明石書店作品一覧
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-東西の映画・映像作品を通して、さまざまな社会問題に絡めて、これからの日本のあり方を問う。 戦争や原発、差別、貧困、ジェンダー、基地問題など、これまで顧みられなかった問題を中心に広く社会を見渡す、異色の映画ガイド。
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-新しい「学びの時代」に向かう今。新時代の学びを支えるICT教育をどう有効活用し、また何を注意するべきか。 2013年から「反転授業」 を実践してきた著者は人間を中心に据えた教育本来の姿に着目し、変わりゆくICT教育の実践に対応する知見を21の提言にまとめた。
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-ソーシャルワークにおける哲学、価値、倫理とは何か――。 社会福祉の実践的な課題を哲学の問題に結びつける本書は、専門職としてのソーシャルワーカーのあり方を考える上での道標となる。 ソーシャルワークにかかわる教員、学生、実践者のためのテキスト。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大好評を博した『医療通訳学習テキスト』の続編。ニーズが急速に高まるベトナム語・タイ語が加わり計8ヶ国語に対応。 現場で求められる診断、検査、治療の基礎知識も新規に追加。身体のしくみを学ぶことで、さまざまな病気の知識を身に付けられる、研修や自己学習に最適な医療通訳従事者必携の書。
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3.3恋愛と治療、結婚と回復……。症状に苦しみながら、当事者たちはどうリカバリーし、そしてパートナーと出会ったのか。 恋愛や結婚に不安をもつ当事者の方、また周囲で支える家族や支援者の方向けに、当事者と専門家がチームを組み、時に優しく時に真剣にアドバイスを贈る。
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3.0外国人就労拡大への大転換、共生に正面から向き合うとき “外国人に優しい社会は他者に寛容な社会につながる――“ 政策の大転換に影響を与えた書籍の増補版刊行! 書評掲載・メディア紹介多数! 早稲田ジャーナリズム大賞(2017年) 新聞労連ジャーナリズム大賞優秀賞(2018年)W受賞! 「労働力を受け入れたつもりだったが、来たのは人間だった」。私たちの側には、彼らを人間として見、人間としてつきあう準備がまったくできていない。そして、この多様性を拒絶し、周縁に押しやって、見て見ぬ振りをする姿勢自体が、この国の経済や政治や文化が活力を取りもどす機会を失わせているのではないか、という指摘は鋭い。 ――吉岡忍氏(作家/早稲田ジャーナリズム大賞選考委員・授賞理由より一部抜粋) 外国人労働者受け入れへの一大転換と言える改定入管法が2018年に成立、翌年に施行されたが、政府の本音と建前の乖離は依然として埋まらない。大手メディアとして、いち早く外国人労働者との共生を問い大反響を呼んだ初刊版に、改定入管法施行前、施行1年後、ネパール再訪の連載を加え大幅増補。共に暮らす隣人を直視した現場からの報告。
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-現在、日本人学校は世界50か国以上に約90校、補習授業校は同様に約200校ある。 本書は、海外で学ぶ子どもたちの歴史から現状までを概観し、グローバル化により海外で学ぶ子どもたちも多様化する中、日本人学校、補習授業校で行われている最新の教育実践を豊富な事例を踏まえ詳述する。 日本人学校で行われている論理的思考力、創造的思考力などのグローバルな能力育成や、国際結婚家庭の子どもの母語や母文化をいかしたバイリンガル・バイカルチュラルな子どもの育成などの取り組み、また、補習授業校においては、英語力も日本語力も違う子どもたちがともに学ぶためのカリキュラム開発とその実践に向けた取り組み等を紹介。
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4.0人口減少と少子高齢化は日本にとって最大の危機であることは周知の事実であり、経済、社会、あらゆる分野に影響をもたらす課題である。 政府は地方創生などの政策を行ったものの、成果は上がらず、逆に想定よりも速いスピードで人口減少が進んでいる。ちなみに2020年代には従来以上の人口減少が予想され、その後はさらに 人口減少は加速していく。 そのような中、2018年末に政府は入管法の改正を行い、翌年4月から新たに外国人受入れ政策を開始した。政府は移民政策ではなく、人手不足解消を目的と主張するが、これを皮切りに在留外国人の増大は本格化し半永久的に続くと想定される。 本書は、筆者の体験にもとづく政策転換の政治の舞台裏を明らかにするとともに、中長期の視点から移民受入れの未来予測を 成功例の ストーリーとして示す一方、 人口減少が激化しレジリエンスが低下するポストコロナ時代こそ本格的な移民政策への移行のチャンスとして日本の歩むべき道を提示する。
