ぶちゃこさんのレビュー一覧

なんでしょう、スッキリしませんね。ロレッタを学園に入れたのは、とても評判の良い仮面をかぶっている方々のようで、その中で使われたロレッタが惨めですね。他にも物語の強制力🟰神みたいな影も出没してますね。作者様は、この辺りを元に第2巻を計画されているかのように推察しますがどうでしょう。

ウィル頑張る

ウィルくん頑張りました。好きな人の隣に立つために、体を鍛え、家事もできるようになって。大人になってから自身を変えていくのは大変ですが、好きな人を護りたいというのは凄いエネルギーになりますよね。
楽しいのですが、上下巻でまとめて欲しかったかな。王妃、第一王子第二王子と絡んできて、これから国王と第三王子が絡んでもう一冊ですか。纏めることもできるはずなのに。ということで星マイナス1しました

ヒロインが可愛い

この作品のヒロインは働く女性です。宰相である夫の補佐官ということで、苦労もありますが、忙しすぎて家に帰れない夫としては、可愛い妻の顔を見れることは幸せですよね。真面目ちゃんなヒロイン、今回もいろいろありますが、真摯に自身のできることをやっていきますし、それをフォローする宰相閣下もとても素敵でした。

ヒロインが眩しい

王太子妃となるべく努力を重ねながら国境を守る騎士団長としても活躍していたヒロイン。それなのにバカな王太子に罵倒され婚約破棄され。認めてもらいたいと切望していた母にはいつも眉間にシワのよった顔で対応され抱きしめてももらえず。そんな中、密かに憧れていた公爵と結婚できるかと思ったら、彼には想う女性がいると聞いて、、、というお話です。すれ違いと誤解が重なり、辛い思いをしているヒロインですが、心根はまっすぐで優しく、見ていて眩しいです。
彼女のしてきたことが、隣国からの侵略を防ぐことに繋がっていきます。貴方は愛されているんですよと伝えてあげたくなる、そんな彼女が幸せを掴むお話でしたよ

怖い、怖いお話

最初から、ループの原因はミザリーが怪しかった。でも、何故か分からない。そしてヒロインは何度もループを繰り返すようになる。何度も殺されながらヒロインは少しずつ強くなってきて、最終的に周りの愛情に気がつき、護り守られて呪いに打ち勝つところは感動ものでした。

まずは良かったです

お互いを思い遣っていた姉妹が、ようやく親の毒牙から逃れることができて、まずは良かったです。あの両親も、最初から利用しようとしたのではなかったのかも。姉妹を使った宣伝効果が高いことに気づいてしまった為、のめり込んでしまったのでしょう。

面白いけど

ひとつの作品にヒロインはひとりだとすると、題名に基く、今更後悔しても知りません　の後悔している婚約者は誰？消えて差し上げようと思ったのは誰？二つのザマァが重なって、焦点がぶれてしまったというふうに思いました。新しい試みで面白かったのですが残念(・Д・)

まるでミステリーを読むような

物語という言葉が多いので、ややこしく感じる方もいらっしゃるかなと思います。でも面白かった。誰がどのような立場で物語を動かしているのか。すごくワクワクしながら読みました。一冊で完結しているのも魅力です。

いいなぁ、こういう親子

後妻が前妻の子供をイジメる、父親は黙認し、後妻の連れ子も主人公をイジメる、もしくは、何か不幸な暗示とかで家族全員が急に主人公をいないものとして扱うなど、家族関係が破綻しているお話多いですよね。その中で、このお話の親子関係は本当に良いです。実はパパは出来る人だった？というのも面白かったですが、もう二度と投資をするのはやめましょうね。

自分たちなりに幸せに

誰だって苦手なものや怖いものがあります。程度によっては全く受け付けないこともあるわけです。ヒロインは、その弱さを補うために体を鍛え、自立を目指します。その努力はヒーローと結婚したことで無駄だったかに思えますけど、そうではなかったことがとても嬉しかったです。

ザマァとはいえない

誰でも過ちは犯すもの。とはいえ、ちょっとした出来心で浮気をしたばかりに全てを失った王。巻き戻された二度目の人生も同じ道を辿っていたが、前世の己の悔いもあって、、という生き方に切なさを覚える人もいるかもしれませんね。でも、私は満足した人生だと思います。間違って後悔して、辛い思いをしていてもそれを取り返すことができる人は少ないのだから。
この作者様は、これだけの内容を構成して1冊に纏めているのが本当に素晴らしいです。

