ハーレクイン作品一覧
-
4.7リーは詐欺にあった祖父母のため、負け知らずの弁護士ダミアンに依頼する。けれど、祖父母の財産を奪ったシリルは立派な実業家で、詐欺など働かないとダミアンから言われてしまう。それに、病に伏すシリルと会い、身に覚えがないと本人にも断言される。なす術のなくなったリーのもとに、驚くべき知らせがもたらされた。シリルが亡くなり、なんとリーに広大な農園を遺してくれたのだ。しかしそれには、ダミアンと結婚して共同所有するという条件があり…。
-
4.7
-
4.7いつか憧れのララビー・ハウスを手に入れて子だくさんの大家族を作る――そんな長年の夢が破れ、落胆する建築士のガブリエル。しかも買い主はこの家をホテルに改装しようとしている。祖父も憧れていた由緒あるララビー・ハウスを守るため、その改装工事を引き受けたガブリエルだが、依頼主として現れたのは世間をにぎわす映画女優のフェイスだった。共通の友人ヘンリーのお節介で引きあわされたふたりは、ことあるごとにぶつかるが、次第に距離は縮まって…!?
-
4.7すべてが夜に染まっても、あなたとなら怖くない。見捨てられた街の殺人事件が、パンドラの箱をひらく―― 読者が選ぶ「勝手にロマンス大賞」受賞のシリーズ最新作!小さな探偵事務所を営むカタリーナのもとに、荒廃した沼で起きた殺人の調査依頼が舞い込んだ。だが現地で再会したのは思いもよらぬ人物――富豪のイタリア貴族にして無慈悲な暗殺者、そして彼女の心を奪ったまま半年前に姿を消したアレッサンドロだった。カタリーナは傷心を隠し、彼とともに事件の真相を追うが、アレッサンドロの知られざる過去と危険な魅力にいやおうなく引き寄せられ……。
-
4.7唸り声をあげる狼たちに囲まれ、メアリー=エレンは硬直した。婚約者に結婚式をすっぽかされ、ひとりで身を立てるためにミシガンにやって来たというのに…私、死んでしまうの!? 怯える彼女に男性の声が届いた。「動かないで」現れた彼…スティーヴは動物生態学者で狼の研究をしているといい、一緒に山を下りてくれた。自分の仕事に誇りをもつ彼に胸をときめかせるメアリー。男性なんてもうこりごりだと思っていたのに…戸惑う彼女に、スティーヴはキスしてきて?
-
4.7ワーカホリックが過ぎる社長のディンは、友人のドクターに命じられ10日間の休暇をとることに。そんなボスの不在を楽しんでいた秘書のキャスリンに、ディンから1本の電話が。「助けてくれ…君しか頼れない。双子の赤ちゃんが僕の別荘に置き去りにされている!」キャスリンが慌てて別荘に向かうと、可愛らしい赤ちゃんたちを慣れない手つきで懸命に世話するディンの姿があった。仕事ひと筋でつまらない男だと思っていたのに…彼の意外な一面を知るほどに心は惹かれ――!?
-
4.7ペニーは異父兄の借金のかたに、ダーレストン伯爵に妹の身代わりとして嫁ぐことになった。少女の頃の不幸な事故のせいで、ほとんど目が見えないという事実を隠して。伯爵はワーテルローの英雄と呼ばれ、女性の憧れの的だが、家督相続のためすぐに結婚して子供をもうけなければならないという。ペニーが騙すような形でやってきたことを知り、伯爵は激怒。3年のうちに跡継ぎができなければ離縁すると宣言し、うろたえるペニーの唇を無理やり奪った!
-
4.7父の入院の知らせを受け、苦い思い出の町に戻ってきたエマは、偶然にも初恋の相手ケイシーと再会する。8年前、幼かった彼女は彼に想いを伝えるも拒絶されてしまう。私は彼にとって妹でしかないと、エマは貯めたわずかなお金をポケットに詰め町を飛びだした。今はシカゴで店も持ち立派な女性として自立したつもりなのに、彼の魅力に少女だった頃の自分に引き戻されてしまう。なぜ熱いまなざしで見つめてくるの? だが、戸惑うエマには彼に打ち明けられない秘密があり!?
-
4.7「私の初めての相手になってほしいの」ルーシーは兄の友人のプリンス・ダミアンに悩みを打ち明けた。子供の頃から病弱で恋もキスも知らない私…でも病を克服した今、人並みに恋をしてみたい。プレイボーイのプリンスだけど優しい彼なら、きっと恋の手ほどきをしてくれるはずだわ。一方、ダミアンは困惑していた。無邪気で愛らしいとは言え彼女は友人の妹。頼みを聞くわけにはいかない。ところがまねごとのデートでした軽いキスに、思いがけない情熱が湧きあがって…!?
