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創元世界史ライブラリー 歴史の見方 西洋史のリバイバル
歴史学とはどういう学問なのか、歴史研究とはどう行われるべきなのか――そのヒントは「名著」にある。本書では、日本の西洋史学に少なからぬ影響を与えてきた綺羅星のごとき名著の数々を再評価、優れた研究の手法や意義、潮流を明らかにする。研究の最前線に立つ著者ならではの考察は力強く、歴史学という知的営為の意味をあらためて考えさせられる。「歴史とは、歴史家とは何か」の問いに真正面から答える、著者渾身の一冊。 -
創元世界史ライブラリー 鉄道の誕生 イギリスから世界へ
19世紀初頭にイギリスに登場した鉄道は時をおかずして世界中に伝播し、輸送の効率化、工業化の促進、ライフスタイルの変化など、各国の近代化に多大な影響を与えた。本書では蒸気機関導入以前の初期鉄道から説き起こし、蒸気機関車誕生の背景とプロセス、さらにその経済社会への多岐にわたる影響を経済史・経営史の観点から考察し、鉄道誕生の秘密とそのインパクトの内容を明らかにする。比較経営史の第一人者による待望の通史。 -
創元世界史ライブラリー ハンザ「同盟」の歴史 中世ヨーロッパの都市と商業
世界史上最大の都市連合体として中世から近世にかけてヨーロッパ史に大きな足跡を残し、同時代の経済活動を語るうえで欠かせない「ハンザ同盟」の通史。中世ヨーロッパに特有の都市連合体はいかにしてヨーロッパ北部の経済圏を支配するまでになったのか。本書では、ハンザの盟主リューベクの 成立から説き起こし、やがて絶頂を迎えたハンザ諸都市の展開、その終焉までを描ききる。ハンザ史研究の泰斗による渾身の一冊。 -
からだの地図帳 解剖学用語
信頼のロングセラー、〈地図帳シリーズ〉のコンパクトなイラスト用語集! 初学者にもわかりやすいミニ解説つき。さくいんからは見たいページにすぐジャンプできます。 ●精緻なイラストを1ページにひとつずつ掲載/●覚えるべき「基本用語」を精選して採録/●日本語用語と英語用語を併記/●「解剖学の基礎知識」「組織学の基礎知識」つき※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
灘高キムタツの東大英語リーディング
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※一部電子書籍版では掲載できないページがありますが、ご了承ください。 ■東大英語は、「英語ができる」だけでは点が取れない!? 東大二次試験の英語リーディング問題は、単に英文の理解力が問われるわけではなく、日本語の運用能力や論理的な思考が求められる難問です。そんな問題に対処するには、過去の問題や模試をこなすだけでは不十分。本書は、基本的なリーディング力の鍛え方から実践的テクニックに至るまで、東大英語リーディング対策に不可欠なポイントをご紹介し、自信を持って本番を迎えるための豊富な練習問題を提供いたします。 ■目的に応じた読み方を身につけるための19のストラテジーは TOEIC や TOEFL にも有効! 本番では、さまざまな問題形式を通して「必要な情報を素早く拾う力」「細部までしっかり理解する力」「話の展開をつかむ力」などが問われます。つまり、偏りのない総合的なリーディング力を試されるようなもの。そんな東大のリーディング問題を解くためのストラテジー(戦略)を、灘高英語教師のキムタツこと木村達哉先生が伝授。入試対策だけでなく、すべての英語学習者にとって大きなヒントとなるでしょう。 【著者プロフィール】 木村達哉: 1964年1月29日生まれ。奈良県出身。関西学院大学文学部英文学科卒業。奈良県の私立高校教諭を経て1998年より灘高等学校英語科教諭。教員と執筆業以外にもラジオのパーソナリティーを努めるなど多方面で活躍。趣味は沖縄の海に潜ること。また野球が好きで、灘中学校野球部監督を務めている。主な著作に「センター試験英語」シリーズ、「東大英語」シリーズ、「ユメタン」シリーズ(いずれもアルク)、「熱血教師キムタツの東大英語基礎力マスター」シリーズ(講談社)などがある。 -
グローバル教育を考える
教育現場や産業界にみられる「グローバル化」の趨勢とは――。20名以上に及ぶ有識者や現場の声、最新のデータを織り交ぜながら、日本の教育が向かうべき方向を探る一冊。グローバル教育・グローバル人材育成に関わる全ての方におすすめの書です。 ●I部「グローバル教育を考える」では、英語教育、留学政策、初等中等教育の国際標準化、大学のオープン化と世界展開、入試改革に日本語教育など、様々な切り口からグローバル人材の育成を考えます。言語教育に限定せずに、広く取材先を求め、教育現場や産業界にみられる動きをまとめました。 《取材にご協力いただいた方々》 渥美育子(一般社団法人グローバル教育研究所理事長、(株)グローバル教育代表取締役社長)/青山繁晴((株)独立総合研究所代表取締役社長兼首席研究員)/マルカワみそ(株)/赤阪清隆(公益財団法人フォーリン・プレスセンター理事長、元国連本部広報担当事務次長)/西原鈴子(国際交流基金日本語国際センター所長)/福原正大((株)igsZ代表取締役社長、一橋大学大学院特任教授)/坪谷ニュウエル郁子(国際バカロレア機構アジア太平洋地区委員、東京インターナショナルスクール代表)/江里口歡人(玉川大学大学院教育学研究科教授)/堀 義人(グロービス経営大学院学長)/杉浦健太郎(東京大学本部国際部部長)/勝 悦子(明治大学副学長、政治経済学部教授)/マーク・ウィリアムズ(国際教養大学元理事兼副学長)/山内祐平(東京大学大学院情報学環教授)/金谷 憲(東京学芸大学名誉教授)/藤田 保(上智大学言語教育研究センター教授)/加藤積一(学校法人みんなのひろば 藤幼稚園理事長・園長)/加藤久美子(同副園長)/吉田研作(上智大学特任教授、言語教育研究センター長)/小泉利恵(順天堂大学准教授、日本言語テスト学会事務局長)/長沼君主(東海大学外国語教育センター准教授)(※本書掲載順・敬称略) ●II部「グローバル社会で通用する英語」では、アルク教育総合研究所が行った「仕事で英語を使う人」に対する一般のイメージと実態のギャップをデータ化、その詳細を取り上げました。仕事で英語を使う人の職業や業種、誰に対して、どんな英語を使っているのかをデータで明らかにしています。「英語使用者の4割弱がTOEIC600点未満の人(高得点者ばかりではない)」「内勤系(技術、企画、総務など)の人に英語使用者が多い(海外営業などはわずか)」などの調査結果が明らかになりました。 -
