あらすじ
▼赤んぼ少女▼私のUMEZZ体験(山口雄大)●
あらすじ/生まれた時から離ればなれとなっていた両親の元へ、晴れて引き取られることになった少女・葉子。孤独な施設での生活から一転、親と暮らせることに加え新居は瀟洒な洋館で、葉子は感激しきり。だが、手放しで歓待してくれた父とは違い、母は彼女を見るなり「タマミ」という別人の名を呼びかけて…?●
本巻の特徴/実写映画化された『赤んぼ少女』(主演・水沢奈子)の原作コミックが約40年の時を経て、楳図かずおデビュー50周年記念企画“UMEZZ PERFECTION!”シリーズ第9弾として登場!!
感情タグBEST3
最初はタマミの容姿と行動の強烈さばかり目につきましたが、タマミの目に浮かぶ涙を見るとやはりかわいそうです。
きれいになりたくてお化粧しているタマミの姿はつらい。
楳図先生、アイデアにしてもイメージにしても、これほどインパクトあるものをどうすれば描けるのでしょう。
初期(?)の傑作の一つだと思います。こういうのが少女マンガに連載されていたのですね。
恐怖
子供の頃には怖くて読めませんでしたが、読み返してみるととてもかわいそうです。ラストが悲しい…。タマミちゃんって意外といい子だな…。こういう事実は、日常十分にありうることだな、と思いました。
Posted by ブクログ
タマミが、鏡の前で一生懸命お化粧して、おリボンつけて…、そして自分の醜さを再確認し涙を流すシーンは秀逸。
すばらしいとしか言いようがない。