あらすじ
ブレナン・マクベスは遊び人風のヤバい男だった――
流行遅れのドレスをまとった私をダンスに誘う猛者で、甘い顔立ちの侯爵令息。
冷遇される母のためにあがく私の周辺に彼はたびたび現れる。
実家から脱出しようとした運命の夜に彼は本性を現した。
「本当に腹が立つ。君はびしょ濡れで泥だらけで跪いているのに――綺麗だ」
俺様ドSなブレナンが興味を持つのは私、レティシャだけ?
さようなら、私の冷遇生活。ようこそ、ヤバい男との甘い生活。
人気作家・頼爾、連続刊行! 話題WEB短編が大加筆の末、決定版へ!
感情タグBEST3
匿名
気高い令嬢とキレ者諜報員
ヒロインは健気で賢いけど、実の父親に捨てられたのと同然では、心を殺しでもしなければやっていけないよね、、、
そんで人を受け入れるのが怖くなってあたりまえ
お母さんがいい人で、一緒だったのが救い
ブレナンは能力の高さゆえに退屈な人生を持て余してたみたい
仕事がきっかけだけど、本気で好きになれた女性と出会えたのは幸運
外堀埋めまくってるけど、ちゃんとレティシャを大事にしてるから、不安感はなし
毎日が楽しい夫婦になるだろうなぁ
父親からの愛情を8歳で諦め、精神的に病んでいる母親を守りながら将来のことを見据えるヒロインがとてもかっこいいです。
自分に靡かないヒロインのことに興味を持ち、あっという間に落ちたヒーローはヒロインのためにいろいろ暗躍します。結婚しても何も知らせず暗躍するんだろうなぁ。
しっかり者の令嬢が可愛い
あとがきによると、元々は短編だったのを大幅に加筆されたとのこと。確かにそんな感じで。でも、それでも、このヒロインの母を思う一途さ、可愛らしさはとても素敵です。彼女の窮状に漬け込んだ形のヒーローを一生振り回してやってほしいです。
それにしてもヒロインの母親は、自身がヒロインの人生の重荷になっている事を知っていて、心苦しく思っていたはずなのに、あっという間にヒーローに懐柔されて、ある意味チョロすぎ。
ヒロインが、すごい。
8年間も虐げられたのに、成人と共に、伯爵邸を出る為に、色々考えているなんて。
しかも、病気の母を連れて。
彼女の心が折れなかった事に感動。
これから、ゆっくり、幸せになって。
一気に読んだけど
私は、ちょっと無いかな?
遊び人だと思った令息は王太子の諜報員的な仕事をしていた。
冷遇されていたヒロインは実家から母親を連れて逃げようとしていた。
設定は良いのだけど。
計算高くも将来を見据えて頑張っているヒロインに面白味を感じたんだよね?
ヒロインも自分を救い出してくれた彼に惹かれたんだよね?
何だか最後まで駆け引きだらけで恋愛の盛り上がりを感じなかったのよ。。。
結婚しても腹の探り合いばかりでキツそう、としか。
ヒロインの母親も、散々お荷物だったのに、ヒーローに優しくされたらコロッと病気が改善とか。
精神から来る病だったのでしょ?
娘を守るために奮起する気はなかったのか?
ホントにただのお荷物。
最後の父親への拷問シーンは読んでて引いた。
やばい奴?
ホントにね。