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Posted by ブクログ
調子が良かったので前作から続けて読めた。
相変わらず語り手はほどほどに卑屈で適切に察しが悪くリアルに自分本位で人間味があるなぁ。覗き見をしてでも画像は消すとことか読者を引かせつつ見放すラインをぎりぎり超えないいい描写と思う。
本編は慣れもあり断片的な謎も「たぶんこういうことかな」という予測も立てられつつ裏切りや予想の外れも塩梅が良く心地よい。犯人当ては不可能、は言いすぎか。いくつかの知識が必要。
ホーソーンのことが少しずつわかってきて続きも気になるが、もう少し開示されてもいいかなぁという印象。語り手にも「明かしてやろう!」という気概があるわけでもなく、そのために懐柔する手練手管があるわけでもないことはもうわかってしまったので、ここから先も神の見えざる手による天啓のようなカタチで開示されていくことが予感されるので、次の作品をすぐ読むモチベはあまりないかな。でもとても快い体験ができるシリーズなので、読書から遠ざかりそうになったらまた読もう。
Posted by ブクログ
ホロヴィッツが書いた劇を酷評した劇評家が殺された。
逮捕されたのはホロヴィッツ。
自分を救ってくれるのはホーソーンしかいない。
ホーソーンとホロヴィッツシリーズ第4弾。
*
シリーズの中で一番読みやすかった。
スピード感もあったように感じる。
どこまでも貧乏くじを引いてしまうホロヴィッツが気の毒で、でもホロヴィッツ自身が書いているからこそ面白く読めてしまう。
『カササギ殺人事件』のことがちょいちょい出てくるのでワクワクが一層掻き立てられる。
そして、読みながらずっとクリスティの『象は忘れない』が頭をチラチラよぎった。
クリスティの匂いがするのはうれしい。
ホロヴィッツ作品をやめられないところでもある。
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小説・文芸
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