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日本降伏への道 第二次世界大戦終結へのカウントダウン
不可能と思われた日本の降伏 「本土決戦」という破局はありえたのか? 1945年夏、第二次世界大戦を終わらせた日本のポツダム宣言受諾。日米の歴史的決断はどのようになされたのか? 原爆投下の責任者らは惨禍をどう受け止めたのか? 京都そして東京への原爆投下はありえたのか? 両国の意思決定者たちが直面したジレンマとは? 米国の陸軍長官ヘンリー・スティムソン、空軍大将カール・スパーツ、日本の外務大臣・東郷茂徳の三人の人物を通して日米双方の視点から「終戦」の知られざる舞台裏を描く歴史ノンフィクション。 “必読の一冊” ――ウォルター・アイザックソン(ベストセラー作家/『イーロン・マスク』) “心をつかんで離さない恐るべき物語が、綿密かつ鮮やかに語られる” ――マーガレット・マクミラン(歴史家/『戦争論』『誘惑する歴史』) 【目次】 序論 1 眠れない 2 標的を定める 3 腹芸 4 辛抱強く前進 5 全く突然に 6 タールの海 7 恐ろしい責任 8 否認 9 聖断 10 捨て駒 11 陰謀 12 次は東京か? 13 堪え難きを堪え 14 高地はない 結び -
20歳の自分に教えたい第二次世界大戦
日本は失敗を繰り返すのか? 日本が戦争する国にならないために、池上彰が徹底解説! 第二次世界大戦が起きた昭和のはじめと令和のいま。 実は、その時代背景には共通する点がいくつもあります。 ・昭和恐慌と令和の安い日本 ・1940年の石油危機と2026年の海峡封鎖 ・日本軍の暴走と拡大する自衛隊 あの大戦は、決して他人事ではない。 第二次世界大戦はなぜ起きたのか? どんな戦争だったのか? きっかけと流れは? 日本が参戦した理由や原因は? 戦後、世界はどう変わったのか? 第三次世界大戦の緊張が高まるなか、日本が戦争する国にならないために、池上さんが徹底解説。 ※カバー画像が異なる場合があります。 -
異史・第二次世界大戦
ソ連が朝鮮半島に乱入、ドイツがヨーロッパを席捲! 日本の敵は何処に!? ソ連軍が1940年7月1日、鴨緑江を渡河して朝鮮半島に乱入した。朝鮮軍は後退を続け、1ヶ月後にはソ連による朝鮮半島制圧は目前となった。日本の石原莞爾首相はソ連との戦争を決断し、8月20日に宣戦布告、世界に広がる大戦争に身を投じた。小畑敏四郎率いる14万の上陸部隊は100万の敵将兵に立ち向かい、朝鮮半島解放を目論む。一方、山本五十六麾下の連合艦隊は、要衡ウラジオストクを目指す。アメリカ、ソ連、ドイツ、イギリス、中国……そして日本。全世界を巻き込む戦火はどこに向かうのか? 圧倒的なスケールで繰り広げられる大長篇架空戦記シリーズ「異史・第二次世界大戦」、第1弾。巻末に「電子版あとがき」を追加収録。 ●羅門祐人(らもん・ゆうと) 福岡県出身。血液型はO型。星座は山羊座。少林寺拳法三段。主な著書は『元祖羅門堂病院』『蒼き波濤』『独立愚連艦隊』『天軍戦国史』『列島大戦NEOジャパン』『超極級戦艦「八島」』など。 ●中岡潤一郎(なかおか・じゅんいちろう) 1968年生まれ。獨協大学経済学部修士課程修了後、テクニカルライターに。1996年『決戦!津軽海戦 鋼鉄の嵐 維新篇』で商業デビュー。以降、架空戦記、時代小説を中心に執筆。近作に『同心若さま流星剣』シリーズ、『浪人上様織田信長』シリーズ(いずれもコスミック時代小説文庫)がある。競馬好き。関東圏の競馬場、特に中山競馬場、船橋競馬場によく出向く。 -
世界の歴史 新装版
