窪美澄の作品一覧
「窪美澄」の「ふがいない僕は空を見た(新潮文庫)」「ぼくは青くて透明で」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「窪美澄」の「ふがいない僕は空を見た(新潮文庫)」「ぼくは青くて透明で」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
カリタス女子高等学校卒。『ミクマリ』でR-18文学賞大賞受賞。受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』で2011年に第24回山本周五郎賞受賞、第8回本屋大賞第2位となり、映画化もされた。その他作品に『晴天の迷いクジラ』、『クラウドクラスターを愛する方法』、『よるのふくらみ』などがある。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
Posted by ブクログ
「私たちが日本の社会に受け入れてもらうために、どんな苦労を乗り越えてきたか、おまえにわかるか?少しずつ積み上げてきたものを同じ国の仲間が蹴り崩していく、そのくやしさがわかるか?」
様々な国にルーツを持つ人が住む巨大な団地で暮らす、中学2年生の女の子とその母、
そしてクラスメイトでベトナム人の男の子の物語。
団地や学校の閉塞感、
多国籍な環境で過ごす中学生の鬱屈としたままならなさ、外国の人が日本の学校で学んだり働いたりすることを難しくする貧困や差別。
細やかな描写に、胸が苦しかった…
国籍の違いはもちろん、
学びに来ている人、働きに来ている人、
移民として海を渡った人、
二世三世として日本で生まれ育った人、
帰る国がある人ない人。
「日本に住む外国人」とひとくくりに言っても
抱えているものは、その人の数だけある。
分断が深まっていくなかで、
少しの想像力を働かせて、
背景や構造を見ることを
自分はサボっていないか?
省みずにはいられない本でした。
今、読む意味のある1冊だと思います。
Posted by ブクログ
少し欠けていても生きているだけで十分価値があると伝えてくれるお話し。
殻にこもってしまいがちだけど、ゆっくり時間をかけることで人の優しさに触れることで、人と関わるのも悪くないと思える瞬間くる。
まさにその通りだと思う。
それぞれのペースで生きていく。
心温まる優しさで溢れた本でした。
◾️心に残った文章
人間は完全な丸ではない。
完全な丸なんて目指さない。僕は欠けた月のまま生きていくのだ。
欠けた場所にはきっと恋人が光を投げてくれる。
僕も光を投げかける。
どんなに仕事をしていても珈琲いっぱい飲む余裕がないと続かない。
突っ走ってばかりだといつかポキっと折れてしまう。
Posted by ブクログ
ふがいなさを抱えながら生きていく、5人の視点で語られる物語。
動揺、平穏、再び訪れる憂鬱。その繰り返しを、受け入れるでも、拒絶するでもなく、なんとかやりこながら過ごしている。
ジェットコースターのようなアップダウンで幸せと不幸がやってくる訳ではなく、それらはマーブル模様のように渦巻いて暮らしの中に共存している。
その渦の中に、一緒に漂ってくれる存在が5人それぞれにいることで、心救われる思いがする。一方で、救う側の人間にも渦巻く過去や思いがあることが明かされていく。(リウ先生の過去は仄めかされていた程度で続編が気になるところ)
視点が変わることで、立体感をもって描かれる登場人物の姿や、安易な結末に陥らないストーリーのリアルさが、新しいタイプの読後満足感をもたらしてくれた。