ぶちゃこさんのレビュー一覧

まだ序盤なのでしょうね

私は面白く読みましたが、もっと派手なザマァを期待している人には物足りないかなと思います。でも、転生したことに気がついたヒロインが、名目上の夫も実家も捨てて自身の足で立つ｡そのための基盤を前世の知識を使いながら作っていくことに葛藤しながら生きていく姿は素敵でした。彼女の素晴らしさを知った公爵がこれからどうするのか｡楽しみですね。

なんと言いますか

前巻は、勇者との戦いとかありましたけど、今回は神と魔王の子育てごっこのお話です。それだけといえばそれだけです。

思い出した奇跡

第1巻と同じ時間軸からスタートします。そして、前回暴走していた公爵様が何を思っていたのか明らかになっていきます。二人の体験が体験だけに、重い部分もありますが、二人の想いが伝わって良かったと思います。

フェレット飼いたくなります

王家の血筋ゆえに親を殺され、囚われた姫｡かつての婚約者で、彼女を助けられなかったヒーローが、今は皇帝となっているにも関わらず単身助けに行く。その逃亡の７日間を描いた作品です。まるで映画を観るようにワクワクしました。TLとなっていますが、冒険譚が好きなら、食わず嫌いせずに読んで欲しいです｡

優しさが報われて

この本は公爵様が怒涛の愛情を表明し始めるところからスタートします。誰もが目を白黒させる中で、公爵様の愛はエスカレートしていきますが、実はそれには大きな真実が隠されていて、というお話です。情緒が育っていない公爵様と、正直すぎる侍女に挟まれたヒロインが可愛いです。

うーん

勇者に殺された聖女？どんなお話なのかと思って読んでおりましたが、ただひよこが遊び回っているお話でした。しかも続くって、何を続けるんでしょうね。

なかなか鬼畜な能力

ヒロインの能力は、想像しても追いつかないほど辛いモノです。思わず吐くほどに｡でも彼女は強かった。一途な彼女の思いが全てをうまく動かしたと言って良いかなと思います。

イジメは正義感から

愚かな思い込みが何をもたらしたのか、作者様の筆は力強く追求していきます。反省すべきなのは当たり前ですが、自身の行動がなにをもたらすのかを考えなければならない｡彼女の辛さを考えるべきだった。単なるざまぁではないお話で、一気に読みました。

ハッピーエンドですね

作者様も後書きで仰っていますが、新しい切り口のお話で、爽やかでした。1番愚かなのは、王太子でしたね。それも最後にぶった斬られていましたけど、時は流れるからこそ、一生懸命生きるのですから。それを転生者のヒロインがわかったことが素晴らしいとおもいました。

立場違えば見方が変わる

今まで、時間を逆行するお話は悪役令嬢がやり直しをする、というパターンが多かったと思いますが、今回は悪役令嬢には記憶がない、でも攻略対象の令息達にはあるという珍しいパターンで楽しく読ませていただきました｡次の巻は謎解きかな｡楽しみです。

王子様は筋肉マン

筋肉、その設定はそこまで強化されるべきなのか？そんなに筋肉あかんのかい？というのはさておき｡
随分と非難されるべき義姉ですが、この後は、誰も知人のいない隣国で、孤独に暮らすのでしょうね。高い地位を望むということは、それだけの責任を負うということ｡それを果たす気も無く、混乱を助長するだけの人間は、結局皆に背を向けられるのは当たり前ですね。

白皙の美少年みたいな

なんか、凄いヒーロー像ですね。白皙の絶世の美少年に見える三十代｡普段は被り物を欠かさず、ゴブリンやら馬やらがお気に入りで｡いやぁ、これを受け入れ、その上で萌え萌えになっちゃいながら頑張るヒロインが素晴らしい｡
いろいろ事件は起こりますが、全体的に明るく、クスっと笑うお話です。

素敵なお話です

作者様買いです。作者様の描くヒロインは、芯があって健気な可愛らしさがあります。
今回のヒロインは、姉による冤罪で、時の止まった白い牢獄に永久に閉じ込められた令嬢｡彼女は実は転生者で、パソコンでお取り寄せができるというスーパーな能力を持っています｡その能力で悠々自適な生活を始めるのですが、というお話です。
誰もいないはずの空間で巡り合った人。何故か外の世界から手紙が届き、二人の出した結論は｡
これから二人が無事に歳をとっていけるよう、幸せを祈りたくなりました。

