【感想・ネタバレ】公爵令嬢の嗜み7のレビュー

澪亜 / 双葉はづき

「公爵令嬢の義務として、剣を捨て政略結婚をしろ」と、父・ガゼルに迫られるメルリス。覚悟を決め、アルメリア公爵家との見合いに臨んだ彼女の前に現れたのは、意外な人物で!? 秘められた“英雄の物語”第２弾！

[ぶちゃこ · ★★★★☆]

女の戦いは陰湿

剣を持って闘うことのみに生きてきたメルが、本来の貴族の娘としての立場に立ち、新たな戦場で闘っていく巻です。立場を変え、姿を変えても本質は変わらず、メルは社交界という戦場で歩き始めました。そこは、いろいろな思惑が飛び交っていますが、流石はメル。対応がスッキリしていて溜飲が下がります。最愛の母親が殺された件も、未だ火種が燻っているようで、油断はなりませんが、娘とは違ったアプローチで立ち向かっていくことでしょう。

[ブクログ · ★★★★☆]

メルリスとルイが無事に婚約者となるまで。

メルリスは義母となる予定のオーレリア夫人から、公爵夫人となるための教えを受ける。

メルリスはデビュッタントでエドガー王子と接触。

メルリスも学園へ入学。

シャリア伯爵令嬢と友人になる。