コミュニカティブな英語教育を考える
CLT(Communicative Language Teaching)の実現を目指す人に必携の書。コミュニケーション能力の育成を目指した英語教育の理論、そしてその目指すところを、分かりやすく解説するとともに、どのように実施していけばよいのかを具体的に示しています。 第1章「全体概論編」では、コミュニカティブ・アプローチが生まれた理論的背景をまとめています。 第2章は「授業実践編」で、小・中・高・大それぞれについてのコミュニカティブな英語教育の事例を掲載するとともに、フランス語、スペイン語、日本語、手話教育における事例を紹介しています。 第3章の「理論編」では、CLTを考える上で欠かすことのできない、また実践の背景にある考え方が分かります。 第4章は「展望・課題編」で、日本の英語教育の現場について今後、考えていかなければならない問題について述べています。 そして第5章は、上智大学の吉田研作教授の特別インタビューで、日本のCLTの歴史、これからの展望について知ることができます。 そのほか、CLTを知るうえで欠かせないキーワードをまとめて重要用語集やコラム、英語教育に携わるなら読んでおきたい読書案内など、付録も充実しています。 いままさに英語教育を通じてコミュニケーション能力の育成を目指している方や実践中の現場の先生方、また、これから英語教育について学ぶ入門期の方などにおすすめしたい一冊です。 (※本書は、日本の英語教育界に、行政、民間の両方の立場から長年にわたって貢献を重ねている上智大学の吉田研作教授の上智大学定年退職を記念して、上智大学CLTプロジェクトのメンバーによって編まれた書籍です) 上智大学CLTプロジェクト: 上智大学の吉田研作教授に教えを受けたメンバーによる、本書制作のための執筆プロジェクト。(*五十音順/荒井貴和、池田 真、和泉伸一、海野多枝、長田恵理、加藤洋昭、狩野晶子、萓 忠義、倉住 修、齋藤雪絵、坂本惠美、佐々木大介、白井恭弘、泉水浩隆、園田敦子、辰巳友昭、常盤僚子、豊田ひろ子、原田早苗、原 真奈美、深澤英美、藤田 保、武藤克彦、望月尚子、森 博英、柳田恵美子、柳瀬和明、吉冨朝子、渡部良典) -
高校英語教育を整理する! 教育現場における22のギャップ
英語教育の現場では、個々の教師が生徒のために授業改善を試みようと提案しても、同僚や周囲の賛同を得ることができず、孤立してしまう、ということがあります。 そのような問題が起こるのは、教育用語の認識一つをとってみても、個々の教師によってギャップが存在しているからではないでしょうか。 そして、そのギャップが指導法や教育目標にまで広がっているとしたら? 本書では、同僚との会話のみならず、保護者など学外の人たちとの間で起こるささいな行き違いの原因は、問題認識のギャップにあるのではないかという仮説から、教育現場で起こりがちな対立の事例を会話形式で取り上げ、「<言葉の定義>のギャップ」「<指導のイメージ>のギャップ」「<理想と現実>のギャップ」という3つの角度から、英語教育が抱える問題の徹底整理を試みた読み物です。 会話の表面からは一見把握しづらい、「ずれの本質」を深く掘り下げ、それぞれのギャップの原因を丁寧に解説していきます。 「コミュニケーション(活動)」「授業は英語で行う」など新学習指導要領を踏まえた最新の事例も収録。 本書は元東京学芸大学教授の金谷憲先生をリーダーとするSherpaチームの選書第2弾。数々の研究授業を見てきた著者ならではの整理観は、英語教育の原点に立ち返ることができるお薦めの一冊です。 対象:英語教師向け 金谷 憲(かなたにけん): 東京学芸大学名誉教授。1948年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程(英語学)、教育学研究科博士課程(学校教育学)およびスタンフォード大学博士課程を経て(単位取得退学)、1980年より32年間、東京学芸大学で教鞭を執る。現在、フリーの英語教育コンサルタントとして、学校、都道府県その他の機関に対してサポートを行っている。専門は英語教育学。研究テーマは、中学生の句把握の経年変化、高校英語授業モデル開発など。全国英語教育学会会長、中教審の外国語専門部会委員などを歴任。1986年より3年間NHK「テレビ英語会話I」講師、1994年から2年間NHKラジオ「基礎英語2」監修者。著書に『英語授業改善のための処方箋』(大修館書店刊)、『英語教育熱』(研究社刊)『高校英語授業を変える!』(編著/アルク刊)など多数。 -
高校英語授業を変える! 訳読オンリーから抜け出す3つのモデル
「英語を使える日本人」を育てる役割を期待されながら、いまだに「文法訳読式」の授業が大半を占める高校英語の教育現場。それは、教師が個々で乗り越えるには高すぎるハードルが数多くあるためです。 本書は、高校の英語教師を具体的に手助けし、授業改善への努力をサポートするために立ち上げられたプロジェクト、Sherpa(Senior High English Reform Project ALC)のメンバーが、1年半にわたり検討し、マイクロティーチングやセミナーを通して現場の声を集め、ようやく作り上げた「実際に教室で使える授業モデル」3つを詳細に紹介しています。 英語Iの検定教科書を使って、規定の授業時間の中で、「内容理解活動」に加えて「定着活動」をどう取り入れていくか、授業1コマの時間の使い方から、課全体の流れ、使用するツールの作成方法まで、教師の負担を軽くする配慮をちりばめつつ、具体的な提案が行われています。 さらに、教科書自体の改善案や全国で行われている新しい取り組みなども取り上げているので、現役の教師はもちろん、これから教師を目指す学生にとっても有益で示唆に富む一冊となるでしょう。 本書は元東京学芸大学教授の金谷憲先生をリーダーとするSherpaチームの選書第1弾。