次から次へと

いろいろありますね。コニーの周りは賑やかです。今回はハルト義兄さんが大変ですが、おかげでコニーの部屋に入れているんですよ？悪いことばかりではないですよね。次巻も楽しみにしております。

何度も心を殺されて

ここまでしなくてもと思う方もいるのでしょうが、私はそうは思いませんでした。ヒロインの元夫と妹は、ヒロインの人格を軽んじること甚だしい｡不倫行為を続けることで興奮していたのでしょうけど、その度にヒロインは殺されたようなもの｡しかし、なんで妹だけあそこまで邪悪になってしまったのでしょうね。

王の5番目の妃として連れてこられたヒロイン｡そこには無愛想で目つきの悪い王と４人の妃｡そして周囲の人たちと、起こる事件と。最後まで楽しませてくれました。境遇の為に愛を知らないヒロインが、王たるヒーローを愛していく様子は可愛いかったです。

愚かな奴は逆恨み

題名にも悪女とありますが、果たして、ヒロインのマリーは悪女なんでしょうか。第1巻から最終のこの第3巻まで、彼女を悪女と呼んだのは、彼女を踏みつけようとした愚かな奴らだけ。自分の悪巧みがうまくいかなかったからと言って、マリーを悪女と呼ぶのは、単なる逆恨みですよね。まぁ、そう言われても仕方ないほど徹底的にやっつけるマリーは格好いいです。

一難去って

完結ですね。元婚約者と家族によって世間から隔離されていた令嬢が、見知らぬ公爵の手を取り、勉強して、困難に立ち向かい、遂に花嫁になりました。しかし、本人が拒絶しているのに、自分だけと思い込んで突撃されるって、神がかった美貌なのですね。罪作りなことです。

可哀想な伯爵令嬢が幸せに

後継として締め付けられて育った姉と、放任され自由奔放に育った妹｡妹は勉強が嫌いで独善的で姉を虐げているのに、全てを知りながら放置している両親｡両親は特に妹を愛しているわけではなく、矯正するのを面倒がって放置しているだけなので、特に姉に悪いとは思っていない｡姉には婚約者がいるが、こいつも勘違い野郎で、婿養子になるにも関わらず、自分が伯爵位を引き継ぐと思い込んで、婚約者の姉を自分の思い通りに強制し、その上にあろうことか妹と一線を越えてしまう。二人の関係を知った両親は妹を咎めず、姉に我慢を強いる、という不幸な令嬢を初恋を拗らせた公爵が助けてくれる｡でも令嬢は公爵のことを忘れていて、というお話です。王...続きを読む道です｡ハッピーエンドになるのは最初からわかるので安心して読めますよ｡

可愛い可愛いヒーロー

転生者のヒロインですが、彼女自身は特にチートな能力を発揮することなく、ひたすら家族に愛されて。悪意を持つ人、ひたすら愚かな人が出てきますが、家族と、そしてもう一人、泣き虫ヒーローが彼女を助けてくれます。さっくりと軽く読めるお話でした。面白かったです。

タイトルで判断すると違うかも

タイトルから受ける感じと中身は違いますね。それにしても愚かな奴らが王族としていたようで｡ヒロインは側妃のお仕事をやめて正解でした。泥舟から逃れられましたからね。

タイトルの感じと違うかな

不幸な生い立ちをさせられた二人が奇跡のように出会って、別れて、再び巡り会って。素敵なお話でした。人生を諦めていたユリウス、彼のために力を尽くした兄の王様の関係が素敵でした。

大団円ですね

前巻に引き続きとても面白かったです。ヒロインが望むものは、大切な家族を取り戻すこと｡でもその前に立ち塞がるあらゆる困難｡国の行く末にまで関わる困難に挑むヒーローと彼を自分らしく助けるヒロイン｡とってもいい感じでした。

面白かった

いろいろ設定てんこ盛りな感じなのですが、スッキリまとまっていて、とても面白かったです。遅すぎる初恋？に二人はどう立ち向かうのでしょう。次巻が楽しみでなりません。それにしてもヒロインがあまりに無垢なので、可愛すぎて｡