-
4.7
-
4.6休暇で訪れたギリシアの島で、ベスは美しい男性エリアスに出会う。惹かれあい情熱的な一夜を過ごしたものの、連絡先も告げず別れた。そして数か月後…妊娠中のベスは、仕事先のロンドンで破水してしまう。搬送先の病院で、赤子を取り上げるために現れた医師を見てベスは驚愕した。エリアス! まさかお腹の子の父親とこんな形で再会するなんて…! 動揺するベスはまだ知らなかった。彼の正体が一国の王子だということ、そして産んだ子がプリンセスになることを…。
-
4.6貴族の娘セアラは、借金のかたに望まぬ結婚を強いられていた。相手は性癖に問題ありと噂の准男爵。悪名高き彼はセアラに異常な執着を示していた。一方、それを知った、今シーズン最高の花婿候補と謳われるエングルメア侯爵ニコラスは一計を案じた。しっかり者のセアラを自分が娶れば、家政は安泰だし跡継ぎも望める。不幸な娘を准男爵の魔手から救い、一石三鳥だと――。セアラもニコラスも想像もしなかったのだ。便宜結婚の相手を愛してしまい苦しむ未来のことなど。
-
4.6
-
4.5何度踏みにじられても、花は咲く。19世紀英国の港町で、悲しき薄幸のレディが初めて知った愛――叙情ロマンスの名手 カーラ・ケリー 〈海峡の英国紳士〉シリーズ 待望の第2弾! 子爵の非嫡出子として生まれたローラ。18歳で売られるように老貴族に嫁いだが、短い結婚生活は夫の病死で終わりを告げた。そんなある日、腹違いの妹の存在を知ったローラは、妹がいる港町を訪ねた。そこで出会ったのは妹の隣人、軍医フィレモン。彼の逞しさと穏やかな眼差しに、ローラは生まれて初めて胸の高鳴りを覚える。しかも彼は会ったばかりのローラに思いがけない提案を持ちかけ……。
-
4.510年間、私を苦しめ城に閉じこめていた父親が亡くなった。私は自由になったんだ――! ヘレナ・ランバーズは、弁護士から後見人だという絵本の王子様のように美しいダーネル卿に引き合わされる。私が見えていないんだろうか。こんなに野暮ったくてがりがりに痩せた私なんかを迎え入れるはずが…案の定、彼の家族はひと目で気絶する。しかし、ヘレナは気づいていなかった。自分が数か月後には、さなぎから蝶に生まれ変わるほどに美しくなり社交界デビューするなんて!
-
4.5
-
4.5
-
4.5
-
4.5
-
4.5■長い冬のあいだ春を待ち続けた今、きみを可憐な桜草で飾ろう■十四世紀なかばのイングランド――二年前に老齢の領主であった夫を亡くしたアレッタは、忠実な使用人たちの協力のもと、女手一つで荘園を管理していた。十五歳で嫁いで以来七年間、暴虐な夫から虐待を受けた彼女にとって、大変ではあっても、夢のように平和な日々といえた。その平安を打ち破るかのように、春の嵐が巻き起こる。長く不在だったという隣の荘園の領主、ジェロントが帰ってきたのだ。彼は初めて顔を合わせた瞬間から、アレッタを嘲り、挑発した。最初はアレッタの土地に、次いで荘園邸にも侵入し、彼女の心の中にまで横暴に踏み込んでくる。ジェロントがささいな弱みを突いて偽りの婚約を迫ってきたとき、アレッタは動揺を隠すことができなかった。わたしが過去の結婚に感じていた恐怖は、彼にはわからない。なぜ、ほうっておいてくれないの!
-
4.5■修道院から夢見た自由な生活はそこにあるはずだった……。■十三年間修道院で暮らしてきたエリザベスは、おじの出現に胸を躍らせた。おじは縁組を整えていた姪が別の男のもとへ逃げ出したため、もうひとりの姪である彼女に白羽の矢を立てたのだ。エリザベスにとっては願ってもないチャンスだった。修道院でのつらく冷たい日々から抜け出せるのなら、相手がどんな人であっても、結婚を成功させなければ。しかし、おじとともに城に到着した彼女を待っていたのは、誰からも恐れられる騎士、レイモンだった。首にはおどろおどろしい傷痕、しぼり出すようなつぶれた声、そして蔑むような冷酷な瞳……。ああ、また誰かに脅える日々を送ることになるのかしら?
