ブックライブの書店員おすすめレビュー

少女・女性マンガ のおすすめレビュー

  • ブックライブ書店員

    いくら追い求めても、美への欲望には果てがない。私達は美しくなりたいというだけでなく「美しいものを見ていたい」という欲望も併せ持っている。
    主人公のりりこもその一人。大人気モデルの彼女の身体はほとんどが無理な全身整形によるものだった。やがて整形の副作用により精神を蝕まれたりりこを中心に、美に憑かれた人々は大きな事件を巻き起こす。
    ストーリーだけでなく、各所にちらばる幻想的な隠喩も見所だ。例えばりりこの夢の中に、現実世界でりりこを追う麻田検事が登場し「ぼくときみは前世である神父の同じ帽子の羽だった」と声をかける。そしてラスト、麻田は空から降った鳥の羽を見上げて手をかざす。これは2人がまた再び出会う運命にあることの暗示である(と勝手に解釈している)。
    『ヘルタースケルター』は未完だが、「未完の完成作」でもある。この世に美への欲望が溢れる限り、物語は続くだろう。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    私は涙が止まらない…この『アロエッテの歌』は、今はなき漫画雑誌『ホラーM』のかつての連載作品だ。『ホラーM』といえば『ゾンビ屋れい子』『ミスミソウ』をはじめ、エロとグロとホラーとエンターテイメントが詰まった最恐にして最高の雑誌だった…懐かしい!
    作者は『口裂け女伝説』や『不思議のたたりちゃん』など、超恐怖漫画を世に輩出した大作家、犬木加奈子。しかし本作は「ああ、無情」を原作とした非ホラー漫画である。
    登場人物の飛び出た目玉やカケアミだらけの暗い背景はまさにホラーの絵柄だが、読み進めるうちに「ああ、無情」の世界観とその独特の歪んだ絵柄が不思議な調和を生んでいることに気付く。目玉の飛び出たコゼートもかわいく見える。不思議。
    そもそも『アロエッテの歌』は紙で絶版の本である。まず電子で読める感動に一度泣き、読めば中身の感動で二度泣けるというおトクさも魅力。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    表題作「品川心中」をはじめ、名作落語5篇が小野塚カホリによってコミカライズ。落語をモチーフに江戸に生きる人々の姿が活き活きと描かれている。
    「人間の業を許しているのが落語だ」とは、作者のあとがきに引用されている立川談志の言葉。そもそも落語とは、庶民や大衆のための芸能として発展したもの。したがって、そこで語られる話の中心人物は、本来ならば物語の主役にはなりそうもない、ごくごくフツーの一般人である。人間とは、一時の感情に任せて愚かな行動をとってしまう生き物。現代で生きる私たちも同様だ。恋する人のために他人をだましたりするし、嘘がばれたら開き直ったりする。時が経っても変わらない、人間の弱さや儚さがテーマであるからこそ、現代の私たちも落語に共感することができる。
    それにしても、小野塚カホリの繊細なタッチで描かれる和服の人は、男も女も美しく綺麗でうっとり。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    デートの参考になる実在のお店が満載!マンガの中に登場するアイテムやお店がスタイリッシュで魅力的です!
    本作は、7年付き合った恋人と別れ、自らの朝食を見直し、新たな生活をしようと決意するアラサー女子の物語。女子向けの作品ではありますが、男が読んでも面白いです。
    私が特に好きなのは、第2巻8話。主人公・麻里子の元彼・創太郎が、編集から営業に異動になって、慣れない生活を送る中、立ち寄ったうどん屋での朝食で、一気にうどんをかきこむシーン。次の瞬間、「配られたトランプで勝負するっきゃない」と腹を括る創太郎に、なんだか共感できます。ちなみに、創太郎の話は、GoGoバンチで好評連載中(現在紙のみ)ですよ!
    朝活をはじめることで、見えなかったものが見えてくる!仕事に忙殺されてめちゃくちゃな生活を送っている人にも、ぜひオススメしたい一冊です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ごく限られた一時期だけ、人は違う生き物になる。大人と子どものどちらでもない「境界人」という生き物になる。
    一話目「25時の天国」では、第二次性徴のもたらす変化によって歪になった心と身体の行く末が描かれている。佐竹くんと金沢さんは、さほど仲の良くないクラスメイトだった。ある日金沢さんが、佐竹くんの「教室の鍵を開けることができる」特技を見つけて以来、2人は夜の学校でしばしば逢瀬を重ねるようになった。昼とは違う夜の空間で、2人は主従関係を作り出し、いつしかそれは昼の関係にも変化を及ぼすようになる。
    あの頃は、学校が世界の全てだと思っていた。大人になった今ではそうでないと知っているものの、あの頃抱えていたさまざまな「欲望」を思い出すと、つんとした痛みが胸を刺すと同時に、うっとりとした心地よさも感じてしまうのである。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ピアノ教室に通う高校生・加恵は、ピアノ教室の五嶋先生のことが好き。
    やがて付き合い始めた二人は、ピアノや音楽を通して心を通わせていきます。
    作中では恋愛要素だけでなく、実在する音楽が登場し読者を楽しませてくれます。クラシックからロック、ジャズまで、様々なジャンルの曲が登場して音楽が好きな人にはたまらない作品です!
    読み進めていくと、マンガから本当に音楽が流れているような感覚に襲われます。
    読み終わった後には、パティ・オースティンの「Say you love me」や、エリック・サティの「あなたが欲しい」を聴きたくなること必至。私もCDを購入しました。音楽の渦にのみこまれたくなるマンガです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    主人公の女の子が、人気者の男子を好きになり、紆余曲折を経て付き合うことになる。
    少女マンガのストーリーは、全てここへ収斂される。なんとかこの呪縛から抜け出そうと、設定やストーリーに工夫を凝らし、昨今の少女マンガはめざましく多様化してきた。
    そんな流れの中で、王道な展開で成功している少女マンガがこちら。主人公はごく普通の女子高生。特徴といえば、長身と大きめの耳やひかえめな性格くらい。彼女が恋するのはクラスの人気者。名前を呼ばれたこと、ヘアピンを貸したこと、授業中の内緒話…。小さな出来事に心を震わせながら、二人の距離は近づいていく。
    山川あいじの魅力は、丁寧に丁寧に描くこと。気持ちと出来事をじっくりと映し出すと、こんなに読み応えがある作品になっていくのだと驚かされる。そして、コマのひとつひとつが美しく描かれているので身をゆだねて読むとすごく心地よい。
    「設定盛りだくさんの少女マンガには胸焼けしてしまう」「シンプルにドキドキしたい」そんな人におすすめしたい少女マンガ。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    緊張すると極悪面になってしまう新人モデルの那伽。オーディションは連敗中。そのせいで周りからつけられたあだ名は「ギャンブラー」。
    那伽はとあるきっかけで、超人気美少女モデルのウミの正体が男だということを知ってしまいます。秘密を共有する二人は徐々に距離が縮まっていき…?