淡々と進みます

離縁され一人で生きる令嬢が、才能を見出され幸せになるお話｡特にアホなのが元夫｡妹が性格悪いのは、お約束｡ヒロインが、周囲の人に認められるほど、彼女を疎んできた実家、手前勝手に離縁した元夫の愚かさが笑われることでしょう。
全体的に淡々と進み、先の予想もつく感じですね｡

虐げられ、命の危険すらあった令嬢が、愛する人と巡り合い、幸せになるお話｡ヒロインのために頑張るヒーロー、その手を取って自身の尊厳を取り戻すヒロイン｡逆に虐げる側の令嬢は、本当に愚かで、犯した罪に従って断罪される。パターン化していますが、安心して読めます。

人は、自分の理解できないものを恐れ忌み嫌いながら利用する｡そのことの身勝手さと醜さ、その中で生き延びた初めての魔術師｡作者様の力量は相変わらず凄いなぁと思います。
いっぺん死んでこいと言いたくなる人が多すぎる。

ほどほどが良い

安定の作者様買いです。正直、宗教にあまり良い感情は持っていないので、神官の堕落なんて、あるに違いないと思うような人間なのですが、諸々ぶっ飛ばしてくれて面白かったです。二人には、何処か人の知らないところで幸せになってほしいな｡

一途な龍

今回のヒーローは龍そのものなんですよね。なんか、それがよかったです。たった一人？で長い時を生きることを強いられている姿が悲しくて、その孤独から彼女を救ったヒロインが素敵で。卑怯な王家の面々が、やたら人間臭くて｡それぞれの立場などを見事に書き分けておられます。今回も面白い作品をありがとうございました。

作者様買いです。いつも安定して面白いのですが、今作は少し毛色が違うかもしれません。気弱な女王様と絶世の美男である王配｡お互いに大切なのに、少しすれ違ってしまったり｡なかなか苦労の多い人生を歩むあの二人ですが、とても可愛い｡甘えきっているヒロインとデレたヒーロー｡とても良かったです。

甘々です

いろいろ苦労のある二人ですが、それだけにラストは甘々です。ヒロインが可愛すぎます。ヒーローも、ようやく自分らしく息ができるようになって、とても素敵です。
とにかく甘々です。

目線が違う

作者様が後書きでも書いておられますが、悪役令嬢モノの中でも少し毛色が違うお話です。同じ時系列をさまざまな立場から描かれるので、繰り返しているように思えてしまうのが、好き嫌いの分かれるところかもしれませんが、私は面白く感じました｡男尊女卑の世の中で、自分の力で強かに生きる令嬢たちの姿が小気味良い作品でした。

作者様買いですが、今回も間違いなかったです。全てを奪われた令嬢の加護｡それを用いて、ただ命を奪うのではなく復讐を遂げる。とてもスマートで、切れ味鋭くて、素敵で。見事に1冊でまとめ上げる作者様の力量も素晴らしいです。

おめでとう

幸せですね。嬉しくなっちゃいます。新刊発売で、最初の出会いのところから読み返しましたが、いろいろなことが起こる中で、自分たちのことより自分たちが保護するカップルを優先しながら、少しずつ愛を育んでいくところがとても素敵です。ドギマギしながら真っ赤になるユリアの心が可愛くて。思わず笑顔になってしまいますね。

可愛すぎる

ヒロインも、皇帝ながら不器用なヒーローもヒロインを可愛がりすぎている強面のヒロインの父や兄たち｡みんなみんな可愛すぎです。前世の辛い思い出を乗り越えたヒロイン｡よかったね。

素直が大事

途中で、このお話どうなっちゃうんだろうという感じでしたが、見事にヒーローはヒロインを捕まえることに成功しました。なんか、ホッとしましたね。これからあるだろう苦労なんか、いくらだって乗り越えられちゃうかなと思うくらい大変でした。いろいろ勘付いていそうな公爵様をうまく誤魔化して、お幸せに。

思わずニヤリ

ヒーローがヒロインを揶揄う姿、ヒーローのラブラブ度を感じて、思わずニヤリとしてしまいました。お話の展開は素直なモノで、安心して読めました｡それにしても、ヒロインを自分の引き立て役として貶めた令嬢｡身分としてもヒロインより低く、彼女の教養に及びもつかない自分をよく振り返ってみて欲しいです。そして、侯爵の後継の座を失った元婚約者は、自分がそれだけの人間なのだと自覚して欲しいですね。