-
4.5■虚構渦巻く華やかな社交界。運命の扉が今、開かれる……。■わたしに後見人が? もうじき二十歳になろうというのに?ある日突然、目の前に現れた謎の紳士に、アンは当惑した。幼いころに母を失い、その直後に寄宿学校に入れられた彼女は、ほとんど父に会わずに成長した。その父も亡くなり、母校の教師が自分の生きる道だとほとんど信じかけていた。陰のある美貌の紳士はイアン・シンクレアと名乗った。陸軍大佐の彼女の父親から、遺言で後見人に指名されたという。いったい父はなにを考えていたの? これからどうなるの?アンの疑問のひとつは、やがて答えが明らかになった。夫を探すため、彼女は社交界にデビューするのだ。だが、理想の男性はもう見つかった。夢見がちな彼女にとって、イアン・シンクレアこそ、完璧な夫となりうる人だった。■一つの遺言が二人の人生を変えた……残酷な現実とかすかな希望のはざまでイアンが下した決断は? 十九世紀のロンドン社交界を描くドラマチック・ロマンス!
-
4.5アンドレアスと出会って二年目の記念日を目前に、ホープの心は弾んでいた。だがお祝いの計画を練るホープに、友人が心ない言葉を浴びせかけた。ギリシアの大富豪で、プレイボーイのアンドレアス。その彼にとって、ホープはただの愛人でしかないというのだ。だから、記念日を祝ったりするのは逆効果だと。そんなわけないわ!でも……本当にそう言い切れる?確かに将来を話し合ったことも、家族や友人に紹介されたこともない。私は彼にとって、都合のいい存在だったのかしら。数日後、その不安は現実となって彼女に襲いかかった。★ハーレクイン・ロマンスが誇る大人気作家リン・グレアムの新作をお届けします。ヒロインの切ない想いは、ヒーローに届くのでしょうか? ハーレクイン・クラシックスから好評発売中のC-641「愛ゆえの罪」もあわせてお楽しみください!★
-
4.5財政難な孤児院の院長を務めるグエンドリンは、恵まれない子どもたちに、ささやかでも心のこもったクリスマスのお祝いを贈ろうと寄付を募りにクーム・リース伯爵邸を訪れた。5年前に火事で大やけどを顔に負い、不気味な風貌になったと噂される人嫌いで有名な伯爵。グエンドリンは噂どおりの冷酷な彼の態度にもひるまず、やっと説得に成功するが――気づけば館の外は猛烈な吹雪になっていた。グエンドリンは不本意ながら、伯爵と夜を明かすことになってしまい…!?※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
-
4.5アニーはどうしてもその屋敷、マンクス・ホールを手に入れたかった。幼い頃の、幸福だった家庭を思い出させてくれるから。婚約者のノーマンとの新婚生活は、絶対ここでスタートさせたい! ところが、そんなアニーの夢を粉々にしようとする男が現れた。ノーマンの従兄弟だというルークが、マンクス・ホールを競り落とそうとしているという。危険な香りを放つルークは不安なアニーをさらに追いつめ、強引にキスをして言い放つ。「本心では君も僕を求めてるんだ」
-
4.5
-
4.5妹の子供を引き取り我が子のようにかわいがるキャシーの前に、スペインの名門一族の当主ハビエルが現れる。彼は弟の忘れ形見である子供を後継者として引き取りに来たというのだ。そのうえキャシーを子供の母親と勘違いした彼に、なかば脅される形でスペインへと行くことになってしまう。養子縁組の認可が下りるまで妹のふりをすることにしたキャシーは彼と過ごすうちにどんどん惹かれてしまい…。でも彼が触れてくるのは子供を奪うための罠だと知り――?
-
4.5医師である両親を目の前で殺され、心に深い傷を負ったマンディは、それ以来、話すことができなくなった。ある日、たまたま誘われたパーティーで酔っ払いにからまれた彼女に、小説家ブライアン・ストーンが救いの手を差しのべてくれた。身寄りのないマンディは、彼の小説をタイプライターで打ち込む秘書として屋敷に住み込むことに。なぜ、こんなに優しくしてくれるの? 彼にとって私は助けなくてはいけないほんの子供。なんの意味もないのよ、勘違いしてはだめ…。
-
4.5
-
4.5
-
4.5
-
4.5「きみの唇、すごくおいしいね…」ハンサムな弁護士に突然唇を奪われ、ハリエットは硬直した。どうしてこうなったの…!? ハリエットは大伯母から古く大きな屋敷を相続した。売ろうかとも考えたがいい買い手が見つからず、改装してフロアごと貸すことに。その借り手のひとりが、たった今ハリエットにキスをしたフィンだ。彼はとんでもないトラブルメーカーで、連日のパーティーに、ひっきりなしに訪れる美女たち。もう我慢ならないと苦情を言いに行っただけなのに!