Sherpaプロジェクトから生み出されつつある授業モデルと、その背景にある考え方を詳しく解説しています。 対象:英語教師向け 金谷 憲(かなたにけん): 東京学芸大学名誉教授。1948年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程(英語学)、教育学研究科博士課程(学校教育学)およびスタンフォード大学博士課程を経て(単位取得退学)、1980年より32年間、東京学芸大学で教鞭を執る。現在、フリーの英語教育コンサルタントとして、学校、都道府県その他の機関に対してサポートを行っている。専門は英語教育学。研究テーマは、中学生の句把握の経年変化、高校英語授業モデル開発など。全国英語教育学会会長、中教審の外国語専門部会委員などを歴任。1986年より3年間NHK「テレビ英語会話I」講師、1994年から2年間NHKラジオ「基礎英語2」監修者。著書に『英語授業改善のための処方箋』(大修館書店刊)、『英語教育熱』(研究社刊)『高校英語授業を変える!』(編著/アルク刊)など多数。 -
休み時間の生物学
休み時間を制する者は試験を制す。たかが10分、されど10分。全86項目で生物をしっかりマスター!10分単位で生物学を完全マスター!項目ごとのポイントと章末の練習問題で着実に理解度アップ!ミトコンドリアって何をしているの?生物はどうやって増えていくの?血液型はどのように遺伝するの?きちんと説明できますか?※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
創元世界史ライブラリー 修道院の歴史 聖アントニオスからイエズス会まで
古代エジプトの隠遁生活に起源をもち、現代まで脈々と受け継がれてきた修道制。修道士たちは俗世から離れて共同生活のなかに神を希求する一方、写本による学問の継承、糧を得るための生産活動、女子修道院や騎士修道会の創設、海外宣教など、西欧社会に大きな影響を与えてきた。本書ではローマ・カトリック世界を中心に、その原初から近代のイエズス会の活動までを通観する。キリスト教文化をより深く理解するうえで必読の一冊。 -
日本語教員試験「応用試験 聴解」解ける500問
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 外国人に日本語を教える仕事が文部科学大臣認定の国家資格「登録日本語教員」となりました。資格取得の大きなルートが年1回の「日本語教員試験」に合格することです。高度な専門知識と実践能力をもつ質の高い日本語教師は、多様化する日本語学習者のニーズと社会的要請に応えるものです。 応用試験の「聴解」は音声が流れるのは1回のみ、問題のあとの無音の間に次々と解答していく瞬発力が問われます。本書は2024年、2025年の出題内容を分析するとともに、文科省が発表している出題範囲を徹底研究して、500問という圧倒的な量の問題を作成しました。 ●「問題1」は19セット380問 本試験の問題1は学習者の発音上の問題点や文法上の誤りを聞き取って、四つの選択肢から正解を選ぶ問題が20問、次々と流れてきます。10秒くらいの無音の間にポイントを瞬時に見抜く力が必要です。選択肢にはダイクシス、モダリティ、コピュラといった、日本語を母語として何10年操っていても目にしたことのない用語が並び、専門的な学習が欠かせません。本書は20問ずつの問題が19セット。問題ページをめくるとすぐに解答と解説が出てくる便利な構成です。 ●「問題2」は4セット80問 本試験の問題2は教師と日本語学習者のやり取りなどを聞いて、学習者の誤りの特徴や教師の指導法などを問う20問が出題されます。本書は4セット80問を用意しています。問題2のスクリプト、解答と解説は後半にまとめて掲載しています。 ●「問題3」は5セット50問 本試験の問題3は日本語学習者向けの教材などを聞いて、その目的や必要となる知識、教材の改善点などを問う10問が出題されます。本書の問題は5セット50問です。問題3のスクリプト、解答と解説は後半にまとめて掲載しています。 ●執筆陣は12名 監修に南山大学・名古屋外国語大学名誉教授の坂本正先生に加えて、音声が専門の名古屋大学名誉教授の鹿島央先生をお迎えし、教育の現場で活躍する12名の執筆陣が問題作成に当たりました。 【執筆陣(50音順)】 ・石塚ゆかり (青森大学准教授) ・内山百合子 (南山大学語学講師) ・江崎由美子 (CHEERS代表) ・近藤かをり (南山大学語学講師) ・田中真由美 (日本福祉大学国際学部助教) ・豊田早苗 (中京大学特定任用講師) ・中北美千子 (名古屋外国語大学准教授) ・西野一恵 (名古屋外国語大学・名城大学・岐阜聖徳学園大学 非常勤講師) ・早野香代 (三重大学特任准教授) ・藤田裕一郎 (朝日大学准教授) ・松下由美子 (韓国 韓南大学校助教授) ・宮本真有 (国際基督教大学専任教員、名古屋外国語大学・南山大学 非常勤講師) ■巻末には「口腔断面図の見方のポイント」、50音順インデックスを掲載。音声はPCダウンロードとアプリabceed(エービーシード)対応の2種類です。 -
聞くことから始めよう! やる気を引き出し、意欲を高める評価
アメリカの教育現場でその有効性が確かめられてきた自己実現へ向けた方法と実践の記録を丁寧に紹介。 教師が児童生徒の指導と同様、もしかしてそれ以上に常に気にかけることになる学習評価。その評価について本書では、「学習の成果すなわち何を学んだかを評価すべきであって、生徒の意欲や態度で評価してはいけないと説いています。「頑張った態度」や「積極的な取り組み姿勢」ではなく、一人ひとりの能力を理解や社会への貢献という「結果」で評価するように切り替えていくこと。アメリカの教育現場でその有効性が確かめられてきた自己実現へ向けた方法と実践の記録を丁寧に紹介しています。 【目次】 第1章 エレベーターピッチ 第2章 生徒中心の学習目標を生徒と共につくり出し、共有する 第3章 パフォーマンスの評価にはルーブリックを使う 第4章 公正かつ納得できる評価システムをつくる 第5章 生徒の自己評価:「数字よりも大事なもの」 【著者】 マイロン・デューク カナダとニュージーランドで23 年間、4年生から12年生までの子どもを対象に、教師として、また管理職として働いてきた。