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  • 熊:人類との「共存」の歴史[新版]
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    ビジネス・実用

    3.0
    1巻2,475円 (税込)
    駆除でもなく、保護でもない。 慈愛と畏敬を持って接すべき大切な隣人でありながら、人の生命を脅かす害獣としても扱われる。 二分法では永遠に解くことのできない熊と人間との深い関係性を、豊富な知見から徹底的に引き出した名著。 いま読まれるべき本だと、ぼくは思う。 石川直樹 有史以来、人間は熊と他の動物とは異なる特別な関係を結んできた。原初の人類にとって、熊は「狩る/狩られる」の関係にあり、自然崇拝の象徴でもあった。ところが、時代が下るにつれて家畜を襲う害獣として疎まれるようになっていく。ヨーロッパやアフリカのように絶滅に追いやられた地域もある。 他方、『三びきのくま』、『くまのプーさん』、『ジャングル・ブック』のように、熊ほど人間に愛され、その想像力に訴えかけてきた動物もいない。狩猟家として名を馳せたアメリカ大統領セオドア・ルーズヴェルトの愛称を冠した可愛らしいテディベアに象徴されるように、熊はなぜ人間にとってこれほど矛盾に満ちた存在なのだろうか。 本書では、熊と人が辿ってきた長い歴史を読み解きながら、熊という存在について16の切り口から考察する。幅広い文献を渉猟し、熊にまつわる伝説や言い伝え、さまざまな時代の証言や観察記録、(ときに奇抜な)学説が紹介され、時代ごとに人が熊をどのように見てきたかを概観することができる。 文化史と自然史の交わるところに焦点を当て、今後われわれは熊といかに関係を築いていくべきかを本書は問いかける。 [目次]  序文 第1章 熊の辿ってきた道 第2章 変異 第3章 ドウクツグマの謎 第4章 誤解 第5章 異国での発見 第6章 熊の個性 第7章 音、感覚、合図 第8章 ペットとしての熊 第9章 東シベリアでの観察者 第10章 対峙する 第11章 狩る者と狩られる者 第12章 イヌイットとホッキョクグマ 第13章 もっと、もっと近くに 第14章 熊のショー 第15章 熊の代役 第16章 熊恐怖症  エピローグ  謝辞/参考文献に関して  訳者あとがき  図版クレジット/参考文献

ユーザーレビュー

  • 熊:人類との「共存」の歴史[新版]

    Posted by ブクログ

    人間にとって常に重要な動物だった「熊」。先史時代から現代まで人がどう熊を見てきたのか。
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    共存の歴史という副題から、クマと人の最前線がどのように移り変わってきたのかというちょっと緊張感のある内容を期待したのですが、多くの内容は歴史的に「人間側がクマをどう認識して扱ってきたのか」ということを紐解いた内容でした。それはそれで非常に面白かったのですが、(仕事の絡みもあって)今求めている内容ではなかったのが残念でした。
    とはいえ洞穴熊に一章割いていたり、最後の章では日本の事例を引っ張り出して人とクマの軋轢、そしてまさにどう共存していくのかということが(具体的では

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    2026年08月04日
  • 熊:人類との「共存」の歴史[新版]

    Posted by ブクログ

    人類と熊の長い歴史を辿りながら、熊と「共存」するとはどういうことかを考える。人類にとって熊は古くは脅威であり信仰の対象でもあり、今では狩猟の獲物、人間に危害を加える害獣、さらには愛すべきキャラクターにすらなった。そんな複雑で奇妙な関係性を、古今東西の様々な逸話を元に筆者と共に考える内容となっている。

    熊にまつわるそれぞれの逸話は、どれも面白くバラエティに富んでいて、人に話したくなる。しかし、熊がというよりは人間の方が明らかに面白い。熊は人間から離れようとしているが、人間は熊に近づこうとしすぎていて、問題なのは明らかに人間の方だ。熊は森で静かに暮らしたいだけではないか。
    また、熊との「共

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    2026年04月24日

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