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3.5いま、仕事の質を変えるとき 欧米のIT業界が長く牽引してきたリモートワーク。そこで蓄積された膨大なメソッドは、他業種にも多くのヒントを与えてくれる。第一人者が初級者、中級者、マネジャーに伝える、最先端の方法論。 上意下達・ピラミッド式の従来の日本企業像をそのままに踏襲する「テレワーク」ではなく、社員の自律性と快適さを重視する真の新しい働き方としての「リモートワーク」を、豊富な実例とともに提示する。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界に働きかけ、世界を変革するための学びをどうつくりだすか。7か国1,200校が参加する「ディープラーニングのための新しい教育法(NPDL)」プロジェクトの理論と実践を簡潔に整理し、学校からシステムレベルに及ぶ包括的な教育変革の道筋を示す。 人類全体として、数多の危険と機会を強く認識しながらも、対処法と起こりうる結果についてこれほど不確実な時代がこれまであっただろうか? 教育の役割に関するパウロ・フレイレの助言を聞き入れる必要があるとすれば、それは今である。 世界に働きかけ、世界を変革することで、個人としても集団としても、より充実した豊かな生活という新たな可能性に向かって進んでいく。 ――パウロ・フレイレ『被抑圧者の教育学』まえがきより 最良の学びを実現し、教育と人類の未来の最善の深化をめざすディープラーニング。「世界に関わり世界を変える」を中核的なテーマに据えて、6つの要素からなるグローバル・コンピテンシー(6Cs)――キャラクター、シティズンシップ、コラボレーション、コミュニケーション、クリエイティビティ、クリティカルシンキング――の獲得と育成を基盤とし、学習プロセスを再デザインすることで、学習者だけでなく、学校現場や家庭、地域社会・学区、政策レベルをも包括したシステム全体の変革をめざす。 本書は、教育改革の世界的な権威、マイケル・フラン率いるグローバルなパートナーシップ「ディープラーニングのための新しい教育法(New Pedagogies for Deep Learning, NPDL)」による教育実践とその理論的基盤について簡潔に整理する。すでにディープラーニングを導入している世界7か国(オーストラリア、カナダ、フィンランド、オランダ、ニュージーランド、米国、ウルグアイ)の約1,200校による実践事例とその成果を豊富に紹介し、ディープラーニングとは何かを定義するだけでなく、複雑なシステム全体の変革をどのように実現し、すべての生徒のために学習をどのように変革するかという課題を取り上げる。そして、現実世界と正面から向き合う真正の学習によって、すべての学習者が、変化の激しい不確実で複雑かつ曖昧な世界の中で活躍し成果を発揮できるよう、そこに向けた新しい教育法とその指針を提起する。
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3.0なぜ、どのように、「モバイルな人びと」を研究するのか! 本書は、「移動(モビリティーズ)」の視点から現代社会を読み解く、モビリティーズ研究の入門的かつ実践的試みである。モビリティは人だけでなく、モノや情報、文化の移動も含む概念で、現代社会の構造や経験の核心をなしている。この本では特に、移動する人びとの経験や生活世界を通して、「移動論的転回」に基づく人文社会科学の知見を紹介するとともに、日本における研究の可能性と課題を探る。さらに、移動を個人の自由ではなく、社会的・政治的な力との関係で捉えることで、不平等の構造、社会変動の諸相を明らかにし、政策や実践に対する新たな視座を提示する。
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-断酒にとりくむ自助グループ、アルコホーリクス・アノニマスの誕生から成熟までの年代記。自分の弱さ、不完全さを受け入れることの意味とは? 疎外と孤独から生まれる、本当の仲間とのつながりとは? 回復体験のなかに見いだされた逆説の教訓が心にしみる。 「心の酔い」を覚ます共同体 AAには不思議な力がある。その力は、依存症者たちに酒を手放させるだけでなく、彼らを、静けさと謙虚さを備えた、魅力的な人間に変えてしまうのだ。 本書を読んでその理由がわかった。AAが目指してきたのは、酒をやめて「脳の酔い」を覚ますことではなかった。飲むことを必要としない生き方を手に入れるために、肥大したエゴという「心の酔い」を覚ますことだったのだ。 人々のエゴが病的に肥大し、現実世界やネット上のあちこちで衝突してやまない今こそ、多くの人にこのAAの活動を知ってもらいたいと思う。 ――松本俊彦(国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長)
