ぶちゃこさんのレビュー一覧
レビュアー
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面白いです
原作も読んでおりますが、このコミカライズも面白いと思います。作品によっては、原作の雰囲気が伝わってないなぁと思うコミカライズもありますが、この作品は、原作の良さを殺すことなく、読みやすさを加えて、良い作品になっていると思います。展開がわかっていても、読んでいて楽しいです。今後にも期待しております。
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とても読みやすいです
力の強い聖女オフィーリア。なぜかいつもお腹が空いている。でも満腹になるまで食べることが出来ず、家族にも会えず、城に幽閉されていて。王太子と婚約しているものの王太子からは嫌われていて、本当に疲弊しているところに、いきなり婚約破棄されて国境に捨てられてしまう。でも、それから人生が素晴しい方向に転じていく。一方、聖女を放逐した国には滅びの気配が漂ってきていて、バカな王太子は自分にさえ秘密にされていた王家の実際の姿を知ることになるが、、というお話しです。筋立ては目新しいものではないですが、善悪が分かりやすくて読みやすくかったです。
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苛烈な女神様
神とは、人間には理解できない未知の存在である、という。なんか、そんな女神は自分の娘と呼ぶ聖女に対して異常なまでの保護を見せ、呪いの宝石までを生み出し、それが新たな呪いに利用される、そんな世界観。流石の世界観を打ち出してありますね。人間の愚かさ、業、そして愛。それに女神の極端な愛情が重なって、物語は展開していきます。ヒロインちゃんも置いていかれそうな勢いです。全てが落ち着いて、彼女が教会に足を踏み入れる日が来るかどうかはわかりません。彼女の心がそこまで成長するかどうかですね。
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ネタバレ 購入済み深くて面白かった
戦争ごっこに明け暮れる実父、散財を繰り返す義母、何も考えず羨むばかりの義妹、その義妹と不義を行い、嫉妬心だけは旺盛な婚約者である王太子、借金まみれでどうしようもなかったのに、成功したら自分の手柄だと思い報酬を出し渋る商人。一人の少女の死は、これら全ての人々の破滅に繋がっていった。彼女がどれほどの事を成し遂げていたのか、知りもせずに積み上げていた虚飾まみれの生活が瓦解していく見事さは、素晴らしいです。作家さん買いでしたが、ざまぁ大好きな人におすすめします。
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お互いに思い合う二人
ようやく、タイトル回収で最終回かと思いきや、まだお話は続くようです。今回は主人公たちともう一つの夫婦が出てきて。でもとりあえず、この困難に打ち勝った二人を先ずは祝福したいです。幸せになって欲しいし、二人の子供も見たいですね。個人的には、葉月姉様が好きなので、彼女もまた元の鞘に収まることができたら良いなと思います。それを楽しみに次巻を待ちたいと思います。
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面白かったです
一気読みしました。断罪、国外追放というのはよくある展開で、もちろん冤罪だというのもよくあるお話し。しかし、関係者に送られた手紙により、過去の出来事は掘り起こされ、王太子、王太子妃になっているかつての男爵令嬢、親友だと思っていた伯爵令嬢、真実を知っていたのに報告せずに断罪を見逃した近衛騎士。それぞれが疑心暗鬼に陥り破滅していく様は、とても痛快で見事でした。面白かったです。
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シンデレラ物語
ここまでくると、拍手したくなるほどのシンデレラ物語。貧民街に育ち、母親亡き後は妓楼に売り飛ばされ。ここから皇后まで上り詰める少女の物語。白いご飯をお腹いっぱい食べたいというのが望みだったヒロインに、二人の少年が交差する。どちらもが皇帝になれる立場であったのに、父母の関係でその袂を分つことになる。それぞれの苦しみからそれぞれの立場で少女を求めて。皇帝になった少年は少女を得たけれど、皇帝になれず、少女と結ばれなかった少年はこの後どうしていくのかな。幸せになってほしいですね。
