大島真寿美のレビュー一覧

  • 戦友の恋

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    漫画原作者の女性が主人公、その戦友(親友?)との出会い→死別→いない世界と友情を描いた清々しく淡々と日々をつらねていく物語。

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    2024年11月21日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    今回の作品はどれも、手探りながら悩みながらも未来に向かって前に進もうとしている。こんな商店街あれば良いのに。どこかにあって欲しいとしみじみ思う。

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    2024年10月29日
  • いつか、アジアの街角で

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    アジアというか東南アジア大好きな私にとって、なんとなくふわっと面白い短編集でした。

    一番好きだったのは、「月下老人」

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    2024年10月23日
  • いつか、アジアの街角で

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    私も同じ経験をしているので、「停止する春」は当時の事を思い出すと同時にあれから月日が流れて今居る自分の居場所、気持ちも含めて共感出来るものがあった。

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    2024年10月07日
  • いつか、アジアの街角で

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    表紙のイメージからてっきり「食べ物」「旅」のアンソロジーかと勘違い。実際は台湾や香港を感じられるアンソロジーでした。

    特に好きだったのは、
    「隣に座るという運命について」 
    幽霊疑惑のエイフクさんとのクスリとなるエピソードが好きでした。大学生が描かれており、懐かしい気持ちにもなりました。

    「チャーチャンテン」 
    初読みの作家さん。何だか“縁”を思わせるストーリーも、作品に漂うごちゃごちゃしてるけど安心感のある雰囲気も、とても心地よくて好みでした。

    「停止する春」 
    「あぁ、これは…」。心が痛むのに読まずにいられない。言葉が自分のなかに爪痕を残していくような妙にあとを引く感じ。島本さんの心理描写にひかれました。

    角田光代さんの短編「猫はじっとしていない」では、ストーリーとはまた別に、猫の町がすごく気になりました。
    アンソロジーは初読みの作家さんとの出会いが嬉しい!
    今回は大島真寿美さんとの出会いが嬉しい。
    他作品も読んでみたい。

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    2024年09月26日
  • いつか、アジアの街角で

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    星3.5
    有名女性作家たちが書いたアジアを舞台にしたアンソロジー、と思ったら実際アジアに行った話は角田光代さんのだけだった。アンソロジーのいいところは、普段手に取ることのないようなジャンルの物語を読めること。この中にも、私がいつもは読まないような不思議な話がいくつかあった。
    角田さんの話に出てくる迪化街は去年ぶらぶらして歩いたので、不思議な話でもどこか納得してしまった。また、私は猫にあまり興味がないのだが、角田さんの猫の描写はくすっと笑ってしまった。
    表紙のマンゴーかき氷の絵が好き。

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    2024年09月18日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    懐かしくほのぼのとした短編集。昭和の味を出していて、人情物と言えるかも。シリーズ化しているようなので、続きも読んでみたい。それぞれの作家さんの雰囲気と特徴があって楽しめた。微かなリンクもニヤリとする。

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    2024年08月31日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    やはり作家ごとの色があって、合うものもあれば合わないものもあり。
    ただ、全体的にそう転がってくれてよかったー、という気持ちになる終わり方ですっきりはする。

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    2024年08月18日
  • いつか、アジアの街角で

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    暑い夏の小旅行のお供にと手にした文庫。
    台湾多めのアンソロジーで、待ち時間にちょこちょこと読むのに丁度よかった。

    台湾には若い頃訪れたことがあるけれど
    桜庭一樹さんも角田光代さんも描いていた「月下老人」は聞いたことがなかった。
    角田光代さんの猫をモチーフにした輪廻にまつわる短編が、ぼんやりとした結末にも関わらずグッときた。(やっぱり角田さんといえば猫ですね…)
    私自身に前世の記憶はないけれど、私の姉もひょんなことから前世の記憶が蘇ったという。
    角田光代さんの前世の記憶が気になる…

    前世の記憶はないけれど、私も生まれ変わったら出逢うべき人に出逢えるようにいつか月下老人にお参りに行きたい。


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    2024年08月11日
  • チョコリエッタ

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    お父さんはきっと再婚するだろうし
    霧湖ちゃんも結婚して出て行くんだろうな
    映画を観た後、知世子は先輩に連絡しただろうか
    チョコリエッタが形に残せてよかったね
    映画では先輩を菅田将暉が演じてるそうでそっちも観てみたいと思った

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    2024年07月16日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    ネタバレ

    【収録作品】
    一軒目「サクマ手芸店」寺地はるな
    二軒目「ツルマキ履物店」蛭田亜紗子
    三軒目「川平金物店」彩瀬まる
    四軒目「~中古楽器・中古レコードの買取・販売~しゑなん堂」芦原すなお
    五軒目「インドカレー ママレード」前川ほまれ
    六軒目「カフェ スルス~コアラちゃんの巻~」大島真須美
    七軒目「おもちゃ屋『うさぎや』」山本幸久

    明日町こんぺいとう商店街シリーズ4

    あったらいいなと思える商店街。

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    2024年06月22日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    シリーズ4弾

    『サクマ手芸店』寺地はるな
    糸子さんと充輝の不器用な親子関係のなかに温かさが良い
    康恵さんと城戸の関係が切ない

    『川平金物店』綾瀬まる
    主人公がなんて可哀想な人と思ったら、、
    意外性のある生き物
    その生き物が商店街を歩く
    理由が涙ぐましい
    傷ついた茂さんにジイちゃんはじめ商店街の人々が温かく優しい

    上記の2作品が良かった

    人気作家さんが描く商店街
    現代に失われつつある人情味があり
    通いたくなるお店ばかりだった

    疲れた私の心が癒された

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    2024年06月07日
  • 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び

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    近松半二の生涯を書いた小説。
    この本読むまで知らなかったです、半二さん。
    何なら、近松門左衛門の愛弟子かな?と思っていたら
    それも違い、私淑して「近松半二」と名乗り始めたらしいことを知りました。

    本書はほぼ関西弁で書かれています。義太夫の語り口調のような。

    続編もあるようなので読んでみます!

