ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
8pt
警視庁組織犯罪対策部の沢渡と滝本組幹部の波多野は、組織に追われる中国人女性を見殺しにした深いトラウマを抱えていた。そんな二人のもとに中国黒社会の新興勢力「義水盟」の沈が現れる。黒社会の大組織・天老会に追われているカンボジア女性サリカを匿ってほしいと沈から頼まれる二人。サリカは天老会の最高機密を握っているらしい。やがて二人は背後に黒社会の大組織と癒着する国家権力の影を嗅ぎ取るが……。ダークな味わいの傑作長編警察小説。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
<黒警> さえない警察官、沢田。彼は舞踏はヤクザの波多野との腐れ縁だった。そんな彼らに、中国の大物マフィアが、「ペンママ」という女性を匿ってほしいと要請してくる。 だが、匿った直後殺される波多野と女性。 その復讐のため、沢田と大物マフィアは一芝居思いつく。 <感想> 月村氏らしく、テンポよ...続きを読むく読ませる。 前半から中盤にかけて、徐々に変わっていく主人公の心情のグラデーションがおもしろい。 最後もリベンジものとして気持ちよく読めた。
うだつのあがらない警察と中国人が義兄弟になり、腐敗した警察と戦う話。月村了衛にしてはサラッとしている印象だった。
面白かったが、刑事とヤクザの繋がり、黒社会との繋がりにもっと深みみたいなものがあったらもっと良かった感じです。★3.5の感じで★4です。
のっけからやる気のない主人公に先行きの不安を感じましたが、話が転がり始めるとそんな心配も吹き飛び、気持ちのいい結末に向かってページをめくる手が止まりませんでした。ただ、少しだけご都合主義が鼻につく場面があったので★一つ減点。
腐敗した警察の上層部に戦いを挑む男達の物語。 警視庁の組織対策部の沢渡は、警察官としての誇りもプライドも失われ、惰性に仕事をする毎日。 中国人たちによる大規模な偽ブランド販売組織を壊滅するため、沢渡は捜査に着手するも、命じられたのは「らくがきペンちゃん」という子どものキャラクター商品の偽物さ...続きを読むがし。 捜査をしていくと、ペンちゃんの販売に関わる沈という男が浮上し、中国人裏社会の抗争と警察との癒着の黒い影が。 腐れ縁のヤクザの幹部・波多野も巻き込み、事件のカギを握る女をかくまうが。。。 沈と契りを交わし、警察の異分子となった沢渡が、組織の腐敗に立ち向かう。 前半の説明が間延び感を出してしまい、シリーズモノだったら次を読もうと思ったけど、次作は出てないですね。 是非、続編を期待します。
もっとドロドロしたものを想像していたけれど、さらっとしていた。全体的に軽い印象を受けた。 最後、ペンママのコピーとかを利用したりするのかと思って、ど派手なエピローグを期待してしまったけれど、思わぬ解決策で終了。少し物足りなかったかも… でもキャラはそれぞれ魅力的。 沈さん、ものすごくクールな人かと...続きを読む思っていたけれど、ちゃんと人間らしさがあってほっとした(笑)
おもしろかった、 が、「士漠の花」ほどではなかった。 黒い、警察、な人ができあがるまで。 なにか大きな流れの前段階、といった感じ。 あのヤクザの人が早々にあっさり殺されてしまったのにびっくり。 重要な鍵を内心バクバクもんで証拠品横取りするシーンに最もドキドキハラハラ。なんとかやりきった瞬間は一緒...続きを読むにほおっと息を吐いた。 これといったドンパチシーンもなかったので、 やはり山場はあそこだったような気もする・・・。 これからの黒に染まった刑事さんの活躍に期待。 続きがあるなら読んでみたい
良かった。やっぱり正義は勝つべきだ。 この作品十分かっこいいけど、他の方のレビューみると『機龍警察』がもっといいんだ!読んでみよう。
内容(「BOOK」データベースより) 警視庁組織犯罪対策部の沢渡と滝本組幹部の波多野は、組織に追われる中国人女性を見殺しにしたトラウマを抱えていた。そんな二人のもとに中国黒社会の新興勢力「義水盟」の沈が現れる。黒社会の大組織・天老会に追われているカンボジア人女性サリカを匿ってほしいと沈から頼まれる二...続きを読む人。サリカは天老会の最高機密を握っているらしい。義侠心に富む波多野はサリカを隠れ家に匿うことになるが…。トラウマをもつ無気力警官、武闘派ヤクザ幹部、そして若き黒社会の首領が交錯するとき、漆黒の闇に潜む巨悪が顔を覗かせる―『機龍警察』の著者による書き下ろし長篇警察小説。
月村良衞さんの作品はどれも読んでも影のある人間が主人公。そしてほぼ自分好みの展開になるので安心して入り込める。今回はロボット?が出てこない分、人間が濃く描かれている。しかも最後はまさに溜飲の下がる思いの結末。惜しむらくは黒幕(悪役)をもっと憎たらしく描いて欲しかった。憎々しい悪があってこその正義だか...続きを読むら。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
黒警
新刊情報をお知らせします。
月村了衛
フォロー機能について
「朝日新聞出版」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
土漠の花(1)
悪の五輪
暗鬼夜行
槐(エンジュ)
怪と幽 vol.020 2025年9月
影の中の影(新潮文庫)
“勧善懲悪”大いに結構 西部劇は男のロマン
ガンルージュ
「月村了衛」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲黒警 ページトップヘ