あらすじ
「君のためなら世界を滅ぼしたっていい」
修道女クラウディアは侵略されて滅んだ国の王女。
敗戦を理由に殺された家族の骸が晒され、
自国民に石打たれ辱められている姿を見た彼女は憎しみと絶望から
『神の愛し子』であるクルトを堕落させ、世界を滅ぼそうと試みる。
淡々と祈祷をこなす彼に取り入り
『暴食』『怠惰』といくつもの罪を犯させたものの、
世界が滅びる様子はない。
焦ったクラウディアはクルトを『色欲』に溺れさせようとするが、
思わぬ学習能力の高さを発揮した彼に逆に熱く翻弄されて──。
神の子×亡国の王女、疑似楽園で望むは世界の崩壊──。
感情タグBEST3
匿名
よかった、よかった…
大好きなソーニャ文庫さんから、大好きな作者様の作品が出るなんて…！！と、大歓喜で購入しました！！
クレインさんの描く、意志が強く懐が広く…だけど絶妙に可憐さが垣間見えるヒロインが大好きなので、今作も満喫させていただきました！！
ヒーローの人外っぷりもよかったです笑
2人が幸せになれますように…
リベリオくんも幸せになれますように…
素敵な作品をありがとうございました！！！
深い…!!!
一気読みしてしまいました…。最初は普通の話なのですが、途中から凄く残酷な話でした。ヒロインは絶望しますが、復讐の為に神の子(ヒーロー)の世話係になる為に努力と見た目を思いっきり使い世話係に選ばれ、神の子を利用して復讐を企てます。それが、また深い話になり泣いちゃいました。二人の巡礼の旅の話も読めたら読みたいと思いました。人間味が溢れた話は好きなので、個人的にはどストライクでした。
匿名
凄く良かった！泣きもした。
周囲から遮断された閉鎖的な環境で育ち他人と関わってこれなかったヒーロー、好きです。なので勿論ヒロインが初めてで、ワンコで一途なヒーローが素敵でした。ヒロインも純粋で好感が持てましたが、ヒロインの家族の状況は酷かった。ソーニャさんだとしても、あそこまでしなくても良いかと思う。最後、ヒロインとヒーローはどうなるのかと思ったが上手くまとめていました。感動もしたし、久しぶりに良い本と出会いました。
ほどほどが良い
安定の作者様買いです。正直、宗教にあまり良い感情は持っていないので、神官の堕落なんて、あるに違いないと思うような人間なのですが、諸々ぶっ飛ばしてくれて面白かったです。二人には、何処か人の知らないところで幸せになってほしいな｡
今回も作者様買いです！
神の子ってどんな感じなんだろうっと思って読み始めたら、期待を裏切らない人外っぷりで、宗教の概念って難しいと思いますが、きちんと説得力があって最後まで楽しめました。最後は少しご都合主義な感じも否めないですが、ハッピーエンドが好きなので幸せになってくれているといいなっと思いました。
ソーニャに向かないかもしれない
クレインさんは非常に文章が上手いと思っていましたが、今回は期待外れでした。
まず、因みに、とおそらく〜だろう、が多くて文章の流れが悪かったです。
また、他のソーニャの内容と比べると、あまり仄暗さが感じられません。
もう少し、じっくり構成を考えてほしかったです。
また次に期待します。