ほのぼの

チート能力をみなさまと呼び、国に貸し与えさせられて、と他の作品とは違う展開で面白く読みました。ヒロインより周りの人たちが頑張りました。ヒロインが愚かな王や王族、家族に追い出されて、故国は転げ落ちていくのですが、立場上最後まで踏みとどまらないと行けなかった宰相と騎士団長が助かって良かったです。

ヒロインを貶め心に傷を負わせた元婚約者と妹。ヒーローがピンチな時に彼を見捨てたかつての婚約者。元婚約者はヒロインから受けていた治癒の素晴らしさを理解せず彼女を切り捨て、其の所為で、これからは本来の自身の力で生きていかなければならない。きっと、目の前にはヒロインの力を存分に与えられた、しかも元々自分よりも卓越した技量のヒーローがいるわけで。自業自得とはいえ、なかなかのざまぁですね。妹は、バカにしてきた姉の傷よりもひどい傷とともに生きていくことになりますが、考えてみれば、この姉妹、二人とも元婚約者の所為で、顔に消えない傷を負っているわけなので、やっぱり酷い奴ですね。

微妙な面白さ

チートですね。チートですよ。という感じなのですが、この世界ではそんなチートな人でさえ抗えない決まりがあるようです。この作品のヒロインは、婚約者の王子があまりに凡庸だったため留学でき、そこで生き生きと暮らし始めるというお話です。あまりにチートで微妙でした。

典型的な毒家族に囲まれて、でも自分の境遇に嘆くことなく努力するヒロイン。あれこれ考えなくてもいい展開で、王道でした。面白かったのは第二王子かな。ヒロインの姉の婚約者だけど、嫌だったんでしょうね。でも王家からの申し出の婚約だったので簡単に破棄できないところだったけど、無事に婚約破棄できておめでとう御座います。

お約束通り

お約束通りで安心して読めます。虐げられていたけれどまっすぐで努力家で可愛いヒロインと地位も名誉も実力も美貌すら兼ね備えヒロインに首っ丈なヒーロー。そしてヒーローに憧れて二人の邪魔をする令嬢と、ヒロインに恋をする若者。でも二人は全てを乗り換え幸せになる。王道ストーリーで安心して読めました。

タイトルが

なかなか賑やかな巻で、楽しく読ませてはいただきましたが。ラノベの法則で仕方ないのかもしれないけど、本の中身とタイトルが合わないですよねー。まだ、愚者の評判を返上するところまではギリギリいけたかもしれませんが、この巻に至っては、全く合いません。サイラスが王太子になったら、再度婚約破棄されるのでしょうか。
他にもそういう作品は多くありますが、この作品はまだまだ続きそうですよね。長い題名の弊害ですね。

初恋は叶わないもの

楽しく面白く読ませていただきました。途中からすごい展開でしたが、二人はなんとか乗り切りましたね。無事に結婚できておめでとう御座います。
しかし、あの横槍をもし国王夫妻が貫いていたら、ある意味、王国の危機になったかもしれません。婚約者を引き裂き、無理矢理王女の気持ちをかなえたとしたら、ヒロインの周囲の人間がそれを黙っているわけがない。王家への反感はハンパないことになっていたでしょう！それもわからなくて監禁していたのなら、とんだ愚王です。

ヒロインは良い子

ヒロインは凄腕の魔術師で神器使いなのに、おっとりしていて本当に良い子です。ヒーローはだいぶ腹黒だけど、ヒロインに振り回されているところもあって、でもそれが嬉しいようです。今回は二人の良き友ルークが大活躍しますが、彼もまたとても良い奴です。だからこそ、ヒロインのかつての祖国の帝国がどれだけ鬼畜かわかります。ヒロインが幸せで本当に良かったです。

ありえないけど面白い

前巻と合わせて一気に読みました。ヒロインのセラフィは芯があって理知的で素晴らしい女性なんだけど、自分のことだけわかっていない。でもそれは幼い頃からの婚約者の暴言や態度に深く傷ついていたから。そんな彼女を愛して輝かせた腹黒レオ様ですが、結局ヒロインには勝てないようで。伯爵令嬢でありながら、変装して役になりきり、論破する彼女に、結局骨抜きですね。