【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 最先端世界史学習まんが、新装版登場! 第1巻 メソポタミアとエジプト [古代オリエントの時代] 大河が育んだオリエント文明! そこに生まれたさまざまな民族の興亡!! 【メソポタミア編】 第1章 栄え争う都市国家 第2章 バビロニア王国 第3章 アッシリアの圧政 第4章 ペルシアの統一 【エジプト古王国編】 第5章 神の化身 【エジプト新王国編】 第6章 宗教改革にいどむ王 第7章 ヒッタイトとの戦い 『小学館版 学習まんが世界の歴史 新装版』(全22巻)、第1巻では、世界で最初に文明が発達したとされるメソポタミアとエジプトなど、「オリエント」(中東全域)とよばれる地域の、紀元前3500年ごろから紀元前500年ごろまでの歴史を、最新の学説をもとに描いています。 この巻の監修は、東京大学大学院教授の橋場弦先生。 作画は、『小学館版学習まんが 日本の歴史』の江戸時代を作画した新井淳也先生。古代の人々を、リアルに、情感たっぷりに描き上げています。 ※この作品は一部カラーです。 (底本 2025年12月発売) -
仕組まれた第二次世界大戦
アメリカとナチス・ドイツの真実の関係が暴かれる。 アメリカの本質が帝国主義であることを知るための好著。 米英によりあの破局的戦争に追い込まれていった日本の姿が等身大でわかる。 21世紀の新敵国主義時代に日本が生き残るための知恵が満載されている。 ―― 佐藤優(作家・元外務省主任分析官) 第二次世界大戦を「必要とした」のは誰か? なぜ日本はアメリカとの戦争に踏み切ったのか? 日本の対米開戦決定は、日本だけの問題ではなかった。 アメリカの参戦忌避的な世論、中国の抗戦、ソ連の南下政策、ドイツの世界秩序構想、 イギリスの帝国維持戦略、そして各国と結びつく巨大企業―― それぞれの国や資本の思惑が複雑に絡み合い、「戦争」は世界システムの中で仕組まれたのではないか。 本書は、各国の外交戦略や国際秩序の再編の動きを読み解き、 日本の開戦がどのように誘導されていったのかを描き出す。 それは「選ばされた戦争」としての見直しであり、 日本がいかに国際環境の中で立ち位置を見失っていったのかを問い直す試みでもある。 本書を読むことで ・戦争の原因を「日本国内の事情」だけで語る限界が見えてくる ・国家が誤った選択をする過程を、国際関係の中で捉える視点が養われる ・現在の日本が直面する地政学的なリスクを、歴史的視野から捉え直せる ・世界の覇者・アメリカの振る舞いの根幹が理解できる 昭和100年、戦後80年。 「新たな戦前」とも言われる時代にこそ必要な、日本人が知っておきたい歴史の書。 -
第二次世界大戦 忘れえぬ戦争
1939年9月1日早朝、ドイツ軍が宣戦布告なくポーランドへ侵攻。ここに第二次世界大戦の幕が上がった。 第一次世界大戦の惨禍を経て、パリ不戦条約や国際連盟の設立により平和を誓ったはずだった世界が、未 曾有の大戦へと突き進んでしまったのはなぜか。ファシズムの台頭、植民地主義帝国の衰退、アメリカ自 由主義の伸長、資本主義と共産主義の対立……列強各国の緊迫した外交とイデオロギーの衝突が、世界を ふたたび戦火に巻き込んでいく。その果てに待っていたのは、ホロコーストや原爆投下といった人類史上 最悪の惨劇であった。 ローズヴェルト、チャーチル、スターリン、ヒトラー、ムッソリーニ、ド・ゴール、ティトー――歴史を動 かした指導者たちは、あの時代に何を思い、いかなる決断を下したのか。日中戦争を起点とし、太平洋戦 争へと突き進んだ日本は、どのような運命を辿ることになったのか。名著『第一次世界大戦』(講談社学 術文庫)の著者が鮮やかに描く、「戦後秩序の原点」となった大戦争の全貌。 [本書の内容] 序 章 悲劇の発端 大戦の様相 I 「彼らの最も輝かしいとき」 ついにダウニング街一〇番地 フランス休戦の賦 野望、海峡に散る 静かな幕間 II 大戦における一九四一年 迫りくる独ソ戦 スターリン、沈黙を破る 宣戦の詔書 III 雪原のかなた、砂漠の果て 第二戦線を、いま 偶然とみえるダルランの存在 カサブランカの集いを経て IV 去りゆく者と、よみがえる者と 最初の三首脳会談まで みずからを解放したパリ クリミアの短い蜜月 V すべてが語り尽くされる頃 死のさまざまな影 米英ソ大同盟の最後の歩み あとがき 参考文献 解説 戦後を戦前、戦中にしないために(池上 彰) 略年表 *本書の初版は1986年に社会思想社より現代教養文庫として刊行された。文庫化にあたっては『歴史・人間・運命 山上正太郎歴史叙述集2』(2000年、文元社)所収版を底本とした。 -
野中郁次郎 ビジュアル講義 第二次世界大戦
