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籠のなかの天使
何度踏みにじられても、花は咲く。19世紀英国の港町で、悲しき薄幸のレディが初めて知った愛――叙情ロマンスの名手 カーラ・ケリー 〈海峡の英国紳士〉シリーズ 待望の第2弾! 子爵の非嫡出子として生まれたローラ。18歳で売られるように老貴族に嫁いだが、短い結婚生活は夫の病死で終わりを告げた。そんなある日、腹違いの妹の存在を知ったローラは、妹がいる港町を訪ねた。そこで出会ったのは妹の隣人、軍医フィレモン。彼の逞しさと穏やかな眼差しに、ローラは生まれて初めて胸の高鳴りを覚える。しかも彼は会ったばかりのローラに思いがけない提案を持ちかけ……。 -
春を待つ騎士
■長い冬のあいだ春を待ち続けた今、きみを可憐な桜草で飾ろう■十四世紀なかばのイングランド――二年前に老齢の領主であった夫を亡くしたアレッタは、忠実な使用人たちの協力のもと、女手一つで荘園を管理していた。十五歳で嫁いで以来七年間、暴虐な夫から虐待を受けた彼女にとって、大変ではあっても、夢のように平和な日々といえた。その平安を打ち破るかのように、春の嵐が巻き起こる。長く不在だったという隣の荘園の領主、ジェロントが帰ってきたのだ。彼は初めて顔を合わせた瞬間から、アレッタを嘲り、挑発した。最初はアレッタの土地に、次いで荘園邸にも侵入し、彼女の心の中にまで横暴に踏み込んでくる。ジェロントがささいな弱みを突いて偽りの婚約を迫ってきたとき、アレッタは動揺を隠すことができなかった。わたしが過去の結婚に感じていた恐怖は、彼にはわからない。なぜ、ほうっておいてくれないの! -
竪琴を奏でる騎士
■修道院から夢見た自由な生活はそこにあるはずだった……。■十三年間修道院で暮らしてきたエリザベスは、おじの出現に胸を躍らせた。おじは縁組を整えていた姪が別の男のもとへ逃げ出したため、もうひとりの姪である彼女に白羽の矢を立てたのだ。エリザベスにとっては願ってもないチャンスだった。修道院でのつらく冷たい日々から抜け出せるのなら、相手がどんな人であっても、結婚を成功させなければ。しかし、おじとともに城に到着した彼女を待っていたのは、誰からも恐れられる騎士、レイモンだった。首にはおどろおどろしい傷痕、しぼり出すようなつぶれた声、そして蔑むような冷酷な瞳……。ああ、また誰かに脅える日々を送ることになるのかしら? -
謎めいた後見人
■虚構渦巻く華やかな社交界。運命の扉が今、開かれる……。■わたしに後見人が? もうじき二十歳になろうというのに?ある日突然、目の前に現れた謎の紳士に、アンは当惑した。幼いころに母を失い、その直後に寄宿学校に入れられた彼女は、ほとんど父に会わずに成長した。その父も亡くなり、母校の教師が自分の生きる道だとほとんど信じかけていた。陰のある美貌の紳士はイアン・シンクレアと名乗った。陸軍大佐の彼女の父親から、遺言で後見人に指名されたという。いったい父はなにを考えていたの? これからどうなるの?アンの疑問のひとつは、やがて答えが明らかになった。夫を探すため、彼女は社交界にデビューするのだ。だが、理想の男性はもう見つかった。夢見がちな彼女にとって、イアン・シンクレアこそ、完璧な夫となりうる人だった。■一つの遺言が二人の人生を変えた……残酷な現実とかすかな希望のはざまでイアンが下した決断は? 十九世紀のロンドン社交界を描くドラマチック・ロマンス! -
愛の記念日
アンドレアスと出会って二年目の記念日を目前に、ホープの心は弾んでいた。だがお祝いの計画を練るホープに、友人が心ない言葉を浴びせかけた。ギリシアの大富豪で、プレイボーイのアンドレアス。その彼にとって、ホープはただの愛人でしかないというのだ。だから、記念日を祝ったりするのは逆効果だと。そんなわけないわ!でも……本当にそう言い切れる?確かに将来を話し合ったことも、家族や友人に紹介されたこともない。私は彼にとって、都合のいい存在だったのかしら。数日後、その不安は現実となって彼女に襲いかかった。★ハーレクイン・ロマンスが誇る大人気作家リン・グレアムの新作をお届けします。ヒロインの切ない想いは、ヒーローに届くのでしょうか? ハーレクイン・クラシックスから好評発売中のC-641「愛ゆえの罪」もあわせてお楽しみください!★ -
