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醇堂影御用
忍術使いの侍が活躍する本格時代劇が登場! 著者の谺雄一郎氏は、2010年に小説『十三人の刺客』を上梓し、映画の大ヒットと共にその確かな筆致で注目を浴びた本格派時代劇作家です。今作品は御家人・多々羅醇堂を主人公とする書き下ろしシリーズの第一作目になります。 …時は江戸末期。多々羅醇堂は、気楽な御家人生活を送る酒好きな快男児。しかしもう一つの顔は江戸に起こる事件の数々を追う名探偵。名奉行遠山金四郎から密命があれば得意の忍術を使って怪事件を解決していく---。 実直な旗本・座光寺伊織が何者かに惨殺された。不可解なこの事件を醇堂が追っていくうちに、時の将軍の側妾・お美代の方が密かに催す淫靡な宴の実態に突き当たった---。 小粋な芸者・蔦吉、美丈夫な七化けの巳之助ら力強い手下も活躍して事件の闇を暴いていきます。 -
昭和史、二つの日
昭和16(1941)年12月8日の太平洋戦争の開戦と、昭和20(1945)年8月15日の敗戦。開戦と敗戦の日への道筋、あるいはこの二つの日はどのような日であったのか、幾つかのエピソードを交えて語る歴史エッセイ。 -
傷痍軍人金成寿の「戦争」:戦後補償を求める韓国人元日本兵
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦時下に動員された韓国人日本兵の戦争をルポ -
日本海海戦
皇国の興廃この一戦にあり。各員いっそう奮励努力せよ--。東郷長官の訓令が各艦に発せられ、旗艦三笠にZ旗があがった。彼我の戦艦比は八対四。「先制をとるにしかず。例の通りやる、参謀長」と力強く東郷長官。距離六千五百、直角回頭。--砲撃開始! -
螢丸伝奇
荒木又右衛門が、宮本武蔵が、そして柳生十兵衛が剣戟の火花を散らす! 世の乱れを嘆き、阿蘇に眠る伝説の神刀“螢丸”を求めて旅立った沢庵和尚の弟子・化龍。だが、彼の理想とは裏腹に前途には血の匂いが…。 江戸時代初期の武芸者、荒木又右衛門、宮本武蔵、柳生十兵衛、松山主水などの剣豪が登場。瑞々しい感覚と圧倒的な迫力で展開する時代伝奇ロマン。 ●えとう乱星(えとう・らんせい) 1949年熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年『中風越後』で小説CLUB新人賞佳作を受賞してデビューする。おもな作品に『黄金無双剣』、『裏小路しぐれ傘』(ともに学研)、『書院番殺法帖』(ミリオン出版)、『かぶき奉行』(ベストセラーズ)など著書多数。 -
切柄又十郎
江戸の平和を乱す、非道の盗賊どもを許すまじ 古物商の主従を皆殺しのうえ付け火、逃走する盗賊と出くわした一色又十郎。瞬時に五人をねじ伏せた又十郎は、その無想一刀流を見込まれ火盗改め与力となったばかりであった。そして捕らえた男を解き放ち、大物狩りを行おうとするが、賊の逆襲に与力が次々と血祭りに…。 火盗改めたちは、張り込みと尾行の末、ようやく頭目へと辿りつくが、又十郎の前に恐るべき敵が! 痛快時代小説、「切柄又十郎」シリーズ第1弾! ●えとう乱星(えとう・らんせい) 1949年熊本県生まれ。慶応大学中退後、同人誌を主催。1989年『中風越後』で小説CLUB新人賞佳作を受賞してデビューする。おもな作品に『黄金無双剣』、『裏小路しぐれ傘』(ともに学研)、『書院番殺法帖』(ミリオン出版)、『かぶき奉行』(ベストセラーズ)など著書多数。 -
急降下 目標ロサンゼルス!
