【感想・ネタバレ】公主の嫁入り 後宮の雪は龍の道士に娶られるのレビュー

あらすじ

後宮で生まれ育ち、一度も外に出たことがない孤独な公主・雪花。幼くして母を失った彼女は、先帝の娘でありながら後ろ盾をもたず、虐げられて生きてきた。そんなある日、雪花の兄・普剣帝が彼女に降嫁を命じる。相手は龍の血を引く一族の末裔・焔蓮。国のため、特別な血筋を絶やさぬよう子を成すのが自らの役目――そう覚悟を決める雪花に、夫となったはずの蓮は意外な事実を告げる。それは、この婚姻は偽りで、雪花を後宮から救い出すためのものなのだ、ということで……?

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ネタバレ 購入済み

大変よい。

作家さん買いです。
不幸な境遇に生まれた優しい雪花が後宮を脱出して幸せになってゆく物語。

この作家さんらしくオイオイオイというところもなく、よく練られたお話でした。
蓮の気持ちが後半まではっきりしなかったのですが、はっきりしてみればもうそこからの展開は大変よいの一言でした。

兄だと思ったら父だったという帝も大変よいキャラでした。君に幸あれ。

#胸キュン #泣ける #切ない

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2023年03月06日

ネタバレ 購入済み

読みやすいお話です

不幸に虐げられている人と、その不幸を与えて喜んでいる人非人。それが分かりやすいので、読みやすいお話です。母親を殺され、自身も辛い思いをしてきたヒロイン。作中に、何よりも恐ろしいのは人だという言葉が出てきますが、今の世の中を見てもそう感じます。しかしながら、人を愛し助けることができるのも人なんですよね。これから先、みんなが幸せになれることを予感できる、良いお話で、読後感も良かったです。

#癒やされる

0
2023年08月20日

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