愛と喜びの讃歌
孤児院の院長を務めるグエンドリンは、恵まれない子供たちにささやかながら心のこもったクリスマスのお祝いを贈ろうと、寄付を募りにクーム・リース伯爵邸を訪れた。人嫌いで知られる伯爵の冷酷な態度にもひるまず、やっと説得に成功したとき、館の外は猛烈な吹雪になっていた。グエンドリンは不本意ながら、無礼な伯爵と夜を明かすことにする。 -
花嫁の誓い
旅行でオランダを訪れていた看護婦のカロラインは、道に迷った末に事故で負傷し、近くの大きな屋敷へ運ばれた。幸い、屋敷の主人はラディンクという医師だった。ところが、使用人たちは手厚く看護してくれたものの、ラディンク自身はカロラインに対してひどくそっけない。やがて回復した彼女は、ラディンクに複雑な感情を抱きつつもイギリスに帰った。その数日後、突然、ラディンクがカロラインの働く病院に現れる。驚くカロラインに、彼は追い討ちをかけるように言った。「僕と結婚してくれないか」 -
ささやかな背徳
ある日突然、カロラインのもとに結婚話が舞い込んだ。悪名高いラザフォード伯爵が妻を探しているという。聞けば、彼は余命いくばくもなく、すぐに跡継ぎが欲しいらしい。何より金が必要なカロラインは、一も二もなく立候補した。相手が希代の放蕩者でも、結核に苦しむ弟のためなら、どんなひどい扱いを受けても我慢するつもりだった。だが、面接と称する場で初めて顔を合わせたとき、伯爵のあからさまな質問と執拗な視線に、カロラインは心底当惑した。 -
夜は別の顔
★片思いの彼が夢中なのは、眼鏡の奥に隠れた別人の私。★図書館司書のアメリアは夜間にウエイトレスの仕事を始めた。眼鏡を外し、きわどい服を着るのは本意ではないが、退屈な人生を変えるためにどうしても車を買う資金が必要だった。厳しく育てられた彼女が夜の副業を持っていることが知れたら、同居する大おばはおろか、町中が上を下への大騒ぎになるだろう。ある晩、予想もしなかった客が来店する。アメリアが長年片思いを続けるタイラー・サヴィジだ。町の住人に見られた衝撃も相当だが、彼の注文にはさらに驚いた。彼はこの美人ウエイトレスがお堅い司書とは気づかずに、陶酔しきった瞳で「俺がほしいのはきみだ!」と叫んだのだ。 -
消えない愛のしるしを
傷ついた心を癒すのは、あなたがくれる痛みだけ――危険なほどに純粋な愛が始まる。NYタイムズNo.1作家マヤ・バンクス 夫を亡くして三年、ようやく過去に別れを告げる決意をしたジョスリン。心の奥にある孤独を振り払うため、彼女はつてをたどり、誰にも言えなかったひそやかな願いを叶えるべく秘密の場所へ足を踏み入れた。だが、そこはいるはずのない人――夫の親友で、親身に支えてくれるダッシュがいた。優しい彼の初めて見る暗く官能的な瞳に、ジョスリンの胸は震える。それは危険な愛の始まりで……。 -
神様からの処方箋
幸せが崩れゆくのを止められなかった。忘れようとしたとき、切ない再会が……。 それはローナが新たな人生に踏み出した矢先の交通事故だった。子宮外妊娠で第一子を失い、すれ違いから夫ジェイムズとも別れて以来、いつか大切な命を産みたいと、おなかの痛みにも耐えてきた。10年が過ぎた今、ようやく子供をあきらめて手術を受ける決心をし、故郷を離れてロンドンで暮らそうとしていたところだったのだ。病院に運ばれ、病室で意識を取り戻した彼女の耳に懐かしい声が届く。「ローナ……」ああ、なんてこと。ここはジェイムズの病院!思わぬ再会後、やがて快復したローナは、彼と一緒に働くことになる。その前に過去のわだかまりを解くように、二人は一夜を共にした。ローナは彼の腕の中で、じきに手術で子を望めなくなる切なさに震えた。 ■かつて愛したジェイムズの姿を再び目にしたとき、ローナの胸には失った幼い命の面影が甦ったのでした。悲しみに押し潰されそうになりながらも、前に進もうともがく彼女の姿に声援を送りたくなります。スター作家C・マリネッリが描く、珠玉の愛の復活ロマンス。 -