残念令嬢見たいかも

テンポよくて、とても面白いです。
嫌な婚約者から婚約破棄を勝ち取るために、貴族令嬢が残念になっちゃうって、面白すぎる。しかも一方で自分を高めるため、夢に近づくために努力を惜しまないヒロイン。腹黒王子も自分の気持ちがよくわかっていないようでなさが、お互いの気持ちに素直になって幸せになってほしいです。

ついに結婚式

いろいろなことがありながら、お互いを自分の唯一と定めた二人。ようやく幸せな結婚式ですね。あのルルが武器を携帯せずに、たくさんの人がいる場所で結婚する。そんな奇跡が素晴らしいです。
これで終わりかなと思ったら、新婚編が始まるんですね。テンションが難しいかもですが、作者様頑張ってください。

しっかり者の令嬢が可愛い

あとがきによると、元々は短編だったのを大幅に加筆されたとのこと。確かにそんな感じで。でも、それでも、このヒロインの母を思う一途さ、可愛らしさはとても素敵です。彼女の窮状に漬け込んだ形のヒーローを一生振り回してやってほしいです。
それにしてもヒロインの母親は、自身がヒロインの人生の重荷になっている事を知っていて、心苦しく思っていたはずなのに、あっという間にヒーローに懐柔されて、ある意味チョロすぎ。

一気に読みました

勇者の強さとは？というお話で、退職届を懐に闘う姿が面白くて、一気に読みました。当初弱くても、修行でべらぼうな強さを手に入れるというお話は多いですが、本作の主人公は弱いです。でも強いです。続巻を期待します。

大団円かな

自身の価値を姉に下げられ利用されてきたレティシアの闘い。無事に完結して良かったです。全体も2巻に納めていただいたので、スピード感を損なうことなく最後まで突っ走って読めました。これからは長子として凛として立っているお姉さまにも幸せがやってくると良いなぁと思っています。

再びの名推理

今回の舞台は閉ざされた場所。その中でヴィーは再び真実を追い求める闘いをします。様々な出会いと導きの中で真実と出会ったとき、彼女は大きく成長しています。
ヒーローは彼女に負け戦を覚悟していますが、このまま彼女が成長していったらどうなるんでしょう。彼女の天敵も現れたことですし、まだしばらくワクワクさせていただけそうで楽しみです。

推理小説ファンの方にも

物語の中で、条件も状況も証拠も全て開示され、読者は皆挑戦を受けます。ぐずぐずしていたら、無実の青年が有罪になってしまうかもしれません。
ヴィーの考察を聞いて、全てが明らかになった時に、なるほどと思いました。未読の方はチャレンジしてください。

すごく面白いです、おすすめ

婚約者に浮気され、悪役にされてしまった愛娘の名誉のためにできること。相手の名前を愚者として世間に知らしめること。その為なら、結果として何が起こっても構わない。そんな強い想い。子供を愛する親ならばわかることですね。
そんな重いテーマはラブラブ宰相夫妻の大活躍で明らかになっていくんですけど、ヒロインが可愛い。性格良い。ぜひ、まだ知らない人は読んでほしいです。私は一気読みでした。

続きがとても気になります

興味が無くなったの一言で離縁されたヴィア。彼女の仕事は、縁の下の力持ちだったけど、それを夫たるカイルは何も評価せず、感謝せず。孤独に生きてきたアランには彼女の素晴らしさがわかる。このまま幸せになってほしい。
コミカライズから好きな作品で、読んでいらっしゃらない方はぜひ読んでほしいですね。絵も綺麗で、素敵な作品です。

チートすぎるヒロイン

ザマァ物語かと思いきや、国獲り物語だったと。で、全てを奪われたと思ったヒロインは、超スーパーチートで、結果として一人で全てをひっくり返し、とお話は進んでいきます。発想は良いのですが、1冊にまとめるためにスーパーチートヒロインに全てやらせておしまいで。もう少し仲間を働かせて欲しかったかも。

ほっとするお話

本人になんら瑕疵はないのに４回も婚約破棄になってしまった女性がヒロイン。彼女が家族に言いにくい愚痴をこぼしていたのが書物室の司書。彼女が彼のことを知り、人生を諦めていた彼を支え、彼も彼女に惹かれていき。でもその後、というお話で、ギスギスしたところのない、ほっとするお話しでした。ヒーローは両親にシスコンの兄３人という障害を乗り越えて頑張らなくてはいけません。その辺りもちょっと笑えました。ヒロインはとても良い子です。彼は一生頑張ることでしょう。