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【変化する戦場を作戦レベルで俯瞰】 戦後 70 年にわたり軍事がタブー視されたため、日本人には「軍事」に関する「知」が欠如している――。本書は、『失敗の本質』のリーダーである野中郁次郎氏の視点で、第二次世界大戦の主要な戦いについてどのようなイノベーションが戦いを左右したのかを明らかにするビジュアルな戦史解説の書。複雑で時々刻々と変化する戦場を作戦レベルで俯瞰し、時間経過を明確にしつつ、常にその戦場、現場が全体像の中のどこに位置づけられ、敵と味方の関係性がいかに変化していくのかを対比しつつ明示する。 【目次】 第I編 英仏独の戦い 第1章 フランスの崩壊(1940年5~6月) 第2章 バトル・オブ・ブリテン(1940年5~10月) 第II編 太平洋の戦い 第1章 ミッドウェー(1941年12月8日~42年6月2日) 第2章 ガダルカナル(1942年8~12月) 第3章 太平洋島嶼戦(1942年8月~45年4月) 第III編 大陸の戦い 第1章 独ソ戦 第2章 ソフィン戦争 第IV編 適応と革新 1 適応と創造の理論 2 大戦における革新 3 知的機動力 -
第二次世界大戦とは何だったのか 戦争指導者たちの謀略と工作
陰謀に満ちた世界……戦争の引き金を引いたのは誰か? アメリカ、イギリス、ソ連が決めた日本の運命。盗まれた米国の最新航空技術、ハワイの地方紙が予告していた「真珠湾攻撃」。宣教師による反日プロパガンダ、アインシュタインの原爆開発提案。近現代史の見えざる暗部と、通説を変える事件を日米近現代史研究家が開陳する。「筆者は、読者は高校世界史教科書B程度の歴史知識をもっていることを念頭にして本書を執筆した。そうした読者が、本書を読了すれば、歴史解釈の縦糸が丈夫になり、その結果、一般的歴史解釈(筆者はこれを『釈明史観』と呼ぶ)に幾ばくかの疑念が湧くはずである。その正常な疑念こそが『合理的な歴史解釈』の出発点となる」(「文庫版まえがき」より) 〈目次〉序章 スペイン内戦と作品に隠された政治思想 第1章 ソビエトのスパイ工作とルーズベルトの能天気 第2章 日米開戦前夜の事件 第3章 英米の工作と真珠湾攻撃 第4章 原爆投下をめぐる狂気 第5章 戦争指導者たちの死 終章 戦争のリアリズム -
現代史の中のゴルゴ13
常に世界の裏側で活動してきたゴルゴ13。 連載開始から50年以上、目まぐるしく変化する世界情勢の中で活躍するゴルゴ13を描いたストーリーをセレクト収録します。 その第一弾は、ヨーロッパに未だ消えない第二次世界大戦の傷跡を題材にした『英雄都市』『裏切りのスワスチカ』『歴史の底に眠れ』の傑作3編を収録! -
学研まんが 日本と世界の近現代の歴史
近現代の歴史を日本史・世界史を融合してわかりやすくとりあげた歴史学習まんが。読みやすいまんがと、豊富な資料で「問い」を立てながら歴史を深く学習できる。「日本史」「世界史」を分けることなく、連続したものとして把握、理解できる内容。 -
学習まんが 世界の歴史
《カバーイラストは『キングダム』の原泰久先生!》アフリカから世界各地へ到達したといわれる人類の始まりと、オリエントと呼ばれる一帯で紀元前3000年ごろから栄えた古代文明についてあつかっています。エジプトやメソポタミア、ギリシアの文明のそれぞれの特徴とともに、互いに影響をあたえ合った歴史も知ることができます。歴史上の英雄、アレクサンドロス大王の遠征を通じて、ギリシアとアジアの異なる文化がどのように融合していったかを見ていきましょう。 -
第二次世界大戦