2014 年にASCD より出版された『Grading Smarter, Not Harder - Assessment strategies that motivation kids and help them learn』はベストセラーとなっている。 山﨑その 京都外国語大学付属図書館事務長。専門は大学経営、大学評価。博士(政策科学)。 総合企画室など企画部門の部署を経て、2020 年より現職。著書に『大学経営の評価システム―手法の開発とマネジメントへの応用』、『これからの大学経営―ガバナンス、マネジメント、リーダーシップ―』(共著)などがある。 𠮷川岳彦 大阪府出身。私立高校勤務を経て、京田辺シュタイナー学校の国語科教諭・高等部クラス担任。主に7年生から12 年生の国語およびメインレッスンを担当。ドイツのFreie Hochschule Stuttgart にてMaster of Arts (Klassen-und Fachlehrer an Waldorfschulen)を取得。妻と娘、そして、本とリコーダーをこよなく愛している。 吉田新一郎 『学びの中心はやっぱり生徒だ!』『みんな羽ばたいて――生徒中心の学びのエッセンス(仮)』『成績をハックする』(すべて新評論)と併せて読むと、この本の理解が一層増します。実践記録や質問等は、pro.workshop@gmail.com 宛にお願いします。 -
The Tokyo Trial
The Tokyo Trial, like the Nuremberg Trial, was unique as a judicial event. Presided over by eleven Allied judges, Japan’s wartime leaders were individually tried in an international court of justice for crimes against international law. After two years of hearings, a majority judgment found twenty-five of the accused guilty; seven were sentenced to death. However, factionalism amongst justices and competing political interests served to undermine the final judgment, widely criticized as “victors’ justice.” Some seventy years later, its legacy continues to inform international politics and polarize ideological debate. In this revised English edition of his 2008 book, Tokyo Saiban, winner in the History and Civilization category of the 30th Suntory Prize for Social Sciences and Humanities, eminent political scientist Dr. HIGURASHI Yoshinobu sets aside routine ideological approaches that have characterized study of the tribunal until now and focuses our attention on the engrossing political dynamics surrounding the Tokyo Trial and its current impacts. Drawing on exhaustive research into foreign policy documents and inter-ministerial correspondence, Higurashi traces the contours of diplomacy in the wake of World War II, revisiting the Tokyo Trial from the viewpoint of Japan’s postwar international relations to shed new light on an event unprecedented in world history. -
幼児教育から小学校教育への接続 あそびの中の学びが未来を開く
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 乳幼児期から高校まで、一貫して「これからの時代に求められる資質、能力」を育むためには、まず乳幼児から小学校へ、教育の接続がスムースに行われることが必要です。スムースな接続は、互いの姿を知るところから始まります。本書に登場する「主体的に学ぶ幼児の姿」は、小学校の先生方が新しい授業のあり方を構築する際の、大きなヒントとなることでしょう。保育関係者にも、主体的・対話的で深い学びとは何かをあらためて問いかけます。 -
熊:人類との「共存」の歴史[新版]
