【感想・ネタバレ】おろち 2のレビュー

あらすじ

▼第1話/秀才▼第2話/ふるさと▼第3話/鍵●あらすじ/その少年の名は「立花優」。頭の良い父親と、やさしい母親のもとに生まれた優は、1歳の誕生日の夜、自宅に侵入してきた強盗に首筋を刺されてしまった。一命は取り留めたものの、その日を境に父は無気力になり、母は怒りっぽくなった。母から勉強ばかり押しつけられ、友達も出来ないまま成長していく少年の人生を、おろちは興味深く見守り続ける…(第1話)。●本巻の特徴/摩訶不思議な力を持ち、時を超えて存在する美少女・おろち。行く先々で哀しき運命を背負った人間と出会い、その翻弄されゆく人生を傍らから観察し続ける…。楳図かずおデビュー50周年記念企画として、先に刊行された『へび女』『ねがい』『蟲たちの家』に続く“UMEZZ PERFECTION!”第2弾が、全4巻で登場!!

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購入済み

一話目はただ切なくて泣けました。まるで文芸作品を読んでいるようでした。そしておろちが素敵でした。

二話目は、やはり最初は切ないストーリーかと思いましたが、途中から驚愕の急展開で、すごい迫力に戦慄しました。

作品の年代を見ると、1960年代終わりから70年代初め。

この時代には、生身の人間をこれほど露に描く名作があったのだという事を、しみじみ実感します。
生きる事の光と闇に為す術もなく翻弄される人間にとって、おろちは一筋の清涼な息吹きのようにも思いました。

#泣ける #深い #シュール

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2022年09月30日

購入済み

予想通り

ミステリアスなおろちにはまります。
4巻で完結なのが残念です、古い作品なので、現代版続編を書いて欲しいです。

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2021年01月28日

Posted by ブクログ

「秀才」「ふるさと」「カギ」
 郷愁に駆られた男の一念が失われた故郷を作り出し、
 また現実との辻褄を合わせるために
 崩壊させる「ふるさと」に身震い。

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2012年11月07日

Posted by ブクログ

装丁は二つ目の話、ふるさとの絵

秀才
結局最後に3人ともなくなったのかなぁ。
オロチの最後の
にくしみあっていたとしても、こんなに長い間に生活をしてたら、本当の親子じゃなくても親子なのだ。

ふるさと
光る星の力は一体なんだったんだろう。
みんながどんどんおかしくなり、人を喰い殺す。
怖すぎる。
ちょっと宇宙っぽい話。
本当は台風で無くなったのではなく、ふるさとを思い、生死を彷徨ってたときの話だったのか、、、?

カギ
イソップ物語のようだった。
こんな目にあっても嘘が治らないなんて、それも怖かった。

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2024年12月17日

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