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購入済み可愛らしいお話しです
心の声が周囲の人に聞こえるサトラレというストーリーは以前にありました。私としては冗談じゃないよね、という感じです。人間、どんなに素敵な人でも、心の中で毒づくことくらいあると思うから。それを聞かされる周囲の人も、困ってしまうと思うんですよ。それに比べて、このお話は可愛い。無口なヒーローの心模様がすみれの花となって、ヒロインだけに見えるなんて。そして、純朴で素直なヒロインは、その強さをもって、ヒーローの生き方を変えていく。クズはクズとしてポイされるし、読みやすかったです。いろいろ伏線を張り巡らせるような話が好きな人には物足りないかもしれませんが。
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ネタバレ 購入済みちょっと残念かも
他にも書いておられる方がいらっしゃいますが、タイトルがちょっと残念かも。本文は、過去の令嬢の暗殺、国自体の体制など渦巻く闇に対するヒロインと暗殺された令嬢の義弟にあたるヒーロー。家族の縁に恵まれない二人が手を携えて闘っていく話が一気に進んでいきます。とても、タイトルから感じる雰囲気とは違うと思います。めちゃくちゃ長いタイトルって、かえって間違った感じを植え付けるんじゃないかなと思いますね。
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見ているだけでも幸せ
ようやく、乙女ゲームの範囲を脱したようで、幸せそうで何よりです。ようやく主役の二人も結婚できたし。そんな中で、攻略対象の中で一人回復が遅れていた元王太子の暗殺未遂について描かれる今回。王妃は無関係だと判断されたみたいですけど、普通、同じような症状の人間が元気になっているのに、自身の息子だけが弱っていたら、怪しまないものですかね。結局、王妃は本当に善意の第三者か、わからないなぁと思います。
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ネタバレ 購入済み乙女ゲームをぶっ潰せ
乙女ゲームの中に転生した令嬢が、その運命に抗って、という展開は珍しくはありません。しかし、ヒロインなのに、自分の運命を自分で決める為に戦い、敵認定した相手は必ず殺すって、本当にすごい。いよいよゲームの本番の学園に突入ですね。それにしても、ここまでヒロインが曲がっているのなら、そもそも本編に戻れませんよね。今後も楽しみです。
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ネタバレ 購入済み大河ドラマみたい
本編の主人公であるアイリスとその母親であるメルの生涯の物語、大団円です。もう、大河ドラマみたいで、とても読み応えがありました。今回もつらい、つらい戦いがあり、皆それぞれの立場で自分の戦いをしていました。その時からすでに破綻の見えてきた国をメルの夫であるルイは支え続け、その娘アイリスとメルの親友の息子であるディーンが建て直して行ったと。とても読み応えのあるシリーズだと思います。おすすめします。
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お母様はかっこいい
前巻まで主役のアイリスのお母様、愛称メルのお話。本編の最後もカッコよかったですよね、お母様。娘にも劣らぬ波瀾万丈の生い立ちと、アイリスパパであるルイとの馴れ初めとか、なかなか盛りだくさんで楽しめます。本編のファンの方はとても楽しめるかと思います。
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泣けました
今回、国内の内乱から他国からの侵略、愛する人の戦死と、なんともアイリスを襲う衝撃は止むことがなく続きます。でも、その混乱の中、アイリスのこれまでの施政を受けてきた領民が、ただ庇護されるものでは無く、ともに闘う為に立ち上がります。ほんと、泣けました。そして、全ての難局を乗り切った彼女に、素晴らしい幸せが訪れます。一方、婚約破棄した第2王子もまた、自分の命をかけて、愛するユーリを守ります。これもまた泣けましたね。この人、ただのアホなんですけど、ただ一つ、大切なものがあったんだなぁ。とりあえず、ハッピーエンドで良かったです。
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すごいなぁと思います