九九式艦爆パイロットの視点から描く、日本軍の快進撃 時は昭和十五年。陸軍が中国大陸奥地で攻めあぐねる一方で、海軍はマレー沖海戦にてシンガポールを出港したイギリス戦艦を撃沈、フィリピン進撃によって百機以上の英米機を殲滅し、さらにハワイ真珠湾奇襲でも米軍主力戦艦を撃沈するなど、快進撃を続けていた。 音楽家になることを夢見ながらも、海軍霞ケ浦航空隊に入隊した古谷義勝は、日々厳しい訓練を積んでいたが、対米戦が本格化する中、ついに実戦命令が下された。初めての実戦に緊張と興奮につつまれながら九九式艦爆に乗り込んだ彼は、ポケットにハーモニカを忍ばせながら飛び立っていった。 真珠湾攻撃から始まった日本軍の快進撃を、一パイロットの視点から描く長篇戦記シミュレーション、その上巻が登場! 舞台はアジアからハワイ、さらに中米、パマナ運河へ…。 ●青山智樹(あおやま・ともき) 1960年、東京都武蔵野市生まれ。学生の頃より同人誌『宇宙塵』に参加。東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校に理科教師として勤務。1992年、長編SF『赤き戦火の惑星』(勁文社)で商業デビュー。『バトル・オブ・ジャパン』(KKベストセラーズ)、『飛行戦艦「大和」出撃!』(経済界)、『合体戦艦「富士山」出撃!』(有楽出版社)、『蒼穹の海鷲』(アスキー)等、シミュレーション戦記を中心に執筆する。その他にも『零戦の操縦』(アスペクト)、『自分でつくるうまい!海軍めし』(経済界)、『世界一わかりやすい放射能の本当の話』(宝島社)等、ミリタリー関連書籍など著書・共著多数。 -
神武軍団、疾風戦国大戦
戦国時代を舞台にした歴史シミュレーション巨編! 永禄三年(一五六〇)五月、群雄割拠の乱背に時空を超えて突如出現した古代の将・神武の軍団。桶狭間の戦いで信長に敗れた今川義元の本拠・駿府を落とした神武は、駿河に日本国(ひのもとこく)を建国、天下統一を決意した……。 北条、武田、上杉、そして織田信長……勇猛なる諸将を相手に、神武軍団はいかに戦国制覇の野望を達成するのか!? ●志茂田景樹(しもだ・かげき) 静岡県生まれ。おひつじ座のA型。中央大学法学部卒。塾講師、新聞記者などを経て、1976年秋に『やっとこ探偵』で第二七回小説現代新人賞を、1980年には『黄色い牙』で第八三回直木賞を受賞。 -
太平洋大戦争
開戦16年前に書かれた驚異の架空戦記 中国大陸での権益をめぐり、アメリカと対立する日本。両国の水面下では決戦準備が、着々と進められる。 そして一九三一年三月、パナマ運河を航行中の「明石丸」の大爆発を契機に、日米決戦の火蓋は切って落とされる。勢いに乗る日本海軍は、激戦の末、フィリピンを陥落、続いて、グアムをもその手中におさめる。 度重なる失態に突き上げられた米海軍は、かつてない大規模な艦隊を率いて太平洋に出撃。そして、日本の背後に忍び寄る、ソ連の影…。 1925年(大正14年)、つまり実際の太平洋戦争が始まる16年前に執筆された、幻の傑作架空戦記が、ついに登場! この当時では世界最高レベルの軍事知識の持ち主であった著者が、フィクションの形を借りて自身の見解を披露したのが本書である。 山本五十六に真珠湾奇襲のヒントを与えたといわれる“日米未来戦記”……その結末やいかに。 ●へクター・C・バイウォーター 1884年、ロンドン生まれ。幼少時から軍艦マニアで、十歳の時に日清戦争における日本海軍の行動について投稿した論文が専門誌に掲載される。渡米後は『ニューヨーク・ヘラルド』紙の記者となり、第一次大戦中は英国海軍の諜報員として活躍した。 訳者:林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。 