あらすじ
「愛こそすべて」な恋愛至上主義に嫌気がさしたクリスティーヌは、鬼宰相と名高いレオンと仮面夫婦を条件に結婚を決意。
三年後、内緒の変装&偽名で憧れの文官として激務をこなす彼女の新しい上司は……夫!?
仕事で認められる喜びと、妻と気づかれないモヤモヤの間で揺れるけれど――
「ほら、甘いものをあげよう」
甘く優しく労わられて、私の正体、本当にバレてない!?
契約と秘密から始まる愛されお仕事ストーリー!
巻末には書き下ろしエピソード「番外編『宰相補佐室の察する日々 ~ステファン視点~』」を特別収録!
クリスティーヌとレオンのドキドキな日々、実は同僚の皆も(別の意味で)ドキドキさせていたようで……?
どうぞお楽しみに!
感情タグBEST3
何コレ⁉︎めちゃくちゃ面白いです。一気読みです!妻が可愛くて愛でたくて仕方がない宰相様と、超鈍感でやっと嫉妬からの愛を自覚した補佐官(妻)のやりとりが面白いです。
匿名
面白い!
どれだけ鈍感なのか!とツッコミを入れながらあっという間に読んでしまいました。
いちを聞いて10を知るようなヒロインですが、その裏には努力があるのですよね。
匿名
甘いっ
この物語を偶然見つけた私、よくやった!
購入してから何度も読み返しています。主人公はマジメできちんと仕事をしているところが好感が持てます。ダンナ様のスパダリっぷりもたまりません。
めちゃくちゃ面白いです。
読み始めたら止まらなくなって、食事も忘れて読んでしまいました。
この続きって、出ないのかなぁ。
もっと読みたいです。
匿名
最高です♡
もっとイチャイチャしてるのも見たかったくらいに楽しかったです‼︎
本当にまだ続いてほしい〜。
買って見て爆読しました‼︎
満足‼︎‼︎
WEBで元々読んでいましたが書籍化されると知り購入。
WEB版より内容が濃く流れが分かりやすくなっていました。
深掘りされているので元々読んでいた方も楽しんで読めるかと思います。
これぐらい年の差があると、大人の余裕をもって掌の上でコロコロ転がしてくれるのがいいですよねー。そして後半は立場が逆転し、レオンが追う側になって焦れてるのもまたいい!!権力をもって周囲の男を牽制しまくる姿がとっても微笑ましかったですw
ほほぅ
恋愛至上主義が国を滅ぼすなんて、スゴいところに持っていったなぁ。でも中味を見てみれば、色々納得。不貞した方が正義になって、された方が何の賠償されないとか、歪んでる。それを正したクロード殿下はじめ上の方々、鮮やかでした。
で、メインは文官のヒロインと宰相閣下が契約結婚から恋愛結婚に至るまで...なんだけど。恋愛経験値の低いヒロインが、宰相の言動を考察した結果の勘違いとか、誤解とか、ヤキモキするところもあったけど、結果オーライです。レオン様は終始一貫クリスティーヌには甘々でした。
めちゃくちゃ良いです
がんばり屋の主人公のシャルとシャルを可愛がる夫スパダリレオン。
レオンはいつからそんなにシャルに好意を寄せていたのか分かりませんでしたが、シャルが可愛くて可愛くて仕方がないんだなぁと甘々の触れ合いが読んでいて楽しくて仕方がなかったです。文官として有能で真面目なシャルが初々しい反応してくれて、そのギャップがまた可愛い。
屋敷のメイド達目線を二人の距離と共に描かれていたらもっと良かったのになと思いました。
すごく面白いです、おすすめ
婚約者に浮気され、悪役にされてしまった愛娘の名誉のためにできること。相手の名前を愚者として世間に知らしめること。その為なら、結果として何が起こっても構わない。そんな強い想い。子供を愛する親ならばわかることですね。
そんな重いテーマはラブラブ宰相夫妻の大活躍で明らかになっていくんですけど、ヒロインが可愛い。性格良い。ぜひ、まだ知らない人は読んでほしいです。私は一気読みでした。
恋愛至上主義は決して悪ではないが…
自分達の行動を正当化するための執拗な世論操作や、運命や真実の愛とやらを簡単に投げ捨てる奴等には嫌悪感しかない。
間違いを正そうとするヒロインとヒーロー、その仲間達を全力で応援したくなるよ。
そして二人のまわりの優しい世界にほっこりの読後感。
とってもとっても素敵な物語でした。
人は撒いたものを刈り取る
婚約者がいるのに、他の女性を好きになり、その人と添い遂げるために婚約者を冤罪で遠ざけ、それを正当化するために、自分の行為を美化した劇を上映させ、民衆の考えを誘導した結果、国民の殆どがそれを当然のこととし、どの場面でも当然のこととして行うなら、相手の信用は無くなる。その結果、貿易は破綻し、国としてやっていけなくなる。その原因を作った王は愚王となり、永遠に歴史に残る。そんな長い期間に渡る復讐なんて、解る人がいてほしい、そして正してほしいという娘への親の愛からの復讐。自分がされたのでない限りわからないよね。でも、相手を傷つけて自分さえ良ければいいなんて許せない。正されて良かった。
最強夫婦 過労死注意
恋愛史上主義の二人が結婚してどうなるのかなと思ったけど、愛さえあれば何でも許されるというのが嫌というだけでしたね。
仕事が異常に多い原因が割とリアルで妙に気に入ってしまいました。通信システムが無いから不備があればわざわざ持って行かなければならないってマジで嫌。
ヒロインがものすごく出来る人なのに転がされまくってるのもいいですね。
後、絵もめっちゃいい。
面白い!
面白くて一気に読んでしまいました!