指揮官は何を考え、いかに決断したのか? 20世紀で最も偉大なイギリスの軍事史家が、第一次史料をもとに生涯をかけて、さまざまな局面を詳細に分析した不朽の名著。戦況図付 まえがき キャスリーン・リデルハート 第一部 プレリュード 第一章 戦争を早めたもの 第二章 開戦時における両陣営戦力 第二部 開 戦―一九三九年~四〇年 第三章 ポーランド侵略 第四章 『奇妙な戦争(ファニー・ウォー)』 第五章 フィンランド侵略 第三部 激 浪―一九四〇年 第六章 ノルウェー侵入 第七章 西部の蹂躙 第八章 英本土防衛戦(バトル・オブ・ブリテン) 第九章 エジプトからの反撃 第十章 イタリア領東アフリカの制圧 第四部 戦火拡大―一九四一年 第十一章 バルカン諸国とクレタ島の攻略 第十二章 ヒトラーのソ連志向 第十三章 ソ連侵攻 第十四章 ロンメルのアフリカ進撃 第十五章 《十字軍(クルセイダー)作戦》 第十六章 極東の戦雲 第十七章 日本軍の圧倒的勝利 第五部 転換期―一九四二年 第十八章 独ソ戦局の転換 第十九章 ロンメルの絶頂期 第二十章 アフリカ戦局の転換 第二十一章 《たいまつ(ト ーチ)作戦》―大西洋からの新援軍 第二十二章 チュニスへの競走 第二十三章 太平洋戦争の転機 第二十四章 大西洋の戦い -
第二次世界大戦 上下合本
(上巻 1939-42)指揮官は何を考え、いかに決断したのか? 20世紀で最も偉大なイギリスの軍事史家が、第一次史料をもとに生涯をかけて、さまざまな局面を詳細に分析した不朽の名著。戦況図付 まえがき キャスリーン・リデルハート 第一部 プレリュード 第一章 戦争を早めたもの 第二章 開戦時における両陣営戦力 第二部 開 戦―一九三九年~四〇年 第三章 ポーランド侵略 第四章 『奇妙な戦争(ファニー・ウォー)』 第五章 フィンランド侵略 第三部 激 浪―一九四〇年 第六章 ノルウェー侵入 第七章 西部の蹂躙 第八章 英本土防衛戦(バトル・オブ・ブリテン) 第九章 エジプトからの反撃 第一〇章 イタリア領東アフリカの制圧 第四部 戦火拡大―一九四一年 第一一章 バルカン諸国とクレタ島の攻略 第一二章 ヒトラーのソ連志向 第一三章 ソ連侵攻 第一四章 ロンメルのアフリカ進撃 第一五章 《十字軍(クルセイダー)作戦》 第一六章 極東の戦雲 第一七章 日本軍の圧倒的勝利 第五部 転換期―一九四二年 第一八章 独ソ戦局の転換 第一九章 ロンメルの絶頂期 第二〇章 アフリカ戦局の転換 第二一章 《たいまつ(ト ーチ)作戦》―大西洋からの新援軍 第二二章 チュニスへの競走 第二三章 太平洋戦争の転機 第二四章 大西洋の戦い (下巻 1943-45)戦争の経過を詳細に描き、勝敗を決定した指揮官たちの軍事的判断に対し評価を下す。大戦後半期、すでに戦後の世界を想定していた連合国の指導者たちの駆け引きを活写する。戦況図付 第六部 衰退期 一九四三年 第二五章 アフリカ掃討 第二六章 ヨーロッパ再上陸―シチリア経由 第二七章 イタリア侵攻―降伏と阻止 第二八章 ドイツ軍のロシア戦線敗退 第二九章 太平洋における日本軍の退潮 第七部 全面的退潮 一九四四年 第三〇章 ローマ占領とイタリア戦線第二の停滞 第三一章 フランス解放 第三二章 ソヴィエト・ロシアの解放 第三三章 爆撃強化―対ドイツ戦略空軍攻勢 第三四章 南西太平洋およびビルマの解放 第三五章 ヒトラーのアルデンヌ大反攻 第八部 終章 一九四五年 第三六章 ヴィスワ川からオーデル川へ 第三七章 イタリアにおけるヒトラーの覇権の崩壊 第三八章 ドイツの崩壊 第三九章 日本の崩壊 第九部 エピローグ 第四〇章 むすび 引用文献一覧 リデルハート著作一覧 訳者あとがき 解説 石津朋之 原注 年表 事項一覧 -
第二次世界大戦の発火点 独ソ対ポーランドの死闘
1939年9月1日、英仏と同盟を結ぶ「軍事大国ポーランド」に攻め込んだドイツは、わずか1カ月で掌握。ヒトラーとスターリンの密約により同国を分割併合する。「第二次世界大戦の発火点」とされる戦いの核心に迫る戦記ノンフィクション。 -
増補改訂版 学研まんが NEW世界の歴史
新しい現代風の漫画家による、最新の知見をもとにした世界の歴史の学習まんが。時代の中心となる人物を軸にしたドラマチックなストーリーで、宇宙誕生から人類の進化、古代オリエントの歴史を描く。学習に役立つ解説ページを、巻頭、巻末に設けている。 -
野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」