『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)など、著書多数。『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)などは電子版も配信されている。 訳者:清谷信一(きよたに・しんいち) 1962年生まれ、東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。2003~08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関KanwaInformation Center上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。欧州、中東、南アフリカなど豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある。 著書に、『防衛破綻』(中公新書ラクレ)、『専守防衛』(祥伝社新書)『自衛隊、そして日本の非常識』(河出書房新社)、『弱者のための喧嘩術』(幻冬舎アウトロー文庫)、『こんな自衛隊に誰がした!』(廣済堂)、『不思議の国の自衛隊』(KKベストセラーズ)、『ル・オタク―フランスおたく物語』(講談社文庫)、『軍事を知らずして平和を語るな』(石破 茂氏との共著 KKベストセラーズ)、『アメリカの落日』(日下公人氏との共著 廣済堂)など多数。 -
真・大東亜戦争
World War I 1915 帝国陸海軍欧州ニ征ク 一九一四年(大正三年)七月、オーストリアとセルビアにて戦争が勃発。ほどなく戦火は、ヨーロッパ全土へ広がり、世界大戦へと拡大した。 三年後、日本も積極的な参戦をすべく歩兵師団をフランスへ派遣し、また巡洋戦艦「金剛」を中心とする援英艦隊を送り込む。今回の参戦には、帝国陸海軍のエリート将校たちに近代戦を実地体験させ、新時代の指導者をつくるという日本軍首脳部の思惑があった。 翌一八年三月、ロシア革命後に誕生したソヴィエト政府と停戦を実現したドイツ軍が攻勢に出る。崩壊した英軍のあとを受けて日本陸軍はよく戦ったが、ついに壊滅的な打撃を被り、戦線離脱を余儀なくされた。一方、海軍もドイツ艦隊を蹴散らすが、「金剛」をUボートに沈められる。 若きエリートたちは、近代戦の恐ろしさをまざまざと知った。 ノンフィクション作家・林信吾と軍事ジャーナリスト・清谷信一が共同執筆した、大長編・架空戦記、その第1巻の登場! ●林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。 『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)など、著書多数。『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)などは電子版も配信されている。 ●清谷信一(きよたに・しんいち) 1962年生まれ、東海大学工学部卒。軍事ジャーナリスト、作家。2003~08年まで英国の軍事専門誌『ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー』日本特派員を務める。香港を拠点とするカナダの民間軍事研究機関KanwaInformation Center上級アドバイザー、日本ペンクラブ会員。欧州、中東、南アフリカなど豊富な海外取材とネットワークをベースにした防衛産業の分析には定評がある。 著書に、『防衛破綻』(中公新書ラクレ)、『専守防衛』(祥伝社新書)『自衛隊、そして日本の非常識』(河出書房新社)、『弱者のための喧嘩術』(幻冬舎アウトロー文庫)、『こんな自衛隊に誰がした!』(廣済堂)、『不思議の国の自衛隊』(KKベストセラーズ)、『ル・オタク―フランスおたく物語』(講談社文庫)、『軍事を知らずして平和を語るな』(石破 茂氏との共著 KKベストセラーズ)、『アメリカの落日』(日下公人氏との共著 廣済堂)など多数。 -
