あらすじ
「お嬢様、覚悟してください」
巫女のレティーシャが嫁ぐことになったのは『狂犬』と名高い公爵様。
その正体は、レティーシャが貴族だった子供の頃、わがままの限りに虐げてきた元使用人のヴィンセントだった!
……きっとひどい復讐をされるんだわ! そんなレティーシャの思いとは裏腹に、毎夜、彼から注がれる甘美な愛に、レティーシャは抗うこともできず溺れていく。
「俺から逃げられると? あなたは俺の妻だ!」
これは復讐、それとも愛? ヴィンセントの真の目的とは――あぶない公爵様の重たい愛に悶える、偏愛ラブファンタジー!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
すれ違い
章を改めるごとに、安心と不安が行き交う。後少しで通じ合うところまでいきながら、引き離されてしまう。
場面としてはそれほどには大きくないのだけれど、二人のすれ違いと最後の安心を楽しませて頂きました。
最高!
作家さん買いです。
超絶おもしろかったです!
レティーシアのちょっと思い込み激しめなところとか、ヴィンセントの一途が過ぎてもはや執念になっている恋情とかがかわいい一方で表現が重くて笑っちゃいました。
マチバリ先生にしてはライトでポップな感じでお話が進みますが、陰謀とかが渦巻いていておもしろかったです。
私は犬を溺愛しているので忠犬ぽい男性が超好きです。
次回作も楽しみです!
幸せなお話を読めてよかったです!
匿名
ヒロインが大好きすぎて様子がおかしいヒーローと、ヒーローの気持ちに全然気付かない鈍感なヒロインのすれ違いなんて、大好きに決まってる。
楽しかったです。
途中でどうなることかと
作者様買いですが、いつもながら楽しませていただきました。正直、途中であまりにすれ違いっぷりにどうなるのかと思いましたが、見事に収まりましたね。どちらも、大変な幼少期を送っていましたが、相性が良かったのでしょう。これからは、お幸せに!