敗色濃厚な大戦末期にあって、なぜドイツ兵たちは戦い続けたのか。兵士の手紙5477通からその心性に迫る、エゴ・ドキュメントの歴史学。 第二次世界大戦ではあわせて約1800万人がドイツ国防軍に所属し、前線と「銃後」の間を約300億から400億通の手紙が行き来した。本書が分析するのはそのうち約四分の一を占める、兵士から家族などへと送られた手紙(野戦郵便)である。手紙(や日記)の特徴は、出来事と記録の間に時間的な差が少ないという点にある。戦場や軍隊生活で体験したこと感じたことが、それほど間をおかずに記されるために、後付けの知識によって受ける修正が自叙伝や聞き取り調査などと比べると非常に小さい。試行錯誤や行き当たりばったりも含めて、個人のあり方をより深く知ることのできる貴重な史料である。 だが手紙と日記には大きな違いもある。誰に対して書くのか、という点だ。日記は基本的に自分自身に対して書くものだが、手紙には必ず宛先がある。手紙の内容も、何を書くべきか、書くべきでないかも相手によって変わってくる。しかも第二次世界大戦中のドイツでは、野戦郵便への検閲が行われていた。 けれどもこうした制約こそが、野戦郵便の興味深いところなのだ。本書で紹介される数多くの手紙が示すように、検閲があるにもかかわらず兵士たちは、政治・軍事指導部に対する批判のような、率直で大胆な手紙を書いている。また現地からの収奪などについても、兵士たちは家族へと報告している。そのような記述をしても故郷の家族は理解し、受け入れてくれるだろうと兵士たちは判断したのだ。その意味で、野戦郵便というエゴ・ドキュメントは単なるプライベートな文書ではない。当時の社会において何が共通了解になっていたのか、どのような言説ならば受け入れることが可能だったかを知る、貴重な手がかりでもあるのだ。 本書はその野戦郵便を史料として用いながら、「ふつうの兵士たち」が最後まで戦い続けた理由は何であるのか、そして兵士たちにはどこまで「行動可能性」があったのか、もしあったのだとすれば、それはどのような意味であったと言えるのかを考察する。確信的なナチスならともかく、一般の兵士たちであればナチスの宣伝するイデオロギー(反ユダヤ主義や人種主義)などは内心あまり受け入れていなかっただろうし、大戦末期のような敗勢局面になれば彼らに行動可能性などほとんどなく、命じられたことをただ実行していたにすぎないと考える方は少なくないだろう。本書はそうした見方が本当に正しいのか、「戦友意識・男らしさ」「暴力経験・被害者意識」「他者・自己イメージ」という三つの軸から考察する。そこから得られる知見は、2022年2月以降のロシアによるウクライナ侵攻や、戦場に身を投じている兵士たちについて考えるうえでも有益なヒントを与えてくれるだろう。 本書は、2012年刊行の同書を一般読者向けに改稿し、章ごとに「本章全体の問い」「内容確認のための問い」を設け、高校・大学などで史料を用いた学習を支援するよう編まれた新装版である。 -
もし世界が1つのクラスだったら
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 河合塾の人気講師「神野正史」監修! ビジネスにも受験にも使える! 主人公は高校生の日本くん、アメリカは番長、イギリスは学級委員、ロシアは…!? 難解な世界史や日本史を、国が擬人化した高校生たちによる学園バトル漫画のストーリーにすることによって、楽しいうち理解できる勉強感ゼロの「ビジネス教養マンガ」 社会人も学生も必読! 絶対知っておきたい「世界の力関係(パワーバランス)」と「日本の立ち位置」 あの戦争の原因もよくわかる! ・なぜロシアはウクライナに侵攻するのか? ・イギリスが日本と同盟を結んだ理由 ・なぜアメリカが第二次世界大戦に参加した本当の理由 ・イギリスが恐れたドイツの経済力とは? ・マルクスとソ連の関係 ・ヒトラーとケインズ経済学の関係 ・世界恐慌でソ連が秘密にしていたこととは? ・満州事変に熱狂した当時の日本国民 【目次】 第1章 日本、開国! 第2章 帝国主義と富国強兵 第3章 日清戦争 第4章 ビスマルクとドイツ統一 第5章 日英同盟 第6章 日露戦争 第7章 アメリカ13植民地の独立 第8章 南北戦争とフロンティアの消滅 第9章 韓国併合 第10章 第一次世界大戦(前編) 第11章 第一次世界大戦(後編) 第12章 ベルサイユ条約 第13章 世界恐慌とブロック経済 -
