あらすじ
読み違えることで(そして時にわかり合うことで)物語は生まれ、世界は広がる。
人生は不完全な(だからこそしばしば面白い)伝達ゲームであることを示してくれる本。
――柴田元幸
英国の海辺の町に留学した僕。間借り先の人情味あふれる大家さんには秘められた過去があるようだ。
変わりゆく社会を背景に個性豊かな周囲の人々との日々を描く、あたたかくて少し苦くてさわやかな長編小説。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
多様性という言葉だけでは言い表せないほど
心に響く作品でした。
主人公の僕や大家さんをはじめ
登場人物それぞれの価値観や生き方を
特別なものとしてではなく
一人ひとりの「その人らしさ」として描いているところが
とても印象的でした。
わかり合うことの難しさと温かさを
すくい上げた「誤訳」の物語。
そして、悩みながらも一歩ずつ進んでいく僕の姿に
エールを送りたくなりました。
年代を越えて、多くの方に手に取っていただきたい一冊です。
*NetGalleyを通じて、読ませていただきました。