作者様は、このお話を書くにあたり、経済や実際の歴史についても見識を深めておられるのだろうと思います。通貨の偽造、それによる経済の混乱、物価の上昇、未曾有の災害とその混乱など、ライトノベルを読んでいたはずだよねーと。もちろん、そんな難しい事を考えなくても、ワクワクしながらストーリーを追っかけていけば良いかと思います。ようやく、ヒロインとヒーローが互いを正確な立場で認識したところなのに、なかなか上手くいきません。今度は他国からの侵略です。この困難が二人をどのような関係に持っていくのか、楽しみです。
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ヒロインの歩みにドキドキ
公爵令嬢でありながら、自身の足で立つヒロイン。王宮や貴族、教会の腐敗や対立に巻き込まれていきます。そんな中、必死に闘うヒロインとそれを支える仲間達。ドキドキする展開に一気読みです。彼女の心が救われる事と、最低男の第2王子が失脚する事を望みます。
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経済ノベル
久しぶりに読み返しています。転生前の記憶で領地を改革していく令嬢。婚約破棄した第2王子と男爵令嬢は心ある人たちの支援を失っていっているのに、愚かにも気が付かないというところでしょうか。令嬢の領地改革は福祉、教育、農政など多岐にわたります。リーダーがしっかりしていると改革は早く進みますね。まぁ、それが良いところでもあり悪いところでもあり。今後の展開にも期待です。
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購入済み良かったなと思える作品
王太子の婚約者でありながら妹に奪われ、婚約破棄されループする。その記憶があるので、令嬢はあらゆる努力をして王太子を愛するのだけれど、王太子はそれに応えることはなくて。ついに令嬢は全てを諦め、王太子を愛する事を放棄する。物語のが進まないことから、ヒロインである妹の記憶にゲームの強制力が作用して、という違う展開になっていく。題材自体は他にもあるのですが、読んでいるうちに、主人公の令嬢の健気さ、必死さ、愛されたいという心からの願いに応援したくなります。ハッピーエンドになって良かったけど、王太子妃になった妹は、大変な教育を受けることになるんでしょうね。これまで、そこに至らずにループしていたわけだから、
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熊は恐ろしい猛獣です
他の方のレビューで、熊について書いてあったので、ある意味期待して読みました。作家さん買いで、期待通りでした。熊と獅子絡んでました。生まれてからずっと大変だったヒロイン、最後まで自身の人権を踏み躙る国を売り渡した行為に、後から悩んでいましたが、実は、搾取され続け疲弊した国民には有り難かったんじゃないでしょうか。熊パパさんに癒されてくださいね。
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ネタバレ 購入済み素敵な女性と愚かな男性
素敵な女性というのは、物語のヒロインであるローズマリーとその生まれ変わりであるマリー。愚かな男性というのはかつてのローズマリーの婚約者であり、彼女を処刑した王。その王に復讐を誓って生きてきた弟と騎士。復讐として王を殺そうとした弟に姉として、そのような生き方を強いてしまった事を詫びるところが、とても良かったです。とても素敵な女性として描かれるマリーのこれからの幸せを願いますが、三人の心の動きに期待しています。
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愛が重いです、アーサー様
コミカライズしてあるのを見かけまして、久しぶりに読み返しました。相変わらず、アーサー様、愛が重いです。まぁ、彼からしたら、アリスはある意味生きる希望で目的で、自分の人生を捧げてもあまりある訳です。でも、何かあったら閉じ込めてしまうのは良くないと思います。最も、そうは思わず、感謝している、天使のような心のアリスにはちょうど良いのかもしれませんね。それにしても、同じく愛の重いグレイ。完全に方向を間違っていましたね。自分自身が押さえつけられ苦しんでいるのに、それと同じ苦しみをアリスには与えていたのは許せませんね。奪い続けたグレイと与え続けたアーサー。勝者は分かりきっていましたね。
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ネタバレ 購入済みもうすでに次が気になります
