みなとさんのレビュー一覧
レビュアー
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購入済み
今回サーガが、大丈夫かな、勇み足じゃないかなとハラハラした場面が多かったのですが、、、、。
訳者の方のあとがきで、、、「こんなこと、あんなことが起こり」
リンナシリーズ最後の次巻、8巻では、そんな「この人、あの人」に何が起こるのかと書いていましたが、本当にそうです。
沢山の事が起こりすぎたこの7巻でしたが、出来映えも圧巻でした。
訳者の方はユレックの特殊性について「ハンニバル」のレクター博士の事も書かれていました。
こちらも同感です。
キングの、ホッジスとブレイディの対決もふと思い出しましたが、キング作品特有の、ところどころに抽出される柔らかな情緒はなく、リンナシリーズ -
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購入済み
前作「交霊」(ハヤカワミステリー)は、後半からヨーナの過去に纏わる謎のエピソードが描かれ、ユレックの登場で終わりました。
読みたくてたまらなかった続編。このシリーズ大好きだったので、むさぼるように読みました。北欧という神秘的なイメージ、ヨーナという人物に魅了されています。
どの作品も、どこかしら奇想天外。残酷で悲しくて、繊細。重くて深くてふしぎ。
ヨーナ以外の脇も魅力的。「砂男」、ヨーナシリーズで一番面白かったです。
ヨーナとその宿敵との距離が縮まったせいか、深みに加え、ストーリーが直球勝負で展開が早く、読みやすさも加わりました。後半が楽しみです。 -
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購入済み
殺人事件を巡って、知人達が取材を受けるというストーリー。
文庫本が出た当時、書店で立ち読みしてみて出だしが面白そうだったので、買おうか迷った作品。
今回電子書籍で読みました。
ピークがいつ来るのか、クライマックスがいつ来るのかと思っていましたが、淡々と取材が続いていきます。
最後に、ああ、こうなのか、と単調な結末に思いましたが、しばらくたつと、
現実に肉薄している、現代社会の問題と虚ろに肉薄している、著者の挑戦を感じました。
虐待された子は、また我が子を虐待するのか。
それは誰にでも起こりうる事か。私には関係がない事か。育ちのせいなのか否か。
知人達はそれをどう -
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