名称未設定さんのレビュー一覧

★マイナス１は悩んだ結果

作品としては好きなんです。
でもどうしても、「これで本当に良かったのかな？」と何度も何度も考えてしまうので、
この評価になりました。
それは多分、それだけこの作品にハマってしまったからでしょう。

正しさは、万人にとっての正しさではなく、「私」＝理世にとっての正しさ。
それがこの作品なのでしょう。

この巻は

兄上とモエちゃんのサプライズ結婚式が中心の巻ですね。

十和子ちゃんと蓮次の関係は、ナカナカ進まないなぁ。
蓮次は我慢してるんだよね～、十和子ちゃんの心の歩調に。
でもちょっとじれったい、１２巻だし。

リオくんとユズちゃん、可愛かったです。

でも登場人物多いからって、あまりあっちもこっちも本編で描かないで、
主カップルを進展させて下さ～い！
他のカップルは、完結した後に番外編とかでいいですよ～。

出会えて良かった作品

タグに、「推理・ミステリー・サスペンス」とあるけど、これ必要だった？
なんだったら「ヒューマンドラマ」１択でも良かったくらいの作品。

ラブも控えめで、表現は控えめだけど、深く広く優しく、家族としての在り方を再生していく場面もあり、
人としての大切なつながりを築いて行く、まさしく「ヒューマンドラマ」でした。

おじいさま(笑)

孫が増えた気分だわ～・意外と悪くない～・「宗クン」て呼んでいいかな←笑！

ピュアピュアな作品で、オバチャン久々にキュンキュンしました！
汚れたり腐ったりしたオバチャンには、たまにこんな作品に触れる機会が大事(ホント大事)。

野宮クンの天然王子振りも良かったけど、スガヤンのキャラも光ってました。
オバチャンは、スガヤンと友達になりたい(笑)。

おねショタから純愛へ(笑)

佑香のショタコンがすご過ぎて、全然恋愛に発展しない具合がメッチャ笑えた。
怜央きゅんもそんな佑香にだんだん慣れて、アプローチの仕方が変になったり、もうホンット笑えた。
怜央きゅんをオカズに白メシ食べてるシーンは、最高でした。

佑香の元カレ、なんだかんだで怜央きゅんに対しては「いい大人」で「いい男」だった。

消化不良

透明感があって読み始めた。
途中も良かった。
最後の方は、「？」となった。

はるは、理央と恋人になりたかった。
理央は、はるとどうなりかった？

何に対しての「ごめん」なのか？
最後まで、理央の気持ちが見えなかった。

あーあ、終わっちゃった。

結婚後のイチャイチャも見たくて、【通常版】の後に【描きおろし後日談マンガ小冊子付き限定版】も購入してしまった。
【限定版】だけを買えば良かった事には、後から気が付いた･･･。

とにかく、「面白いっ！」が感想。
年の差恋愛とか、年の差許嫁とか、年の差結婚とかよくある設定だけど、似たように見えて、これは違った。
どちらかがツンデレじゃなく、二人ともツンデレ(笑)。
ここまで長く刊行したが、物足りないくらいに面白かった。

イチャイチャ感は、正直言えばもう少し欲しかったかな？

おかモンがずっといいヤツで、最後は男前だった！

全巻読後、うーん。

行動力のある元気な女の子を描きたかったとの事でしたが、私には、「このお話はどうかなぁ」でした。

「高尾滋」作品は大好きで全て読んでいるのですが、主人公の万里子にも、年の離れた夫の俊にも、ニーラムにも感情移入出来ませんでした。
なぜかこの作品は、途中から「あれ、何かおかしいな？」って違和感が出て来て、それが最後まで拭えなくて、
日本人の万里子とインドの王子様のニーラムの恋も応援出来なかった。
ニーラムのお兄さんとその母親(第一王妃)と参謀の件(くだり)も長くなってしまい、主軸からずれているような気がして、自分にはしっくり来なかったです。

