月村了衛の作品一覧
「月村了衛」の「地上の楽園」「虚の伽藍」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「月村了衛」の「地上の楽園」「虚の伽藍」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
早稲田大学第一文学部文芸学科卒。2010年『機龍警察』で小説家デビュー。『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞を受賞。『機龍警察 暗黒市場』、『機忍兵零牙』、『一刀流無想剣 斬』などの小説作品を手がける。テレビアニメ脚本も脚本で『ミスター味っ子』、『少女革命ウテナ』など多数手がける。
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さすが月村了衛といった作品。
宗教団体の末端の立場にあった凌玄が、一つの案件の裏を探ったことで上から潰されそうになる。
そこに目をつけた京都の闇社会のフィクサーである
和久良に引き込まれ、暴力団組織の若頭と共に悪事に手を染めていく。
初めは仏教を救うため、自身の窮地のために悪事に
加担していき、どんどんと組織の上部に出世してい
く。
関東圏の暴力団組織からも目をつけられるが、持ちまいの口の巧さや根回しでトラブルを回避する
二部では、時が過ぎて廃寺で仏像が何者かに盗まれる事件が起こり、凌玄の立場が怪しくなる
凌玄がだんだんと変わっていく描写がリアルに描かれていく
この手の物語は、決して主人公に
Posted by ブクログ
日本在住の北朝鮮籍の人が『帰還事業』で1959年12月14日の第一次船から1984年まで約9万人、集団移住した話です。とにかく強烈な追体験ができます。3部立てとなっていて、1部は第一次帰還の前に、日本に住み帰還を勧めていた側の在日高校生の目線で語られます。この部分が一番話も進まないし、移住しても絶対に幸せにならない未来を私たちは知っている上、当時の非人道的な在日差別を追体験し、読むのが辛いです。
第2部は1部で語り手だった孔仁学の親友、勇太が体験していく、移住後の帰還者たちの暮らし。とにかくここが壮絶を極めているので、恐ろしいのに読む手を止められません。そして、短めの第3部は日韓共同開催ワール
Posted by ブクログ
1959年から開始された北朝鮮への帰還運動による悲劇をめぐる在日朝鮮人の青年二人の物語。
日本国内での、在日朝鮮人に対する執拗ないじめ、勉学に励んだところで就職先もない、健康保険に入れないから病院にもかかれないなどの、絶望的な状況があったところへ、「地上の楽園」北朝鮮への帰還事業が始まった。
これには、朝鮮総連のみならず、共産党、社会党、自民党の超党派の議員、その上、マスコミもこぞってこの事業を賛美する。
優秀な高校生である孔仁学は、北朝鮮を礼賛する本に影響を受けた上、総連にそそのかされ、この運動にのめり込み、多くの人を北朝鮮に送り込むのだった。
あまりの悲惨さにページを捲る手が止まらず一