駆除でもなく、保護でもない。 慈愛と畏敬を持って接すべき大切な隣人でありながら、人の生命を脅かす害獣としても扱われる。 二分法では永遠に解くことのできない熊と人間との深い関係性を、豊富な知見から徹底的に引き出した名著。 いま読まれるべき本だと、ぼくは思う。 石川直樹 有史以来、人間は熊と他の動物とは異なる特別な関係を結んできた。原初の人類にとって、熊は「狩る/狩られる」の関係にあり、自然崇拝の象徴でもあった。ところが、時代が下るにつれて家畜を襲う害獣として疎まれるようになっていく。ヨーロッパやアフリカのように絶滅に追いやられた地域もある。 他方、『三びきのくま』、『くまのプーさん』、『ジャングル・ブック』のように、熊ほど人間に愛され、その想像力に訴えかけてきた動物もいない。狩猟家として名を馳せたアメリカ大統領セオドア・ルーズヴェルトの愛称を冠した可愛らしいテディベアに象徴されるように、熊はなぜ人間にとってこれほど矛盾に満ちた存在なのだろうか。 本書では、熊と人が辿ってきた長い歴史を読み解きながら、熊という存在について16の切り口から考察する。幅広い文献を渉猟し、熊にまつわる伝説や言い伝え、さまざまな時代の証言や観察記録、(ときに奇抜な)学説が紹介され、時代ごとに人が熊をどのように見てきたかを概観することができる。 文化史と自然史の交わるところに焦点を当て、今後われわれは熊といかに関係を築いていくべきかを本書は問いかける。 [目次] 序文 第1章 熊の辿ってきた道 第2章 変異 第3章 ドウクツグマの謎 第4章 誤解 第5章 異国での発見 第6章 熊の個性 第7章 音、感覚、合図 第8章 ペットとしての熊 第9章 東シベリアでの観察者 第10章 対峙する 第11章 狩る者と狩られる者 第12章 イヌイットとホッキョクグマ 第13章 もっと、もっと近くに 第14章 熊のショー 第15章 熊の代役 第16章 熊恐怖症 エピローグ 謝辞/参考文献に関して 訳者あとがき 図版クレジット/参考文献 -
飛鳥幻想
聖徳太子(厩戸王)で始まり、天武天皇(大海人皇子)で締めくくった飛鳥という時代。新しい日本を誕生させた原動力が、なぜ飛鳥のような辺鄙で狭矮な盆地であったのか。 『万葉集』に登場する奈良県の地名は総数約900にのぼる。しかもそのうち200以上が飛鳥に集中している。つまり、『万葉集』にもとづいて大和の地を訪ねれば、必然的に飛鳥を訪れることになる。それほどに飛鳥は昔の日本人にとっては重要な場所であり、憧れの土地であったのだ。しかし、その飛鳥が古代日本の政治的中心地であったのはわずか100年。しかも飛鳥は狭矮な盆地で、当時は辺鄙なところだった。誰が何のために飛鳥という地を選んだのか。 中学・高校の日本史でもさらりと扱われる程度にもかかわらず、「日本人の心のふるさと」として観光スポットでも人気の飛鳥にまつわる謎を深掘りする。 -
中世武士団 偽りの血脈 名字と系図に秘められた企て
◆彼らは“貴”たらんとして「源・平・藤原」姓を掠め取った!◆ 平安の世が長く続くとともに疲弊してゆく地方社会、そこで生き抜くために多様な出自の者たちが結託し、 やがて「武士」という集団を形成した。 朝廷から然るべき位置づけを与えられないままの彼らは、やがて自らの正統性を巧みに「創出」し、中世という時代の支配者たるための競争に臨んでいった― 「佐藤」をはじめ現代まで生き残った名字が、中世武士団のアイデンティティ闘争の産物であったという「隠された真相」を徹底的に暴き出す、驚愕の研究成果! 【本書より】 新たな時代を切り拓いた有力武士は、実は貴人でも新興勢力でもなく、時代の終焉とともに主役級の役割を終えさせられた古代卑姓氏族が、全身全霊の努力で生き残りを図り、首尾よく生まれ変わった姿だった。 【主な内容】 プロローグ 改竄された“社会の設計図” 序章 武士の誕生と名乗り──アザナと名字 第一章 「佐藤」名字と佐伯氏──佐伯姓と波多野家 第二章 「首藤」名字と守部氏──美濃と源氏と王臣子孫 第三章 「伊藤」「斎藤」「兵藤」名字と伊香・在原・平氏 第四章 「○藤」名字の源流──官職由来と古代卑姓由来 第五章 「近藤」名字と院政──出自不明の院近臣たち 第六章 奥州藤原氏の創造──秀郷流・坂上氏・五百木部氏の融合 第七章 文筆官僚「斎藤」家の創造──大江氏・葉室家・清原氏との融合 第八章 大規模互助ネットワーク──斎藤・後藤・文徳源氏・宇都宮 第九章 後藤・近藤・武藤家が織り成す大友家の礎──利仁流・秀郷流の融合 第十章 中原親能の正体と大友家の創造──利仁流×秀郷流×中原氏×大江氏 第十一章 中原氏に還流する親能の御家人的性質──田村・水谷・摂津家の成立 エピローグ 最後の謎と次なる"神話"──素性不明の鎌倉幕府 注 参考文献 -
生徒一人ひとりのSDGs社会論
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「政府や国連や大企業のような大きな組織が取り組むべき問題では?」 「高校生の私に何ができるのか?」 「とてもムリ! 問題が大きすぎる!」 ●生徒一人ひとりが「自分事」として考える いまやSDGsが「流行りコトバ」のようになっている感すらありますが、教育者としては政治家や経済学者や環境活動家とはちがった立場からSDGsを捉え、生徒に提示する必要があります。それは生徒一人ひとりが「自分事」としてSDGsを考え続け、自分で問題を発見し、「できれば自分も解決に協力したい」「自分で解決しなければならない」と自覚して行動して行くような授業を展開することです。 ●すべての先生必見 文科省が進める「持続可能な開発のための教育(ESD)」の後押しもあり、教育の現場ではそれぞれの学校がSDGsに関するさまざまな活動を実施しています。多くは手探りで地域の特徴を生かした試行錯誤を重ねているようです。 本書はJICAのアドバイザーを長年担当した経験から、SDGsに早い段階で関心をいだいてきた著者による、教室のグループ活動の中で「ディスカッション」「リサーチ」「プレゼンテーション」のスキルを磨きながら問題解決型のプロジェクトに取り組んでいくための参考書です。SDGsについて知ることからスタートし、教室での多様な実践事例を詳しく報告します。 