「ニーラムと恋に落ちて結ばれる」って方向...続きを読むに話を持って行かなかったら、万里子のキャラはもっと活きいてたんじゃないのかな？
(個人的な感想です、すみません。)
語学も堪能で行動力もあって、パリでジャンヌと渡り合ったりもしたのに、「あ、結局は恋愛路線に落ち着いちゃうのか～」と、
せっかくの万里子のキャラが勿体ない気がしました。

ナツの愛

色に焦がれてやまないのに、繋ぎ止めるのは自分ではないと、ハルに希望を見い出している姿が歪な程にいじらしい。

カップリングについて

リバあります。
わずかな描写があるだけですが･･･。

ＢＬ好きの方、それぞれ嗜好がありますよね？
わずかな描写でも「リバは絶対に嫌！」派な方は、気になるかも知れません。

ストーリーはしっかりしているし愛もあったので私は最後まで読めましたが、
「あ、リバあるんだ･･･。」と、正直少々気になりました。

画柄がが気に入っても、リバが苦手な方は、分冊版の試し読みをチェックしてから
購入するかどうかの判断をする事をおススメめします。

ホントにアフター

「シグナル」・「嵐のあと」・「初恋のあとさき」どれも大好きな作品で、紙版で持っている。
今回この作品はコミックス未収録作品があるとの事で購入。
価格を見ればわかる通り、「短いだろうなぁ」とは思っていたが、ここまで短いとは･･･(トホホ)。
３組とも大好きなＣＰなので、もうちょっと甘さが欲しかったかも～(涙)。
美しい芦原さんがもっと見たかった･･･。

読む順番

この作品を見つけた方へ

「シグナル」→「嵐のあと」→「初恋のあとさき」の順で読んでみて下さい。

それぞれでも楽しめますが、シリーズとして楽しめますから！

読む順番

この作品を見つけた方へ

「シグナル」→「嵐のあと」→「初恋のあとさき」の順で読んでみて下さい。

それぞれでも楽しめますが、シリーズとして楽しめますから！

この作品を見つけた方へ

「シグナル」の後、「嵐のあと」→「初恋のあとさき」とシリーズがあります。

この作品が気に入った方は、この２作品もおすすめします。

エロが･･･

無いのよっ！！！
なのにガッツリ読んじゃうのよ！
何なの？

４年振りの再開、気持ちは残したままなんだよね、２人。
この後どーなるのさっ？

４年間、矢代の傍らに、七原が居てくれてよかったな～と思うよ。うん、ホントにね。
三角さん、格好イイな～コンチクショー！

次巻まで待つのが苦しーーー！！！

待ってました！

この作家さんの、ファンタジーと言うかメルヘンチック(＆ちょいちょいコメディーが入る)なお話、好きなんです！
今度は魔女のお話。

歩くキノコとか色々な役割(？)のキノコが出て来て面白いです。
ルーナの周りの森の動物達も、この作家さん独特のタッチで可愛らしいです。
主人公のルーナがコミュ障って設定も笑えますｗ(でもちょっとかわいそうかな？)。

ランスロットルの受難

「シャンピニオンの魔女」、かすかに読んだ記憶があるけれど、白泉社のマンガＰａｒｋだけで連載されているので
「どうしてだろう？」と不思議に思っていたら、花とゆめ本誌に番外編として掲載されていたんですね！
やっと謎が解けました。

この作家さんのファンタジー感、好きなんです。
何やらキノコがお好きな様で、色々なキノコうんちくも載っていて面白い。

ルーナが助けた謎の美少年との今後がどうなっていくのか、ワクワクする作品でした。

★マイナス１の理由

ここ数年こそ電子版で購入する事が増えたが、花とゆめ本誌を昔から読んでいた私。
根っからの「高尾滋」ファンであり、「スロップマンションヘお帰り」・「人形芝居」・「ディアマイン」・
「てるてる少年」・(「ゴールデンデイズ」を飛ばして)「いっしょにねようね」は、紙のコミックを所持している(それ以外は電子版)。