面白いけど題名が

とても面白いです。バカな婚約者と聖女ですが、国の陰謀も感じられます。ある意味被害者かもしれませんが、今の所判然とはしませんね。
学園内で始まったこの断罪劇が、国家の存亡にも関わる事態になっていますが、その割にこの題名でよかったんでしょうか。このままだと２巻には全くそぐわないことになりそうです。ラノベあるあるですが、続き物になることがわかった時点で、ちょっと一考していただきたかったかな。

がんばれ

姉3人、兄にも父にも蔑ろにされている末っ子のザマァ物語かと思っていましたが、なかなかに面白いです。思ってもみなかったところに援軍を得て、自身の矜持を守るために戦いを始めるレティシア。この巻では宣戦布告に止まっていますが、これから本格的に戦いになるのでしょう、心から応援します。そして、ちょっと奥手の彼女ですので、大公様も頑張って。彼女の味方が、みんな幸せになればと思います。

うむむ？

安易なチート物語でしょうか。レティさんチートすぎ。彼女が婚約破棄して旅に出て、拾った子供がそれを上回るチート。結局、闇の組織の正体など全て有耶無耶でこの巻は終わりましたが、それで良いのか。姉の婚約者を寝とった妹も反省なんてしていないだろうのに、それですませるのか。
伏線回収のために続き書きます？主役二人をチート大にしているので、下手をしたら一方的な蹂躙ですけど。

凄い凄いお話

学園で王太子が男爵令嬢を愛し、王命による侯爵令嬢との婚約を破棄する。ここまではまぁ、良くあるお話のスタートでしたが、このお話は、とんでもなザマァ展開がありました。作者様すごいです。一気に読みました。上に立つ人間が愚かではいけません。国の為に生きるからこそ贅沢を許されていることを、王子や王女など後継者に教えなければ、やがて壮大なしっぺ返しがやってくる。婚約破棄した王太子は理解しましたかね？

今回はまた、すごい展開でした。カノンはゲームではない現実の世界で、攻略対象者たちと出会っていくお話ですが、出会った人たちはみんな彼女に救われていくんですよね。この巻は、以前に出会い、彼女に恩を感じている人たちに助けられてピンチをしのぎます。それがとても良かったです。
次巻から新展開ですね、どうなることやら。

やっと思いが通じたけれど

今回の大罪は暴食でした。決して大喰らいではありません。ペンは剣よりも強よし、今回は歪められ語り継がれた歴史の歪みがテーマでした。次は、どんな大罪の業の持ち主が悪女に操られてしまうのでしょう。弟くん、道を踏み誤らないでください。

今度は美貌の神官様がヒロインに立ち塞がります。ヒロインは夢に見た弾頭台を回避すべく頑張るのですがその姿がとても可愛い。脇が甘いと散々言われても、人を信じ真っ直ぐに他人と対峙する姿は、ヒーローじゃなくても守りたくなりますよね。
18歳の誕生日は弟からのプレゼントだけでしたが、19歳の誕生日はたくさんの心のこもった日になったようで、それもとても良かったと思いました。次は強欲？楽しみです。

面白い筋立てと展開でした。次の巻は新しいヒロインが出てくるのか、それともシャーロットが巻き直すのか。七つの大罪というのは、映画や漫画など取り上げられることの多いものですが、作者様は上手にご自身の作品に溶け合わせていて、転生とかゲームとかあまり気にならないですね。
一つだけ、今後の展開において、アホ親父を断罪して欲しいですね。

完結ですよね

前巻は、妹ばかり可愛がる毒親の呪いと、我儘放題のバカ妹からの独立という面が大きかったですが、この巻は、親からも本当には愛されず、自業自得とはいえ、唯一自分を愛してくれた姉とも別れ、自身は汚れた聖女の力が残っていて、でもその苦しみを誰にも言えない、そんな妹が哀れでした。利用されるばかりの妹に比べて、ヒロインは自身の力を初めて評価され、仲間に囲まれて。本当に良かったなぁと思います。これで完結ですよね？

