あらすじ
ブレナン・マクベスは遊び人風のヤバい男だった――
流行遅れのドレスをまとった私をダンスに誘う猛者で、甘い顔立ちの侯爵令息。
冷遇される母のためにあがく私の周辺に彼はたびたび現れる。
実家から脱出しようとした運命の夜に彼は本性を現した。
「本当に腹が立つ。君はびしょ濡れで泥だらけで跪いているのに――綺麗だ」
俺様ドSなブレナンが興味を持つのは私、レティシャだけ?
さようなら、私の冷遇生活。ようこそ、ヤバい男との甘い生活。
人気作家・頼爾、連続刊行! 話題WEB短編が大加筆の末、決定版へ!
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
匿名
気高い令嬢とキレ者諜報員
ヒロインは健気で賢いけど、実の父親に捨てられたのと同然では、心を殺しでもしなければやっていけないよね、、、
そんで人を受け入れるのが怖くなってあたりまえ
お母さんがいい人で、一緒だったのが救い
ブレナンは能力の高さゆえに退屈な人生を持て余してたみたい
仕事がきっかけだけど、本気で好きになれた女性と出会えたのは幸運
外堀埋めまくってるけど、ちゃんとレティシャを大事にしてるから、不安感はなし
毎日が楽しい夫婦になるだろうなぁ
しっかり者の令嬢が可愛い
あとがきによると、元々は短編だったのを大幅に加筆されたとのこと。確かにそんな感じで。でも、それでも、このヒロインの母を思う一途さ、可愛らしさはとても素敵です。彼女の窮状に漬け込んだ形のヒーローを一生振り回してやってほしいです。
それにしてもヒロインの母親は、自身がヒロインの人生の重荷になっている事を知っていて、心苦しく思っていたはずなのに、あっという間にヒーローに懐柔されて、ある意味チョロすぎ。