-
4.5孤児院の院長を務めるグエンドリンは、恵まれない子供たちにささやかながら心のこもったクリスマスのお祝いを贈ろうと、寄付を募りにクーム・リース伯爵邸を訪れた。人嫌いで知られる伯爵の冷酷な態度にもひるまず、やっと説得に成功したとき、館の外は猛烈な吹雪になっていた。グエンドリンは不本意ながら、無礼な伯爵と夜を明かすことにする。
-
4.5旅行でオランダを訪れていた看護婦のカロラインは、道に迷った末に事故で負傷し、近くの大きな屋敷へ運ばれた。幸い、屋敷の主人はラディンクという医師だった。ところが、使用人たちは手厚く看護してくれたものの、ラディンク自身はカロラインに対してひどくそっけない。やがて回復した彼女は、ラディンクに複雑な感情を抱きつつもイギリスに帰った。その数日後、突然、ラディンクがカロラインの働く病院に現れる。驚くカロラインに、彼は追い討ちをかけるように言った。「僕と結婚してくれないか」
-
4.5ある日突然、カロラインのもとに結婚話が舞い込んだ。悪名高いラザフォード伯爵が妻を探しているという。聞けば、彼は余命いくばくもなく、すぐに跡継ぎが欲しいらしい。何より金が必要なカロラインは、一も二もなく立候補した。相手が希代の放蕩者でも、結核に苦しむ弟のためなら、どんなひどい扱いを受けても我慢するつもりだった。だが、面接と称する場で初めて顔を合わせたとき、伯爵のあからさまな質問と執拗な視線に、カロラインは心底当惑した。
-
4.5★片思いの彼が夢中なのは、眼鏡の奥に隠れた別人の私。★図書館司書のアメリアは夜間にウエイトレスの仕事を始めた。眼鏡を外し、きわどい服を着るのは本意ではないが、退屈な人生を変えるためにどうしても車を買う資金が必要だった。厳しく育てられた彼女が夜の副業を持っていることが知れたら、同居する大おばはおろか、町中が上を下への大騒ぎになるだろう。ある晩、予想もしなかった客が来店する。アメリアが長年片思いを続けるタイラー・サヴィジだ。町の住人に見られた衝撃も相当だが、彼の注文にはさらに驚いた。彼はこの美人ウエイトレスがお堅い司書とは気づかずに、陶酔しきった瞳で「俺がほしいのはきみだ!」と叫んだのだ。
-
4.4まさかここが彼の勤める病院だったなんて。交通事故に巻きこまれたローナは、搬送先の病院で元夫の医師ジェームズに再会した。子宮外妊娠で子供を失い、すれ違いから彼と離婚して10年。新しい人生に踏み出そうとしていた矢先、こんな偶然があるなんて。昔と変わらず優しいジェームズにローナの胸は締めつけられた。私はまだ彼を愛している。でも…。ジェームズはローナが仕事を探すために家を売り、行く所がないと知ると「僕の家で療養すればいい」と提案して?
-
4.3
-
4.3
-
4.3ナニーの仕事中に、クレアはモデルか俳優のように素敵な男性アダムと出会った。見惚れてしまったが、ふと我に返り慌ててその場を立ち去った。その夜、クレアは雇い主に迫られたうえに、言いがかりを受けて追い出されてしまう。貯金も底を尽きそうだし、賃金も支払われないなんて。どうしよう。夜の街で途方に暮れる彼女の前に、アダムが現れた。彼はクレアを食事に誘うと、息子のナニーになってほしいという。そうして、ひとつ屋根の下で暮らすことになり…?
-
4.3
-
4.3大富豪ジェイムソン家の次男、スペンスとの再会にアビーは動揺した。彼はまだ私を疑ってるの? かつて彼はアビーの上司で、そして恋人同士だった。だが悪夢のような出来事がふたりをひき裂いた。あろうことか、スペンスの父親に無理やりキスされ、それを見られたのだ。スペンスは話も聞かず、アビーを裏切り者と決めつけ去っていった。再会後のスペンスと仕事で接するだけで、心が悲鳴をあげる。ああ、どうかしている。私を疑う彼に、いまだ心奪われているなんて。
-
4.3
-
4.3
-
4.3パーディタ――彼女の名の意味は〈捨てられし者〉。大海賊の情婦として処刑されるところを、名高き伯爵アンボーンに買われてそう呼ばれることになったが、パーディタには隠している素性があった。伯爵は私を何かに利用しようとしている。それがわかるまで無知で言葉を話せないふりをしよう。たやすく人を信用して騙された、あの過ちを繰り返さないために。だが互いを探りあいながらも、いつしか惹かれあうふたり。伯爵の目的の裏で、実りがたい恋が生まれようとしていた。
