ブレイディみかこの作品一覧
「ブレイディみかこ」の「それはどこでも起こり得る 壊れゆく世界への抵抗」「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
『僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読んで、ブレイディみかこさんの本をもっと読みたくなり、小説ジャンルから本書を手にした。
ストーリーは主人公の少女、ミアの厳しい日常と、彼女が手にして読み進める、日本の大正時代の活動家、金子文子の自伝とを交互に行き来しながら進む。どちらも貧困で、家族にも恵まれず、厳しい。そして、ミアの日常は、『僕はイエローでホワイトで…』で描かれる現代イギリスと地続きで、登場人物たちにもどこか既視感を感じる。
ミアやウィルや、ゾーイに、『僕は…』で垣間見られた著者自身や息子さんや配偶者、近所の素朴な人たちの横顔を感じる、それだけにシングルマザーの母親が依存症や精
Posted by ブクログ
多様性とか格差といった社会問題が色濃く出てはいるものの、社会派ノンフィクションというよりも、日常系エッセイという感じで、テンポよく読めた。今の英国(といっても既に7年前だが)が、こんなことになっているのかという驚きもあった。
タイトルだけ見て、主人公に人種の問題に悩む可哀そうな少年を想像していたが、むしろ頼もしい少年であった。というより、この息子さん、人徳がすごい。日本人の僅かな価値観の違いに振り回されているようなオジサンが心配する必要など全くありませんでした。すみません。
筆者であるお母さんの影響も大きいんだろうな、とも思う。文庫解説に「ブレイディさんは自分の息子を一人の人間として信用し