作品一覧 2016/07/28更新 創元世界史ライブラリー 修道院の歴史 聖アントニオスからイエズス会まで 試し読み フォロー 沈黙すればするほど人は豊かになる ラ・グランド・シャルトルーズ修道院の奇跡 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> 杉崎泰一郎の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 創元世界史ライブラリー 修道院の歴史 聖アントニオスからイエズス会まで 杉崎泰一郎 砂漠で隠遁した聖アントニウスから宣教のため世界を駆け巡ったイエズス会まで、修道院の歴史をまとめてある本。「修道院は時代に背を向けて存在するように見えるかもしれないが、むしろ移ろいゆく時代の申し子」と筆者は書いているが、確かにキリスト教と時代の要請にこたえて豊かな文化を生み出していった様子がよくわかる...続きを読む。対立するように見える修道院同士にも交流があったりするのが面白い。 ヨーロッパの歴史と関連しての修道院が変化していく流れや修道院ごとの特徴など分かりやすく、最近の研究による位置づけの変化などもさらりと触れてあってとてもよかった。しかも巻末の参考文献がすごく充実している。この人のほかの本も読みたいなと思う本だった。 Posted by ブクログ 沈黙すればするほど人は豊かになる ラ・グランド・シャルトルーズ修道院の奇跡 杉崎泰一郎 映画「大いなる沈黙へ」を鑑賞直後に読む。900年続く修道院。日本の永平寺の番組を見たとこがあるが、西洋と東洋の違いを感じた。 映画の復習にもなる本で、見た後でそうだったのか、と納得する部分も多かった。映画は感性で見たいので、私には正解の順番だった。 修道院の歴史や状況を知ることで、このラ・グランド・...続きを読むシャルトルーズ修道院の特殊性がよく理解できる内容だった。個室で沈黙で過ごすこと。今の社会では殆どあり得ない状況下で、幸福を感じる、神の存在を感じる修道士たち。幸せとは何か、生きるとは何かを改めて考える本となった。 Posted by ブクログ 創元世界史ライブラリー 修道院の歴史 聖アントニオスからイエズス会まで 杉崎泰一郎 通信制大学のテキスト。 修道院の通史がよくわかる本。 修道院も色々あるのねー。 瀟洒なものを受け入れるところもあれば、かなり自分に厳しくするところもあり。 欧米の映画では『薔薇の名前』『ダヴィンチ・コード』辺りに出てきますな。 ただ、個人的に今はキリスト教から離れていたい時だったから、読む...続きを読むのがしんどかった。 Posted by ブクログ 創元世界史ライブラリー 修道院の歴史 聖アントニオスからイエズス会まで 杉崎泰一郎 中世はどうしても「暗い」イメージがつきまとい、近代と断絶しているように思いがちですが、当然、連続していることは当たり前ですし、修道院こそが文化、芸術をはらんでいたのでしょう。 Posted by ブクログ 杉崎泰一郎のレビューをもっと見る