原基晶の作品一覧

「原基晶」の「チェーザレ」「神曲」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

プロフィール

  • 作者名:原基晶(ハラモトアキ)
  • 性別:男性
  • 出身地:日本

東京外国語大学卒。同大博士前期課程修了。イタリア文学者。専門はイタリア文学イタリア史。漫画『チェーザレ 破壊の創造者』監修を手がける。,2013年,ダンテの『神曲』の新訳を出版。ダンテ学者としても知られる。

作品一覧

  • チェーザレ(1) 破壊の創造者

    チェーザレ

    少年・青年マンガ

    4.4
    1~13巻827~902円 (税込)
    「私の母は娼婦――そして父は怪物だ」15世紀のイタリア、ルネッサンス時代。現代政治学の祖・マキァヴェッリに「理想の君主」とまで謳われながら、歴史の闇に葬られた英雄チェーザレ・ボルジア。争いに向かおうとする不穏な時代に、全ヨーロッパ統一という野望を抱いた男の戦いの物語。本邦未訳『サチェルドーテ版チェーザレ・ボルジア伝』(イタリア語原書)を精査し惣領冬実が描く、華麗なるルネッサンス絵巻!
  • 神曲 地獄篇

    神曲

    ビジネス・実用

    4.0
    1~3巻2,640~2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『神曲』には、訳の古さ、原典の曖昧さ、訳語選択の問題など、それぞれに難点がある。しかし本訳は評価の高いペトロツキ版(1968年刊)を訳出の軸として、原典に忠実でありながら、平明な訳文を実現。訳注は、当該の見開き内に収め、読み易く編集。訳注、各歌解説には、世界的ダンテ学者として名高い故ジョルジョ・パドアンに師事した訳者が、『神曲』研究の最先端の成果を盛り込んだ。ダンテ『神曲』の訳本の決定版です。(講談社学術文庫)

ユーザーレビュー

  • チェーザレ(1) 破壊の創造者

    無料版購入済み

    芸術作品ですね

    絵のレベルが秀逸すぎます。人物や背景の美しさだけでなく、監修が入ってることもあり、服装や建物のや室内装飾に至るまで、、まるで当時の世界そのままを見ているようです。見入ってしまうせいで、ストーリーが頭に入ってこないのが困りものですが。
    個人的には、主人公のらチェーザレがマイケル・ジャクソンが最も美しかった頃とよく似ていて好みです。
    とはいえ、当時の教皇選出における政争などのドロドロの面も詳しく語られるそうなので、読み進めるのが楽しみでなりません。

    #感動する #タメになる #深い

    0
    2025年07月26日
  • チェーザレ(1) 破壊の創造者

    無料版購入済み

    絵の凝り方・・

    背景画に見惚れます。
    舞台はルネサンス美術や有名なメディチ家全盛より少し後の・・この辺についてはほぼ何も知らない時代だなと思う。
    派閥が複雑。

    0
    2025年06月20日
  • 神曲 地獄篇

    Posted by ブクログ

    映画「最高の人生の見つけ方(原題 The Bucket List)」は、一代で大病院経営者となったエドワード(ジャック・ニコルソン)と、終生自動車整備工として過ごしたがあらゆる雑学的知識を吸収して歩く辞典とまで言われるカーター(モーガン・フリーマン)とが、どちらも余命数か月の宣告を受けて偶然にも病室をともにするところから始まる。残りの人生でやりたいことのリストを2人で作り、エドワードの財力とカーターの知識とを掛け合わせて世界中を旅することで次々とリストを消していくのがこの映画の見せ場。だが旅の後半、カーターが気を利かせて、エドワードが諸々の理由から疎遠になっている彼の娘の家へと彼を連れていくと、エドワードの逆鱗に触れて喧嘩別れしてしまう。