この「高尾滋作品集」に、自分が読んでいない短編モノがあるかも知れないと思い、購入した。
　結果・・・

雪語り春待ち(人形芝居１巻収録)
彼方からの手紙(ディアマイン４巻収録)
散らない花(ディアマイン１巻収録)

不思議図書館
モナリザ
素顔の風景
スロップマン...続きを読むションへお帰り
あじさいの庭
　上の５編は、紙版の「スロップマンションへお帰り」に収録されていた。

通りでどの作品も、読んだ記憶がある訳だった。

画が懐かしい

「忘れ雪の降る頃」←儚くてちょっと物足りないかな～、でもそこがまたいいのかな～、とか思ったり･･･。
「帝都南天隊」全３話←すごく面白い！、ので、３話じゃもったいない！！！
「デイジー・トリック」←百合だったのかな？、助手の少年が可愛かった！

「帝都南天隊」は、続編を描いてもらいたいな～と思いました。
今でも全然古さは感じられませんし、高尾さんもお好きな時代設定だと思うんですよ。
「ミセスマーメイド」の連載が終わった今、定期連載じゃなくても良いので描いていただけたら嬉しいです！

百合？

作家買いです。

「高尾滋」初期の作品に百合傾向が見られる作品がありましたが、
今回「百合を描きたい！」と言う感じで描いたのではなく、
カワイイ女子・元気な女子がお好きなんだろうなぁ･･･と、個人的には思います。
性的な描写はありません。

感想としては、「ページ数が少ないっ！」でしょうかねぇ(価格相応？)。

極道のお家に生まれた綵(アヤ）←しかし家が極道なのは話のポイントではない。
素行が悪く全寮制の女学校に入学させられ、そこで出会った珊瑚(さんご)と恋をする。
恋と呼べるのかも曖昧な描写が続きます。

この作品は、「高尾滋」の描く女子を愛でる作品なのだと思いまし...続きを読むた。

短くてもいいんだ！

それでも買う価値があるから！！！

アキ×匡・春山(ハルちゃん)×田辺(マコト)のその後と、
ドＳの歯科医師(星野)×Ｍの年上リーマン(杉田)のイラストちょびっと。

アキはグッと男前になったけど、匡の前ではやっぱり大型犬のコドモみたいｗ。
ハルちゃんとマコトくんは、マコトくんが「若返った？」と二度見してしまった。

歯科医師の星野センセと杉田さんは、この先もずっと描かないのでしょうね。
今回の様に、たまにイラストでも良いので二人の進展具合を描いていただけると嬉しいです。
妄想だけでも楽しめるので、他コミックの巻末ページとか柱とかTwitterとか、ダメでしょうかねぇ。

大人かっこいい

モデル事務所の後輩(アキ)×先輩(匡)。
匡がキレイで実は案外しっかりしていて格好イイ。
アキの方が大型犬みたい(笑)。

紙版で出ていたのは知っていたが、我が家の「腐」本棚の都合で手にしていなかった作品だったので、
新装版として電子で購入出来たのはとても嬉しかった。

黒髪のクールで格好イイ系もステキだが、ベタなし髪の美人さん(またはカワイイ系)は本当にキレイ！
匡を見ていて「シグナル」の芦原さんを思い出しました。

購入に後悔なし！

随分前に紙版を購入したのだけど、３年ほど前に引っ越しをした時に処分してしまい、こちらで再購入。

幼馴染：春山(ハルちゃん)×田辺(マコト)。
小・中・高も一緒で、高校生の時に距離が近付いたけど、その後は無くて社会人での再会～！
「ハルちゃん」と呼ぶマコトがカワイイんだな、これがｗ。
春山も何だかんだマコトが可愛くてしょーがないんだろうなぁ(ニヤニヤ)。

