月村了衛の作品一覧
「月村了衛」の「機龍警察」「腐魚の海」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「月村了衛」の「機龍警察」「腐魚の海」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学第一文学部文芸学科卒。2010年『機龍警察』で小説家デビュー。『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞を受賞。『機龍警察 暗黒市場』、『機忍兵零牙』、『一刀流無想剣 斬』などの小説作品を手がける。テレビアニメ脚本も脚本で『ミスター味っ子』、『少女革命ウテナ』など多数手がける。
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Posted by ブクログ
巻がすすむごとにますます濃密なドラマ、それも闇のドラマ色が強くなっている。
今回は子供の人身売買(それも臓器売買)がテーマ。
実際にそういう売買があるのは耳にすることだが、それにしてもこうやって書きこまれると、小説の中だけとは片づけられない(日本でも年間3万人以上の人が行方不明になっているし…)。
そのノンフィクション世界の中に、現実をベースにした虚構の政治・経済・警察官僚の癒着や闘いを描き、その中心にフィクションである”機龍警察”がいるという構図が見事に出来上がっている。
毎回、”敵”との闘いを描きながら、必ずメインキャラの過去も含めて濃厚にそのドラマが描かれるが、今回は何とほぼ敵キャラのクワン!
テーマとも重なり、その陰影のあるキャラの凄惨な過去がじっくりと描きこまれている。
前半は機龍の登場はほとんどなく、緻密な警察小説の趣だが、終盤の怒涛の展開は非情な結末に向かって盛り上がる。
”敵”との決着がついたわけではないが、収まり方からも第1部終了、と言う感じがする。
もちろん、新メンバーも加わって今後の展開も楽しみ。
それにしても、ますます文章の練度が高くなっており、娯楽小説の範疇で、このレベルの作品は大沢在昌の「新宿鮫」シリーズ位では?
Posted by ブクログ
読書備忘録1030号。
★★★★★。
なんでしょうねぇ。この読後感。
ザッツ!ユーリ・オズノフ!としか言いようがない。
そして、ザッツ!警官の矜持!
備忘用あらすじは要らね~!
本の紹介。
「元ロシア警官のユーリ・オズノフ警部は、警視庁特捜部との契約を解除され武器密売に手を染めた。そんな中特捜部は、近々ロシアマフィアによる有人搭乗兵器の見本市が行われることを察知するが……。」
そんな訳ないやん!
ネタバレでもなんでも無く、"潜入捜査間違いなし"って100人中100人が思うやん。
ロシアマフィアによる機甲兵装の闇マーケットが実施される訳ですね!だからロシア人のユーリが潜入するのね。
なるほど。で?
とんでもない物語でしたわ(T_T)(T_T)(T_T)。
なんなん!これ!
なんなん!ユーリ!なんなん!ダムチェンコ班長!
なんなん!由起谷!夏川!警官の矜持、警視庁バージョン!
なんなん!緑ちゃん!最後のファインプレー!
なんなん!沖津!最後、渡会に手錠を渡すシーン!
★こっからネタバレ★
未読のみなさまさようなら!
物語の多くのページを割いて描かれるのはユーリの少年時代から沖津にスカウトされるまでの過去。
同級生のロシアン・マフィアの息子との関わり・・・。灯火と影という。
どのようにユーリは警官の矜持を持つようになったのか・・・。
モスクワの警官時代に受けた壮絶な裏切り・・・。
指名手配を逃れて暗黒世界を彷徨ってきたユーリ・・・。
それでも裏切りの真実を探して・・・。
洒落たスーツで必然的に表れた沖津部長!君をスカウトしたい。と!
そしてなんと、モスクワ時代の過去が合わせ鏡のように現代暗黒市場として再現される!
明かされる裏切りの真実!
という面白くない訳ないストーリーです。
そして備忘キーワード!
モスクワ民警「最も痩せた犬」班、痩せ犬の7ヶ条!
6人のメンバーが。
「一つ、目と耳と鼻を決して塞ぐな」
「一つ、尻尾は決して巻くな」
「一つ、相手の目を惹かず、相手から目を逸らすな」
「一つ、凍ったヴォルガ川より冷静になれ」
「一つ、自分自身を信じろ」
「一つ、見方を変えて違う角度から見ろ」
最後の一つは・・・。
「まっすぐに生きろ!」
そして、もうひとつ。
犬である。
警官の矜持としての犬の意味。
ユーリの左手グローブの意味。負け犬。
機龍兵バーゲストの意味。イングランドの魔犬として蘇る!
さらに、もうひとつ。
やっぱり、闇マーケット会場でのドンパチは読みごたえ満点!
瀕死のユーリがアグリメントモードでバーゲストを駆る場面は心拍160越え!
そして11歳からユーリが背負ってきた闇を沖津は報告書という形で魂の浄化をさせるくだり。もう沖津さまぁ!と胸アツです。
はい。泣くね。これ。
PS.
3作読んで、なんか姿さんのバックグラウンドが弱い。
第1作である程度は語られたけど、第1作は言ってみれば物語の構造紹介の意味合いも強かったので姿さんにフォーカスされていた訳ではなかった。
それに比べて、自爆条項のライザの罪と贖罪の物語。今のライザを形作っているものがはっきりした。
そして今作。ユーリの弱さや影、どうしても捨てきれない警官の矜持が描かれた。ユーリはとにかく人間味あふれている。だから弱い。だから強い!が描かれた。
姿さんは?
誰か教えて。
Posted by ブクログ
プロローグ
出逢い…
本書は、氏の『地上の楽園』でのレビューにて初コメのブク友さんからご推奨いただいたのがきっかけで知り得た作品だ!
また、その後師匠やシン様より熱烈な推しもあって手に取ってみたのだが…
本章
『機龍警察』★5
なんと、月村了衛氏のデビュー作であるのだが、
面白いなんてもんじゃない
ジャンル的には、非常に複雑である
冒険ミステリーにバトル系のSFを足したような、男子大好き系の内容だ
映画というか、アニメ化されたら最高にフィットするし、いろんな元ネタ感満載(よい意味で)のシリーズ物である
デビュー作で、シリーズ化を意識した1巻となっており、勿論次作が楽しみだし、相当自信が無いと書けない、根底となるデビュー作なのだ
シリーズ第一作目が、今後のシリーズのプロローグ的な役割も成していると思われることから、何となくだが、ハヤカワから何冊かの契約を結んでいたのかもしれないと想起してしまうのである
いずれにしても、今後楽しみなシリーズがまた舞い降りちまった
読み終えて、そう思った!
エピローグ
で、本日人間ドック
視力も年々衰え、肝機能、尿酸値の値もHとかLという赤文字のアルファベットが並んでいる
最後の問診で、先生にも偏った食事等を指摘され、たいそう絞られた次第である
ところで、HとかLってなんだ!!?
なんで、先生に確認しなかったんだろう!!?
最後にそうも思った(¯―¯٥)8v♪
完