あらすじ
隔絶された地で、死の影と戦いながら懸命に生きる少年たちの愛と勇気!!明日なき人類の行く末を警告する、SFロマン!!完結の第6巻配信!
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ついに巨匠・楳図かずお先生の作品が一挙配信!ホラー、サスペンス、SF、コメディまでどの作品も秀逸ですが、中でもおすすめなのが本作。今人気の『ハカイジュウ』『エデンの檻』などの原点のような作品で、サバイバルホラー好きな方には絶対におすすめです!
異常な状況下、未来に小学校の校舎ごとタイムスリップした人々。絶望の地とかした未来で想像を絶する出来事が待ち受けています。教師たちの錯乱、殺戮、グロテスクな怪物による襲撃、飢餓、病気等々。そんな中、必死に生きようとする子どもたち。そして明らかになる驚愕の真実とは…!?
映画化やドラマ化もされましたが、それはあくまで本作の一部分のみ。原作はメディア化作品を上回る壮大で重厚な大長編となっています。グロテスクな世界観の中に切なさあり、人間ドラマあり、まさに楳図かずお先生の最高傑作です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
食糧も尽き、登場人物全員の顔が、クマができたりと顔色が悪くなる。
〝死の行進〟と名がついた、地割れを飛び込むシーンは本当にひやひやした。
こうゆうシーン見ると、自分は落ちてしまうなと即座に思い浮かべてしまう。
ユウちゃんの逞しさにはびっくりしましたよ!
〝危険な天国〟では、マリリンモンローが出てきたときら、私はシンゴを思い出した。
あそこに居たコンピュータが時空の話をしてたのがヒントなのか。
そして、人間飢餓状態に陥ると、共喰いを始める。
時間の壁が破れた場所が学校だと分かり、四苦八苦しながら学校に戻る。
そこで、爆発のショックで生じた時間の破れ目を引き寄せて、学校を未来へ持って来てしまったという仮説が生まれる。
あともう少しで!というときに、
まさかの咲きっぺからの翔ちゃんへの嫉妬心には驚いた。
砂漠にも植物が生え、人間生活が出来そうな兆しが見えて来たと同時にに、
みんな元の世界に帰れないことを知る。
最後、現実と未来に体が分裂した男性が、関谷をやっつけるシーンはよかった。
それに何よりも最後に、
翔くんのお父さんとお母さんが窓の外に見つめる先には、
星の中でしあわせそうにランドセルをしょって駆け巡る姿の絵は、
普段の楳図かずお先生の絵を想像するものとはまた違う、柔らかさを感じた。
「こうして、時はすぎていく。
やがては現代と未来をつなぐ明るい笑いの聞こえる日がきっとくるだろう、、、
翔の母の上にも、、、
他の大勢の子どもたちの母の上にも、、、
そして、あなたたちすべての上にも
どうか、多くの喜びがめぐり来ますように!!」
終わった、、、
この作品を読んでいる間に、
人間追い込まれたら、こんなことになるという描写をずっと見てきて、
真面目な話、今も戦争は起こってるし、
始まったらなかなか終わらずに、
ある意味とてもリアルな話だった。
平和ボケな自分たちに対して、強打されている気分だった。
Posted by ブクログ
めっっっっっちゃ面白かった!!!
怖くてページが捲れないシーンが何度もあったし、読みながら心臓バクバクして翔ちゃん達と一緒に「ウワー!!」って叫びながら読んでた。
あのラストは嫌いじゃない。お母さんから時間を越えて救援物資が送られてくるぐらい未来は科学技術が進歩してるってことやし、全てを知るユウちゃんがきっと世界を救ってくれる。
自分達で新しい国を作るって熱いな。
富士山の近くの天国へ向かう途中にある地割れを飛び越えるシーンで着地する寸前咲っぺが翔ちゃんの服の袖を掴んでるとこ感動して本気泣きした。
怖かったシーンベスト3
1位、地下鉄生き埋め
2位、ペストの流行
3位、盲腸の手術
好きなキャラベスト3
1位、翔ちゃん
2位、我猛くん
3位、大月くん
Posted by ブクログ
昭和40年代にこんな荒唐無稽な漫画を描いていたなんて楳図かずお先生はやっぱりすごい。
途中、中だるみする展開もあるけど、おもしろい。
全人類によんでいただきたい
ぎらついた目と痩せこけた翔達の形相がすごくて、危機迫るものを感じました。
脇役なんかいなくて、誰もが必死。死んでいった学友達も、咲っぺもユウたんも、我猛君も大友君も。
結末は予想とは違いましたが、味わい深く、翔のおかあさんの涙がよかった。
続編が作れそうなラストだと思いました。
Posted by ブクログ
言わずと知れた楳図かずお先生の名作。眼を背けたくなるような表現のグロテスクさと、翔ちゃんや咲っぺはじめ子どもたちの勇気や一途な想い、家族の絆など、涙なしには読めない話の数々が同居しています。まあ、それが楳図作品の真骨頂と言えるのでしょうが…。
さらに、「漂流教室」は、荒廃した未来をテーマに環境問題にも警鐘を鳴らす社会派作品でもあります。うーむ、その奥の深さに脱帽です。
Posted by ブクログ
最後、幼児にあんな台詞を言わせるなんて、楳図センセイすごすぎる。お母さんがノートを抱きしめながら玄関に立ち尽くすシーンは、「岸壁の母」を彷彿とさせました。
Posted by ブクログ
百田尚樹氏が、YouTubeで、涙を溜めながら、激しくお勧めされていたので、読んでみた。
漫画を読み慣れていないせいで、人物が、誰かわからなかった。
11年連続100万部数の売り上げと言う
輝かしい記録の持ち主である百田尚樹氏と、私の感性は、少し違ったみたい。