原潜伊602号浮上せり
日本とアメリカ、原子力爆弾の開発競争が激化して… 1944年10月。潜水艦の専門家、友仲技術中佐は、Uボートでドイツより2トンの酸化ウランを持ち帰った。帰国後、技術研究所へ異動となった友仲は、陸軍主導の原子爆弾開発の海軍側責任者を命じられる。 自らの手掛けた新型潜水空母・伊400型に心を残す友仲だったが、気休めに書いた原子炉の潜水艦利用の報告書に目をとめた第一潜水隊司令、龍泉大佐の「伊402に夕号炉(原子炉)を積みたい」という申し出に、技術者としての情熱を掻き立てられるのだった。 しかし、かたくなに決戦兵器・原子爆弾の開発を主張する陸軍の壁は厚く、海軍首脳も容易に動燃利用に傾きはしなかった。 落胆する友仲だが、日本軍部を震撼させた米国の原爆開発の報に事態は急転するのだった……。 第二次世界大戦時、日本海軍が原子力潜水艦を、アメリカが原子力爆弾を同時期に開発成功したら……という「if」が描かれた長編架空戦記、その上巻が登場! 潜水艦という「密室」でのスリルある攻防戦もさることながら、原子炉の仕組み、放射能による危険性、核兵器の恐怖、人間の道徳、科学者の苦悩など、注目すべきキーワードが並んでいることも見逃せない。 ●青山智樹(あおやま・ともき) 1960年、東京都武蔵野市生まれ。学生の頃より同人誌『宇宙塵』に参加。東海大学理学部物理学科卒業後、高等学校に理科教師として勤務。1992年、長編SF『赤き戦火の惑星』(勁文社)で商業デビュー。『バトル・オブ・ジャパン』(KKベストセラーズ)、『飛行戦艦「大和」出撃!』(経済界)、『合体戦艦「富士山」出撃!』(有楽出版社)、『蒼穹の海鷲』(アスキー)等、シミュレーション戦記を中心に執筆する。その他にも『零戦の操縦』(アスペクト)、『自分でつくるうまい!海軍めし』(経済界)、『世界一わかりやすい放射能の本当の話』(宝島社)等、ミリタリー関連書籍など著書・共著多数。 -
小説 信玄と諏訪姫
戦国の雄・武田信玄が甲斐から信濃への版図拡大に踏み出したとき、真っ先に攻略対象とした諏訪頼重には美貌の姫があった。諏訪氏滅亡後に信玄の側室となり、一子・勝頼をもうけるものの、若くして世を去った「諏訪御寮人」……。謎に包まれたこの女性は、果たして父の敵を愛し得たのか? 本書は、信玄と諏訪姫、そして信玄の謀臣である山本勘助三者の数奇な関係を軸に、自由な想像力で乱世に生きた男と女の情念の機微、運命の綾をあざやかに描いた長編小説である。一目で諏訪姫を愛してしまった信玄と、なかなか心を開けない諏訪姫。そんな姫に密かな恋心を抱く山本勘助や、信玄を鉄砲で付け狙う諏訪氏の遺臣・茅野紳四郎といった男たちに見守られながら、諏訪姫はついに信玄の愛を受け入れることなく逝く。乱世ゆえの男と女の悲劇のかたちが、みごとに物語化されている。2007年NHK大河ドラマ「風林火山」の人間模様が活写された力作。 -
柳生石舟斎宗厳(むねよし)
柳生新陰流の祖として、「剣聖伝説」に彩られている柳生石舟斎宗厳。しかしその生涯は、まさに厳しい苦難の道のりであった。大和国に割拠する列強の一人・筒井順昭に攻められ、小柳生城が落ちたのは宗厳16歳のとき。その後は15年の人質生活を送り、柳生庄に戻るのは31歳、松永久秀に属してからである。しかし35歳のとき、奈良宝蔵院で上泉伊勢守信綱と出会ったことで、ついに柳生新陰流創始への糸口をつかむ。剣名を高めていく宗厳だったが、小領主としての艱難は続く。松永久秀に味方した合戦で長男厳勝が重傷を負い、将軍義昭の没落を機に45歳で柳生庄に逼塞する宗厳。66歳のときには太閤検地に際して「隠田」を密告され、所領没収の憂き目をみる。柳生家の繁栄は、5男宗矩が徳川家康の下で活躍する「関ヶ原」以後、宗厳70歳過ぎのことであった。剣の道を一筋に歩みながら、戦国の激動のなかで自らの宿命と戦い続けた男の生涯。 -