唐橋×藤原(ブサ専？)の続編、「二度目の恋」は紙版では収録されていなかったので、初見でしたが良かった！

歯科医師×年上リーマンのお話は、エロいのにシてないって言うのが新鮮だな･･･と、当時思ったんですよね。

この作...続きを読む家さんは、どの作品も人物の背景がしっかりしていて(仕事とか環境とかがリアルに感じられる)、
トンデモ設定とかが無いのが良いのです。
決してファンタジーモノを否定している訳では無いのです、人物描写がピカイチ！なのです！！！

エロい

随分チェックしていなかった作家さん。
花とゆめで連載されていたと記憶しているんですが、いつの間にか女性マンガも描かれていたんですね。
クール目で美麗な絵は変わらずです。

セフレから恋人には進展しないのかな〜？
続巻がなかなか出ないのが気になります。

全巻読後、うーん。

行動力のある元気な女の子を描きたかったとの事でしたが、自分は、「このお話はどうかなぁ」でした。

「高尾滋」作品は大好きで全て読んでいるのですが、主人公の万里子にも、年の離れた夫の俊にも、ニーラムにも感情移入出来ませんでした。
なぜかこの作品は、途中から「あれ、何かおかしいな？」って違和感が出て来て、それが最後まで拭えなくて、
日本人の万里子とインドの王子様のニーラムの恋も応援出来なかった。
ニーラムのお兄さんとその母親(第一王妃)と参謀の件(くだり)も長くなってしまい、主軸からずれているような気がして、自分にはしっくり来なかったです。

「ニーラムと恋に落ちて結ばれる」って方向...続きを読むに話を持って行かなかったら、万里子のキャラはもっと活きいてたんじゃないのでしょうか？
(個人的な感想です、すみません。)
語学も堪能で行動力もあって、パリでジャンヌと渡り合ったりもしたのに、「あ、結局は恋愛路線に落ち着いちゃうのか～」と、
せっかくの万里子のキャラが勿体ない気がしました。

原点(2021.03.02記)

私が「高尾滋」作品に出会った、初めてのマンガでした。
当時は「花とゆめ」で連載。

最近家での時間が増えたので、紙版で購入してあったこの作品を読み直しました。

アンドロイドが出てくるお話なのだけど、優しくて、切なくて、それでもやっぱり、
人の想いに触れるっていいな・・・と思える。

その後も続く、「高尾滋」ワールドがぎゅっと詰まった作品です。

あー、もうっ！

じれったい〜！
壬氏の正体が、判りそうで判らない…。
て言うか、猫猫はいつも「宦官にしては…？？？」な場面が何度もあるクセに、「自分は庶民。厄介事には首を突っ込まない。」ってスタンスを守ってるから、「？」と感じても考えないようにしてるんだよね〜。
あと、壬氏の猫猫へのかまってちゃん振りが笑える。

あー・・・

遊星の記憶が戻りかけた⁉︎
過去が分かりそうでまだわからないー！
桜子の兄の動向もこれから気になる。

実際にはこんなシチュエーションありえないんだけど、マンガだから面白いw。

両想いイチャイチャ

倉田くんは職場では仕事出来る男なのに、先生とのＨの時はカワイくなっちゃうのが、ウフフw。
これ、続きあるのかなぁ？
このままでもサクっとまとまってるから、ダラダラと繰り返す様なストーリーが続くくらいなら、これで終わりでもいいかも。

短編も、攻めが俺様だけど、格好良かった！

シカさんの、担当さんと私・あとがきも面白かったです(笑)。

巻末短編の・・・

陽介×夏目が、ちょっと苦手かな。
付き合おうと言ったのは陽介なのに、夏目への愛情が感じられない。
ルームシェア(同棲？)してるのに、留守中だからって自宅にセフレはないっしょ？
セフレ追い出してすぐってのも、何かなぁ・・・。

小説家×担当編集者は、良かった。

アタルーーー！！

ってー、おいおい、これじゃ先が気になって寝られやしないじゃないのさっ！
「朱雀」が出て来て、これからどうなるのよ？なのに・・・。
思わず息をするのを忘れてしまうくらい、濃いなぁ１２巻～１３巻は。

