あらすじ
※電子版は書き下ろしショートストーリー
『セディの望むもの(sideセディ)』の特別付録つきです。
残念令嬢と侍女の偽装が終わったら、次は王子妃のようです(え?偽 装じゃないって!?)
この王子、独占欲と溺愛も過ぎる...!!
●あらすじ
大嫌いな婚約者に婚約破棄されようと、
地味で陰気な“残念令嬢”を演じていた伯爵令嬢のセラフィーナ。
その偽装能力と語学力が第二王子のレオナルドに目をつけられ、
時期王妃を守るために変装して王宮で過ごすことに。
王太子たちの婚約パーティーが終わってホッとしたのも束の間、
変装して学園に通うセラフィーナは、反対派貴族隊の陰謀に巻き込まれて……
セラフィーナの運命と、やっと気づいたレオナルドへの恋心の行方はーー!?
猪突猛進な異国好きヒロインが、持ち前の快活さと知識を生かしつつ、
ドタバタながらも幸せになっていくラブコメです。
コミックサイト PASHUP!でのコミカライズ企画も進行中です。
●キャラクター紹介
<セラフィーナ>
異国を巡るのが大好きな伯爵令嬢。
大嫌いなテディに婚約破棄されるために「残念令嬢」に偽装していたが、
その度胸と語学力に目をつけたレオナルドの企みで、
時期王妃の従兄弟に変装し従姉妹として王宮で過ごすことに。
<レオナルド>
クレイズ王国の第二王子。華やかで貴公子然とした見た目だが実は腹黒。
セラフィーナを自分と”同類”と面白がり、秘密の計画に巻き込むうちに、
彼女に惹かれ、独占欲丸出しで溺愛するようにーー!?
感情タグBEST3
面白かった
レオ様が腹黒ってことになってますけど、まぁ王族的にはある程度腹黒な必要があるのでは。とは思います。
セラフィがずっと可愛くて、こりゃレオ様も囲いたくなるわけだ。ちゃんと想いを伝えあった後の2人は甘々でした。
しっかし、テディは最後まで絡んでくるのね。あの母にしてこの息子あり。国外退去させられて、ようやく更生できたよう(断罪して終わりにせず、更生まで持っていく方がいいと思いました)。
おまけで、セディにセラフィが助け舟。セディにも幸あれ。
ありえないけど面白い
前巻と合わせて一気に読みました。ヒロインのセラフィは芯があって理知的で素晴らしい女性なんだけど、自分のことだけわかっていない。でもそれは幼い頃からの婚約者の暴言や態度に深く傷ついていたから。そんな彼女を愛して輝かせた腹黒レオ様ですが、結局ヒロインには勝てないようで。伯爵令嬢でありながら、変装して役になりきり、論破する彼女に、結局骨抜きですね。
面白かった。テーマの婚約破棄はストーリー中盤で成立してしまい、後半分どうするんじゃ?と思ったら直ぐに王太子妃を巡っての陰謀や事件、ヒロインの第二王子への恋心の自覚、と次々ストーリーが展開ホウホウと読み進めていたら終盤になってすっかり忘れていた元婚約者が出てきた!自業自得とはいえ断罪されて、スッキリ!はしないなあ。
一番の元凶の悪はヒロインの母親と父親!自分の妄想と考えに凝り固まってヒロインの嘆きや声にも耳を貸さず息子の声も聞かない。娘が怪我させられても押し通そうとして王族に言われてやっと現実を見る。これが本気で娘の幸せだと思ってる、善意で地獄に突き落とす。たちが悪い。
侯爵家もある意味被害者!元婚約者と夫人はある程度自業自得でもそもそもヒロインの父親母親が婚約を持ち掛けなければこうはならなかった。
善意の悪人ですヒロインに泣いて謝ったなら侯爵には土下座して謝れ‼️侯爵巻き込まれ事故じゃん! 子供たちに距離取られただけとは納得できん‼️
うわー
ヒーローの腹黒度が半端ない!
心折れるまで追い詰めるとか、王子様で見目麗しくても、なんか嫌だなぁ。ヒロインを堕とすために突き放すって、1週間の放置も寂しさを募らせるためでしょう?………無理っ!私だったら無理。家に帰らせてもらいます。今はラブラブでも、夫婦になって、年月が過ぎて、海外出張が多くて、すれ違い出したら、
ヒロインも秀才なのに、頼り無い。お祖父さんやお兄さんがそばにいてくれたから、子供だったから、目をかけて、守られていた。元婚約者があんなだから、ヒーローに依存してる。それと、謝罪の手紙を受け取らないのはどうかと思った。返事を出さなければいいだけなのに、突き返すって、彼はこれからずっと、許されないまま、罪悪感を持ったまま生きていかなければならない。
ヒーローもヒロインも自分達以外には、薄情だなと思った。
エメレーンもセディも(ついでにテディも)幸せになれそうで良かった。