    エドワードも自覚がなかったが、実は死ぬまでに娘と会って仲直りしたいというのが彼の人生で最大の願いだったのだ。でも予想外にカーターに先手を打たれたので、自分の感情が弾けて制御ができなくなった。そして部屋に帰り一人になったエドワードは大泣きする。
    次の日、病院の役員会議でもエドワードは上の空。そして会議の進行を断ち切るかのようにふいに彼は「神曲を読んだことがあるか?」と口にする。突然の発言に場はざわつくが、彼はかまわず「ダンテ・アリギエリが地獄を巡る旅の話だ」と続け、そして念を押すように力を込めて「神曲を読んだことがあるのか?」と再び問いかけた。
    私は神曲を読んでいなかったので、このシーンで、なぜエドワードが神曲を持ち出したのかが全くわからなかった。本書は解説も含めると634ページもある分厚い本だが、これをきっかけに読んでみようと一念奮起した。

    内容は恐ろしいものだった。だって生きている時に好き放題やっていた者が、それが原因で地獄に落とされ地上の何倍もの苦しみを背負っているのだから。つまり、私たち生きている者が何気なくする一挙手一投足が、生きているうちは楽しい思いによって欲や願いを満たすものであっても、死後に何倍もの苦しみへと転化されるのだ。これを恐怖と言わずになんと言うのだろうか。

    だとしたらエドワードが神曲を持ち出した原因はおそらく、現世であるにもかかわらず、ダンテが遍歴した地獄に相当するような苦しみにはまったということだろうか?会いたい娘に会えないという苦しみが、会えるかもしれないのに会えない苦しみへと増幅され、今のままではその苦しみは生きている限り続く。想像の世界でしかないダンテの地獄をはるかに上回るリアルな地獄の苦しみだ。

    その後、カーター危篤の連絡を受けたエドワードは、ベッドに横たわるカーターと会話を交わす。死の淵からかろうじて意識を戻したカーターは「思いっきり笑う」という願いをリストから消せるくらいの爆笑エピソードでエドワードを迎える。そして残していた手紙でエドワードにこう語りかけた-「人生の喜びを見つけてくれ。」と。意を決し、普段の強気さと正反対の不安に押しつぶされそうな顔で娘の家を訪れたエドワードは、“残りの人生でやるべきこと”リストのなかでもっとも実現困難だったものの1つを消すことが出来た。

    エドワードはこう考えたのかもしれない――何をやったとしても結果的に地獄での苦役につながるのならば、死後の地獄での苦しみを受け入れるかわりに、現世では人生の喜びを見つける事だけを主眼に据えて生きたほうがいい。さもなくば今のままでは、現世にあってすでに地獄の苦しみを味わっていることになってしまう――と。

    確かにダンテは私たちが生きるうえで無為に何かをした場合、それが誰かを結果的に傷つけることに結びつくという事実を、地獄の詳細な描写によって具体的に示してくれた。しかし、どの道そのリスクを負わなければ生きられないのならば、自分自身をありのままに開放し、自然体で相手に接することで、自分の苦しみを解き、その姿を見た相手の心の氷も溶かせるかもしれないという選択肢を選びたい。たとえその後に苦しみが待っているのだとしても。

    エドワードが思い悩んだ挙句、疎遠になっていた娘へどういう態度を示したのかは映画を見てもらうとして、ダンテが描いた地獄模様をあらかじめ知るのと知らないのとでは、人生の岐路に立たされた時の選択肢の選び方も違ってくるのだという例を示してくれたのが、「最高の人生の見つけ方」だ。

    私も今回神曲を読んで地獄の風景を知ったことだけで終わりとはしたくない。エドワードのように人生で最高の願いをかなえたい時、神曲で地獄の描写を見た経験を自然に応用できるようにしたいものだ。その後ならば、ほかの者と同じように私も地獄に連れられることになったとしても、覚悟を決められるとまで今では思える。

    0
    2023年04月22日
  • チェーザレ(13) 破壊の創造者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    コンクラーベの結果、ロドリーゴ・ボルジアが教皇に。ジョヴァンニ・デ・メディチの最後の選択がすばらしかった。アンジェロがチェーザレに合流して、これからのボルジア家が気になるけれど、「君主論」を読もうと思う。

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    2023年04月21日
  • チェーザレ(13) 破壊の創造者

    購入済み

    まさかの終了かあ

    ここまでの筆者の偉大な仕事に敬意を表します。もちろん、もっと読みたかったけど、歴史考証してる間に、話の柱が別のところに移ったのか、終了に向けて路線変更したのか‥いずれにせよ、間違いのない最高の作品です。

    0
    2022年11月26日

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