松平忠輝
徳川家康の六男でありながら、わずか25歳で流人の身となった松平忠輝。92歳で没するまで、67年という歳月を許されることなく配所生活を送った彼は、家康の息子のなかで最も不遇な生涯を強いられた人物だったといえる。生まれついての異相ゆえ、「この赤児を、直ぐに捨てよ!」と家康から遠ざけられた忠輝は、8歳まで自分の本当の父を知らずに育つ。11歳で父への目通りを許された彼だったが、もはや家康の存在を素直に受け入れることはなかった。4万石、14万石、60万石と加増転封が繰り返されて19歳で大大名になった忠輝は、それでも家康や兄の二代将軍・徳川秀忠への反発が募り、大坂夏の陣では意図的な遅参という大事件を起こしてしまう。本書は、宿命的な生い立ちによって徳川宗家を相手に「孤独な戦い」を続けた松平忠輝の生涯を、大久保長安、花井三九郎ら個性的な側近たちの生きざまとともに描ききった長編歴史小説である。 -
朱の大地
■内容紹介 昭和2年、日本を未曾有の金融恐慌が襲い、勤務先が倒産した江崎洋一は活路を求めて単身満州に渡った。大陸の底知れぬパワーに魅了され、洋一は夢中になって満鉄調査部での仕事に打ち込んでいた。ようやく家族を迎える準備が整ったと思ったその時、悲報が飛び込んできた――。満州で家族が辿った道は、日本人の歴史の一つとして知らなければならない。苦難のなか親から子へと受け継がれていく、逞しく生きる力を描く感動歴史長編。 ■著者紹介 小林 克巳(こばやし かつみ) 茨城県在住医師。次兄、次姉が渡満し、昭和21年帰国。著書:「秀吉と利休、相剋の朝」(幻冬舎ルネッサンス、2007)、「信長と久秀 悪名の誉れ」(同、2008)、「皇国の興廃、この一戦にあり」(同、2010)。 -
エルサレム ダビデのカナン統一
■内容紹介 今から三千年前、古代イスラエル王国の和平のために生涯を捧げた王がいた。ダビデはベツレヘムの貧しい羊飼いに過ぎなかったが、その輝く美貌と天性の歌声、並外れた腕力を初代イスラエル王サウルに見込まれ忠臣となる。青年ダビデは、同志ヨナタンとともにイスラエルの和平を脅かすペリシテ人らを討ち、民を救わんことを誓う。それはいまにつながる彼の地の苦難と、長きにわたる闘いの歴史をつむぐ壮大な旅のはじまりであった。青年ダビデの立身からカナンの統一、そしてイスラエル王として君臨するまでの、数々の危機や困難を乗り越えて成長していく勇姿を豪快な筆致で描く。 ■著者紹介 中野 太郎(なかの たろう) 1974年埼玉県生まれ。幼少期をアラブ首長国連邦で過ごす。成城大学法学部を卒業後、積水ハウス株式会社を経て、現在は千葉県の市役所勤務。本作が処女作となる。 -
鳥の詩 死の島からの生還
ニューギニアの戦地に赴き、奇跡的に生還した兵士が見た戦争の真実と幻想の光景。赤道直下の灼熱地獄で戦闘、マラリア、重度の栄養失調で次々と命を落とす仲間たち。死してなお日本に還れずにいる戦友の生死を描く。 -
夜明けを知らずに
時は明治維新から遡ること五年、文久三年(1863年)八月。大和地方の十津川郷を、倒幕のため決起せんとする維新志士集団 『天誅組』 が訪れる。 十津川郷に住む少年・野崎雅楽は、兄であり天誅組の協力者である野崎主計、そして幕府により父を投獄され喪った少女・市乃とともに、戸惑いを感じながらもその行軍に同行することとなるのだが……。 新時代への理想にあふれた決起から、一転して逆賊とされ、幕府軍の討伐によって命を散らせることになった維新志士たち。その行く末を、彼らと道を共にした少年の成長とともに鮮やかな筆致で描きだす、新たなる歴史異聞譚。 -