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    2024年04月24日
  • 青いリボン

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    ネタバレ

    お気に入りの本屋さんのイベント、「選書の冒険」で選んだ一冊。始めての大島真寿美さん作品。

    私の年齢になってくると、子供目線·親目線どちらの視点からも物語を読めるようになってくる。身勝手な親だな…とも思うし、仕事に打ち込みたい、チャンスを逃したくない、夫(妻)に負けたくない気持ちも理解出来る。

    力の抜けた雰囲気が終始心地良く、さらさらと読み終わった。
    後書きをよんで、そうか、新しい環境に触れて依子の価値観が変わった瞬間に触れた作品なんだと気付いた(遅い)。
    それを踏まえて最後の章を読むと、なるほどしっくりきた。読解力を鍛えたい。

    自分ではきっと見つけられなかった作品なので、やっぱり選書してもらうのは楽しい!

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    2024年01月19日
  • チョコリエッタ

    購入済み

    懐かしさ

    イタリア映画の「道」「甘い生活」など観たことのない映画の題名が並ぶ。高校生のザラついた不安定さの中に純粋さがチラついた。払拭しきれない過去を持つ少女をほわほわと描いていた。

    #ほのぼの

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    2024年01月09日
  • 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び

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    人形浄瑠璃は観たことがない。歌舞伎も現代風にアレンジされたもの以外、観たことがない。言葉が分からないと思ってるからかな。昔の話が分からないのではなくて、何を言ってるか言葉が分からないだろうから、、という先入観もあって観たことがない。
    時は江戸時代、近松半二という人形浄瑠璃の作者の生涯を、関西に居ない人は意味が分かるかなぁと思ったくらい思いっきりの大阪弁で語られるスタイルで話は進んでいく。最初はなかなか話に入っていけなかったけど、後半からはものすごい熱量が押し寄せてきて、ぐるぐるぐるぐる、渦の中に飲まれていました。物語はどこから生まれてくるのか。ぐるぐるぐるぐる渦の中に全部全部ある。
    これだけ人を熱狂させる人形浄瑠璃、分からないかもしれないけど、観てみたい。

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    2023年12月31日
  • 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び

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    歌舞伎VS浄瑠璃という世界観が熱かった。作品よりも役者に人気が出てしまうのは今の時代にも通じるところがありそう。
    芸に捧げ、人を楽しませることに命を燃やす姿がかっこいい。

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    2023年09月18日
  • 宙の家

    購入済み

    大切なものをなくすこととは

    姉と弟、母と単身赴任中の父。そして、父の母、つまり姉弟のあばあちゃんの5人家族。おばあちゃんはゆっくりと認知症が進行する。家族の認知症の捉え方が危うくて、心配になった。関わり方次第だとも思う。でも、それはかなり難しいこともわかる。おばあちゃんが亡くなった後、姉は眠さに支配される毎日を送るようになる。弟の友人とその兄との交流。ふわふわと不思議な展開であった。大切な人の死がもたらすものをしみじみ感じた作品であった。

    #シュール #切ない #深い

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    2023年08月31日
  • 戦友の恋

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    読むのが怖い、で、北上さん・大森さんともに評価が高かった印象があり、読んでみよう、となった本書。
    文庫版では北上さんの解説もあり、ベタ褒め!

    ・・・なのに、私の評価は普通、、だ。北上さんごめんなさい。
    ただ、戦友を喪った佐紀が喪失感を抱えながら、それでも自分は生きていかなくてはいけない、その静かだけど深い悲しみが胸を打つのは確かだ。
    激しい悲しみを劇的な出来事を持って描くのではなく、佐紀の日常を追いながら、日常にこそ滲む寂しさが、何ともリアルで、親しい人を喪った時の喪失感て、こんな感じだよなあ、と思うのだ。
    「喪うことに慣れた」と思っていても、月日が流れても、急に波のように寂しさが打ち寄せて来る、そんなことの繰り返しだよなあと。

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    2023年08月28日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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     明日町のこんぺいとう商店街を舞台にした群像劇の体裁で、商店街の7つの店舗の人々を7人の作家が描くアソート短編集。シリーズ4作目。

         * * * * *

     寺地はるなさんと山本幸久さんが決め手となって読むことにしました。

     自分のペースで楽しく読めたのは前川ほまれさんの「インドカレーママレード」です。タイトルの伏線回収も含めて好きな作りでした。

     大島真寿美さんの「カフェスルス」もいつもの (?) にぎやかな関西弁によく合った世界でおもしろかった。

     そして山本幸久さんの「おもちゃ屋『うさぎや』」。本巻の7店舗の人たちを見事に巻き込み、ほっこりするハーモニーを聴いているようなまとめ方。こういうゆるやかな連帯を描かせたら右に出る人はいないのではと思う出来栄えでした。

     寺地さんの「サクマ手芸店」は終盤こそ読ませるものの、それまでがダイジェストのような端折り方で、いつもの心にじわじわと浸透する感じがしませんでした。超短編は寺地さんには合わないのでしょうか。少し残念でした。

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    2024年04月01日