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自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は自分が殺されると知っていたのか? 作家のわたし、アンソニー・ホロヴィッツは、ドラマ『インジャスティス』の脚本執筆で知りあったホーソーンという元刑事から連絡を受ける。この奇妙な事件を捜査する自分を本にしないかというのだ。かくしてわたしは、きわめて有能だが偏屈な男と行動をともにすることに……。ワトスン役は著者自身、謎解きの魅力全開の犯人当てミステリ! 7冠制覇『カササギ殺人事件』に並ぶ圧倒的な傑作登場。/解説=杉江松恋
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■非常に面白い
アンソニー・ホロヴィッツ作品を読むのは『カササギ殺人事件』に次ぐ2冊目。
本作はカササギ殺人事件のように「構造」が複雑ではなく、文章が非常に読みやすく、解決編での説明もわかりやすく、ホーソーンとアンソニーのキャラが良く、かつ遊び心があり、最初から最後まで楽しく読めた作品。
フーダニットはズバリ当てられたが、道中の推理についてはホロヴィッツの思惑通りまんまと引っかかったw
■ホームズとアガサ・クリスティ
探偵役ホーソーンはまさにホームズ、作家アンソニーはまさにワトスンといった感じで、リスペクトが感じられる。
また、作風はアガサ・クリスティっぽく、手がかりが散りばめられ、関係者全員と会話し、ミスリードやダブルミーニングが用意されている点もそっくり。
キャラクターはホームズ、作風はアガサ・クリスティっぽいな、と感じた作品。
Posted by ブクログ
らの葬儀の手配をした当日、資産家の婦人が絞殺される。彼女は殺されることを知っていたのか?作家のわたし、アンソニー・ホロヴィッツは、テレビ・ドラマの脚本執筆で知り合った元刑事のホーソーンから連絡を受ける。この奇妙な事件を捜査する自分を描かないかというのだ……。かくしてわたしは、きわめて有能だが偏屈な男と行動をともにすることに……。7冠制覇『カササギ殺人事件』に続く、ミステリの面白さ全開の傑作登場!
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犯人が判明した瞬間から、衝撃的展開。
「カササギ殺人事件」を読んでから、ハマってしまったアンソニー・ホロヴィッツの作品。
やっぱり面白い。
Posted by ブクログ
葬儀社に自らの葬儀プランを予約して立ち去った女性ダイアナが、そのわずか数時間後に自宅で何者かに絞殺されてしまう。
ダイアナの過去を調べるうち、10年前に起こした死亡ひき逃げ事故が浮上する。裁判で彼女に拘禁刑が科されなかったことを恨む遺族の復讐なのか?それとも別の犯人がいるのか?
この謎に挑むのは、元刑事の探偵ホーソーンと、語り手である作家ホロヴィッツのコンビ。
複雑に絡み合った人間関係や愛憎を解きほぐしながら真相に迫っていくのだが、とにかく伏線が多く、怪しいと思った箇所には付箋を貼っておかないと読み返すのが大変なほど緻密に作られている。
本作は正統派の本格ミステリでありながら、著者本人がワトソン役として登場するメタフィクションでもあるため、物語と現実の境界が曖昧になるところが非常に面白い。
また、本筋の推理と並行して、秘密主義なホーソーンという人物の素性が少しずつ明らかになっていくプロセスも、もうひとつの大きな楽しみだ。
あと、山田蘭さんの翻訳はとても読みやすくていいですね。
Posted by ブクログ
シリーズものに手を出してしまった。ホーソーン&ホロヴィッツシリーズの楽しみ方を完璧に教えてくれる一冊という感じだった。
緻密に隠された伏線と読み手にもフェアで驚きはあるけれど突飛すぎない結末で楽しかった。文章も読みやすく、ホーソーンのキャラクターがとてもいい仕事をしている。
登場人物は少し多めだけど、役割がはっきりしている分混乱はしなかった。
古典ミステリーと近年の読みやすく感じる本とのいいとこ取りのような作品。
強いて言えばちょっと長い。ちょっとここ読み飛ばしてもいい?って思うような描写がちらほらある。でもそういうところにこそ大事なことが書かれていたりもする。
一から読み直して伏線を味合うには少し長すぎるところだけが残念だけど、次作以降も楽しみ。追いつきたい。
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小説・文芸
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