-
4.3傷ついた心を癒すのは、あなたがくれる痛みだけ――危険なほどに純粋な愛が始まる。NYタイムズNo.1作家マヤ・バンクス 夫を亡くして三年、ようやく過去に別れを告げる決意をしたジョスリン。心の奥にある孤独を振り払うため、彼女はつてをたどり、誰にも言えなかったひそやかな願いを叶えるべく秘密の場所へ足を踏み入れた。だが、そこはいるはずのない人――夫の親友で、親身に支えてくれるダッシュがいた。優しい彼の初めて見る暗く官能的な瞳に、ジョスリンの胸は震える。それは危険な愛の始まりで……。
-
4.3幸せが崩れゆくのを止められなかった。忘れようとしたとき、切ない再会が……。 それはローナが新たな人生に踏み出した矢先の交通事故だった。子宮外妊娠で第一子を失い、すれ違いから夫ジェイムズとも別れて以来、いつか大切な命を産みたいと、おなかの痛みにも耐えてきた。10年が過ぎた今、ようやく子供をあきらめて手術を受ける決心をし、故郷を離れてロンドンで暮らそうとしていたところだったのだ。病院に運ばれ、病室で意識を取り戻した彼女の耳に懐かしい声が届く。「ローナ……」ああ、なんてこと。ここはジェイムズの病院!思わぬ再会後、やがて快復したローナは、彼と一緒に働くことになる。その前に過去のわだかまりを解くように、二人は一夜を共にした。ローナは彼の腕の中で、じきに手術で子を望めなくなる切なさに震えた。 ■かつて愛したジェイムズの姿を再び目にしたとき、ローナの胸には失った幼い命の面影が甦ったのでした。悲しみに押し潰されそうになりながらも、前に進もうともがく彼女の姿に声援を送りたくなります。スター作家C・マリネッリが描く、珠玉の愛の復活ロマンス。
-
4.3ネブラスカの空港で神父が殺害された。刃物で腹部を一突きされ、彼がバチカンに運ぶはずだった機密書類が消えた。警察からの要請を受け、急遽現場へ飛ぶことになった捜査官マギー。ネブラスカといえば、数年前に少年連続殺人事件が起き、捜査に加わった場所だ。少年の胸に十字架の形の傷を残す、残忍な犯行だった。当時、捜査当局がたどり着いた結論に納得できなかったマギーは、真犯人はまんまと逃げおおせたと信じていた。同じ場所で、またも教会絡みの事件……。今も胸にわだかまりを感じながら、マギーは因縁の地に降り立った。
-
4.2
-
4.2
-
4.219世紀初頭、英国貴族のグレイは亡き兄から相続した領地を一度も訪れず管理人にすべてを任せて放置していた。だが使用人が去り、屋敷が荒れ果てていると噂を聞き、急ぎ馬車を走らせる。そして暗い屋敷に足を踏み入れると――「止まりなさい! 銃口はまっすぐあなたの心臓を狙っているのよ!」若い女性がひとり。メイドだろう、どうやら私を盗賊と間違えているようだ。銃をかわし、抱きすくめ、月明かりに照らされた彼女を見ると…息をのむほど美しい娘がそこにいた。
-
4.1
-
4.0金目当ての悪女の白い結婚なんて、いったい誰が信じるだろう? エリアナはパーティ会場で見覚えのある顔を見つけ、凍りついた。元婚約者のレアンドロス! 6年前、エリアナは婚約指輪を返し、別の男性と政略結婚した。病床の父と困窮した家を守るための決断だったが、彼は知る由もない。しかも夫は事故死してしまい、エリアナは遺産も屋敷もすべて義父に奪われて放り出され、今は薄給のパート従業員の身。だが彼はその弱みを知ってか、強引に彼女をパリへ連れ出し、贅沢に着飾らせ、オペラに同伴し、ついにはベッドへ組み敷いた。ああ、これが新婚旅行だったら……。すると突然彼女が苦悶の声をあげ、レアンドロスはショックで呆然とした。「きみは初めてだったのか? どういうことだ?」 ■大スター作家リン・グレアムも惜しみない賛辞を贈る、スター作家ジュリア・ジェイムズのドラマティックなシンデレラ・ロマンスをお楽しみください。最愛の人から“不実な婚約者”と罵られても、ヒロインには守るべき秘密があって……。感涙必至の珠玉作!
