あらすじ
伯爵令嬢のテティスは優秀な姉と比べられ、家族から無能扱いされてきた。そんなテティスにある日、国一番の魔術師と名高いノア・サヴォイドから婚約の申し込みが届く。なぜ目立たない存在の自分に?と訝しんでいると、姉から「ノア様は私のことが好きだけど、私には婚約者がいて叶わないの。せいぜい慰めてあげなさいな」と残酷な一言を告げられる。憂鬱な気持ちでサヴォイド家に嫁ぐと、そこで待っていたのは最上級の歓待とノアからの溢れんばかりの溺愛で…⁉ 小説家になろう発、ひたむきな主人公と溺愛系公爵様のラブストーリー。
...続きを読む感情タグBEST3
優秀な姉と比較して自分はダメだと思っているヒロインは結婚の時、姉の悪魔の言葉に洗脳され続けて、ヒーローの溺愛を信じきれない。
でもさいごは自分の能力の自覚とともにハッピーエンドに。
典型的な毒家族に囲まれて、でも自分の境遇に嘆くことなく努力するヒロイン。あれこれ考えなくてもいい展開で、王道でした。面白かったのは第二王子かな。ヒロインの姉の婚約者だけど、嫌だったんでしょうね。でも王家からの申し出の婚約だったので簡単に破棄できないところだったけど、無事に婚約破棄できておめでとう御座います。
こういった話ではヒロインの思い込みが頑なで最後まで引っ張るのがお約束。ヒーロー見てたら分かるだろと思うけど、それがいいのでしょうか?溺愛具合はいいんだけど、この頑なさはちょっと。