血の呪い

たとえ、どんな民間信仰があるにせよ、姉に妹に尽くすように呪いをかけるなんて、とんでもない親ですね。誰しも、兄弟姉妹がいる人は、大事にしろと言われて育てられるもの。それが、自分を縛りつけるまでの呪いに昇華したのは、ヒロインの不幸でした。大切に育てたはずの妹に追放された彼女は、隣国の魔法使いによって身も心も救われて、幸せを手に入れました。本当に良かったです。

楽しい、続きますよね？

いわゆる婚約破棄する物語で、バカな王女に婚約破棄された宰相の息子が辺境伯の一人娘と婚約、脳筋な人たちに囲まれつつも周囲に自身を認めさせ、可愛いヒロインとも愛を育んでいく。とても楽しく読みました。
二人は、婚約者として心を通わせ始めましたが、周辺諸国は随分きな臭いところで話が終わっています。圧倒的な強さを誇る北の辺境伯軍ですが、優秀な婿を手に入れたことで、台風の目として破茶滅茶な活躍をしてくれるでしょう。ぜひ次巻を期待しております。

ヒロインが街中を疾走するところから始まるお話というのも珍しいですね。追い詰められたヒロインが街中の教会に助けを求めて、少年姿のヒーローと出会い、そして二人は、というお話ですが、二人とも純粋で、相手のことを真っ直ぐに思っていく姿がとても良いです。

TLとはありますが

TL小説と思って、どうしようかと思っていらっしゃる方、ご心配なく。逆に激しくラブラブな小説をお好みの方には物足りないかもしれません。
お互いに愛を感じているのに、親の呪縛や無理解やいろいろなことが重なり合い、拗れまくった二人の物語です。話の中で、ヒロインは実に様々なピンチにあいますが、それを必死に守るヒーローの姿はとても素敵だなと思いました。そして、そのヒーローを守るヒロイン。凛として素敵な女性だと思いました。

女王になったのが終わりではなくて、先代からの隣国との関係など解決すべき問題があり、3人で手を携えて立ち向かっていく。
まぁ、もう少しスッキリできるんじゃないかなという面は否めませんでしたが。最後になってでてきたキャラも多いし、ヒロインの母親はどうなったかも描かれていなかったような気がします。
政治的な事をもう少し割愛して、母娘の心情とか何かあった方が、前巻の勢いに合ったのかなと思いました。

面白いです。祖父が王であり、父親が王太子、王太子のただ一人の子供として大切に育てられるハズの王女。それが愚かで仕事をしない父親、引きこもったまま興味も示さない母親、臣籍降下したにも関わらず、王族のように振る舞い自身のアホ娘を王女とすげ変えようとする叔父。そんな連中に命をも脅かされている王女を守る二人の護衛騎士。
まだまだ難しい事も多いですが、一つずつ前に進んでいく姿を応援します。幸せをなってほしいです。

ちょっと大人に

今回、二人は政治に巻き込まれます。前回、戦争を引き起こした王との対決も迫られます。絶対絶命のピンチに二人は手を取り合い乗り越えていきます。そして始まる二人のスローライフ。これからの幸せを祈ってしまう、そんな感じになりました。

元はといえば

自分たちの幸せのために、王太子は自分の婚約者に悪役令嬢のレッテルを貼り付け、断罪して社会的に大きな傷を負わせた。しかし令嬢は立ち上がり、学び、花開いた。これは彼女の人生を賭けたザマァみたいなものだけど、元はと言えば、王太子の浮気だったのだから、そのツケガ回ってくるのは当たり前だよね！
このお話は上下巻でまとまっていて、とても良いです。読みやすいです。おすすめします。

凛として美しく

所謂乙女ゲームへの転生物語で、断罪された悪役令嬢を含む人たちのゲーム後の話なのですが。家族令嬢としては価値が血に落ちてしまったクリスティーナは自身の価値を高めるために、孤独に、でも凛として生きていきます。その姿はとても美しいです。それに比べて、ゲームのヒロインのソフィアはどんどん嫌な人間になっていくみたいですね。この物語が終わった時、輝いているのはどちらなのでしょうか。

狐仮面って

相変わらずの大活躍で、5歳児に大人たちの汚い陰謀が払拭されていくこのシリーズ。仲間も増え、ますます楽しく生きているルリアが可愛いです。今回もルリアファンが激増で、楽しく読ませていただきました。