シリアス多め・イチャコラやや少な目(そしていいタイミングでいつも邪魔が入る)な巻でした(笑)。

作者さんも時々言ってますが、コレって「少女マンガ」？
「少年マンガ」でもないし、「枠」超えてるよね？

次巻が(も？)待ち遠しい！

惹かれあってるのに

簡単には結ばれる事を許さない２人の想いが切ない。

歩美くん、本当ならすぐにでも奪ってしまいたかっただろうに、海果の心情を察し、大切に大切に彼女の心に寄り添っています。
健全な若者男子ですから、かなり頑張って色々我慢している姿が、いじらしいと言うか可哀そうと言うか・・・もうね(笑)。

亡き前夫への想いも含めて愛してくれる歩美の気持ちに、「私の『好き』は、海へ帰りたくないから？」と
なかなか自分の気持ちに自信が持てない海果。
タイムリミットはもうすぐ。
声を失っただけでなく、体にも変化が出始めた海果。
その姿を目にしても、「好きだ」と想いを伝えてくれる歩美。

１巻で、「...続きを読む高尾滋作品は好きなんだけど、これはちょっと難しそうかな？」と思った方は、頑張って４巻まで読んで下さい。
この作品も、きっとあなたの宝物になるはずです。

作家買い

ではありますが、個人的には、かなり好き・好き・読むのに根気がいるなぁ・・・な作品がある作家さんです。
本作は、「あ、これかなり好きかも？」と感じ、全巻購入して完結まで読みましたが、「好き」の一言では片づけられなかった。
響きました・・・。
ストーリーもさることながら、画力・コマ割りなど、相変わらず抜群のセンスなんだよな～と思います。

愛する人と結ばれなければ地上では生きられない人魚の女性(海果)と、幼馴染で初恋の相手が海果だった青年(歩美)との物語(ファンタジー)です。
夫と死別し、幼少期に夏だけ過ごした島へ戻り、幼馴染の青年と再会するところから始まります。

１巻では、設定...続きを読むも作者の意図も解りにくく感じられたので、ちょっと頑張って読む必要がありました。
と言う訳で、「好きだなぁ」と感じた作品ですが、★１つマイナスしました。

「高尾滋」作品常連さんの方、ちょっとでも関心を持たれた方は、頑張って全巻読んでみて下さい。
主役の２人と、２人を取り巻く登場人物の気持ちが、とても繊細に、時にじれったく感じる程、丁寧に描かれています。

過去との決別・新たな予感

完結の３巻は、二編に分けられている印象あり。
①綴の死・友人の裏切り・捕らわれた啓千・真相究明
②都筑応居の復活・新たな事件・啓千と綾乃のこれから
って感じでしょうか？

でも１巻から通して、本に囚われた人々が事件を起こすんですね、やはり。
それでも啓千が救われたのは、綾乃の圧倒的に自由な想像力に焦がれたから。

「モリエサトシ」作品は沢山読んできましたが、ライトな作品からダークな作品まで、
本当に幅が広い作家なのだと再確認させられました。

右手

この巻で、啓千の綾乃への気持ちが、とても尊いものだとわかります。

ミステリー要素もより濃くなり、背筋がスーッと寒くなる内容も描写も出てきます。
能登のホテルは・・・、ゾッとしますね。
２時間ドラマを観ている様な気がしました。

「都筑応居」の後継者とも評されてしまった青年小説家の「月堂碓氷」の苦悩は、悲し過ぎました。

大切と思えばこそ近付いてはいけないと思いつつ、けれどその温かさを知ってしまったならば、もうその感情は手放せない。
そんな啓千の心の変化が読み取れる巻でした。

本に囚われ人々

本作品は、文学とミステリー。
と、作中の小説家と作品に囚われし人々の愛憎劇・・・と言ったところでしょうか？
あちらこちらに散りばめられた実在の文学作品の引用も、とても興味深いです。