汚れた指
ネブラスカの空港で神父が殺害された。刃物で腹部を一突きされ、彼がバチカンに運ぶはずだった機密書類が消えた。警察からの要請を受け、急遽現場へ飛ぶことになった捜査官マギー。ネブラスカといえば、数年前に少年連続殺人事件が起き、捜査に加わった場所だ。少年の胸に十字架の形の傷を残す、残忍な犯行だった。当時、捜査当局がたどり着いた結論に納得できなかったマギーは、真犯人はまんまと逃げおおせたと信じていた。同じ場所で、またも教会絡みの事件……。今も胸にわだかまりを感じながら、マギーは因縁の地に降り立った。 -
子爵の理想の花嫁選び【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】
孤独で貧しく、不器量で従順――彼女こそ、私の理想の花嫁だ! 両親を失い、天涯孤独となったメアリーは、遠縁の家で息を潜めて生きていた。誰にも望まれず、必要とされることのない日々。そんな彼女に、ある夜、手を差し伸べたのはハヴロック卿。まばゆい美貌の子爵は、出会ってすぐ結婚を申し込んだ。なぜ私に? 戸惑うメアリーに、彼は静かに語った。異母妹を引き取るため、形式的な妻が必要なのだと。冷静なその言葉の裏に、一抹の誠実さを感じ、彼女は承諾する。誰かの役に立てることが、少しだけ心を温かくしたから。“孤独で貧しく、不器量で従順な娘”――まさかそれが、子爵の望む花嫁だとは知らず……! ■内気で冴えないヒロインが、寂しさばかりの人生に別れを告げられるかもしれないと、一縷の望みを託した結婚。でも夢のような結婚式の夜、見つけた紙切れに書かれていたのは、子爵の信じ難い〈花嫁の条件〉。さて、彼女がお返しにしたためた“夫の条件”とは? *本書は、ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャルから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
さらわれた手違いの花嫁【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】
夫の生還、よみがえる片想い。妻は愛と嫉妬に懊悩する……。 ローラはある夜、婚約者と馬車で移動中に何者かにさらわれた。洗練された身のこなしに、魅惑的な瞳を持つその男が顔を覆い隠していたハンカチを外した瞬間、ローラは目を疑った――2年前に海で死んだはずの夫、ルーカス! 最愛の夫が生きていた!「きみの婚約も今日までだ。きみはぼくと結婚しているんだぞ」ルーカスをいまだ愛するローラの心はしかし、複雑に揺れた。そもそも二人の結婚は、ルーカスの手違いによるものだったから。そう、私は手違いの花嫁……愛されぬ花嫁だった。ローラのそんな切ない思いを裏づけるかのように、ルーカスはかつて彼が結婚を望んだ別の女性を屋敷で匿うと言いだし……。 ■追いはぎに襲われたとき、ローラは何を奪われてもネックレスだけは渡せないと頑張ります。それは、亡き夫ルーカスから贈られた大切な形見だったから。ところがその“追いはぎ”がまさかルーカス本人だったとは! リージェンシーの名手H・ディクソンの名作! *本書は、ハーレクイン・ヒストリカルから既に配信されている『さらわれたレディ』を改題したハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
愛と運命のホワイトクリスマス