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4.2【書評・パブリシティ情報】 ★「福祉社会学研究」書評掲載(第19号, 2022年5月発行) 評者: 杉井潤子氏 ★「図書新聞」書評掲載(2021年5月22日号) 評者: 清水洋行氏「コミュニティを“どのように考えるか"から“どのようにつくるか"に向かう社会学」 ★「じんぶん堂」書評掲載(2020年11月18日公開) 評者: 富永京子氏「コミュニティぎらいが『コミュニティの幸福論』を読む」 ★「シルバー新報」書評掲載(2020年11月27日号) ★「都市問題」書評掲載(2020年11月号) --- 「助けたくない, 助けられたくない」日本のあなたとわたし――身近なギモンや俗説の真相究明に挑んだ国内外の学術的研究を紹介しつつ, 家族や地域, 趣味・ボランティアのグループ, SNSやネットゲームといったあらゆる“コミュニティ"を取り上げて, 人と人との関わり合いを問いなおす。オンライン授業で満足度が高かった講義内容をもとにして書きおろした実況中継風テキスト。
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5.0「ふつうに社会生活を送るだけでもたいへんなのに、 性という、よけいに厄介なものを上乗せされるなんて! 」 人間関係をうまく築けずに孤立し、性的アイデンティティの混乱にも苦しんでいたニック。 27歳でアスペルガー症候群と診断された後、自閉症に関する啓発活動が軌道に乗った矢先に、児童ポルノ所持容疑で逮捕されてしまった。 発達障害のある人が性的問題でつまずかないために、何ができるのか。 当事者の自伝、両親の手記、専門家のアドバイスからなる必読の書! 専門医である訳者による、最新の知見を踏まえた詳細な解説を付す。
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4.3各氏絶賛、書評続々! 飼いならした自然とわれわれ自身に対する責任を問い、 サピエンスの原罪を鮮やかにあぶり出す、 コロナ時代の必読書。 ――福岡伸一氏“絶対"推薦! 『銃・病原菌・鉄』『サピエンス全史』に続く人類史の傑作! ――英ガーディアン紙 英エコノミスト誌ブック・オブ・ザ・イヤー2017 ◎書評・メディア掲載◎ 2021年2月13日 信濃毎日新聞(読書面)―小松由佳氏 2021年1月15日 『Pen』2021年2月1日号「pen SELECTION」―今泉愛子氏 2021年1月10日 東京スポーツ1面「GIIIフェアリーS」―虎石晃氏 2020年12月12日 毎日新聞「2020 この3冊」―中村桂子氏、伊藤亜紗氏(2氏) 2020年12月6日 愛媛新聞「新鮮★新選」―渡邊十絲子氏 2020年12月1日 『週刊朝日』「ベスト・レコメンド」―永江朗氏 2020年11月21日 日本経済新聞「この一冊」―長谷川眞理子氏 2020年11月17日 『サンデー毎日』「科学のトリセツ」―元村有希子氏 2020年11月4日 朝日新聞「じんぶん堂」―成田聡子氏 2020年10月31日 毎日新聞「今週の本棚」―伊藤亜紗氏 ヒトが動植物を手なずけたことで、文明が始まり、歴史が変わった。 われわれの“盟友"となった種についての、驚くべき物語(ストーリー)。 狩猟採集民だった人間(ホモ・サピエンス)は、野生の動植物をそのまま享受するだけだった。やがて人間がいくつかの野生の種に手を加えて飼いならす(家畜化・栽培化する)ようになると、歴史は激変する。人口は増え、文明が興った。そしてそれらの種は人間の生存と繁栄にますます欠かせない存在となっていった……。該博な知識と非凡な行動力を兼ね備えた著者が、考古学や最新の遺伝学の知見等も織り交ぜながら、人間とその盟友となった種とのかかわりを軸に、人間とは何者なのかを探究する旅に読者を誘う。生動感あふれる筆致で描かれた「われわれの物語」の金字塔。 (あらすじ) 古来、人間(ホモ・サピエンス)は狩猟採集民として、実や種を摘んだり、野生動物を狩ったりすることで食物を得、ありのままの世界を享受し、生きてきた。やがて人間は農耕・牧畜をはじめ(新石器革命)、ここから人間と自然とのかかわり方は大きく変わっていくことになる。 人間は他の野生種を飼いならすことで、人口増を支えることができ、文明や社会を発展させることができるようになった。一方で、拡大する人間の活動は、地球規模で自然界・生態系に大きな影響を及ぼすようにもなっていく……。 食べ物として、あるいはペットや家畜として、あたりまえのように現代人の生活の中にあるこれらの種と、人間のきつく結ばれた関係を明らかにするとともに、われわれ人間の自然・野生とのかかわり方のあるべき方向を模索する、われわれ自身のための物語。
