じゃがいもさんのレビュー一覧
ゴールド
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色々と突っ込みどころの多い本
色々と突っ込みどころの多い本ではある。
(1)
序章において地球温暖化の加速とCO2が温暖化の主犯であることを自明の前提としている。この点に関した検討がほしい気がしたが、その検討だけで一冊の本になってしまうから、まあ仮定前提予見として受け入れないと先へ読み進むことができない。
(2)
第2章で具体的なCO2削減対策について述べているところがある。電気自動車は本当にCO2削減に役立つのか?電気は再生可能エネルギー起源のものとは限らないし、送電ロスやライフサイクルコストをどう見るのかなど疑問点が数多くある。
CO2削減に明確に効果がある「人口抑制」については全く触れられていない。
(3)
CO2削減に関しては、排出権取引や炭素クレジットそして日本の自動車産業から覇権を取り戻す動きなど、様々な金儲けが絡んでしまっている。そのため学問の良心に基づいた研究発表はどれなのかが分からなくなっている。
(4)
CO2削減をやっている感のために本末転倒の行為もある。例として、アマゾン原生林を切り開いてサトウキビを植え、アルコール作り、自動車を走らせる というような事業が大規模に行われている。
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