脳内お花畑な妹とその妹のみ可愛がる毒親から、ハラスメントを受け続け、やっと受験により袂を分つことができたのに、わずか1ヶ月でその妹により異世界に誘拐されたレイナ。やっと六年越しの悲願を達成した直後にそれが覆されたことによって、本人も思わないほどの心の傷を負ってしまっていますね。詳しいことはわからなくても、彼女を守ろうとするヒーローとその周囲の人たち。様々な事件が起こる中、バッドエンドを避けるため走り続けるヒロインに、今回味方ができました。早くも次が気になっています。作者様、次巻をお待ちしてます。
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ネタバレ 購入済みウルウルしました
実親から引き離され、養父からは駒として扱われ、陰謀により地位と立場を奪われ、名誉を傷つけられ、恋人であったはずの王からは裏切られて。全てを失ったヒロイン。彼女は温かい場所で二年の時を過ごし、自身を取り戻して行くわけなのですが、彼女が全てを奪われたのは実は大いなる企ての為で。その企ての中心は彼女のそばにいる愛する人で。どうしてここまで彼女は貶められなければならないのかという展開なのですが、作品全体はカラッとして読みやすいです。ヒロインの前向きな性格がそうしているのかも知れません。ダラダラせずに1冊で完結するのでおすすめです。
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ネタバレ 購入済みいろいろあるけど後少し
婚外子として生まれ、屋根裏に軟禁され、生贄として死地に送られる、、大変な思いをしてますが、この物語のヒロインはまっすぐで、素直でとても可愛いですね。だからこそ、ヒロイン本人ではなく、周囲の人々が彼女のために動いています。次の巻で元々の伯爵家の人達に引導を渡すことができるのでしょうか。特に父親。おそらくは、貴族としての立場を悪用して婚外子を作ったのでしょうから。徹底的にやってしまって欲しいですね。
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ネタバレ 購入済みこれからの人生幸あれかな
虐げられていたリザが、その不幸から、なんとか脱して、そしてこれから新しい人生を生きていく、というお話です。読後感が良いのですが、中で語られているのは壮絶ないじめです。そう、他人を自分より貶め、その姿を見て優越感を覚えるのは、まさしくいじめだと思います。彼女をその境遇に落とすために、多分本当のジェリーは魔法薬で殺された。そして子爵家の連中を使って、自分に依存するように仕向けた。まだ、本当の目的はわかりません。これからまだまだ辛いことが起こりそう。家族と共に乗り切って、本当の幸せを掴んで欲しいですね。やっぱりハッピーエンドが好きなので。
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幸せになって良かったですね
上巻で、主役の二人のこれまでの邂逅と、これから二人で生きていくことへの決意を。そして下巻で、17年前に何が起こったのか、真の黒幕は誰なのかが綴られます。正直言って、もう少しだけ捻って欲しかったかと思いますが、そこが本質ではないと言われたらそうなので。最終的に、全てを乗り越えた二人、そして二人を大切に思っている周囲の人たちが、それぞれ笑顔で生きていけることが良かったと思います。
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ネタバレ 購入済み雀さん生きていて良かった
今回は西都最終巻で、猫猫はやっと都に帰れることになりました。それにしても、なんか複雑に人間模様が重なって、どうなるのか予断を許さない感じでした。その間に雀さんの正体について明らかになっていき、最後に猫猫を助けるために雀さんは、、そして猫猫は、、、という感じです。とても面白かったです。事態があちこちに動いていく様を、巻き込まれる猫猫、助けるために動く壬氏。最後にボロボロになって再開し、床で寝てしまう二人。不器用な二人が可愛いですね。
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いよいよゲームの開始
転生モノで、転生してきたヒロインが、その言動から異端と判断されて、逆に断罪されるパターンはかなりありますね。このお話も、いよいよゲームの時限に入ってきたようですが、今回のヒロインちゃんはうまくいってないですね。一人だけ心が動いている側近候補がいますが、果たして、という感じです。主人公は飛び級入学まで果たして、徹底的に避けていますが、果たしてどうなるのでしょうか。作者様におおいに期待して次巻を待ちます。