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3.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は単なる女性に関する地図帳ではない。 女性の経験を真剣に語るというレンズを通した、 フェミニズムによる世界の再地図化である。――「はじめに」より 世界の女性はどのように活躍し、抑圧され、差別され、生活しているのか? グローバル化、インターネットの発達等の現代的テーマも盛り込み、 さらに洗練されたカラフルな地図とインフォグラフィックによって視覚的にあぶり出す。 1986年の原著初版刊行以来、30年以上にわたって版を重ねてきた、 世界最初の「ジェンダー・アトラス」最新版、翻訳刊行。 (好評既刊『地図でみる世界の女性』の改訂版)
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 コミュニケーション・デザインとは、協働的コミュニケーションを効果的にデザイン(構成・創出)することで、コミュニケーション・デザイン科(CD科)とは、論理的・創造的な思考力を働かせ、協働的な問題解決のための構想や計画を練り、よりよい生活や社会の実現をめざす基盤となるコミュニケーション能力を育成しようとする教育課程のことです。 約4年にわたる中学校での実践にもとづき、CD科の概要から、授業実践事例、実践による学校と教師の変容、さらに卒業生が現在CD科での学びをどのように活かしているかまで、約30名もの様々な教科の教師がまとめた一冊。
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5.0【紹介記事掲載情報】 2021年7月24日 日本経済新聞「BLMとアジアンヘイト 米の人種差別 深まる分断」 【内容紹介】 全米そして全世界を動かすブラック・ライブズ・マター運動共同代表による初の著書。自らの生い立ちから発し、従来の黒人解放運動とは異なる、新たな時代の幅広い協働が必要という社会運動論を語りおこす。世界的に社会の分断が深まる中、必読の書。
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-【書評・パブリシティ情報】 ★「図書新聞」書評 (2021年5月8日号) ★「週刊東洋経済」Book Review (2021年2月13日号) ★「高知新聞」コラム 小社会 (2021年2月7日付) ★「日刊ゲンダイ」著者インタビュー (2021年2月4日号) ★「じんぶん堂」著者寄稿 (2020年12月16日公開) 【帯文: 大澤 真幸氏・安田 雪氏】 「触れ合うほどに近づくことも、たくさんの人が集まることも望ましくない。そんな社会で、私たちは楽しく生き、充実して働くことができるのか? できる! この本が、その方法を、ネットワーク論という専門知の裏付けをもって提案してくれる。人々が切実に問うていることに真正面から応える。社会学者としてのこの使命感に感動した」 ――大澤 真幸 (社会学者; 『社会学史』講談社現代新書など) 「社会ネットワーク分析者が贈る、ポスト・コロナを見すえた新たな働き方と生き方の提言。社会ネットワーク分析の基礎概念とともに、変わりゆく社会で動揺せずに働くためのユニークな「3疎」概念の提唱もあり、同じ専門分野の学者として、素直に良い仕事だと思う」 ――安田 雪 (社会学者; 『「つながり」を突き止めろ』光文社新書など) --- 日本再興のカギは「中心のない社会的空間モデル」の実践だ。 これからも必ず訪れる感染症危機に“勝つ"ために。社会学、経営学、ネットワーク科学、経済地理学まで駆使して分析を行う社会科学者が、パンデミックに動じない新時代の働き方(リモートワーク、テレワーク)と生き方(リモートシフト)を提示。豊富な図解と学問的な根拠を示しつつ、密閉・密集・密接を避けた「3つの疎」戦略の利点と優位性を説く。
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-本書ではポーランドの言語状況を、ポーランドにおけるカシューブ語、シロンスク語、レムコ語といったマイノリティ言語を対象として、マジョリティ言語であるポーランド語話者により形成される意見・意図を含めて社会言語学的に分析し相対的に記述する。