リン・グレアム全作品リスト2024年版巻末に特別掲載! ■不動の大スター作家リン・グレアムをはじめ、大人気作家が綴ったクリスマスのシンデレラ物語を3編収めた豪華アンソロジーです。巻末には特別付録として、2024年版リン・グレアム全作品リストを掲載! 今後の新作刊行予定もチェックできるのでお見逃しなく。 -
黒衣のシンデレラは涙を隠す
金目当ての悪女の白い結婚なんて、いったい誰が信じるだろう? エリアナはパーティ会場で見覚えのある顔を見つけ、凍りついた。元婚約者のレアンドロス! 6年前、エリアナは婚約指輪を返し、別の男性と政略結婚した。病床の父と困窮した家を守るための決断だったが、彼は知る由もない。しかも夫は事故死してしまい、エリアナは遺産も屋敷もすべて義父に奪われて放り出され、今は薄給のパート従業員の身。だが彼はその弱みを知ってか、強引に彼女をパリへ連れ出し、贅沢に着飾らせ、オペラに同伴し、ついにはベッドへ組み敷いた。ああ、これが新婚旅行だったら……。すると突然彼女が苦悶の声をあげ、レアンドロスはショックで呆然とした。「きみは初めてだったのか? どういうことだ?」 ■大スター作家リン・グレアムも惜しみない賛辞を贈る、スター作家ジュリア・ジェイムズのドラマティックなシンデレラ・ロマンスをお楽しみください。最愛の人から“不実な婚約者”と罵られても、ヒロインには守るべき秘密があって……。感涙必至の珠玉作! -
禁じられた恋人【ハーレクイン・ロマンス版】
初恋の義兄は、世界一すてきな後見人。大人になった私を見てほしいのに。 「新しい恋人は、君が莫大な遺産を受け継ぐと知っているのか?」年の離れた義兄ニックは、プレイボーイで有名な裕福な実業家。父亡きあとサラの後見人をしている。サラの幼い日の義兄への憧れはいつしか恋に変わったが、24歳になった今も、まだ子ども扱いしてくるのだ。でも、私はもう大人よ。義兄の気持ちを知りたい……。ニックの前でセクシーなドレスを着る日を夢見て、ダイエットを決意したサラは、ジムのトレーナーに恋人のふりを頼み、ランチに招待することに。そして当日――現れた男友達と、義兄の前でキスすると……? ■サラが連れてきた男友達が実はゲイとはつゆ知らず、義兄は突如、嫉妬心をあらわにして――。大スター作家リン・グレアムファン、必読! カリスマ性のあるプレイボーイヒーローを描いたら右に出る者のない、スター作家ミランダ・リーの義兄妹ものです。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
失われた愛の記憶と忘れ形見
ずっと愛にも幸せにも縁がなかった私。愛する人に妊娠まで否定されるなんて。 エマは里親を転々とし、誰にも愛されずに苦労しながら成長した。だからイタリア富豪ニコとも、いつかは別れると覚悟して結婚した。しかし、彼との別れは意外なものだった。結婚後1週間で、彼は飛行機事故により帰らぬ人となってしまったのだ。エマは涙にくれたが、たちまち生活に困窮するようになって、やむにやまれず親切な男性とのプラトニックな結婚を決意する。ところが結婚式当日、亡くなったはずの夫ニコが教会に現れて叫んだ。「異議あり!」怒りの形相とともに彼は花嫁のエマに詰め寄ってきた。実は、彼女にはどうしても結婚しなければならない理由があった。おなかに宿った命――ニコの子供を産んで育てるために。 ■事故から生還したヒーローから、すぐさま別の男と結婚しようとしたことを責められるヒロイン。彼女が必死に事情を話しても、ヒーローの怒りがとけることはありません。事故の前はヒロインに“飽きた”と言っていたはずなのに……。大人気の夫婦元さや物です! -
シークに愛された一夜【ハーレクイン・ロマンス版】