【第1部】SDGs社会論 [理論編] 田中茂範(慶應義塾大学名誉教授) [Chapter 1] SDGsについて知る ・宇宙船地球号 ・当時からあった国境を越えた問題 ・MDGsの採択 ・SDGs: 国連決議の前文を読む ・17の目標の再分類 ・SDGsの評価指標 他 [Chapter 2] 教育のコンテクストにSDGsを位置づける ・Think local, Think globalのための問い ・ESDと教育改革 ・教科横断型の学びの実現に向けて ・STEM教育とSTEAM教育 ・方法論としてのプロジェクト学習 ・立場表明型のディスカッションのしかた ・グループ内でのさまざまなオピニオンの取り扱い 他 [Chapter 3] SDGsについて探求する ・SDGsの探求: 導入のためのワークシート ・SDGsの探求: End Povertyのためのワークシート ・複合課題としてのSDGsを探求する 【第2部】教室内外でのSDGs [実践編] (1) 公立高校での実践事例 : 一井亮人(東京都立国分寺高等学校) ・SDGsカードとカードを使ったゲーム ・英語の授業での実践 ・総合的な探求の時間での実践 (2) 私立校での実践事例 : 米田謙三(私立高等学校) ・教科等横断型の実践について ・教科横断型・STEAM教育の課題 ・授業のねらい~題材~学びのプロセス~展開 (3) 大学・高専での実践事例 : 藤井数馬(長岡技術科学大学) ・SDGsを自分事化するための〈MAP〉の観点 ・SDGsを生徒にとってmeaningful、authentic、personalなものに ・実践による学生の意識変化 (4) 英語教室での実践事例 : 宮下いづみ(Eunice English Tutorial) ・スクールでのクラスごとの取り組み方 ・SDGsの授業の流れ ・10個のアクティビティーの紹介 (5) 小中高連携へのヒント : 杉本喜孝(帝塚山学院大学) ・身近なSDGsを訪ねて ・学習指導要領との関係から ・スパイラル型実践の必要性と継続について (6) 私立高校及び通信制高校サポート校の実践事例 : 佐藤裕幸(CAP高等学院代表) ・一人ひとりの生徒と向き合う ・自分事かに自分たち事への気付き ・身近な問題からSDGsの課題に取り組むまでの変化の手順 -
豊富な案ですぐ書ける! 2歳児の指導計画 ダウンロードデータ付き<CD-ROMなし>
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 電子版にCD-ROMは付属しません。あらかじめご了承ください。 これなら書ける!子どもの育ちを支える、らくらく使える指導計画案集。・保育にすぐ取り入れられる!役立つダウンロードデータ付き!・保育指針・保育要領に準拠した保育園・こども園(満3歳を含む)どちらの案も充実しています!指導計画をどう作成していいか分からない!そんな保育士さんの困ったに応えます。指導計画の考え方やポイントについても説明しているから、新人保育士の方にも!保育園・こども園(満3歳を含む)どちらの案も充実。年間計画は各3案、月間は月ごとに各3~4案を掲載。自分たちに合った計画案を選んで使えます。文例案よりも具体的な計画表なので保育の現場で活用しやすい!「こども誰でも通園制度」本格実施に向けて、未満児保育に注目した内容です。 【ダウンロードデータ】 本書掲載の指導計画のExcelデータとPDFデータを収録!計画案を複数パターンすべて収録しているので、自分たちに合ったものを選んだり、文案やフォーマットを自由にアレンジしたりして保育にすぐ取り入れられます。 -
ヴェルサイユ宮殿に暮らす:優雅で悲惨な宮廷生活
豪華絢爛な宮殿の舞台裏 フランス貴族社会の象徴、ヴェルサイユ宮殿。18世紀、ここには王を頂点に1000人以上がひしめきあって暮らしていた。豪華絢爛な外観、贅沢な食事、着飾った女性たち、舞踏会や音楽会……。華やかな宮廷生活が思い浮かぶが、本書のテーマはこうした表の顔ではなく、より人間くさい日々の営みのほうにある。著者は残された書簡や官僚機構の報告書などを精力的に読み込み、宮殿での暮らしの実態をひもといてゆく。 宮殿の内部は226の居室からなる巨大迷路の様相を呈していた。広さ・設備とも許容量を超える人数が暮らすなかで、個人のプライバシーは守られていたのか。1000人分の食事はどのように準備され、消費されていったのか。安全な飲料水は確保できていたのか。入浴や排泄はどのようにしていたのか。広大な建物をどのように掃除していたのか。大量の洗濯物はどこで洗い、どこに干していたのか。華やかなイメージとは裏腹の驚くべき事実が次々と明かされる。 当時の史料からは、貴族たちの苦労がしのばれると同時に、彼らがたくましく生きていた様子もうかがえる。本書を読めば、これまでとは違った宮殿の姿が立ちあがってくるはずだ。 -
中世の法と国制(歴史学叢書)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 著者は「中世を理解するには中世人の用いた言葉や概念をそのまま用いなければならない」という素朴な見解に対し、明確な方法的批判の上に立ち、たんなる法制度史や、法理論史ではなく、ヨーロッパ中世における一般民衆の法意識を生きた形で見事に解明している書である。また「抵抗権」という現代における切実な問題についても貴重な示唆を与える。 【目次より】 凡例 序論 一 法 1 法は古いものである 2 法は良きものである 3 良き古き法は非制定的・不文的である 4 古き法はより新しき法を破る 5 法の改新は良き古き法の再興である 6 法律観と法生活 二 国制 1 法的制約の原則(君主は法に拘束される) 2 人民代表の原則(君主の同意取得義務) 3 責任の原則(抵抗権) 4 過渡形態 追加 三 時間的中世と概念的中世 訳注 訳者あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 ケルン、フリッツ 1884~1950年。ドイツの法思想家。「古き良き法」(中世法の基本概念で、由来が古い法であるほど良い法、正しい法と考える)を定式化した。 -
第七師団と戦争の時代:帝国日本の北の記憶
忘れられた北への眼差し…… 「そこから旅順港は見えるか」 大東亜共栄圏から東南アジア進出にいたるまで日本の対外認識を大きく形作ってきたのは、「南進」論であるといわれる。しかし、果たして、それは正しい理解なのだろうか? これが本書の問題関心である。 帝国が産声を上げたとき、まず目を向けたのは国内反乱である。陸軍は「鎮台」を設置。そして国内秩序が安定してくると、鎮台は「師団」になる。 その後、第七師団が札幌の月寒に創設された。この師団は鎮台からの繰り上げではない、全く新しい危機に対応したものであった。いうまでもなくロシア(ソ連)の脅威への対応である。 第七師団は北辺の守りを司る「北鎮」師団として北の民の心の拠り所だった。日露戦争では旅順攻略戦や奉天会戦に参戦、シベリア出兵(尼港事件に遭遇)やノモンハン事件でも戦い、太平洋戦争時にはアリューシャン列島やアッツ島に派遣、敗戦直前には占守島や樺太でソ連の侵攻を食い止める役割を担った。 ここには、戦後日本では封印された「北鎮」の思想がある。 「最強」師団はいかに戦い、そして負けたのか? 「北鎮」という忘れられた北への眼差しを恢復する試み。 -