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-1巻17,600円 (税込)※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 米国で長くスクールソーシャルワークのための 不朽の教科書と評価されてきた基本書、待望の刊行! 【本書の特長】 ●息の長い基本図書 …米国で長くスクールソーシャルワークのための不朽の教科書として使われ続けており、本書はその第8版。この一冊に、知りたいことがすべて記載されている。 ●ソーシャルワーク実践や教育に欠かせない内容 …エビデンスに基づく実践だけでなく、学校文化、学校組織、政策との関連、マクロ実践についても丁寧に触れられている。現場から教育まで幅広くカバー。 ●幅広い読者層 …網羅的な内容と豊富な事例によって、スクールソーシャルワークの実践家から、学校や教育委員会の方々、研究者や大学院生まで、すべての人にとっての必読書と言える。
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4.5日本で暮らす外国籍の子どものなかに、学校に通っていない/通えない(就学不明の)子どもがいる。子どもたちはこれからの日本社会を支える一員になるにもかかわらず、教育を受ける権利をないがしろにされている。かれらはどのような状況に置かれ、どのようなことを思い、どのように生きているのか。すべての教育関係者に読んでほしい一冊。 外国人労働者の受け入れ拡大のなか、取材班は、全国の100自治体に実施したアンケート調査で、就学状況が不明な外国籍の子どもが少なくとも1万6000人いることを報道した。 継続的な取材と情報公開請求で取得した資料などに基づいた多角的な報道は、日本語教育推進のための施策に法的根拠が与えられるなど、国を動かす原動力にもなった 。2020年度新聞協会賞、2019年度新聞労連ジャーナリズム大賞優秀賞を書籍化。
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-知的障害など発達に偏りのある子どもに向け、ヴィゴツキーの理論にもとづく具体的な遊びを活かして社会的スキルを育む指導法を解説。 行動観察室でのトレーニングとは異なり、子どもの自覚や気持ち、日々の行動と遊びに重きをおき、大人の関わりの中で進めるための理論と実践を平易に説く。
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-これまで杉原千畝の物語に欠けていたこと、それは第二次大戦中のリトアニアの状況だ。杉原はなぜ何千通ものヴィザを発給したのか――。 リトアニア人歴史家が自国の史料から周辺国の関係と難民の状況を読み解き、知られざる「命のヴィザ」の全貌を明らかにする。
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4.1★荻上チキ・Session「荻上チキのおすすめ本」で紹介! (TBSラジオ、2021年1月1日) BLM運動の盛り上がりの背景にあるのは……。ヘイトスピーチ、ヘイトクライムの基層をなすのは…… いま新たに注目される差別概念「マイクロアグレッション」の全容がわかる基礎的かつ最重要文献。 「あからさまな」差別と対比され、あいまいな、無意識で見えにくいが重大な結果をもたらす差別を「マイクロアグレッション」として明確に位置づけ、その内容・メカニズムや影響、対処法を明らかにした、いま必読の書。
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3.02017年にカナダで初めてのノンバイナリー(男性にも女性にも分類されない性別)の出生証明書を取得し、2019年には性別欄に「X」と記載されたジェンダー・ニュートラルなパスポートで日本に入国したLGBTQ+活動家、ジェマ・ヒッキー氏の回想録。聖職者による性的虐待の実態を訴え、LGBTQ2+コミュニティの権利と平等を求めるために歩いた908キロの旅の日記とともに、激動の人生を振り返る。 周囲からのいじめや神父による性的虐待に苦しみながらも、自己を貫く姿に勇気づけられる一冊である。 「私は女の子としてこの世に生まれた。それは男の子の心を持った女の子だった。…でも夢の中でしか、男の子として自由に遊ぶことはできなかった。女の子は大人の女性になって、男の子は眠ってしまった。けれど今、私は目覚めた。…もう恐れることはない。男の子が出て来て自由に遊んでいいのだ。私は犠牲者であり生存者でもある。カトリック信者でもプロテスタント信徒でもあった。男性と女性の両方を愛してきた。そして私には女性の部分と男性の部分の両方がある」(本文より)
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4.5性的な関心が少ない、性的なものに惹かれない「アセクシュアル」を自認する人が増えている。 アセクシュアリティの概説から暮らしの中で受ける誤解、さらには自分が、恋人が、友人がアセクシュアルだった場合の理解と対応まで、当事者として活動してきた著者が丁寧に説くアセクシュアルコミュニティとその周辺の人たちにとって福音となる一冊。