-
4.0初恋の義兄は、世界一すてきな後見人。大人になった私を見てほしいのに。 「新しい恋人は、君が莫大な遺産を受け継ぐと知っているのか?」年の離れた義兄ニックは、プレイボーイで有名な裕福な実業家。父亡きあとサラの後見人をしている。サラの幼い日の義兄への憧れはいつしか恋に変わったが、24歳になった今も、まだ子ども扱いしてくるのだ。でも、私はもう大人よ。義兄の気持ちを知りたい……。ニックの前でセクシーなドレスを着る日を夢見て、ダイエットを決意したサラは、ジムのトレーナーに恋人のふりを頼み、ランチに招待することに。そして当日――現れた男友達と、義兄の前でキスすると……? ■サラが連れてきた男友達が実はゲイとはつゆ知らず、義兄は突如、嫉妬心をあらわにして――。大スター作家リン・グレアムファン、必読! カリスマ性のあるプレイボーイヒーローを描いたら右に出る者のない、スター作家ミランダ・リーの義兄妹ものです。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.0ずっと愛にも幸せにも縁がなかった私。愛する人に妊娠まで否定されるなんて。 エマは里親を転々とし、誰にも愛されずに苦労しながら成長した。だからイタリア富豪ニコとも、いつかは別れると覚悟して結婚した。しかし、彼との別れは意外なものだった。結婚後1週間で、彼は飛行機事故により帰らぬ人となってしまったのだ。エマは涙にくれたが、たちまち生活に困窮するようになって、やむにやまれず親切な男性とのプラトニックな結婚を決意する。ところが結婚式当日、亡くなったはずの夫ニコが教会に現れて叫んだ。「異議あり!」怒りの形相とともに彼は花嫁のエマに詰め寄ってきた。実は、彼女にはどうしても結婚しなければならない理由があった。おなかに宿った命――ニコの子供を産んで育てるために。 ■事故から生還したヒーローから、すぐさま別の男と結婚しようとしたことを責められるヒロイン。彼女が必死に事情を話しても、ヒーローの怒りがとけることはありません。事故の前はヒロインに“飽きた”と言っていたはずなのに……。大人気の夫婦元さや物です!
-
4.0疑惑の花嫁が宿したのは、天使か? それとも……。 旅先で盗難に遭い、宿代を稼ぐため仕事に出向いたティファニー。だがそこは、セレブ御用達のいかがわしいクラブだった。間一髪でダーハラ国のセクシーな王子ラフィークに救われ、ひと目で彼の虜になったティファニーは甘く熱い夜を共にするが、翌朝、当座の現金を渡され、冷淡にあしらわれて傷ついた。私を金目当ての娼婦だとでも思っているの?二度と顔も見たくないと立ち去った2カ月後、事態は急変する。妊娠していたのだ。すぐにラフィークとの面会を取りつけるが、彼は訝しげにティファニーを睨みつけ、DNA鑑定を求める一方、驚いたことに、結果を問わずきみと結婚すると宣言して……。 ■軽快でありながらも情感豊かな筆致で人気のテッサ・ラドリー。彼女が描く、異国が舞台のロイヤルロマンスをお楽しみください。純潔を捧げて身ごもったにもかかわらず、ヒーローから疑われたヒロイン。冷たく閉じた彼の心を開くことはできるのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.0サンドロ! なぜあなたがここに?仕事で3年ぶりにイタリアを訪れたポリーを滞在先のホテルで待っていたのは、かつて愛した男性。3年前、ふたりは恋人同士だった。彼が手切れ金を残し、振り向きもせずにポリーの前から立ち去るまでは。じつはサンドロが侯爵の称号を持つ大富豪なのだと初めて知ってイギリスで待つ幼い息子の姿が脳裏に浮かんだ。サンドロの本当の目的は、捨てた恋人の私などではなく、彼の息子……つまり、彼の後継ぎなの……? *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.0灼熱の砂漠で、シークの囚われの身となった私。 逆光で、彼がテントの入口に現れても顔はわからない……。 図書館員のキャサリンは、いつもの白昼夢を見ていた。 恋をしたことはないけれど、夢の中でなら私はシークのもの。 ところが、それはある日現実となった。 異国の王子ハキムが図書館を訪れて彼女に本の場所を尋ね、デートに誘ってきたのだ! なぜ不器量な私に興味を持つの? 疑問はハキムの情熱的な求愛に、消え去ってしまう。 囚われの花嫁として利用されるとは知るよしもなく――。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
4.0突然の熱いキスが告げる―― きみはぼくのものだ、と。 ローレンは、現れた新しいクライアントを見て凍りついた。 傲慢さを漂わすギリシア人大富豪、ザンダー・ヴォラキス―― 法的には今なおローレンの夫だ。 5年前、ローレンが浮気をしたと決めつけ激怒したザンダーは、 彼女の心を粉々にし、職も生活も、何もかもを奪った。 その私に突然仕事を依頼しに来るなんて、何を企んでいるの? 立ちすくむローレンを前に、ザンダーは不遜に微笑むと、 いきなりキスをした。 きみはまだぼくの所有物だと言わんばかりに。