小説家で探偵の能見啓千(現在は断筆中)と、本が大好きで妄想に浸ってしまう綾乃(高校生)。
この二人の出会いから始まり、様々な事件に巻き込まれて行く物語。

綾乃の真っ新(まっさら)な感性だけが、啓千を現実世界へつなぎ留めてくれているのでしょうかね？

二人の関係は、「恋」と言うには少し違う様で、でも確かな「絆」も生まれつつある様で？

はぁ、「モリエサトシ」作品は、とにかく幅が広いっ！
全...続きを読む部で３巻あるようで、先が気になり全巻購入しました。

まだモヤモヤ

乃和さんのお兄さん、悪人じゃないと思いたい。

鷹さんは多面性があってたまにすごく怖いけど、やっぱりアキちゃんの味方で安心！
虎徹くん、ルーツが分かって良かったね！って思うけど、父親は誰なの？って思うと、両手放しで喜べないよね～。

絡まっていた糸が少しづつ解けていく様な気がするけど、まだ謎はいっぱい。
早く真相が知りたくもあり、話を急がれて雑になるのは嫌だし・・・。
やはり、これくらいのテンポで丁寧に進んでくれた方が面白いです。

巻末、不穏な動きが・・・、志のぶちゃんに危険が及びませんように！

次巻も期待してます！

番外編(笑)

表題作の本編も好きだけど、折角ならば「神様はじめました」の番外編も読みたくて、こちらを購入。
クスッと笑えて、ちょっとゾクッとして、でもホッコリ。


①巴衛がまだ人間になる前のお話(小話？)

場所はミカゲ神社、巴衛・瑞希・鞍馬・鬼切くんと虎徹くん・マモルくんも加わって、何やら話していると・・・。


②巴が人間になった後のお話

悪羅王の生まれ変わりの綺羅々(キララ)が、小学生になりました。


肝心の本編は、とりあえず登場人物の名前が笑えるｗ。
全然ミステリーじゃなくて、コメディーですよね？

蛇、現る！

蘭丸のタイミング(笑)。
玄武と青龍が力を合わせて碧唯の蛇と対峙するってーのに、相変わらずギャグぶち込んでくるの面白過ぎるっ！

でもこの巻はシリアス割合多いから、蘭丸のパジャマ姿(本人は真剣)だけがオアシスだったわー。

無自覚小悪魔☆

課長の元カノが現れてさあ大変!?と思った朱里。
でもすでに、課長は朱里に心を奪われていて・・・。
なのに自覚ないんだよねー、課長。
昔のナンパ仲間とセッ〇ストークは盛り上がるんだけど、恋の自覚がないの。
この巻は、残念イケメンになってます。

うーん

購入したのがずいぶん前で、読み返してみたけど何で購入したのか分からない・・・。
ツンデレ彼氏とフツーの女の子(後輩)の恋愛モノ？

健吾がやさぐれてた理由も、健吾に執着してたミサキの気持ちも、今となっては全然理解出来ないわ。

高校生で付き合って、間大幅にはしょって数年後になってて、んで結婚？
ピュアって言い方すればピュアなのかもしれないけど、イマイチ。

溺愛彼氏(かなり重症)

弟クンがやってきた！-編-

目的は、兄の彼女の品定め。
ブラコン強めの弟クンと、ギクシャク。
弟クンの体調不良がきっかけで、ちょっと仲良くなれた？

ラブラブ(？)京都旅行-編-

和華が楽しめるスポットを、忍がスマートにエスコート。
至れり尽くせりの忍に、どうしてそんなに私なんかに尽くしてくれるんだろう？と
和華は思うが、忍の想いが重いだけ。
で、結局ラブラブ。

鈍感和華に岳が近づき(？)忍嫉妬-編-

と、まぁまぁ王道な展開のオンパレード。

作家さん好きで、作家買いなんだけど、中だるみって言うか、もう十分ラブラブで、
この先どこに着地するのかな～っ...続きを読むて、やや飽き感が否めない。
次巻もなかなか出ないし、次巻買うか迷うな・・・。