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3.6私たちは見て判断するのではない。 判断して見ているのだ。 悪意の有無に関係なく存在する偏見、バイアス。それがいかにして脳に刻まれ、他者に伝染し、ステレオタイプを形作っているかを知ることなしに人種差別を乗り越えることなどできない。米国の学校・企業・警察署の改革に努める心理学者が解く無意識の現実とは。
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4.0私たちは互いに無数の差異を抱えている。けれどマジョリティが自分の考えを絶対視したり、その特権性を自覚しないとき、マイノリティは声を奪われがちだ。 でも本当は誰もが、自分はここにいる、と言い始めることができるはず。みな本来、対等な存在なのだから。私たちが声をもつとき、歴史のなにかが変わるだろう。私も、あなたも、誰もがその主役なのだから。 私たちがイキモノとして、のびやかに生きるための羅針盤。二人の芥川賞候補作家が交わす、圧巻の往復書簡。 自分に宛てられた木村さんの手紙を読み、また、木村さんに宛てて自分が書くときもつねに私は願っていた。この書簡に興味を持ち、目を通す人たちもまた、どこのだれかが勝手にこうと決めた「標準」や「規範」の呪縛から解き放たれ、自分が自分であることの信頼を取り戻せるように、と。そうしてはじめて私やあなたは、この世界にとって、よりよい選択をするために手をとりあえる。ーー温又柔「あとがき」より
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 DV・性暴力被害の当事者は、SNSのなかにいる—— コロナ禍でいっそう高まるSNS相談のニーズに応えるために、ノウハウやデータ、さらには民間シェルターが蓄積してきた深いスキルも盛り込み、被害者を支えるために不可欠なエッセンスをこの一冊に集めました。
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-【紹介記事掲載情報】 2021年6月11日 週刊読書人 第3393号「歴史と批評と肉声と――出版人と作家たちで織りなされる文化的な公共圏」評者:倉科岳志 氏(京都産業大学教授・近現代イタリア思想史) 2021年5月15日 日本経済新聞「ファシズムに抗した出版社」 【内容紹介】 現代イタリアの出版および学術・文化の頂点をなすエイナウディ出版社。当時の記録や関係者へのインタビューとともに、チェーザレ・パヴェーゼ、ナタリア・ギンツブルク、レオーネ・ギンツブルク、イタロ・カルヴィーノたちの交流を描く。ファシズム台頭期からベルルスコーニの時代に到るまでの、ひとつの出版社を軸とした対抗文化の展開とその担い手たちの物語。貴重な出版文化史。
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-そこにいつもとどまり、同じ時を共に過ごし、声をつなぐ―― 2011年の東日本大震災・福島第一原発事故から10年。 根こそぎ失われた被災地の風景のなかを 著者はジャーナリズムが果たす役割の意味を問いながら、取材者として歩き続けてきた。 この10年の被災地が抱えてきた問題の変容と内側からの視点を伝える論考、 復興がいまだ訪れない2020年現在の「いま」を伝えるルポから構成。 忘却に抗い、当事者の声をつなぐ。つなぎ続ける。 当事者たちと同じ時間を共に生き、その声の発信を助けて外の人につなぎ、歳月を超えて伝え続ける者が、あらゆる被災地にいてほしい。忘却される被災地が一つもないように。その願いを、東北の地の取材者から届けたい。(本書「まえがき」より)
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-「個人通報制度と国内人権機関」という2つの人権保障システムは、いまだ日本では実現していない制度である。 世界人権宣言で謳われた人権保障をより具体化し、国際人権条約で保障された権利を実現するために不可欠といえるこの制度の概要と実現に向けた提言を詳述する。