帝国海軍要塞艦隊
昭和12年、日華事変の余波で生じた邦人救出のために陸戦隊を載せ特設砲艦畝傍が出動したが、海軍による敵兵力見積もりの誤りから周囲を包囲され、籠城作戦を余儀なくされる。新山艦長は、畝傍を中州に座礁することで沈没を免れ、却って中州を要塞とかえ、邦人の救出に成功した。これを契機に、軍令部は艦隊決戦を主軸に置きつつも、島嶼戦へも対応できる体制の構築に着手することとなった。つまり、戦艦によって島を要塞化しようというのだ。そしてついに太平洋戦争へと突入、戦艦により要塞化された島々は米機動部隊の攻撃に立ちはだかる――!! 設営隊と戦艦部隊の活躍を描く新シリーズ! -
激突!日米超空決戦
日米開戦必至の状況下、最強の航空機開発は焦眉の急であった。だが、戦局の悪化は予想外に速く、マリアナ諸島も陥落。帝都東京が空襲に見舞われる事態となった。決着を一気につけようと、連日のように飛来するB29の大編隊……。その前に忽然と超空戦艦「富士」が姿を現し、圧倒的な戦闘力を発揮する。 -
激突!日米ハワイ攻防戦
アメリカとの開戦は避けたい日本だったが、関係悪化の事態を打開するために、昭和17年12月ついにハワイ占領作戦に踏み切った。ハワイには日系人たちが暮らしていたが、アメリカにつくか日本につくかで悩みながらも、オアフ島に上陸した日本軍に向かって銃を向けなければならなかった。ハワイを占領した日本軍へ、アメリカの反撃がはじまる――! -
サムライ海軍 天佑決戦
新GF長官・大西瀧治郎が日本を救う! 山本五十六亡きあと、熱いサムライ魂を胸に日本海軍を背負って立つこととなった大西が立案した「神風プロジェクト」「タイフーン部隊」とは? 前代未聞の豪快かつ破天荒な戦記シミュレーションが登場! -
日露戦争の人物がよくわかる本
明治維新を経て近代化への道を歩む日本が遭遇した最大の危機、それが日露戦争であった。強大な軍事力を誇るロシア帝国を相手に、東洋のちっぽけな島国が奇跡的な勝利を収めることができた背景には、東郷平八郎や秋山好古・真之兄弟をはじめとする名将たちの活躍があった。本書は日露戦争で活躍した人物を有名・無名問わず、その功績と戦後の足跡をたどるもの。あまり言及されることのないロシア側の軍人や同時代を生きた文化人、作家についても取り上げ、日露戦争という時代を様々な角度から楽しむことができる。 -
源平合戦・あの人の「その後」
死んだはずのあの人が、実は生きていた?――平安末期、中央の実権を握り、「おごれる者」と称されるほどに栄華を極めた平氏! 一度は平家に破れるも、生き残った者を中心に、密かに打倒平家に燃える源氏! 貴族の時代に終わりを告げる武家同士の激しい争乱のなか、義経、頼朝、弁慶、清盛をはじめとして、多くの個性的人物が登場し、時代を彩った。そして面白いことに、この時代には伝説的ともいえる数多くのドラマが存在し、現在でも語り継がれている。義経の八艘飛び、鵯越えなどはその代表的なものだろう。しかし本書ではあえて、「その後どうなった?」に注目! 有名な「義経はチンギス・ハーンになった?」や「弁慶は生き延びた?」などに始まり、数奇な運命にみまわれた人、武士の誇りを最後まで貫いた人、合戦に引き裂かれた悲しい恋心など、誰もが知っている有名人から脇役までの「それから」を徹底紹介。教科書に載っていない雑学が満載の本。 -
太陽の艦隊
2015年、巨大太陽フレアにより世界の電子システムが機能不全となった。コンピュータに依存していた各国の軍事レベルは半世紀以上後退した。相対的に有利となった北朝鮮・中国の侵攻を受け危機に陥る日本に、ミッドウェイ出撃直前の連合艦隊が出現した! -
日本「古街道」探訪