彭明敏:蔣介石と闘った台湾人
台湾民主化を象徴する人物の波乱万丈の生涯 彭明敏と李登輝はともに1923年生まれで台湾大学時代からの友人だったが、一方は亡命者、もう一方は総統と両極端の道を歩んだ。 民主化以前、国民党一党独裁の権威体制に立ち向かって投獄・処刑された人は数知れない。なかでも注目を集めてきたのが、台湾大学教授だった彭明敏が64年、二人の教え子とともに「台湾人民自救運動宣言」を作成・印刷して逮捕された事件である。「自救宣言」は、台湾と中国は別々の存在だとする主張が現在の「一中一台論」の原点となっており、その先見性とともに、特赦で釈放された後、当局の厳重な監視をかいくぐって海外に脱出するという決死の行動も相まって、民主化運動のシンボルとなってきた。22年に及ぶ亡命生活ののち、台湾に戻って初の総統選で当時の野党・民進党の公認候補になるなど、彭明敏の人生そのものが台湾の民主化を象徴しているともいえる。 関係者の回顧録や関連資料のほか、当事者の証言から事件の顛末と亡命の一部始終を再現し、さらに李登輝との友情や二人の対比なども盛り込んで、彭明敏の人物像をくっきりと浮かび上がらせる。台湾の民主化運動と知られざる日台交流史に光を当てた労作。 -
トロイア戦争:歴史・文学・考古学
3000年以上前の戦いの真相を求めて はるか昔、トロイア戦争の伝説を生み出した紛争があったのだろうか? あったとすれば、いつ、どこで? 古代ギリシア人・ローマ人はこの戦いを事実と信じたが、中世から近世にいたる学者たちはより懐疑的で、叙事詩が歴史的事実に基づいていた可能性が本格的に注目されたのは、1870年代のシュリーマンによる発掘以降のことだった。以来、多くの発見がなされたが、謎はいまだに残る。 本書は、トロイア戦争に関連する三つの分野の研究成果――ホメロス叙事詩と「叙事詩の環」などの文学資料、ヒッタイト文書という歴史学資料、ヒサルルック遺跡からの考古学資料――を渉猟し、多角的・総合的に検証する。叙事詩が語る戦いの細部は、青銅器時代つまりトロイア戦争が起こったとされる時代のものか、鉄器時代つまりホメロスの時代のものか。トロイアの支配者たちはヒッタイト文書にどのように記録されているか。巻末に、ヒッタイト文書の内容紹介、シュリーマン以前のトロイア発掘の試み、現在なお残る謎・問題点をまとめた、訳者による解説を収録。 -
SDGsの成功に向けた3次元統合価値モデル 持続的で幸福な地球人類社会の未来ビジョン
SDGsの成功に向けて、地球人類文明の未来ビジョンを知るための必携の本です。 21世紀にはいり、人類の文明は、数千年ぶりの大変革期に入り、人口の増加、深刻化する気候変動や自然災害、感染症の蔓延などによって、存亡の危機に瀕しています。自然界の摂理を軽視した人間中心の文明は、人類の種の保存の前提となる自然破壊によって、成長の限界に達しています。近年、国連による人類の持続可能な開発目標:SDGsが提唱されました。本書ではSGDsの成功を支援する、3次元統合価値モデルに基づく地球人類文明の未来ビジョンついて紹介します。 【目次】 1 はじめに 2. 価値の概念 3品質の概念 4品質モデル 5.3次元統合価値モデルの概念 6品質の要求定義と評価 7.品質評価の課題 8 おわりに 9. 付録 参考文献、著者プロフィール 【著者】 江崎和博 1978年 現三菱電機インフォメーションシステム,日本エマソン,現アズビル 1997年 荏原製作所経営企画室,IT戦略統括部企画室副室長 2011年 法政大学理工学部 2013年准教授,プロジェクト管理など,修士課程で生産情報特論の講義を担当 1986年〜現在 ISO/IEC_JTC1/SC7の国際会議エディタ,システム及びソフトウェアの品質要求定義と評価技術の国際標準,国内JIS規格の開発と制定に参画.品質統合マネジメント理論UQMなどを開発 2018年5月 世界品質戦略研究所開設 -
PBLの概念と進め方
PBLに取り組む読者に必携の本です。 21世紀にはいり、人類文明は地球レベルの多くの複雑で解決の難しい問題を抱えています。PBLは、問題や課題の解決に向けて知識や思考力、実践力の養成を支援する学習方法論です。本書では、中等、高等、大学などの教育機関及び企業の新入社員、指導教師を対象として、問題や課題を解決するためのPBLの概念、従来の教育方法との違い、PBLの取り組み方法について解説します。 【目次】 1.はじめに 2.PBLの必要性 3.教育の目的 4.現状の教育の問題点と課題 5.教育の改善に向けた PBL 6. PBLとプロジェクトマネジメント 7. 問題解決型PBLの進め方 8. プロジェクト型PBLの進め方 9. PBLの支援技術 10. おわりに 11. 付録 12. 参考文献 著者プロフィール 【著者】 江崎和博 1978年 現三菱電機インフォメーションシステム,日本エマソン,現アズビル 1997年 荏原製作所経営企画室,IT戦略統括部企画室副室長 2011年 法政大学理工学部 2013年准教授,プロジェクト管理など,修士課程で生産情報特論の講義を担当 1986年〜現在 ISO/IEC_JTC1/SC7の国際会議エディタ,システム及びソフトウェアの品質要求定義と評価技術の国際標準,国内JIS規格の開発と制定に参画.品質統合マネジメント理論UQMなどを開発 2018年5月 世界品質戦略研究所開設 -
日本史からの問い:比較革命史への道