疑惑の花嫁が宿したのは、天使か? それとも……。 旅先で盗難に遭い、宿代を稼ぐため仕事に出向いたティファニー。だがそこは、セレブ御用達のいかがわしいクラブだった。間一髪でダーハラ国のセクシーな王子ラフィークに救われ、ひと目で彼の虜になったティファニーは甘く熱い夜を共にするが、翌朝、当座の現金を渡され、冷淡にあしらわれて傷ついた。私を金目当ての娼婦だとでも思っているの?二度と顔も見たくないと立ち去った2カ月後、事態は急変する。妊娠していたのだ。すぐにラフィークとの面会を取りつけるが、彼は訝しげにティファニーを睨みつけ、DNA鑑定を求める一方、驚いたことに、結果を問わずきみと結婚すると宣言して……。 ■軽快でありながらも情感豊かな筆致で人気のテッサ・ラドリー。彼女が描く、異国が舞台のロイヤルロマンスをお楽しみください。純潔を捧げて身ごもったにもかかわらず、ヒーローから疑われたヒロイン。冷たく閉じた彼の心を開くことはできるのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
侯爵と見た夢【ハーレクイン文庫版】
サンドロ! なぜあなたがここに?仕事で3年ぶりにイタリアを訪れたポリーを滞在先のホテルで待っていたのは、かつて愛した男性。3年前、ふたりは恋人同士だった。彼が手切れ金を残し、振り向きもせずにポリーの前から立ち去るまでは。じつはサンドロが侯爵の称号を持つ大富豪なのだと初めて知ってイギリスで待つ幼い息子の姿が脳裏に浮かんだ。サンドロの本当の目的は、捨てた恋人の私などではなく、彼の息子……つまり、彼の後継ぎなの……? *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
砂漠に落ちた涙【ハーレクイン文庫版】
灼熱の砂漠で、シークの囚われの身となった私。 逆光で、彼がテントの入口に現れても顔はわからない……。 図書館員のキャサリンは、いつもの白昼夢を見ていた。 恋をしたことはないけれど、夢の中でなら私はシークのもの。 ところが、それはある日現実となった。 異国の王子ハキムが図書館を訪れて彼女に本の場所を尋ね、デートに誘ってきたのだ! なぜ不器量な私に興味を持つの? 疑問はハキムの情熱的な求愛に、消え去ってしまう。 囚われの花嫁として利用されるとは知るよしもなく――。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
脅された花嫁【ハーレクインSP文庫版】
突然の熱いキスが告げる―― きみはぼくのものだ、と。 ローレンは、現れた新しいクライアントを見て凍りついた。 傲慢さを漂わすギリシア人大富豪、ザンダー・ヴォラキス―― 法的には今なおローレンの夫だ。 5年前、ローレンが浮気をしたと決めつけ激怒したザンダーは、 彼女の心を粉々にし、職も生活も、何もかもを奪った。 その私に突然仕事を依頼しに来るなんて、何を企んでいるの? 立ちすくむローレンを前に、ザンダーは不遜に微笑むと、 いきなりキスをした。 きみはまだぼくの所有物だと言わんばかりに。 -
名もなき花の挽歌 イヴ&ローク54
国内累計150万部のベストセラー・シリーズ最新巻!ニューヨークの廃墟に打ち棄てられた女性たち。その無念を背負い、イヴは怒りの捜査を開始する―― 解体工事中のビルのゴミ箱からシートにくるまれた女性の遺体が見つかった。彼女は界隈では顔の知れたホームレスで、ちょっとした悪事を見かけてはノートに書きつけ、警察に報告して日銭を稼いでいたという。捜査のため事件現場を見てまわっていたイヴのもとに、今度は妊婦の白骨死体が見つかったと知らせが入る。距離にして1ブロック。40年の時を経た2つの事件は、マフィアとの黒い繋がりが噂される土地開発会社の所有地で起きていて……。 -
涙が乾くまで
