BL小説作品一覧
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-教え子の自殺にショックを受け、北海道へやってきた正人。雄大な自然と愛する人に巡り合い、頑なだった心をほどいてゆく……。――泣いてもいいのだろうか、彼の前では弱い自分をさらけだしてもかまわないのだろうか。「俺の前では強がるな」裕也はそう言うと、正人の小さな頭を己の肩口へと引き寄せて、「泣けよ」と囁いた。正人は裕也の言葉通りに瞳を閉じると涙を流した。瞼の裏に幾千億の星を見ながら……。
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-桐野美幸は、投稿した小説が新人賞を受賞したのをきっかけに、しばらくサラリーマンの仕事を続けながら作品を書く決意をする。その矢先、以前美幸を襲いストーカー行為を繰り返していた男の退院の知らせが入ってきた。同時に兄から、父が入院したという連絡を受けると、美幸は暗い気持ちを隠すことができなかった。そしてピアニストの里見との関係を、心臓の弱い父に打ち明けるべきか悩むのだが――。
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-アイドルグループ「B-ing」解散の日から2年。メンバーだった桜井若葉、高沢勇気、如月隆行、夏切葵の4人は、俳優、モデルなど、それぞれの分野で大活躍していた。だが若葉は解散以来、それまで仲のよかった勇気をかたくななまでに避けるようになった。理由はわからない。その二人が映画の製作発表で強引に再会させられて……。待望の芸能界シリーズ、さっそうと開始!
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4.0おまえのすべてを……知りたいんだ。――両親亡き後、高校生の弟と二人きりで過ごしてきた市東陸は、恋人の上条義隆との将来に不安を抱いていた。大企業の御曹司であり、親が決めた婚約者がいる義隆と、今の関係を続ける自信が持てない陸。そんな彼らの前に、かつて義隆とつき合っていたことがあるという美青年が現れた。「俺はあなたからリュウを絶対に取り戻します」陸は、義隆と青年の決定的な場面を見せつけられて……。
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4.0札幌の高校で教師を務める明智総一郎は、大雪の中、一人の男子生徒を拾ってしまった。総一郎を慕う彼は、家庭内で暴力を受け、一時的に家から飛び出してきたのだ。しかし、その傷あとに触れた瞬間、怯えたような色が彼の瞳の中に過ったのを、総一郎は訝しく思っていた。「先生になら、何をされたって平気だよ」過去の忌まわしい事件に縛られながら、彼は総一郎への思いを抑えることができず――。
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-ああ、なんて綺麗な瞳なんだろう。春樹は目をそらさずに顔を近づけてくる。……長い口づけのあいだ、俺はずっと目を開いて春樹を見ていた。抱きしめたいと思ったが、怖かった……。――北欧神話で、死者たちの楽園を意味する「ヴァルハラ」。不思議な偶然によって俺は春樹と再会し、そこから俺たちの物語ははじまった。耽美界の新星が贈る鮮烈なるデビュー作!!
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4.0私立白萌学院の英語教師・有賀玲一郎は、姉妹校との交歓会のため、生徒会顧問として桜沢学園を訪れる。だが、愛想よく迎えた桜沢の顧問・柳沼敏明の顔を見た瞬間、玲一郎は目を見開いた。(こいつが桜沢の生徒会顧問だと!?)個人的な恨みから、敏明とは係わりたくない玲一郎だったが、交歓会が生徒会長同士の対立によって滞ると、事態改善のため、仕方なく敏明に連絡を入れることになり……。
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3.3億単位の宝石を買った各界の著名人が仮面で顔を隠し、あらゆる愉しみに興じる船上パーティー。ジャーナリストの佑紀は、父の仇を取るためスタッフとして主催者である郭竜傑に近づくが失敗し、愛玩具として衆人環視のもと弄ばれる。表の顔は宝石商、裏では香港を根城にしたマフィアである竜傑の非情かつ淫猥な仕打ちを受けた佑紀は、さらに彼個人が所有するクルーザーに監禁され、淫らな調教をほどこされることに。屈辱的快楽の中、佑紀は復讐の機会を窺うが――。
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3.0「俺と一緒に暮らしてほしい」――十五歳の時、母をモデルにデザインされたウェディングドレスを着てステージモデルを務めた縁で、若くして世界で成功を収めているデザイナーの弦馬に引き取られ、育てられた和依。次第に彼への恋心を自覚していくものの、弦馬が酔っぱらって仕掛けてくる抱擁もキスも、本当は亡くなった母に向けられるべきものと知っている和依は気持ちを抑えてきた。しかし、二十歳の誕生日についに一線を越えかけるという出来事が起こり…。
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3.0隔世遺伝の緑色の瞳がコンプレックスの真は、憧れの会社へ入社が叶ったのを機に、勇気を出して黒いカラーコンタクトを外した。ところが出社早々他の社員たちに「この色はまずい」とコンタクト装着を義務づけられてしまう。なぜなら、副社長である吉村は極度の緑色好き――ミドリイロマニアだったからだ。見た目はいいのに変わっている変態…いや、上司から身を守れと言われ戸惑う真。果たして噂の吉村は、緑色をこよなく愛し、仕事ができるイケメン、でも実は恋愛恐怖症なのにセクハラをしかけてくるという忙しい男で…。
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-イベント企画会社に勤める小坂史哉は、人見知りをする自分を疎ましく思っていた。しかし取引先の百貨店で、初対面のはずの市来聡史に不思議な親近感を覚える。次第に惹かれていく史哉だったが、言いようのない違和感も増していく。そんなある日、史哉は祖父母が隠し続けてきたとある秘密を知ってしまう。突きつけられた事実に惑う史哉を、聡史は激情のままに奪い去り……。恋と罪の間で揺れ動く、衝撃のインモラル・ラブ!
