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Posted by ブクログ 2022年07月05日
アウシュビッツ収容所所長ルドルフ・ヘスの妻ヘートヴィヒ・ヘスの個人的欲望を満たす為のファッションサロン活動、主にスロバキアから強制移送された若いユダヤ人女性たちの裁縫師という技能が彼女達の命を救った。
ヘートヴィヒの職権濫用がなかったら彼女達の命運はどうなったか分からない。ルドルフに対して不利な証言...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月02日
ホロコーストものは、読み慣れているのだが、
これは、きつかった。
それでも、最後まで、きちんと読み通したかったのは、
ノンフィクションの力。
女性達の生きる強さに感嘆し、その後が気になったからだ。
女性達とは、アウシュヴィッツのお針子。
彼女たちは、収容所以前に洋裁の実力を蓄え、
中にはサロンを開...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月01日
アウシュビッツに高級服仕立て作業場が存在していたなんて全く知らなかった。生命の泉といいナチスドイツはホンマ実在したん?的な行為をやっている。
最初は所長のルドルフ・ヘスの妻のため、そして親衛隊員の妻や恋人、女性親衛隊、他の高官の妻など、顧客が増えるにつれ作業場もヘス邸の屋根裏部屋から独自の作業場へ。...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月28日
あのアウシュビッツに高級な仕立て服の作業場があった。各地から集められたユダヤ人の中にいたお針子たちが集められ、収容所所長のルドルフ・ヘスの妻ヘートヴィヒ・ヘスが設けた高級仕立て服作業所だ。その存在を裏付ける資料のほとんどは、敗走するナチスによって葬り去られたが、著者がわずかな生存者たちを取材し、本書...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月02日
アウシュヴィッツに関わる本をいくつか読んだことはあった。夜と霧、アンネの日記、縞模様のパジャマの少年など。
もちろん仕立て作業場があったことは初めて知ったし驚き。というか、彼らがそもそも何の労働をさせられていたのか、あまり考えたこともなかったのかもしれない。お針子以外に、労働の内容は服飾に関するもの...続きを読む
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