ナイフをひねれば

ナイフをひねれば

「われわれの契約は、これで終わりだ」彼が主人公のミステリを書くことに耐えかねて、わたし、作家のアンソニー・ホロヴィッツは探偵ダニエル・ホーソーンにこう告げた。翌週、ロンドンの劇場でわたしの戯曲『マインドゲーム』の公演が始まる。初日の夜、劇評家の酷評を目にして落胆するわたし。翌朝、その劇評家の死体が発見された。凶器はなんとわたしの短剣。かくして逮捕されたわたしにはわかっていた。自分を救ってくれるのは、あの男だけだと。〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズの新たな傑作!/解説=三橋曉

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ナイフをひねれば のユーザーレビュー

4.0
Rated 4 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    面白かった!
    ずっとどこに連れて行かれるのか。
    まさかの展開の予感がちりばめられており、はらはらしっぱなし。

    事件そのものは、冒頭の方に起こる。そこからの調査、探偵パートがメイン。過去に起きたことが1つずつつまびらかになるたびに、まさかまさか、と点と点が繋がる不穏な気持ちよさ!

    ラストに向けた謎

    0
    2025年02月13日

    Posted by ブクログ

    作品名を出すと両作品のネタバレになってしまうので伏せるけど、クリスティーのある1作品といくつかの重要な点がすごく似ていた。

    ある一言で「あれ?」と思って、謎解きのシーンでやっぱりあの作品と同じだったとわかった。
    でも謎解きのシーンではっきりわかったので、犯人当てには繋がらなかったんだけど(^_^;

    0
    2024年09月02日

    Posted by ブクログ

    シリーズ6作目。
    探偵のホーソーンと作家のホロヴィッツの関係性と言うか解決した事件を本にすることが今作から3冊決定した!ことになってしまう。ていうか物語なのか小説なのかよくわかんなくなって来る。この事件が人1人しか殺さた謎を3日で解き明かす内容で時間経過が早くて判りやすかった。ナイフをひねればってひ

    0
    2024年05月31日

    Posted by ブクログ

    〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ4作目。いま最も刊行が楽しみなシリーズの一つである。

    本書の魅力は、何といっても、現実と虚構がごちゃまぜになったメタ性にある。作者のホロヴィッツが探偵ホーソンのワトソン役で登場し、ホロヴィッツの周囲の人物や出来事がことごとく実名で描かれるのである。

    お世辞にも

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

    ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第4弾。安定の読みやすさと面白さだった。今回は他でもない、語り手のホロヴィッツが序盤から大ピンチに陥って、ホーソーンの助けが必要になるという、これまでとはちょっと違う展開だった。
    このシリーズは実在の場所も多くて楽しい。事件の舞台になるボードヴィル劇場(Vaudevi

    0
    2024年04月07日

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