戦争記念碑は物語る:第二次世界大戦の記憶に囚われて
「歴史認識」はなぜ他国と食い違うのか? 「第二次世界大戦の記念碑」といえば、日本では広島の原爆ドームや長崎の平和祈念像、東京の靖国神社、海外では中国の南京大虐殺記念館、ポーランドのアウシュヴィッツ博物館が有名だ。戦争記念碑は犠牲者や戦禍を追悼するもの、英雄やレジスタンス、犯罪を記憶に留めるもの、復興や平和を唱えるものとして、集合的記憶を形成し、継承する目的を有する。しかし近年、韓国の慰安婦像のように、論争を巻き起こしている戦争記念碑も増えている。本書は、英国の歴史家が世界の25の戦争記念碑を訪ね、「英雄」「犠牲者」「モンスター」「破壊」「再生」に分類し、歴史の表象とその変化や議論を考察する。 これらの記念碑は、地方レベルでは過去のトラウマを追悼し、国家レベルでは共同体の価値観に誇りを与え、国際的なレベルでは、戦争の悲劇から解放された未来への希望を鼓舞してくれる神話的枠組みを提供している。そして注目すべきは、本書で取り上げた9つが2000年代から新しく建設、またはリニューアルされたものなのだ。第二次世界大戦の記憶が現在に及ぼす影響の大きさと、そこから逃れられない「歴史の囚人」たちの姿が活写される。 -
第二次世界大戦とは何だったのか 戦争指導者たちの謀略と工作
本書は、新発見の、あるいはこれまで省みられなかった資料を利用し、おざなりの(リベラル歴史家に都合の良い)解釈で終わっている重要事件の深掘を試みるものである。たとえば、第二次世界大戦の前哨戦ともいわれるスペイン内戦だが、その実質は共産主義政府(スペイン共和国人民戦線政府)に対する反共産主義勢力(フランコ反乱軍)の戦いであった。しかし、一般書ではスペイン政府を「共和国」と記述するばかりで、当時の共和国が実質「スペイン社会主義共和国」であったことを書かない。また、第二次世界大戦期およびそれに続く冷戦期において、米民主党政権(ルーズベルト政権およびトルーマン政権)内に多くのソビエトスパイが潜入していたことを示すヴェノナ文書が発表されており、ソビエト崩壊後の1990年代から多くのソビエト側資料も出ている。これにより、一般歴史書の記述の修正が必要だが、リベラル歴史家による積極的な解釈の見直しの動きはない。本書によって、読者の歴史観は少なからず立体化し、合理的歴史解釈醸成の一助となるだろう。 -
第二次世界大戦秘史 周辺国から解く 独ソ英仏の知られざる暗闘
人類史上かつてない広大な地域で戦闘が行われた第二次世界大戦の欧州大戦。ヒトラー、スターリン、チャーチルの戦略と野望、そして誤算──。彼らに蹂躙された、欧州・中近東19カ国「周辺国」の視点から、大戦の核心を多面的・重層的に描く。 -
第二次世界大戦軍事録
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 月刊ホビージャパンにて連載中のホリエカニコによる漫画「第二次世界大戦軍事録」を単行本化した一冊。 第二次世界大戦中の著名人にフィーチャーし、その生きざまを時にコミカルに、時にシニカルに描く新鮮な切り口の歴史漫画。 歴史上の人物の意外な一面も垣間見え、第二次世界大戦という大局の中で見逃されがちな人間模様が独特のテンションで描かれています。 全ページフルカラー・サイズはホビージャパンに連載されている原寸のまま掲載。年表などのおまけページも収録されており、漫画をより楽むことができます。 -
世界の歴史
私たちヒトは700万年前に誕生した人類の一種で、直接の祖先は20万年前に東アフリカで生まれました。その後世界各地に散らばったヒトは、農耕・牧畜を主な生活の手段とし、集落や都市に集団で住むようになりました。指導者である神官や王に率いられた集団は、近隣のほかの集団と争いながら、しだいに支配領域を拡大していきました。メソポタミア、エジプト、北インド、中国の例を見ていきましょう。 -
クルスクの戦い 1943 第二次世界大戦最大の会戦