「恋愛至上主義」というテーマも今までになくて、上手く物語に嵌まっていて最後まで飽きませんでした。
クリスティーヌ(妻)とレオン(夫)の関係が段々変化していくのも楽しめました。
でも、二人とも働きすぎですね(笑)
匿名
補佐という名の妻
ヒロインだけが、誰にも自分の素性知られていないと思っているのが楽しかったです。仕事に誇りを持ち、宰相という名の夫を支える。夫は、溺愛なのにそれ気づかない妻。最後はハピエンでよかったです。
面白かった~
“行動には責任が伴う”
王太子が真実の愛に目覚め、婚約破棄して平民の女性と結婚したその30年後の世界。
この国では愛が一番である。婚約破棄も離婚も“真実の愛”こそが優先され、破棄される側には何の賠償も補填もされない“恋愛至上主義”。現王が30年前にそうであったから、愛が一番なのは当たり前というおかしな世界通念がこの国にはある。
被害者に謝ることさえもないこの認識に納得いかないクリスティーヌ。彼女の婚約者も“真実の愛”探しに夢中なので、婚約破棄される前に自ら愛する人(仮)を見せ、先に婚約破棄することにした。
望んでいた職業婦人にもなれたし、契約結婚した旦那様が実は上司で、正体がバレてないと思いつつ甘い旦那様にヤキモキしてと、恋愛方面は可愛い。全方位キレッキレの仕事至上主義っぽい旦那様も、実は彼女に甘々で、有能すぎる彼女に政治(己)の暗くて汚い部分は見せたくない。
30年前の行動の責任を問うて処断する話もとても面白かった。婚約破棄からの断罪物としてスケールが大きくやってやった感もスッキリしました。
ちょっと無理はあるけれど
面白かったです。
無理はあるけれどw
確かに3年も顔を見ていないと人の顔って忘れるけどね。
平民でも文官になれるとしても、素性は調べるよね、普通。
ヒロインは頭は良いのにそこに思い至らなかったの?
旦那様がそもそも一番最初にあの夜会に居たのは何故?
とか、いろいろツッコミどころは有るけど。
物語だからね。
第二王子、最初は立ちはだかる敵キャラかと思ったけど、ただのアホでした。
嫌いじゃないけどw
続巻もあるみたいですね。
激甘な展開ですが、読んでみたいかな。
Posted by ブクログ
とても楽しめました。
恋愛至上主義な異世界かと思ったら、陰謀による王国の危機とは意外でした。
契約婚は相愛でハッピーエンドで完結してますが、続刊あるのでしょうか?
Posted by ブクログ
恋愛至上主義を掲げ、それにより信用を失った国で、契約結婚をしたクリスティーヌのお話。夫と顔を合わせないはずが、めきめき出世して夫の補佐官に……というのは面白かったです!
恋愛至上主義なんて何なのよ!
恋愛至上主義に反旗を翻して契約結婚するなんて度胸あるわねぇ。そのくせ、恋愛関係の諸々に疎すぎるって可愛い!それで旦那様が大人対応していてこっちがニヤニヤでした。ま、モブキャラの中にはいろいろつっこみたい人達もいましたけどね。
新しい設定
面白くなかった訳ではないですが、二人のイチャイチャが少なく「打倒・恋愛至上主義」からの恋愛を期待していたので拍子抜けしました。
物足りなかった。お仕事物語が好きな方には受けるのではないでしょうか?
Posted by ブクログ
「恋愛至上主義」という価値観やこの国独自の常識が、まさかその国の存亡に関わることになろうとは。
それを齎した人の執念がまた怖い。
そもそもその恋愛至上主義をこの国に植え付けた方法と理由が……同情はするけども……
鬼宰相と呼ばれるレオンとひょんなことで契約結婚したクリスティーヌのお仕事ストーリー。
何故この国が「恋愛至上主義」になってしまったのか、その謎解きとひっくり返し方も関わるので、思っていたよりもお仕事ストーリーだった。
クリスティーヌとレオンの3年越しの恋愛も描かれるが、恋愛面に関しては個人的にはモヤモヤする羽目に。
浮気は絶対しないと言ってる割に、補佐官のミュラー(正体を隠しているクリスティーヌ)を溺愛中。
彼女は敢えて周りに正体を隠しているので、彼女視点や対外的には旦那が他人と浮気していることに。
約束が違うではないかと、彼女自身も割と終わりになってツッコミ入れてたし。
気付くの遅い。
自分もそれに割と序盤に気付いてから、レオンに好感情が抱けなくて非常に困った。
最終盤になって諸々の種明かしがされてからはなるほどねーと思ったのだが、それまでは正直しんどかった。
もっと早めに種明かししてほしかった……それまでは約束守らない不誠実なやつ扱いする羽目になったので。
ごめんよ、レオン。
結局契約妻の有能っぷりに惚れて溺愛する鬼宰相の話だったよ……
もどかしいラブストーリー
相思相愛になったのに
お互いの立場を思い、
なかなか、素直に気持ちを
伝えられない、もどかしいシーンが
たくさんありましたが、最後は
ハッピーエンドて、良かったです。
Posted by ブクログ
面白い。
主人公の鈍感力は、良くあるパターンではあるが、そこでお仕事に邁進してしまう辺り、斜め上に飛んでいて、そこで力を発揮する。
お仕事も、がっつり文官。『茉莉花官吏伝』は、人から与えられた仕事を発想と行動でこなしていくが、こちらは補佐役で自分で仕事を見つける。うん、これ大切。こういうコミュニケーションとれる人が仕事場に一人いるとどんなに楽か。
地味変装もメガネっ子でたまらない。あー、メガネっ子のドジ部分を鈍感力で表現したのか、愛い愛い。
2巻が出たあとで、気になって注文。いい買い物でした。さて、これから2巻だ。