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4.5【紹介記事掲載情報】 2021年6月26日 日本経済新聞「動物から来る感染症を追う」 2021年5月22日 朝日新聞『「スピルオーバー」書評 種を超えた伝播 追求する執念』評者:行方史郎 氏 【内容紹介】 生態系の破壊が、ウイルスを呼ぶ。 ウイルスたちはなぜ、いつ、どこで、いかに種を超え人間へと飛び移り、惨事をもたらしてきたのか。異種間伝播(スピルオーバー)を通じて爆発的に広がった疫病の実態とそれに挑戦する人々の苦闘を、徹底した現地取材を通して辿る世界的ベストセラー。 ――― エイズ、マラリア、SARS、エボラ……。いずれも感染は、野生動物と人間の接触によって起こっている。ウイルスの宿主は、野生動物の中にいる。人間がこれらの動物を狩ったり、伐採や採掘で生息地を奪ったりして生態系を乱すとき、私たちは動物に代わる新たな宿主となりうる。人間に飛び移り、複製し増殖できれば、ウイルスは世界で最も繁栄する動物の内部に居場所を見つけたことになる。 スピルオーバーとは、ある病原体が種から種へと飛び移ることを指している。それは予想を超える突発的な集団発生、すなわちアウトブレイクをもたらす可能性がある。世界各地の疫病の震源地や研究の最前線に足を運び、ウイルスがもたらす現実とそれに挑戦する人々の姿を描く果敢な試み。異種間伝播する病原体が近い日に〈次なるパンデミック〉を引き起こすことを予言した警世の書。
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-私たちはなおも、亡命者なのだ。 あれから10年。世界には、あの日と向きあい続ける文学者たちがいる。3.11によって文学の何が変わり、震災前はいかに読み替えられうるのか。大惨事を経て、それでも新たな力を獲得する「世界文学」としての視座から、あの経験の現在性を問い返す。
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4.01980年代に独立を果たした若い国ベリーズ。中米地域では珍しく英語を公用語とする同国はマヤ文明の遺風を残すとともに、歴史のなかで到来したヨーロッパ系、アフリカ系、インド系など多民族が入り混じった社会を形成している。激辛マニア御用達の某トウガラシソースを生んだ国でもある。
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-人の移動、移民・難民、多文化共生について学ぶ入門書に最適。 重層的に響き合う学際的なアプローチ! 国境を越える移民や難民等の人の移動という現象およびエスニシティという概念について、学際的・多角的に考察し、共生に向けた現代社会の諸問題に向き合う契機を提供する。法学・社会学・教育学・歴史学・文学・演劇・DNA人類学といった多岐にわたる学問領域が重層的に響き合う入門書。 中坂恵美子・池田賢市=編 及川淳子・大田美和・片柳真理・川喜田敦子・小嶋茂・篠田謙一・首藤明和・杉田昌平・高橋宏明・高山明・新原道信・松田俊道・松本悠子・宮間純一・森茂岳雄・山下真史・横山佐紀=著
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-評価は組織をどう変えるのか――。公的機関で一般的となった業績評価は、組織や人々に何をもたらしているのか。公共図書館を対象とした質的・量的分析をもとに、「評価影響」の理論を用いて評価の実態を明らかにし、評価の有効性を向上させる方策を提示する。 ■ まえがき(抜粋) ■ 今日の公的機関では、様々な形で評価が実施されている。日本では1990年代後半以降、ニュー・パブリック・マネジメント(New Public Management: NPM)の潮流のもとで評価が普及し、中央府省、自治体、独立行政法人、教育機関等で相次いで評価が導入された。その多くは、あらかじめ指標・目標を設定して行う業績測定と呼ばれるタイプの評価である。 では、そうして導入された評価は、果たして有効に機能しているのだろうか。施策の見直しやアカウンタビリティ確保など、評価に期待された効果は発現しているのだろうか。この問いに対する大方の答えは、消極的なものになるのではないかと予想される。評価疲れという言葉が端的に示すように、評価は定着したものの、その負担感に比して期待する効果を発揮していないという印象を持たれているのではないだろうか。つまり、評価は望ましいものとして多くの組織に導入されたものの、その期待と実態にはギャップが存在することになる。 しかし、実は私達は、評価を導入した組織内で何が起こっているかについて、十分な知見を持ち合わせていない。評価はどのように実施され、組織や人々にいかなる影響を与えているのか。評価は本当に上手くいっていないのか。上手くいっていないとしたら、それはなぜか。評価のどういった側面に改善の余地があるのか。こうした点を明らかにするためには、評価を実施する組織内部に立ち入った詳細な分析が必要と考えられる。すなわち、評価が有効に機能するためには、まず評価が実施され、それが何らかの形で利用され、当該組織・関係者に影響をもたらすプロセスがあるはずである。もし評価が有効に機能していないとすれば、そのプロセスのどこかに隘路があり、機能発揮に至っていないためと考えられる。そうした組織内部の実態を明らかにすることは、評価実務を見直し、評価を改善する取組につながりうる。 