-
4.0国内累計150万部のベストセラー・シリーズ最新巻!ニューヨークの廃墟に打ち棄てられた女性たち。その無念を背負い、イヴは怒りの捜査を開始する―― 解体工事中のビルのゴミ箱からシートにくるまれた女性の遺体が見つかった。彼女は界隈では顔の知れたホームレスで、ちょっとした悪事を見かけてはノートに書きつけ、警察に報告して日銭を稼いでいたという。捜査のため事件現場を見てまわっていたイヴのもとに、今度は妊婦の白骨死体が見つかったと知らせが入る。距離にして1ブロック。40年の時を経た2つの事件は、マフィアとの黒い繋がりが噂される土地開発会社の所有地で起きていて……。
-
4.0また、あなたに恋してしまう。それがなにより怖くて……。 2年前に別れた夫マイケルが事故に遭ったという一本の電話――それは、エイミーをつらい過去へと引き戻すものだった。事故で記憶を失った彼の面倒を見てほしいと彼の姉に頼まれたが、できれば、二度とマイケルには会いたくなかった。まだ赤ん坊だった愛娘の死にも涙一つ流さなかった冷たい彼には……。けれど放っておけず、気づけばエイミーは元夫のもとに駆けつけていた。元妻のこともあの悲劇のことも忘れ、明るさを取り戻したマイケルに、エイミーは愚かにもすがりたくなってしまう。彼の記憶が戻れば、耐えがたい絶望と孤独に慟哭した、あの時の涙がまた流れるというのに。 ■北米ロマンス小説界の最高峰、RITA賞を受賞した実力派、カレン・ヴァン・デア・ゼーの名作をお贈りします。自分が離婚した妻だともし告げれば、マイケルに追い返されるだろうと思い、エイミーは今も妻としてふるまいます。やがて真実に気づいたとき、彼は――。
-
4.0伯爵の禁じられた恋の相手は、亡き兄が遺した幼な妻……。『真夜中の壁の花』につづく、大人気作家のシリーズ最新作! 旅行中に命を落とした双子の兄の遺言が、エドワード・オールコットの運命を一変させた。グレイリング伯爵の地位を継ぐばかりか、帰国後は兄になりすまして、幼な妻ジュリアとの結婚生活を続けなければならなくなったのだ。兄とは正反対に放蕩の限りを尽くしてきたエドワードは、数年前のある“過ち”のせいで、彼女から毛嫌いされている。数カ月ぶりに夫と再会したジュリアは、幸いにも瓜二つのエドワードを夫と信じて疑わなかったが、彼を愛情深く見つめる“妻”の隣で眠ることに、エドワードは次第に耐えきれなくなっていた。
-
4.0男性が怖い。肌を重ねずにすむならと受け入れた婚約だったけれど……。 時は1813年。“壁の花”“氷のレディ”と陰口をたたかれている伯爵の娘レジーナは、許婚との結婚式に臨もうとしていた。男性恐怖症に悩まされる彼女が、親の決めたこの婚約を受け入れたのは、当面は形だけの結婚で床入りの必要はないと許婚に言われたからだ。ところが式の当日、祭壇の前に許婚は姿を現さなかった。置き去りにされた花嫁として世間の白い目に耐える覚悟をしかけたとき、彼女の前に現れたのは、ハンサムなキャムフォード子爵ダルトン――7年前に一度だけ会ったことがある、許婚の親友だった。彼は驚きざわめく参列者たちを尻目にレジーナを連れ出すと、言った。「私と結婚してほしい。でも、君を誘惑しないという約束はできない」 ■端整な顔立ちで頼りがいのある子爵と、かつては天真爛漫だったのに今は壁の花と化した伯爵令嬢の切なくも美しい恋物語。開くことをやめてしまったつぼみのようなヒロインの心を、子爵はどう溶かすのでしょうか? 日本デビュー作『領主様の家庭教師』の関連作。
-
4.0白血病の姪が助かるかもしれない…! 看護師のベスは、ひとりで娘を産み育てていた亡き妹の遺品から、姪の父親とおぼしき男性の連絡先を見つけた。彼が娘を認知し、骨髄ドナーになってくれれば…! ところが必死の思いでかけたベスの電話は用件を告げる前に、にべもなく切られてしまう。落胆するベスだがその直後、勤務先の診療所にセクシーでハンサムな新任の医師が現れた。彼の名前を聞きベスは驚愕する。アダム・ナイト…あなたが姪の父親だというの!?
-
4.0余命宣告を生き延びた女と、心に傷をもつ私立探偵、最終章。謎の連続失踪、そして襲いかかる魔の手――探偵チャーリー&ジェイド、最後の事件が始まる!全米ベストセラー作家シャロン・サラ 数々の事件を解決してきた私立探偵チャーリーとジェイドのもとに新たな事件が舞い込んだ。古い地区のアパートから若い女性が忽然と姿を消したらしく、やがて過去にもこの部屋で失踪事件があったとわかる。調査を進める一方、特殊な力が世に知られたジェイドはメディアや悪意ある集団に追われていた。このままではチャーリーに迷惑がかかる――彼を守るためジェイドが下した決断は……シリーズ堂々の完結!
