夫婦の会話に一役買うわけですわ。
    まあ、それはそれでいいんだけれど…。
    幼馴染みのアラフォー、奈津と市子とまり。ある日、奈津の夫が失踪したことから始まるお話しは、夫の行方を捜す奈津と、その間、子どもの美月を預かる市子の生活を中心に、彼女らとそれを取り巻く人々の心理と行動がこれでもかと語られる。
    『すでに…何度も繰り返してきた』出来事に対し、

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    2011年10月30日
  • ビターシュガー 虹色天気雨2

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    こういう女友達っていいなって思う。市子さんみたいな人、ちょっといいなって思う。ドラマ化されるの分かる気がする。

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    2011年10月23日
  • 虹色天気雨

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    NHKでのドラマ化。女性3人の友情や生き方を書いたストーリー。以前読んだ時によかったなと思ったことだけを覚えていたのですが、今回はあまりすっきりせず。でも続きが気になってスラスラと読めました。

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    2011年10月20日
  • ビターシュガー 虹色天気雨2

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    「虹色天気雨」が好きだった気がするんだけどな……。
    うーん、ドラマ化もされるらしいけど、そういえば脚本を読んでいるような感じ。ほとんど会話で進んでいくような。あんまり登場人物の内面には踏み込まないような。なんだか全体的にものすごーく薄い印象なんだけど。主人公も、外からほかの人々をぼんやりながめているような。自分のことすら。なにを考えているのかよくわからない。
    だいたい、30、40代になって、仲間?で集まったり、出かけたりなんてあんまりないんじゃないかなあ。なんだかおとぎ話みたいに思えてしまって。
    つまらなかったってわけじゃあないけど、めずらしくけっこう退屈したような。自分の体調のせいとかかもし

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    2011年10月13日
  • 香港の甘い豆腐

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    (★★★より上の ★★★+ )

    香港の喧騒が彩美さんの価値観の素 ( みたいなもの ) を刺激したようだ。

    下を向かず、ひたすら前だけを見つめて歩いてきた麻也子さんの強さと弱さと悲しみと大変さを少し感じたのかもしれない。

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    2012年01月17日
  • 香港の甘い豆腐

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    こういう思春期の子がいろいろ悩んだり成長する話がすごく好き
    これも最初から最後まで爽やかな感じですーっと読めて良かった
    都合よく進みすぎ、と思う人もいるかもしれないけど、これはこれでいいと思う
    香港行きたいなー

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    2011年07月08日
  • 香港の甘い豆腐

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    香港に行きたくなった。“やる気のない思春期の少女”というところまでは共感できるのだけれど、お父さんが香港人で香港に連れて行ってもらえて、そこでの楽しい出会いが人生を変える・・・というところが、羨ましすぎて、現実には起こりえないこと過ぎて興醒めしてしまう。自分の気持ちの持って行き場がなくなってしまう。

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    2011年06月13日
  • 水の繭

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    幼いころ両親が離婚したことで、母親と双子の兄と離れて生活することになった20歳の女子大生が主人公です。一緒に暮らしていた父親が急死したことで、大学を休学し、けだるい日々を送る主人公。そんな時、子供のころから何度も家出を繰り返している従妹が、主人公の暮らすマンションに転がり込んできます。従妹はもう何年も実家に連絡を取っておらず、親からは死んだも同然とあきらめられているようです。家出癖のある従妹は、主人公の家の近所に昔からある廃屋を、将来自分の住処にしようと考えていたようですが、その廃屋に手を入れて、カフェにしようと目論む男女が現れます。自分たちの手で、少しずつ改修しているために、いつまでたっても

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    2011年02月01日
  • チョコリエッタ

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    新入部員が集まらず、廃部になりかけている映画研究部に所属している、知世子という女子高生が主人公です。知世子は幼いころ、両親と出掛けたドライブ旅行で事故にあい、母親を失ってしまいます。亡くなった母親の忘れ形見が、ジュリエッタと名づけられた犬。知世子とジュリエッタは姉妹のように、ずっと一緒に過ごしてきました。その愛犬ジュリエッタも歳老いて亡くなり、知世子は学校の進路調査のアンケートに、将来の希望を「犬になりたい」と書きます。心に暗い影を持ち、どちらかというと世界を否定して生きてきた知世子にとって、本当に心を許し合えたのはジュリエッタだけだったから。
    映画好きの方はすでにお気づきかもしれませんが、犬

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    2010年07月24日
  • 宙の家

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    表題作である「宙の家」の続編である「空気」を含む二編の連作。
    とあるマンションの1105室に暮らす家族の物語です。宙空の4LDKに住まうこの一家の家族構成は、主人公の女子高生・雛子のほかに母親と、小学生の弟と、祖母。父親は九州に単身赴任中。
    ある日突然、祖母が交信不能(痴呆症)になったことで、平穏な家庭にズレが生じ、その波紋が少しずつ広がっていく模様が雛子の視点で描かれます。
    続編では、祖母の死後、自分の扱いが下手になってしまった雛子の心情が、弟の友人とその腹違いの歳の離れた兄・波貴との関わりの中で語られていきます。波貴もまた、自分を持て余し、周囲との折り合いをつけるのが苦手なタイプの男性なの

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    2010年04月19日
  • チョコリエッタ

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    とくに好ましいとも思わなかった。

    犬になりたくても、死んでしまいたくても、
    つらいことがあっても、けっきょく私たちは生きるしかない。

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    2010年01月09日