あらすじ
「これって乙女ゲームのエンディングシーン?」前世の記憶が甦ったのは、床に押さえつけられた公爵令嬢(私)が婚約者の王子に婚約破棄をされる場面。設定通りだと、この後は教会に幽閉というバッドエンドで――!?
...続きを読む感情タグBEST3
乙女ゲームの婚約破棄から始まるありがちなラブストーリーかと思ったら、1人の自立した公爵令嬢のお仕事ストーリー。実力で周りを引き入れていく姿が本当にカッコよかったです!!
第1王子とのフラグが立ってますが、この調子だとしばらくは領地改革がメインのお話になっていくのかな?
続きが気になります
読み始める前は、よくある転生悪役令嬢ものかと思っていました。ですが、本当に働くお嬢様なお話でした。
領地をどんどん良くしていく展開は爽快です。
ただ、恋愛要素はまだ薄いです。これからのお楽しみですね。
もっとライトな感じだと思っていましたが、登場人物の繊細な心の移り変わりや良い意味でいい加減でない領地経営の苦悩や苦労など、ついつい引き込まれてしまいました。
硬すぎることもなく、けれども軽いこともありません。つまり、とても面白かったです。
よくある設定ながら・・・
乙女ゲームの悪役令嬢が糾弾されている場面で前世を思い出すというありきたりの設定から始まりますが、その後の展開がちっともありきたりじゃなかったです。
仕事人間だった前世の経験を活かしながら時間をかけて力をつけていく主人公ですが、もどかしさは感じません。
魔法がない世界ですし、『一発逆転!ざまあ展開』的派手さを期待する人には向きませんが、現代日本の商売・政治を取り入れながら領地改革していくストーリーは読み応えがあります。
登場人物も、主人公を始めとして家族(1巻目では弟を除く)や腹心の部下たちが非常に魅力的でした。
コミカライズ版があまりにもよくて、結局購入してしまいました!買って正解です。
細かい事がきちんとわかってさらに楽しめます。
あまりに楽しく読みやすくて、久々3時間5冊読み続けてしまったくらいです。
小説サイトでも読めますが、やっぱり書籍を購入してよかったなぁと、あとがきまで読んでますます思いました。
経済ノベル
久しぶりに読み返しています。転生前の記憶で領地を改革していく令嬢。婚約破棄した第2王子と男爵令嬢は心ある人たちの支援を失っていっているのに、愚かにも気が付かないというところでしょうか。令嬢の領地改革は福祉、教育、農政など多岐にわたります。リーダーがしっかりしていると改革は早く進みますね。まぁ、それが良いところでもあり悪いところでもあり。今後の展開にも期待です。
スケールが大きい
あまりゲーム感無く、経営に本領発揮するヒロインが気持ちいい。しっかりと練られた構想が背景にある。登場人物も多くてどう動いていくか楽しみ。
知識チートで領地改革好き
転生悪役令嬢物と言うことで、忌避していたのですが、知識チートでの領地改革がメインで楽しく読めました。
ただ知識チートの中身は余り出ないのと、政治的な改革がメインで、そちらの詳細もかなり大まかなのが、残念です。
買って良かった
気にはなりながら、良くあるパターンかと、なかなか手が出なかったが、他の方のレビューが気になり購入しました。
軽い感じのものかと思いきや、シリアス要素もあり、個人的に満足でした。
お高いですが、買って良かったです。
Posted by ブクログ
乙女ゲーム転生もの、悪役令嬢のバッドエンド後ストーリー。
真面目に領地経営する公爵令嬢の二年間。
現時点ではゲームヒロインと第二王子は放置で、ストーリーはサクサク進んで楽しく読める。
Posted by ブクログ
コミックス版が面白かったので続きが気になり購入。女性向けのカドカワBOOKS商品ですが、コミックスは角川コミックエースから出ているので男性も読める内容になっています。
いわゆる「悪役令嬢」モノと呼ばれるジャンルの作品。乙女ゲームの異世界に大貴族の令嬢として転生した会計職OLが、持ち前の知識を武器に商売を始め、自分が治めることになった領地を発展させていきます。
「働く女性」をテーマに掲げているためか、商売事や政争がメインで恋愛要素は薄目。
アンチ乙女ゲー的な展開をしていますね。だがそれがいい。
Posted by ブクログ
前世での記憶を駆使し、婚約者にフラれるというバッドエンド後の世界をキャリアウーマンとしてバリバリ生きる公爵令嬢の話。税務のこととか複式簿記とかけっこう専門的な言葉が出てくるので、その辺りが分かればもっと面白く読めるのでしょうが、分からなくてもスルー出来る内容でした。私がそうでしたので(笑)自分を振った第二王子の出来なさっぷりとかが話を進めていくうちにどんどん明らかなになってきたり、アイリスに対して不遇な扱いをしていた人たちの鼻を明かすシーンなどは読んでてスッキリしました。しかし、ここまでバリバリ働いている公爵令嬢も珍しいのでは(笑)1巻では恋愛要素はほとんどありませんが、2巻では第1王子との絡みなんかもあるといいですね。腹黒な王子楽しみです(笑)webの方では続きもあったし、たぶん2巻も発売するのでしょう。
面白い、、、
女性目線?の、出来る女性の貴族奮戦記、かな。
最初のストーリー展開で興味をひかれ買ってみましたが、それなりに面白い。
どちらが先かはわからないけど、スイーツを扱ったラノベ小説の領地をよくするストーリーを、より展開させたような…。
暴力描写や、性的描写もなく、リラックスして読める。
後半は面白い
今の転生系の乙女物の走りだそうです。
読んでみて、かなり色々盛り込まれている小説だなと感じました。内政や主人公すげー等色々盛り込まれておりけっこう楽しめました。
文章は詰め込んでいるせいで少し読みづらいなと感じる文章です。
個人的には面白かったですが序盤が余りにも、物語として急ぎすぎたのが好みでは無かったです。
序盤がとても早く、いきなり男に振られて実家へ、そしていきなり、公爵代理として任命されていきなり、孤児を拾っており、有能で信頼できる部下が沢山いるとか設定モリモリすぎます。
なので主人公に対して感情移入とかできず、あっという間に話が通り過ぎたという感覚でした。
展開も早く商売、銀行、医療改革とここまでで十数話行かないかくらいで手をつけ始めます。その後もモリモリと進みます。
中盤からはけっこう面白かったですが、序盤詰め込みすぎて急ぎすぎ、いくら前世で現代で働いていたとしても、やりすぎてて上手くいくという説得力が全くなかったです。
かなり序盤は我慢して読まないといけない小説でした。
そして、中世の価値観を現代の価値観で上から目線も好きではなかったです。序盤はしっかりと話数をかけて、地盤を固めれば面白くなって良かったのにと思いました。
自分は序盤はつっこみどころ満載で超我慢しないと読めず疲れました。中途半端にファンタジーでない為に逆に粗がとても目につきました。
中盤以降は内政や政治等、キャラもたっていて色んな物を詰め込んだ様な感じで楽しめました。