-
4.0ニューオーリンズの観光客向けレストランで働くショーナ。場違いな高級スーツを身にまとい護衛つきで現れたのは5年前、一夜の恋に落ちバージンを捧げた相手マラクだ! ショーナは彼との子供を育てながら、彼が迎えに来ることを夢みていたが、まさかこんな形で再会するなんて…。彼はプロポーズにはほど遠い傲慢な言葉で結婚を迫った。「僕は正式に王位に就いた。君と僕の子は未来の王となる」温かい家庭を作ることを夢みていたのに、彼の望みは世継ぎだけなの──!?
-
4.03年前、困窮していた家のため裕福な貴族と婚約したが、破局に終わったエマ。今年の社交界シーズンに、なんとしても妹エイミーを無事嫁がせ、エマは家庭教師になるつもりだった。ところが、妹にちょっかいを出してきたのは名うての放蕩貴族チャールズ・ホーソンで!? 前途多難な日々を送るなか、エマは彼の魅力に惹かれていくが彼と兄が決闘をすることになり…。やめるよう懇願するエマに、チャールズは「私の愛人になれ」と言いはなち──!?
-
4.0
-
4.0山道で間一髪、雪崩を回避したジェシカ。救ってくれたのはモーガンと名乗る男性。気難しげな彼だが、救助隊が来るまで乗り切ろうという温かい言葉に安堵する。しかし、寝袋はひとつしかなく、落ち着かない一夜を過ごすことに…。端正な顔に輝くアイスブルーの瞳に、思わずジェシカの胸はざわめく。しかも車の故障で、彼の家でクリスマスを迎えることになってしまう。だが、ふたりはまだ知らなかった。検事のモーガンに復讐をたくらむ危険な囚人が迫っていることを…。
-
4.0土埃だらけの服の下には、隠しきれない玉の肌と、美しい曲線。 海軍で輝かしい戦果を残した後に負傷して帰郷した、第10代ライブンホール伯爵マックスは、世を儚んでいた。ある日、領地を馬で駆けていると、奇妙なものが目に入った。男物のズボンに包まれた尻がもぞもぞ動き、しきりに何かを掘っている。何やつ、盗賊か? 鋭い声で呼び咎めると、男ははっと顔を上げた。眼鏡越しに見開いた大きな丸い目、麻のシャツの開いた胸元――女か?「伯爵さま、どうか怒らないで。古代遺物を発掘したいだけなんです」エフィは近くに住む天涯孤独の若い女性で、歴史が好きなのだと言う。失せろと命じたが、彼女は夜中にこっそり領地に入ってきているようだ。女性が夜に一人では危険だ! マックスはつい手を差し伸べてしまい――。 ■新作家ヴァージニア・ヒースの登場です。傷ついた心身を持て余し隠遁する伯爵ヒーローと男装のヒロイン。女性として見られたことがないエフィにとって、恋愛や結婚は夢物語でした。でも伯爵は、彼女のズボン姿を好ましくさえ思っているようで……?
-
4.0
-
4.0会社が買収されて間もなく、ミアは新CEOのアレッサンドロに「僕には君が必要だ」と声をかけられた。その言葉に不覚にもときめいたミアだったが、それは秘書としての能力とその夜に催されるパーティーの同伴者としての言葉に過ぎなかった。ばかね…大企業のCEOが一介の秘書を相手にするわけないじゃない。ところがパーティーのあと、ふたりは情熱のままに、関係を持ってしまったのだ。その後ミアは会社を去った。新しい命を宿しているとも知らずに――。
-
4.0貧しいルーシーは学費を工面できずに休学し、住みこみで資産家の老婦人の付き添いをして生計を立てていた。その雇い主が亡くなり、弁護士から驚くべき遺言を聞かされる。莫大な財産のすべてを血縁でもないルーシーが相続するというのだ。親族はルーシーのことを、老婦人をたぶらかした詐欺師と決めつけ、訴訟を起こされてしまう。代表であるオリバーは気品をたたえたハンサムな大富豪だが、ルーシーを見つめるまなざしは冷たさと不信をたたえていて…。
-
4.019世紀英国。子爵令嬢が亡きおばから受け継いだのは、レディが独りで生きていくための手引――全米ベストセラー作家が贈る、珠玉のロマンス! 子爵令嬢ルーシーは社交界デビューを前に憂鬱だった。ドレスや宝石には見向きもせず慈善活動に走りまわる毎日で、貴族との縁談には興味が持てないのだ。そんな矢先、独身を貫いた亡き伯母から突然小包が届く。中には日記と、伯母が遺してくれた屋敷の鍵が――しかし父が屋敷をすでに売り払ってしまったと知り、ルーシーはどうにか買主と話をつけようとする。現れたのは見目麗しくもどこか影のある侯爵で……。