あらすじ
「丘の上のおばけ屋敷」と噂のある空澤家の一人娘・志津は、実は「死者の魂を呼び寄せる憑依体質」。美郷 哲と過ごすうちに、少しずつ本来の人間らしい感情を取り戻して変わっていく志津だけど、それは別れのはじまりだった――!? 憑依体質少女と家政夫男子のボーイ・ミーツ・ガール、感動の完結巻!
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Posted by ブクログ
とても良かった。
皆とお別れするときはやっぱり悲しくて寂しかった
けど、それは志津が満たされてきたということでも
あって、避けられないことで…
そこから志津が目覚めるところまでの心情描写も良
かった。
お父さんの態度も、ドラマみたいな(漫画だけど)
劇的な変化じゃなくて現実的なのも良かった。
皆の幸せな未来が想像できるような終わり方も好き。
よかったー
めっちゃ良かったー!!
読むの2回目だけども、あー、これはこういう!みたいな、より深い気づきがあり。日常みたいな幸せがすごく大事なんだなって思った。
真っ直ぐっていいなぁ!
めっちゃよかった!
すごくいいお話でした。漫画読んで泣いたの本当にひさしぶり。ずっと読んできて、すべてぴったり最終話で、本当にスッキリと終わらせてくれた漫画も久しぶり。感動しました!おすすめです。恋愛がメインのストーリーじゃないけれど、読んでよかったと思えるお話でした!!!
感情を揺さぶられる作品。
最近読んだマンガの中で断トツで面白かったです!
良いマンガはページをめくる手が止まらないと言いますが、
この作品はまさにそんな感じで1巻からの引きも素晴らしい!!!
全6巻という少ない巻数ではありますが濃厚な映画を一本見たような読後感でした。
ここまで感情を揺さぶられる作品は久々で、6巻は切なさの中にも希望のある終わり方で始終泣かされました。
電子書籍で先に本を買ったけど、紙媒体でも手元に置いておきたい作品です。
ぜひ、沢山の方に読んでもらいたいオススメ作品です。
涙が止まらないステキな作品
他媒体でずっと気になってた作品。
流れるように全巻読み切ってしまった。
そしてここまで泣かされた漫画は久しぶりです。
ココロが浄化されたよう。
きっといろいろな家族のかたちがあって、いろいろな家族の守り方があって、いろいろな出会いがあるんだととても考えさせられました。
よかった。
出会えて良かった作品
タグに、「推理・ミステリー・サスペンス」とあるけど、これ必要だった?
なんだったら「ヒューマンドラマ」1択でも良かったくらいの作品。
ラブも控えめで、表現は控えめだけど、深く広く優しく、家族としての在り方を再生していく場面もあり、
人としての大切なつながりを築いて行く、まさしく「ヒューマンドラマ」でした。
大好き
久しぶりに、こんなに素敵な作品に出合いました。作者さんの「花野井君…」を先に読んでいましたが、どちらも素晴らしいです。
感動をありがとうございました。
もっと評価されてほしい
花野井くんで評価され始めた作者さんですが、なぜこの作品が評価されないのか不思議でなりません
2人の始まりは大きな溝を挟んだ関係だったが、次第に互いに惹かれ合っていく。
志津の成長だけでなく、志津に関わった人間全員が大きな一歩を踏み出すことができた。
志津を守り、育ててくれた人との別れは寂しいが、それ以上に未来へと繋がる終わり方はやはり良い。
全6巻だったが、短さは全く感じないし、起承転結が綺麗にまとまっており大変読みやすい。
様々な愛に触れて自覚することで、徐々に成長していく志津の姿はとても素敵である。
恋愛だけでなく、家族愛も同じくらい盛り込んであり涙腺がゆるゆるになってしまった。
少女漫画好きはもちろん、どんな人でも読んでほしい傑作
Posted by ブクログ
最終巻。以前1巻読むのに10分で読めちゃう漫画があったけど、この漫画は1巻読むのに30分くらいかかった。それだけ読み応えがあってじっくり入り込めるんだなーと思った。1巻から6巻まで通して一気読みしたけど、涙なしには読めない漫画だった。6巻は志津に取り憑いていたカナトやハルさんの話がメイン。みなとの話も。カナトがもう少しだけいたかった理由か私にはピンと来なかったけど、ハルさんの娘の話は泣けた。忘れられるのか怖い。故人に対して、ひどいこと言ってたのかと振り返るハルさんにも胸がきゅーっとした。志津と哲の水族館デート。ヤキモチをやく志津が可愛すぎた。1巻の頃から比べるとビックリするくらい感情豊かになってる。哲もすごい男前に見えた。最後には志津の周りにいた霊たちが消えて会えなくなってしまう。親よりも近くで見守ってくれていたわけだから志津が落ち込む気持ちわかるなぁ。眠る志津の隣で手を繋いで側にいてくれて、目を覚ました時におはようと笑いかけてくれる哲が頼もしい。最後まできっちりキレイにまとまっているなぁと思った。最後はお母さんが目を覚ました事を想像させる終わり方だった。
Posted by ブクログ
カナトが千尋に「早いとこ志津に体返せよ」って言われて切なくなるところから。
ハルさんの素性解明編。
ハルさんの奥さんも大概不幸な方だな。1人目のダンナも2人目のダンナも早死ってことか。そりゃ家が金持ちならすぐ探しに飛んでっちゃうよね。ハルさんいい人すぎるわぁ。桜も本当にいい子。ハルさんが嬉しそうの泣かせるわー。
志津の中にとどまっていられる時間がどんどん短くなっているというハルさん。志津もどんどん志津に変わってきてるんだな。ハルさんの去り際泣いたなぁ。
志津と哲水族館デート編。
飲食店バイト最後の日にみれいさんと一緒に食事。そうか、みれいさんそんな意図があってあんな態度だったのか。
夜のメリーゴーランドの前で私とももっと会ってという志津。本当に立派になられて。志津のコップが満タンになるところでもやっぱり泣いちゃうなぁ。
おはよう、いばら姫編。
みんな去る。みんないなくなってしまったことを飲み込めない志津。みんなの今までの言葉を反芻する志津。お礼を言えなかったという志津。俺も心がちぎれそうだと言う哲。哲のあの表情に泣ける。今までがあったから、あのおはようが言えるんだなぁ。あと、くす玉から出てきた4人のメッセージがもう。
エピローグ
最後の最後、本当に良かった。思い出しても涙が出る。
大きな大きな、いろいろな家族のあり方の物語だな。