1943年のクルスク会戦は、空前絶後の数の戦車を集めた独ソ両軍が正面から激突した戦いである。この戦いに敗北したドイツは、以後、ソ連軍に戦略的主導権を奪われ、ずるずると敗戦に至ったのである。しかしながら、戦後の独ソ両国の政治的思惑から、クルスク戦の歴史イメージは、著しく歪曲された。ティーガー戦車やパンツァー戦車に期待をかけたヒトラーの作戦発動延期により、ドイツは勝機を失っていった、クルスク戦のクライマックスであるプロホロフカ戦車戦で、ソ連のT-34は、正面からタイガー戦車と渡り合い、競り勝った……。 ところが、こうしたクルスク戦像は、冷戦終結後の政治情勢と重要文書の機密解除により、根底からくつがえされてしまった。従来、われわれが知らされていたクルスク戦の流れは、虚像でしかなかったことがあきらかにされたのである。 著者ローマン・テッペルは、そうした営為の先頭に立つ、新進気鋭の研究者である。 -
第二次世界大戦 ドイツ撃墜王「超」入門
■ドイツ空軍のエースパイロット[21名]の生き様がまるっと分かる1冊! “352機撃墜”ハルトマンや“アフリカの星”マルセイユなど有名どころから、“極北のエース”ヴァイセンベルガー、“爆撃機キラー”マイヤーなど隠れた英雄までを、160枚以上の写真・図版とともに紹介します。 例) ●ゲルハルト・バルクホルン 撃墜数2位のバルクホルンは、1位のハルトマンの陰に隠れてなんとなく地味な存在だが、一撃離脱戦法に徹したハルトマンとは対照的に、ドッグファイトを得意とした。 また、当初から類稀な才能の片鱗を見せていた他のエクスペルテンと違い、非常に遅咲きであった。バトル・オブ・ブリテンではスコアを記録するどころでなく二度も撃墜されていたが、ある日開眼して怒涛の勢いで撃墜数を伸ばしていく。 ●ハンス・ヨアヒム・マルセイユ のちに1日で17機撃墜するなど超人的な才能を発揮したマルセイユではあったが、当初は組織や規律は無視するため上官に嫌われ、さほどの戦果を挙げることもなかった。 しかしホームト大尉は、成果はなくても、機体に多くの弾痕を受けながら無事に帰投するマルセイユを見て、彼が戦闘機パイロットとして類いまれな才能を持つことを認識し出した。 ●アントン・“トニー”・ハフナー 1942年12月18日、ハフナーはアメリカのP-38に射撃を加えて火災を発生させた。P-38のパイロットはパラシュートで降下したが、ハフナーはその周りを何度も旋回した。P-38のパイロットはてっきり射殺されるものと覚悟したが、ハフナーはのちに撃墜の承認を得るために敵パイロットに自機の機番号やマークを覚えてもらうことが目的だったのだ。 そしてこの話には戦後、後日談がある。 ■「撃墜の認定方法」や「戦闘機部隊の戦い方」も解説 各国のトップ・エースは、アメリカ陸軍のリチャード・ボングが40機、イギリス空軍のジョニー・ジョンソンが34機、ソ連空軍のイヴァン・コジェドゥーブが62機であった。 一方ドイツ空軍では100機以上のスコアを記録したパイロットは80名以上もいる。さらに200機以上の記録を持つパイロットは13名、そしてなんと300機以上の撃墜を記録したパイロットも2名誕生した。 なぜドイツだけこれほど突出した数になるのか、またその数は信用できるのか? エース達の紹介に合わせて、ドイツ空軍の「撃墜の認定方法」や「戦闘機部隊の戦い方」も解説します。 ■著者略歴 宮嵜一憲(みやざき・かずのり) 1950年生。日本大学文理学部英文学科(終)。モデルアート社、酣灯社、エアワールド、デルタ出版などで40年以上、編集業務に携わる。定年退職後はフリーの編集者として印刷用のデータ作成や執筆活動を行なっている。またプロのフィニッシャーとしてプラスチック・モデルの受託・製作も行なっている。 -
第二次世界大戦 アメリカの敗北 米国を操ったソビエトスパイ
二人のスパイを軸に描くアメリカ現代史の闇 第二次世界大戦の勝者アメリカ。しかしソ連によるスパイ戦争には完敗していた! ケインズを手玉に取った経済学者、国際連合設立を仕切った実力官僚――。ソビエトのスパイがアメリカの政権の中枢を蝕んでいた! 大戦後の体制を形作った重要な局面で、彼らはどのような役割を果たしたのか? そしてチャーチル、トルーマンが認めざるを得なかった「敗北」とはなんだったのか? 戦後史がいま覆る! -
カラー写真・決定版 第二次世界大戦「戦闘機」列伝