また、あなたに恋してしまう。それがなにより怖くて……。 2年前に別れた夫マイケルが事故に遭ったという一本の電話――それは、エイミーをつらい過去へと引き戻すものだった。事故で記憶を失った彼の面倒を見てほしいと彼の姉に頼まれたが、できれば、二度とマイケルには会いたくなかった。まだ赤ん坊だった愛娘の死にも涙一つ流さなかった冷たい彼には……。けれど放っておけず、気づけばエイミーは元夫のもとに駆けつけていた。元妻のこともあの悲劇のことも忘れ、明るさを取り戻したマイケルに、エイミーは愚かにもすがりたくなってしまう。彼の記憶が戻れば、耐えがたい絶望と孤独に慟哭した、あの時の涙がまた流れるというのに。 ■北米ロマンス小説界の最高峰、RITA賞を受賞した実力派、カレン・ヴァン・デア・ゼーの名作をお贈りします。自分が離婚した妻だともし告げれば、マイケルに追い返されるだろうと思い、エイミーは今も妻としてふるまいます。やがて真実に気づいたとき、彼は――。 -
灰かぶりの令嬢【mirabooks版】
家族のため、この髪を銀貨に換えて。19世紀英国の港町で、清貧のシンデレラに訪れた奇跡――カーラ・ケリー〈海峡の英国紳士〉シリーズ名作の呼び声高い第1弾、新装版で登場! 英国の小さな港町の片隅でエレノアはひもじさに耐えていた。子爵の非嫡出子であるばかりに世間から見放され、宿屋を営む祖母と暮らしているが、半年も客が来ない。ついには長い髪を切って売り払ったとき、港に停泊した船の艦長オリヴァーが宿泊に訪れる。到着するなり体調を崩したオリヴァーを看病したエレノアは、やがて彼の優しさに触れ淡い想いを募らすが、人並みの幸せなど望めるはずもなく……。 *本書は、mirabooksから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。 -
蒼きバラのあやまち
伯爵の禁じられた恋の相手は、亡き兄が遺した幼な妻……。『真夜中の壁の花』につづく、大人気作家のシリーズ最新作! 旅行中に命を落とした双子の兄の遺言が、エドワード・オールコットの運命を一変させた。グレイリング伯爵の地位を継ぐばかりか、帰国後は兄になりすまして、幼な妻ジュリアとの結婚生活を続けなければならなくなったのだ。兄とは正反対に放蕩の限りを尽くしてきたエドワードは、数年前のある“過ち”のせいで、彼女から毛嫌いされている。数カ月ぶりに夫と再会したジュリアは、幸いにも瓜二つのエドワードを夫と信じて疑わなかったが、彼を愛情深く見つめる“妻”の隣で眠ることに、エドワードは次第に耐えきれなくなっていた。 -
ひとりぼっちの壁の花
男性が怖い。肌を重ねずにすむならと受け入れた婚約だったけれど……。 時は1813年。“壁の花”“氷のレディ”と陰口をたたかれている伯爵の娘レジーナは、許婚との結婚式に臨もうとしていた。男性恐怖症に悩まされる彼女が、親の決めたこの婚約を受け入れたのは、当面は形だけの結婚で床入りの必要はないと許婚に言われたからだ。ところが式の当日、祭壇の前に許婚は姿を現さなかった。置き去りにされた花嫁として世間の白い目に耐える覚悟をしかけたとき、彼女の前に現れたのは、ハンサムなキャムフォード子爵ダルトン――7年前に一度だけ会ったことがある、許婚の親友だった。彼は驚きざわめく参列者たちを尻目にレジーナを連れ出すと、言った。「私と結婚してほしい。でも、君を誘惑しないという約束はできない」 ■端整な顔立ちで頼りがいのある子爵と、かつては天真爛漫だったのに今は壁の花と化した伯爵令嬢の切なくも美しい恋物語。開くことをやめてしまったつぼみのようなヒロインの心を、子爵はどう溶かすのでしょうか? 日本デビュー作『領主様の家庭教師』の関連作。 -
明日の欠片をあつめて
余命宣告を生き延びた女と、心に傷をもつ私立探偵、最終章。謎の連続失踪、そして襲いかかる魔の手――探偵チャーリー&ジェイド、最後の事件が始まる!全米ベストセラー作家シャロン・サラ 数々の事件を解決してきた私立探偵チャーリーとジェイドのもとに新たな事件が舞い込んだ。古い地区のアパートから若い女性が忽然と姿を消したらしく、やがて過去にもこの部屋で失踪事件があったとわかる。調査を進める一方、特殊な力が世に知られたジェイドはメディアや悪意ある集団に追われていた。このままではチャーリーに迷惑がかかる――彼を守るためジェイドが下した決断は……シリーズ堂々の完結!