人やモノが無数に行き交い、日本列島に文化や産業を育んできた街道。だが、古き良き日本の面影が残る砂利道や石畳は、絶え間なく続く住宅や道路開発の影響によってほとんど姿を消してしまった。本書は、北は東北から南は九州まで、往時の風情を今日に伝える古街道を23箇所厳選。江戸時代の歴史を陰に陽に支えた道をはじめ、全国の名産や四季折々の風物詩に関わる道、日本史の舞台となった道を紹介する。“家康の関東経営を支えた「酢」の道(中原街道)”“世界経済にインフレを引き起こし、幕府を鎖国へと追いやった「銀」の道(岩見銀山街道)”“「赤穂浪士事件」の遠因となった「塩」の道(中馬街道)”“光秀が反旗をひるがえし「本能寺」へ向かった道(亀岡街道)”など、知られざる史実や逸話を数多く紹介している。往時を偲ぶ紀行文として趣があり、写真や地図も満載。歴史好きや古街道めぐりを味わいたい人におすすめの一冊。 -
歴史人物・とっておきのウラ話
鎌倉幕府を開いた源頼朝、浮気がばれて妻の北条政子から“ひどい目”に!? 天下の豪傑・加藤清正、便所で高ゲタをはくそのワケは? 名奉行・大岡越前守が、「銭をくれ」バアさんにお手上げ!? 明治維新の功労者・勝海舟、急所を犬に咬まれて悶絶!?――日本史に名を残した有名人たちも、一皮むけばタダの人。本書は、颯爽たる活躍で知られる面々の「面白い話・珍しい話・ドジな話」を一堂に集めた決定版である。戦国武将の意外な一面から、江戸時代の諸大名・文化人たちの笑える話、幕末動乱期の男たちの変わった苦労談、歴史に残るドジな男女の色恋沙汰までと、「歴史って、こんなに面白かったのか!」と目からウロコが落ちる面白エピソードが満載。とにかく楽しめる蔵出しネタのオンパレード!! -
幕末維新なるほど人物事典
時は、幕末から明治へ――日本を揺るがす大戦乱の後には、熱い男たちの足跡だけが残った・・・・・・。幕末維新期には佐幕・勤王・開国・攘夷などのそれぞれの立場で、数多くの傑物が登場し歴史にその名を刻んだ。阿部正弘、井伊直弼にはじまり、徳川慶喜、近藤勇、沖田総司、土方歳三、坂本竜馬、西郷隆盛、大久保利通、榎本武揚、大隈重信、岩倉具視など、枚挙に暇がない。しかし、この混迷きわめる時代背景は大変複雑でわかりにくいもの。また登場する人物が多数であるため、それぞれの人間関係も入り組んでいる。本書は、太平の眠りを覚ました黒船来航から、幕末維新の終焉といえる西南戦争にいたるまでの間、乱世に光芒を放った英傑100人を分かりやすく解説する。幕府方要人、勤皇の志士、思想家、医者など、多様な人物エピソードから動乱の時代の様相が見えてくる。かんたんに読めて歴史の流れも理解しやすい、手軽な「幕末維新」ポケット事典。 -
将軍の切り花
大口の新規取引にわたりをつけ、斡旋料を受け取る帳合屋。現代でいうブローカーだが、ただの商いではすまされない危険とも背中合わせだ。元能役者で端整な容貌、剣の腕も立ち、目端の利く音次郎は、帳合屋きっての切れ者。相棒の笛彦兵衛、壷振りの小万姐さんらとともに、江戸の大口商いの裏で暗躍する音次郎らを描く連作時代小説である。大御所・徳川家斉が、「我が葬儀には、我が棺と寛永寺を桜草で染めよ」と遺言して逝った。この情報をつかんだ音次郎たちは、通常は売り物にするほど栽培されない桜草を大量入荷して、大儲けを目論む。そのためにはまず、寛永寺出入りの切り花屋の一角に食い込まなければならないが……(表題作「将軍の切り花」)。その他、「大直しの酒」「砂糖の色」の計3篇を収録。いずれも江戸後期の具体的な産物・物品の歴史的な取引状況を踏まえ、読み手を引き込む物語世界が展開する。気鋭の作家による意欲作。文庫書き下ろし。 -
覇権中国大戦 決戦!沖縄・台湾攻防戦