本書では、そうした問題意識のもと、「評価利用」(evaluation use)や「評価影響」(evaluation influence)の理論を用いて評価の実証分析を行った。 <中略><; br> 分析の対象としては、公共図書館を取り上げた。図書館という領域は、業績測定を中心とした「図書館評価」に古くから取り組んできた歴史を持ち、評価に用いる統計の整備も進んでいる。日本では図書館法によって公共図書館における評価実施が努力義務とされていることから、設置自治体が行う行政評価とは別に、独自に詳細な自己評価を行う公共図書館が存在する。こうした背景を持ち、組織規模も比較的小さい公共図書館を分析対象とすることで、評価が組織やその内部に与える影響の一例を明らかにできると考えた。 本書では公共図書館を対象としたことから、図書館情報学の知見に依拠した部分もあるが、分析に用いた理論枠組みは他の公的機関においても適用可能と考えられる。また、本書では評価の正の側面に焦点を当てる形で分析を行ったが、評価の負の側面など、別の角度からの実証研究も必要と考えられる。今後、様々な組織・文脈における評価影響が研究され、評価の有効性向上につながる知見が蓄積されることが望まれる。本書がその契機となれば幸いである。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 狩猟採集社会では教育が行われないという。子どもが自発的に生業活動に参加し、知識と技術を身につける。学習の過程において子どもと周囲はどのように関わり、互いにどのように位置づけるか、そのメカニズムを膨大な調査データに基づき実証的に示した。
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4.5【紹介記事掲載情報】 2021年8月28日 日本経済新聞(書評)『ホワイト・フラジリティ ロビン・ディアンジェロ著 「人種差別は白人の本質」喝破』評者:渡辺靖(慶応義塾大学教授)氏 2021年7月24日 朝日新聞(書評)『ホワイト・フラジリティ』評者:生井英考(立教大学アメリカ研究所所員)氏 【内容紹介】 私は差別などしない――だが、それは真実か? 私は相手の肌の色など気にしない。人格で判断すべきと分かっているから――だがこうした差別の否認は、白人の心の脆さ(ホワイト・フラジリティ)と特権を示しているだけだ。マジョリティ誰もが人種差別主義(レイシズム)を抱える根拠と対処法を明示し、米国で大反響を巻き起こしたベストセラー。
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-【書評・パブリシティ情報】 ★『移民政策研究14』書評掲載(2022年5月20日発行) 評者: 竹中歩氏 ★『図書新聞』書評掲載(2021年10月23日号) 評者: 是川夕氏「移民の統合に関するわが国初の本格的全国調査に基づく研究」 ★『月刊ガバナンス』Reader's Library掲載(2021年9月号) 「様々な『壁』に直面する移民の実情を描き出す」 ★「じんぶん堂」書評掲載(2021年7月14日公開) 評者: 松岡亮二氏「私たちは, 『私たち』を知らない」 --- 教育, 雇用, 賃金, 家族, 社会参加, メンタルヘルス, 帰属意識, 永住意図―― 生まれ育った国を離れ, 日本で暮らす移民たちは何を想い, どのように働いているのか。 日本全国を対象に実施した無作為抽出による大規模調査から, 生活・労働実態と日本社会への統合状況を分析。 実証分析から浮かび上がる, 日本の様々な「壁」 移民社会への転換期を迎えた社会に何が求められているのか? ◎ 第一線の計量社会学者たちが, 実証的なデータ分析から統合メカニズムの全体像を描き出した稀有な書。 ◎ 統計的な手法になじみがなくとも文章だけを読めば結果が伝わるように執筆。広く移民に関わるテーマに関心がある研究者や大学生, 社会人の方々すべてへ。
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「男尊女卑」は、日本の歴史のなかで連綿とつづき、日本文化に根差していた「伝統」だったといえるのか? 「律令」「御成敗式目」「武家諸法度」「明治民法」「現行民法」など、古代・中世・近世・近現代の法を比較・検討し、男尊女卑の実体に迫り、今後を考える。
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3.5ミレニアル世代のヘレン・ケラー、ハーベン・ギルマの驚くべき物語。 サハラ砂漠の灼熱の太陽の下での学校建設から氷山を登る体験、ホワイトハウスでのオバマ大統領との会見まで、障害を革新のチャンスと捉え、すべての人のアクセシビリティ向上をめざす弁護士として活躍する盲ろう女性・ハーベンのぞくぞくする体験をユーモアあふれる表現で綴った回想録。 『視界なき現代に盲ろう女性が放つ心のサーチライト。空前の回想録。』 福島 智(東京大学教授)氏推薦!