ハッピーエンド

作者様も後書きで触れておられますが、前巻で終わっても良かったかもしれませんね。でも、私としては、ヒロインの実家や元婚約者に鉄槌が下って良かったなぁと思っています。なかなか進まない二人の仲ですが、周囲の協力が凄かったですね。

ヒロインの笑顔が眩しい

前世でも今世でも1番にならないと、期待するのをやめたヒロイン｡それにしても、元の婚約者も家族も酷すぎます。あの国、長くなさそうです。
それにしても、大の男が４人も集まって、全員が恋の指南書って面白すぎますねー。

前向き！

転生モノですが、特別なチートがはでてきません。ヒロインは現世で恵まれない生活だったから、転生先でも衣食住の保証があるだけ幸せと、王族なのに貧乏性｡でも知識欲が高く、前向きに人生を生きています。そんな彼女が政略で嫁がされ、その先で素晴らしい縁を結ぶ、とてもハッピーなお話でした｡かなうなら、実家の家族にザマァして欲しかったかなぁ。

なんかホロリと｡

何かと譲ってしまうヒロイン｡誰か自分のことを見てほしいと心の中で叫びながら、誰にも、自分にもその声が聞こえない。そして、恋愛結婚したのに、夫に蔑ろにされ、それでも夫を愛してる｡夫に振り向いてもらいたい為に犯罪に手を染めてしまった公爵夫人｡この二人の生き方に、ちょっとホロリとしてしまいました。ヒロインは夫と向き合うことができたので、これから、幸せになれると思います。

またまたまた

大事件に巻き込まれましたね。しかも、また洗脳ですか。人権蹂躙で、嫌な感じです。
今回もアイビーの仲間たちは適材適所で大活躍ですが、やはりソラの活躍がもっと見たかったです。次に期待しています。

今回はリアが夢遊病のようになってしまうのですが、そこから、健全な精神で立ち直り、また歩き出していくその姿がとても愛しいです。見守る大人たちの眼差しの温かいこと｡嫌な大人たちも出てきますが、それも、「これ以上リアを苦しめたくない」という周囲の力で解決です。周囲に協力を求めることができるようになった父様は、成長著しいですね。兄様はどんどんオールバンス。将来楽しみです。

舌足らずが恋しい

リアは3歳になって、あの宿敵と決着します｡作中にもありますが、このお話は、現在社会を支えている大人たちの次の世代が中心｡まだ、心に幼さが残っています。だからこそ、愛されるリアが眩しく感じるのかもしれません。リアだとて、同じだったのですが、リアはお父様とお兄様の愛がギリギリ間に合った。あまりに強い愛情ですから、お年頃になったら大変かもしれませんね｡

リアは大忙し

8巻まできて、やっと3歳｡本当に、リアの毎日は大忙しで充実しています｡それを見守る周囲の人もだんだん自由を楽しめるようになってきて、楽しい限りです。旅から帰って、また何かを引き起こすのを楽しみにしております。

それぞれの国と立場と考え

同じように王子、同じように四侯の後継｡だったら同じような考えをするのかなと思ったら、大きく違っている｡そこが面白いですね。リアもちょっと大きくなって、ルークを助けようとしているし、周囲の人もそれを理解している｡その点がとても好きでした。さて、旅はまだまだ続きますね。楽しみです。

ずるくて格好いい！

人を貶めれば自分も貶められ、人を馬鹿にすれば自分も馬鹿にされる。聖女筆頭として大切にしなければならない人を蔑ろにすれば、その恩恵を受けられず、滅ぶ。滅んだ国の人々は、自分たちが何をやってきたのか、よく考えて欲しいですね。

安心のシンデレラ物語

女性嫌いの高位貴族ヒーローと平民上がりのヒロインが出会い、惹かれあって｡ヒロインを虐げていた家族もやっつけて、最後に結ばれるという、シンデレラ物語ですね。とても読みやすいお話でした。

再会

リアとアリシュタの再会、楽しみにしていました。キングダムの根幹を揺るがす大事件｡それに伴い、懐かしいみんながキングダムにやってきました。互いの成長を認め合い、また次の機会を約束する｡とても素敵な繋がりですね。

不穏な影

相変わらず華ちゃんかわいい。作中にありますが、華ちゃんの手の中には、守りたい人が沢山いるようになって、そのために強くなって｡何やら、怪しい不穏な影がちらついていますが、華ちゃんパワーでぶっ飛ばしてもらいたいものです。