【複数色を使用したコンテンツです。モノクロ端末では一部読みづらい場合がございます。】零戦、スピットファイア、マスタング……。第二次世界大戦で活躍した戦闘機が、いまでも大空を舞い、多くの人を魅了しているのをご存じだろうか? 本書では、現代に残された機体を撮影した90枚もの写真とともに、世界主要国の戦闘機約40機種の歩みと特質を、列伝形式で解説している。空に舞う機体にロマンを感じつつ、「読んで&見て」戦闘機のことがよくわかるファン垂涎の一冊。 (目次より抜粋)●序章:知っておきたい基礎知識 ●第1章:第二次世界大戦前夜の戦争と戦闘機 ●第2章:アメリカの戦闘機――P-51マスタング ほか ●第3章:イギリスの戦闘機――スピットファイア ほか ●第4章:ソ連の戦闘機――La-5/7/9 ほか ●第5章:ドイツの戦闘機――Fw190D型 ●第6章:日本の戦闘機――四式戦闘機 疾風、零式艦上戦闘機 ほか ●第7章:フランスとイタリアの戦闘機――ドボアチンD520、マッキMC202フォルゴーレ ほか ●第8章:双発戦闘機の評価 ●第9章:ウォーバーズファンのための関連ガイド -
学習まんが 日本の歴史
※デジタル版には紙書籍の巻頭・巻末特集やコラムなどが収録されておりません。ご了承ください。【カバーイラストは岸本斉史先生描きおろし!】日本列島にうつりすんだ人びとが石器だけで生きぬいた旧石器時代から、土器を使いはじめた縄文時代、稲作が広く伝わった弥生時代、大王を中心にクニ作りにはげんだ古墳時代までをあつかっています。どの時代も遺跡から出土するさまざまな遺物を手がかりに、当時のようすが研究されています。日本という国のはじまりには、どんなものがたりがあったのか、なぞの多い時代にせまってみましょう。 -
学研まんが世界の歴史
[書籍版巻頭・巻末資料は電子版では未掲載です]文明のおこりとピラミッドにねむる王たちの様子を描く。まんがで楽しく学べる一冊。 -
第二次世界大戦 合本版
強力な統率力と強靭な抵抗精神でイギリス国民を指導し、第二次世界大戦を勝利に導き、戦時政治家としては屈指の能力を発揮したチャーチル。抜群の記憶力と鮮やかな筆致で、本書はノーベル文学賞を受賞。第1巻から4巻までの豪華合本版。 ※本電子書籍は、「第二次世界大戦 1~4」の合本版です。 -
第二次世界大戦ヒトラーの戦い
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ヨーロッパに展開された壮大、複雑、そして過酷な第二次大戦のすべてを、精緻に描き出す歴史大巨編。第1巻はナチス党結成から独裁体制確立、レーム粛正まで。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。 -
技術戦としての第二次世界大戦
戦前の日本軍のイメージとして、「精神主義」「白兵思想」がよく挙げられるが、果たして本当だろうか?技術力を軽視し、「明治に制定された38式歩兵銃をいつまでも使い続けた」という批判は今でも根強いものがある。しかしそれは当時、世界的に見ればごく普通のことで決して日本軍だけの珍しい例ではなく全くの誤解である。本書は、「第二次世界大戦での日本の軍事技術力はいかなるレベルにあったのか?」「戦争の敗因は一体どこにあったのか?」を、“技術戦”という新たな視点で説き明かした白熱の対談だ。戦車・飛行機・大砲・小銃・自動車など陸戦兵器を中心に、その性能や戦略、開発の背景を、主な対戦国である“米英中ソ”の4ヵ国と徹底比較していく。「誤解された38式歩兵銃」「手榴弾を愛した敵軍」「日本製戦車のセンス」「インパール作戦は『悪い見本』か?」など、激戦の意外な真実が見えてくる!『技術戦としての第二次大戦』を改題。 -
第二次世界大戦
強力な統率力と強靭な抵抗精神でイギリス国民を指導し、第二次世界大戦を勝利に導いた歴史的な政治家チャーチル。本書は、歴史の舞台に直接参加した彼の手による、最も信頼すべき最高の第二次世界大戦の記録だ。深い歴史観に基づく著作活動によってノーベル文学賞を受賞した彼の歴史物語を堪能できる。第1巻は、一九一九年から第二次世界大戦勃発の翌年までを描く。