「歴史家」はいかに生まれるのか? 本書は日本を代表する維新史家の来歴を辿りながら、この問いに答えようとするものである。 三谷博さんが大学に入ったのは、1968年。東大駒場の駒場寮では、内ゲバが繰り広げられていた。三谷青年は「キャンパスを飛び交っていた空虚な言葉、理想を口実に平気で暴力をふるう所業に心底痛めつけられていた」という。 三谷史学の核である革命を「暴力」から切り離す視角がいかに生み出されてきたのかを考える上で、これは貴重なエピソードである。 授業が再開された大学で、佐藤(誠三郎)ゼミに入ったことが日本史への道を開いた。『維新史再考』(NHK出版、2017年)に結実する研究人生はこうして始まったのである。 その間、日中韓の歴史認識問題が「歴史家」としての在り方を大きく問うことになる。東アジアの近代史をいかにして描くか? 『大人のための近現代史 一九世紀編』(東大出版会、2009年)を中心とした共同研究がマルクス主義史学とは全く違う「世界の中の明治維新」、そして「比較革命史」の地平を拓いた。 1968駒場から歴史認識論争を経て、比較革命史へと至る維新史家の遍歴を初めて明らかにした、闘う歴史家の肖像がここに。 -
The Miraculous Kanayama Megaliths 金山巨石群の奇跡 Jomon Megalithic Observatory Still Active after 5,000+
This book will change your perspective! Japanese-English Bilingual Edition. 日英完全併記版 In 1997, a mysterious group of megaliths comparable to Stonehenge was discovered in the mountains of Hida-Kanayama in Japan. This book is a report on the investigation by two Japanese civilian researchers and an American astrophysicist who struggled to unravel the mystery. They discovered the astonishing fact that these megaliths were solar observatories for ancient people 5,000 years ago, and that they knew the solar calendar! 【目次】 Introduction はじめに Part 1 To the Jomon Forest where Megaliths 巨石の眠る縄文の森へ Part 2 Treasure Hunting in the Cave 洞窟の中の宝さがし Part 3 Design of Kanayama Solar Calendar 金山太陽カレンダーの設計図 Part 4 Some Messages from “Modern Ancients” “現代の古代人” からのいくつかの伝言 Appendix 付篇 Acknowledgement 謝辞 【著者】 小林由来 岐阜県金山町生まれ。画家、巨石天文学研究者。1997年、故郷の山中である巨石に刻まれた謎の痕跡に遭遇。「これは古代人が残した文化の痕跡ではないか」と直感、独自の観測調査に着手する。その後27年に及ぶ詳細な調査から「古代人が巨石を利用しグレゴリオ暦に優る正確な太陽暦をこの地で考案していた」ことを確信。他の地域にも残る巨石から古代文化を探る調査を継続中。 徳田紫穂 愛知県名古屋市生まれ。写真家。1997年、アート活動を通じて知りあった小林由来氏から謎の痕跡をもつ巨石の存在を聞く。その後訪れた山中で偶然「V字型の巨石間に太陽が沈みこんでいく光景」に遭遇し写真に収める。この1枚の写真が契機となり、小林氏の巨石群調査に参加。現地調査に加え、データ分析や写真撮影を担当してきた。本書ではアートワークによる資料制作のほか、翻訳、執筆、広報役など多くの役を担当した。 ハリエット・ナツヤマ 米国ハワイ州生まれ。宇宙物理学者。元カリフォルニア州立大学教授。理学博士(京都大学)。大学を退職後、故郷のハワイで担当した青少年向け教育プログラムに古代日本の天文学を紹介したいと考えていたところ、ネットを通じて金山巨石群の存在を知り、2010年春に現地を初めて訪れる。データの検証を詳細に行った結果、金山太陽カレンダーが世界のどの地域にも適用できる優れた暦であること、天文学や人類史を学ぶ上で非常に重要な意味をもっていることを確信する。以後、調査チームの共同研究者となり本書では科学監修を担当した。 -
エピソードで学ぶ子どもの発達心理学 関係のなかでそだつ子どもたち
途切れることなく成長する、子どもの発達のみちすじ 発達心理学は、発達の時期ごとの特徴を記述することから、家族や仲間、社会との関係のなかでの、連続的な発達のみちすじを理解することへと進化してきました。保育や教育においても、発達の連続性にもとづく支援が、ますます求められています。本書は、『エピソードで学ぶ乳幼児の発達心理学』を最新の知見に合わせて改訂するとともに、児童期、思春期に関する説明を加えて、さらに発展させました。エピソードと心理学理論の両面から子どもの発達のみちすじを理解できる、新しい入門書です。 【目次】 発達のみちすじ はじめに 本書の構成と使い方 第1章 新しい世界へ─移行 1.発達とは 2.発達の原理 3.親子関係にみる発達 4.家族のなかの子ども 5.環境移行 (4)小1プロブレム 第2章 人や物と関わる─関係 1.愛着 2.ひとみしり 3.見知らぬ他者や物との関係づくり 4.遊びの発達 5.仲間関係 6.ジェンダー 第3章 自分に気づく─自己と情緒 1.自己の発達 2.情緒の発達 3.情緒理解 4.イヤイヤ期 5.自己制御 6.動機づけ 7.自己評価の発達 第4章 世界を知る─認知 1.二項関係から三項関係へ 2.ピアジェの発達理論Ⅰ 保存 3.ピアジェの発達理論Ⅱ 自己中心性を超えて 4.心の理論 5.道徳性 6.記憶の発達 7.時間的展望 8.模倣 9.役割取得の発達 第5章 話して表す─ことば 1.言語発達 2.話しことばの発達 3.言い誤り 4.想像力の発達 5.子どもの描画 6.読み書きことばの発達 引用文献/索引 【著者】 岡本依子 立正大学社会福祉学部教授 菅野幸恵 青山学院大学 コミュニティ人間科学部教授 塚田みちる 武庫川女子大学短期大学部幼児教育学科教授
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