長かった

作家買いだったのですが、正直、中だるみ感が感じられた作品でした。

色んな大人の男性が出て来て、それぞれキャラも違うし、メインの女性は２人だけから楽しめるはずなのに、
決断力のなさとか、年齢のわりに考え方が稚拙だったりでイライラさせられる事が多かったです。

ハッピーエンドにはなったけど(？)、全７巻のわりに完結までが長く感じたのは私だけでしょうか？

最賀くんが１番好きなキャラでした。

ちゃんと面白い

１巻読んで、かなりのドタバタでどーなるのかと思ったけど、
ちゃんとファミリーもの？、ヒューマンもの？って感じでキレイにまとまってました。
で、笑い所、ツッコミ所満載。

１巻のレビュー見ると「エロ」要素多いのかな？っ想像したけど、描写は全然いやらしくなかったよ？
むしろ清々しいくらい愛があふれてるって感じ？

エリザベス、性欲強いしワガママだけど、ちゃんと柴田家のこども達の事考えてるし大切にしてるし、
何より夫のカオルの事めっちゃ愛してて、なんだかんだイイ夫婦。

妊娠問題でトラブル勃発か？となったけど、まさかそんなオチがあったとは(笑)。

エリザベスは自分の母親と確...続きを読む執があった感じだけど、幼少期のさみしかった思いを打ち明ける事が出来て和解出来たっぽいし、
めでたしめでたし。

案外面白い

試し読みして、かなりのドタバタでどーなるのかと思ったけど、
ちゃんとファミリーもの？、ヒューマンもの？、って感じでキレイにまとまってます。
で、笑いやツッコミ所も満載。

１巻のレビュー見ると「エロ」要素多いのかな？っ想像したけど、描写は全然いやらしくなかったよ？
むしろ清々しいくらい愛があふれてるって感じ？

破天荒でワガママで性欲強めなエリザベスだけど、読後は、いつでも真剣でまっすくな所に好感が持てるようになった。

三男登場！

引きこもりだった三男、柊くんが登場の巻。

糸ちゃんが、どうすれば心を開いてくれるか？を一生懸命に考えているのが印象に残りました。

柊くんの見た目が天使で、ビックリした糸ちゃんも可愛かった。

洛くんは策士タイプだけど、何だかんだで結局優しい。

ギューとチュー(笑)

やさしい作品で、試し読みして全巻購入。
作家買いでもあります。

初対面の時から心惹かれあってた２人だけど、お付き合いはやっと始まった感じ。
これからどんなお話になるのか気になります。

お、重い・・・

最後の数ページは、おぅっふ・・・ってなった。

ルイの闇深すぎ。
何年も前から用意周到にしてて怖っ！
しかもかなり広範囲。
どれだけ周囲をキズつけたら救われるんだろうね？

次巻辺りで完結する(？)雰囲気感じたけど、うーん、あと２巻くらいで終了して欲しいな。

奇跡

虹の玉が見つかって、ポーが自分を犠牲にして村とスコットの父を守ろうとする。
スコットはスコットで、ポーを犠牲に出来なくて、父親も守りたくて、自分を犠牲にしようとする。

奇跡は、その時もう起きていたんですね。

母さま大好き…そう言いながら涙を流して笑顔で振る舞うポーが愛おしくて愛おしくて…。

母さまも、ずっと辛かったんですよね。
愛していない訳ないですもんね。

ロンドンで打ちひしがれていたスコットの元に再び現れたシーンは、涙半分・笑顔半分になってしまいます。

すごくすごく素敵な作品です。
今でも大好きです。

シャーロット編

３０ン年前の記憶が蘇りました！
とにかく、絵とその世界観が好きで好きでたまらなかった作品。

シャーロット編、そうでしたね！
こうやって終わったんでしたよね！
感動して胸が熱くなりました。

ポーが可愛い！
リルフィーも可愛い！

スコットみたいな大人になりたかった自分。
とても大切な何かを思い出させて貰いました。