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-ヨーロッパ東端に位置するアンドラーシュ国の次期皇太子候補に選ばれた樹は、同じく候補のアルフレートと皇太子決定まで古城に軟禁されることに。日本人の血を引く樹へ向けられる、幼いころからの無言の差別。そんな中、唯一心を許せる相手だったアルフは、十年前なんの相談もなく自分のもとを離れた。傷つき、賢王となるべく自らを厳しく律して理想に縛られる樹。しかし、アルフの傲慢な愛撫に己の秘めた欲望を暴かれてしまい…。
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3.0借金の形に芳町遊郭へ売られる前夜。最後の思い出にと、忍は幼なじみの俵谷信二と初めての夜を過ごした。――それから五年、男狂いの花魁として浮き名を流す忍は、陸軍少尉となった信二と再会。ずっと探していたと告げられ、幾多の男たちに抱かれ汚れた身体を恥じつつも、恋する男の愛撫に忍の心は甘く疼く。「おまえは誰でもいいんだな」感じやすい淫らな身体をなじられ、手荒く抱かれるが、信二への想いは募るばかり。けれど、信二の上官・二宮から身請けの話が持ち上がって――。
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4.8新宿界隈を取り仕切るヤクザの若頭・桔梗。鋭い双眸に大人の色香を漂わせ、己の美貌と大輪の花に添えた花言葉で落とした女は数知れず。そんな節操なしに、ある誤解から無理やり身体を奪われてしまった花屋のバイト・桃原大輔。桔梗のズレまくった常識に面食らうも、持ち前の正義感から大輔は彼の更生を試みるが…。百戦錬磨のヤクザ相手に教職志望の大学生が挑む、教育的ラブ指導。
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4.0銀縁眼鏡に鋭利な美貌、趣味は怪談。そんな入社五年目の佐藤清司は、人当たりがよく完璧に仕事もこなす新人・坂木康太が大嫌い。坂木の唯一の弱点が”おばけ”だと知った清司は、無理やり怪談を話しまくり、前後不覚になるほど怯える彼の様子に、感じたことのない胸の高鳴りを覚える。だが、怖さのあまりパニックに陥った坂木にキスで口を塞がれて…。
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4.0漆黒の髪にアメジスト色の瞳。黒い仮面と黒いマントをはためかせ、パリの夜を騒がせる美しき怪盗『エトワル・デュ・マタン』。それは、貧しい人々を救い、父親の宝剣を買い戻すため、悪徳貴族から金貨を盗む下級貴族・アンリの隠されたもう一つの姿だった。だが、その正体をライバルであり近衛騎兵隊のクリストフに知られ愛人契約を結ばされることに。「お前がどんな顔をして乱れるのか、ずっと知りたかった」契約のためと知りつつも情熱的な愛撫をしてくるクリストフに、アンリは屈辱のまま初めての快感に乱れさせられ――。近衛騎兵隊×怪盗のパリを揺るがす秘密の恋。
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-家来販売会社に勤務するシュニンは、夜伽用アンドロイドのパールと暮らすことに。主人の命令に絶対服従のはずの夜伽家来だが、パールはシュニンの言うことをきかず淫らなご奉仕をどんどんエスカレート。パールにはS攻めの新機能が搭載されていたのだ。まっさらなシュニンは夜ごと甘く喘がされ、ついにはおねだりするほどに開発され―。S攻めアンドロイド×ドM販売員の未来型調教ラブ。
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-しがないバイト生活をしながらも俳優の志を捨てない柾実の前に、有力暴力団傘下企業の社長となった稲村が姿を現した。大学で劇団を共にした中だったにもかかわらず、稲村は傲慢な態度で、柾実にドラマの主役と引き換えに体を売ることを強制するのだった。体を繋げるつど、日頃の悪辣さがうそのように安らかな表情に変わる稲村を見て、かつてと重ね信じたい気持ちと現実の屈辱感にゆれる柾実。そんなある日、老俳優紫藤と親しげに話す柾実の姿を認めた稲村が激高。いま明らかになる稲村の本当の想い。そして明かされる柾実の衝撃の過去。華やかな芸能界の裏でうごめく人間模様のなか、すれ違う二人の心はついに…。
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