ナイフをひねれば

ナイフをひねれば

「われわれの契約は、これで終わりだ」彼が主人公のミステリを書くことに耐えかねて、わたし、作家のアンソニー・ホロヴィッツは探偵ダニエル・ホーソーンにこう告げた。翌週、ロンドンの劇場でわたしの戯曲『マインドゲーム』の公演が始まる。初日の夜、劇評家の酷評を目にして落胆するわたし。翌朝、その劇評家の死体が発見された。凶器はなんとわたしの短剣。かくして逮捕されたわたしにはわかっていた。自分を救ってくれるのは、あの男だけだと。〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズの新たな傑作!/解説=三橋曉

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ナイフをひねれば のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ホーソーンシリーズ4巻目!
    今のところ、これが1番おもしろかったです。
    あらすじを読んだときから期待していましたが、期待を上回るストーリーでした。
    最初から最後まで、ページをめくる手が止まりませんでした。

    今回は、現代社会の「今」を感じる場面が印象的でした。読者に訴えかけるような内容になっているの

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    ホーソーンシリーズ4作目。
    今回はワトソン役のホロヴィッツに殺人容疑がかかり、タイムリミット付きの捜査になる。なかなか面白く読めた。

    0
    2025年06月21日

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    ずっとどこに連れて行かれるのか。
    まさかの展開の予感がちりばめられており、はらはらしっぱなし。

    事件そのものは、冒頭の方に起こる。そこからの調査、探偵パートがメイン。過去に起きたことが1つずつつまびらかになるたびに、まさかまさか、と点と点が繋がる不穏な気持ちよさ!

    ラストに向けた謎

    0
    2025年02月13日

    Posted by ブクログ

    作品名を出すと両作品のネタバレになってしまうので伏せるけど、クリスティーのある1作品といくつかの重要な点がすごく似ていた。

    ある一言で「あれ?」と思って、謎解きのシーンでやっぱりあの作品と同じだったとわかった。
    でも謎解きのシーンではっきりわかったので、犯人当てには繋がらなかったんだけど(^_^;

    0
    2024年09月02日

    Posted by ブクログ

    ホロヴィッツ&ホーソーンシリーズ4作目。

    今回はホロヴィッツが容疑者になる設定でドキドキ。
    グランショー警部の胸糞が過去一悪い。笑

    0
    2025年04月09日

    Posted by ブクログ

    今回はこんな展開!?と作者の発想がすごい。
    ホーソーンが犯人を見つけたのかどうか、ギリギリまではっきりしない。哀れな状況からアンソニーを解放してあげたくて、かなり感情移入。
    アンソニー(作者)をわざわざカッコ悪く、情けなく描いている。ほんとユーモアのある人だ。
    このシリーズで1番面白かった。

    0
    2025年12月06日

    Posted by ブクログ

    作家本人が主人公で、容疑者。
    ドキドキが止まらない。
    間に出てくるインディアンの問題、少年犯罪の問題もごく自然でリアル。
    今まで4作の中でベスト。

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    作者自らが物語の道案内役をするメタフィクションの域。おもしろかった。

    犯人として追われる心情も細かくてドキドキした。

    ホロヴィッツとホーソーンの関係性も良い。

    危険な存在になっている子どもたちの大半は、大人たちのせいで苦しんでいる。本当にそうだ。

    0
    2025年07月19日

    Posted by ブクログ


    ホーソーンシリーズ第4段
    第3作でホーソーンの仄暗い感じだ出ていて心配していたが、今作では少し印象が変わる。

    ミステリーとしても、一級品。アガサクリスティを思わせる作品でもあった。(動機とか謎の大枠とか)

    それも踏まえて、ホロヴィッツとホーソーンのコンビが好き。シリーズものの良さが出てますね。

    0
    2025年04月20日

    Posted by ブクログ

    ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第四巻

    ホーソーンの秘密主義に耐えかねたホロヴィッツはコンビ解消を申し渡す。ところがその翌週、ホロヴィッツは身に覚えのない殺人容疑で逮捕されることに。しかもよりによって、第二巻で因縁のあったカーラ警部の手で。証拠の品は全て、ホロヴィッツが犯人であることを裏付

    0
    2025年02月24日

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