ナイフをひねれば

ナイフをひねれば

「われわれの契約は、これで終わりだ」彼が主人公のミステリを書くことに耐えかねて、わたし、作家のアンソニー・ホロヴィッツは探偵ダニエル・ホーソーンにこう告げた。翌週、ロンドンの劇場でわたしの戯曲『マインドゲーム』の公演が始まる。初日の夜、劇評家の酷評を目にして落胆するわたし。翌朝、その劇評家の死体が発見された。凶器はなんとわたしの短剣。かくして逮捕されたわたしにはわかっていた。自分を救ってくれるのは、あの男だけだと。〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズの新たな傑作!/解説=三橋曉

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ナイフをひねれば のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    作品名を出すと両作品のネタバレになってしまうので伏せるけど、クリスティーのある1作品といくつかの重要な点がすごく似ていた。

    ある一言で「あれ?」と思って、謎解きのシーンでやっぱりあの作品と同じだったとわかった。
    でも謎解きのシーンではっきりわかったので、犯人当てには繋がらなかったんだけど(^_^;

    0
    2024年09月02日

    Posted by ブクログ

    シリーズ6作目。
    探偵のホーソーンと作家のホロヴィッツの関係性と言うか解決した事件を本にすることが今作から3冊決定した!ことになってしまう。ていうか物語なのか小説なのかよくわかんなくなって来る。この事件が人1人しか殺さた謎を3日で解き明かす内容で時間経過が早くて判りやすかった。ナイフをひねればってひ

    0
    2024年05月31日

    Posted by ブクログ

    〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ4作目。いま最も刊行が楽しみなシリーズの一つである。

    本書の魅力は、何といっても、現実と虚構がごちゃまぜになったメタ性にある。作者のホロヴィッツが探偵ホーソンのワトソン役で登場し、ホロヴィッツの周囲の人物や出来事がことごとく実名で描かれるのである。

    お世辞にも

    0
    2024年05月12日

    Posted by ブクログ

    ホーソーン&ホロヴィッツシリーズ第4弾。安定の読みやすさと面白さだった。今回は他でもない、語り手のホロヴィッツが序盤から大ピンチに陥って、ホーソーンの助けが必要になるという、これまでとはちょっと違う展開だった。
    このシリーズは実在の場所も多くて楽しい。事件の舞台になるボードヴィル劇場(Vaudevi

    0
    2024年04月07日

    Posted by ブクログ

    少しずつホーソーンという人物の謎が分かって面白い!
    犯人は全然分からなかったけど
    真相まで中々辿り着けずはがゆかった。

    0
    2024年11月09日

    Posted by ブクログ

    アンソニーとホーソーンのシリーズの中で一番好き。
    正直途中で犯人はわかっちゃったけど、ホーソーンのバックグラウンドと、事件の原因が重なり合って、やるせないというか切ないというか、今までと違う読後感。
    事件は1巻ごとに完結するけど、ホーソーンの謎は巻を追うごとに少しずつ明かされていく続き物の面もあるの

    0
    2024年10月30日

    Posted by ブクログ

    これは「ホロヴィッツ祭」だ。祭を見学し、時に参加して共に汗を流しながら、思い切り楽しんでいただきたい。ホロヴィッツが脚本を手がけた舞台を酷評した劇評家が殺され、殺人の濡れ衣が着せられる。そして当然、ホーソーンが彼を救うのである。読後は「祭りの後」。早く次作が読みたい。

    0
    2024年10月19日

    Posted by ブクログ

    最後の舞台上での犯人当ての場面が、ホーソーンが一番"探偵"らしく謎解きをしてて良かった。しかもそれを後々小説にすることを想定してやったと言わせる、徹底したメタフィクションの仕掛け。

    ミステリの中身は正直ストーリー本位で読者が推理できるような余地はあまりないけど、それはこの小説の

    0
    2024年10月09日

    Posted by ブクログ

    シリーズ4作目。

    前作のオルダニー島での事件が解決し、当初予定していた3冊の本の目途がついたところで、ホロヴィッツがホーソーンに契約の更新はしないことを告げるシーンから物語は始まる。考え直すように説得するホーソーンを振り切り、彼の家を後にするホロヴィッツ。コンビは解消だ。
    もう彼らのシリーズを読む

    0
    2024年09月11日

    Posted by ブクログ

    割と安心して読めるとは言え今回はホロヴィッツが逮捕、しかもかなり不利という状況。
    そんな時頼るのは、仲が良いのか悪いのか分からないけどやっぱりホーソーン。
    私は鈍すぎるので犯人は今回もわからず。
    今回はホーソーンと言う人物について少しだけ知ると言うオマケもあり(探るのは頂けないけども)

    0
    2024年08月30日

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