国家主席に就任した習近平は、体制崩壊した北朝鮮に国境北部から軍事介入を始める。朝鮮半島から撤退していた米軍は、在日米軍を中心に警戒態勢に入る。主席に就任した際、秘密会議で習がブチ上げたのは、朝鮮半島、台湾、そして沖縄諸島の併合であった! ※この商品は、歴史群像新書「覇権中国大戦 上」「「覇権中国大戦 下」を1冊にまとめ、再編集したものです。ご了承の上、ご購入をお願い致します。 -
傭兵空母・天城
日本一の昼行灯艦長・中村時次郎中佐以下、日本海軍のはみ出し者たちが空母〈天城〉に集結。ドイツの科学技術で改装強化された艦載機で、連合軍を蹴散らしていく! ――それはやがて、第二次世界大戦の行方さえも大きく変えることになるのだが……!? -
灼熱の翼
ノモンハン事件をドイツの陰謀と取った日本は、日英同盟に基づき対独宣戦、アフリカで苦戦する英軍を救援に。猛将・山下泰文は砂漠の狐・ロンメルと激突。マーリン・エンジン搭載キ-62「隼」をえた加藤隼戦闘隊は、撃墜王・マルセイユに挑む! -
鋼鉄の雷鳴
昭和15年、新京にある「満映」の撮影用大スタジオ。暗幕に閉ざされた内部では、日本軍の英知を結集した超重戦車が開発中だった。重量120トン、装甲200ミリ、ナチスドイツ開発の秘密兵器を搭載した「イカヅチ」はついに満蒙の大地へ突撃を開始する!! -
奇蹟の幻翼 200X年零戦出撃!
200X年、海上自衛隊第四航空群厚木飛行場で、1機のレシプロ機の緊急着陸要請の無線を受けた。「な、なんだ、ありゃ、単座機じゃないか。緑の胴体に日の丸? ま、まさか…」非常事態のなか、突然出現した、零戦が、新たな奇跡を巻き起こす! -
日中アジア大戦 新MDシステム始動
2015年、“アジアの巨獣”中国が日本侵攻を開始。自衛隊の反撃により追いつめられた中国共産党政府は、ついに日本の主要都市に向けた中距離弾道ミサイル発射を強行する! 航空自衛隊は、試験段階のABL兵器「雷神」と「風神」でこれを迎え撃つが…!? -
迅雷計画
1942年4月、ドウーリットル攻撃隊を迎撃したのは、ロケット戦闘機「秋水」だった。“限定的なタイムスリップ”により現代の技術者たちがハイテク/ローテクを駆使して日本軍を徹底強化! 有限会社「迅雷計画」は太平洋戦争を逆転させられるのか? -
慟哭の海
昭和17年、ミッドウェー海戦で、機動部隊壊滅にいたった連合艦隊だったが、起死回生をはからんとガ島奪還作戦を企図する。だが主力を温存する連合艦隊首脳の策への不満が沸騰寸前に達し、第三艦隊が独走、仰天の秘策を断行し、ソロモン沖は血の海に――! -
特殊潜水航空母艦「神龍」
帝国海軍はミッドウェー海戦の敗北で、最前線をラバウルまで押し戻されたが、建造中の特殊潜水航空母艦「神龍」と艦載ジェット機「橘花」が完成。米太平洋第3艦隊を潰滅させ、司令長官ハルゼー大将を捕虜にし、ここに日米の新たな激突が南太平洋で勃発する! -
帝国の擾乱
昭和16年11月、天皇の命を受けた東条英機はハル・ノートを受諾。それに反撥した陸軍の一部が叛乱を起こし、東条を暗殺する。叛乱軍は海軍と陸軍穏健派に鎮圧されるが、国内は大混乱に陥る。これに乗じ米国は短期決戦を企図し、台湾奇襲で日本に宣戦布告した! -
超空の魔剣
昭和16年12月、真珠湾に向かう赤城艦上に突然奇怪なフォルムの戦闘機が出現した。航空力学的にすぐれた構造だということは理解できた人間はいたが、搭乗員は存在せず、なすすべもない。そして無機物だけが時空を移動するという奇現象が頻発しはじめる! -
蒼穹の牙
バルバロッサ作戦発動せず! かくてついに日本とロシアがシベリアで激突することになった。ソ連機「GU1」の開発者が日本に亡命、その尽力で、日本の試作機「キ88」とを合体させた超航空機が誕生する。戦史は大きく動きはじめる――!
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