「これって乙女ゲームのエンディングシーン?」前世の記憶が甦ったのは、床に押さえつけられた公爵令嬢(私)が婚約者の王子に婚約破棄をされる場面。設定通りだと、この後は教会に幽閉というバッドエンドで――!?
読み始める前は、よくある転生悪役令嬢ものかと思っていました。ですが、本当に働くお嬢様なお話でした。
領地をどんどん良くしていく展開は爽快です。
ただ、恋愛要素はまだ薄いです。これからのお楽しみですね。
もっとライトな感じだと思っていましたが、登場人物の繊細な心の移り変わりや良い意味でいい加減でない領地経営の苦悩や苦労など、ついつい引き込まれてしまいました。
硬すぎることもなく、けれども軽いこともありません。つまり、とても面白かったです。
あまりゲーム感無く、経営に本領発揮するヒロインが気持ちいい。しっかりと練られた構想が背景にある。登場人物も多くてどう動いていくか楽しみ。
転生悪役令嬢物と言うことで、忌避していたのですが、知識チートでの領地改革がメインで楽しく読めました。
ただ知識チートの中身は余り出ないのと、政治的な改革がメインで、そちらの詳細もかなり大まかなのが、残念です。
気にはなりながら、良くあるパターンかと、なかなか手が出なかったが、他の方のレビューが気になり購入しました。
軽い感じのものかと思いきや、シリアス要素もあり、個人的に満足でした。
お高いですが、買って良かったです。
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