    二人の仲を引き裂こうとする人、見守る人。
    恋愛だけでなく仕事や将来に悩み、乗り越えていく。もがき苦しみながら、大人になっていく少年少女たちの姿に胸が締め付けられます。
    可愛らしい絵柄ですが、可愛いだけでなくふとした時にみせるキャラクターたちのセクシーな表情にドキッとさせられます。
    ファッション業界を題材にしているだけあってキャラクターが着ている洋服もオシャレ。ストーリー・表情・ファッションすべてに注目です☆

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    1976年から今も連載中の長寿作品。国際手配中の美術品窃盗犯「エロイカ」は、自由奔放で金髪巻き毛の美貌の伯爵。対立するもう一人の主役は、NATO軍情報部・ボン支部の「エーベルバッハ少佐」。通称「鉄のクラウス」と呼ばれ戦車のごとく暴れまわる。正反対の二人のどつき漫才が面白い。
    ヨーロッパ各地の歴史的芸術品やスパイアクション、東西の対立…等。まったくもって少女マンガらしからぬ硬派な漫画。東西ドイツ統一のニュースには真っ先に「少佐はどうなっちゃうの!?」と思い、ソ連崩壊には「(旧ソ連エージェントの)仔熊のミーシャはどうなるの!?」と思い、つい現実とリンクして考えてしまう。
    ストイックな少佐の筋肉美もイイヨ!(※注意:第1話はメインキャラが違ったのだが、少佐の登場で彼らは消えたので、第2~3話からがオススメ!)

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    友情>>恋愛!?
    自分以上に自分を大事にしてくれる親友がいるってイイ!
    地味で気が弱い“英子”と、美人だけどちょっとクセのある“もえ”を中心とした友情&恋愛物語★
    原作は『俺物語!!』などのヒットメーカー・河原和音、作画は『別冊マーガレット』で『Stand Up!』を連載中の、今注目の漫画家・山川あいじ!
    もえはいろんな男性から告白されても、いつも「自分より(親友の)英子を大事にすること」を条件に、男性を一刀両断!一見偏った友情に見えますが、日常の何気ない言動から、お互いをどれだけ大切に想っているかが伝わってきます。
    主人公が代わっていくオムニバス形式なので、それぞれの気持ちが分かると何度も読み返したくなる!男性にも読んでほしい、男子視点の話にも注目です。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    婚活なんてpgrとか思っている人にこそ読んで欲しい、爆笑コミックエッセイ。
    三度の飯よりホモが好き!そんな作者が一念発起して、婚活サイトに登録!マンガ家の技能を活かしてPhotoshopでプロフィール画像を修正とか、「ホモが好き」以外にアピールすべきことが見つからず途方にくれる…などの自虐ネタもさることながら、いろんな意味で「濃い」男性たちを、持ち前の鋭い観察眼でぶった切っていく様子がたまらなく面白い!
    特に年収1000万男の傲慢さを目の前でばっさり否定してみせたあたりは、思わず快哉を叫びたくなったほど。
    それにしても、1日100通以上も送られてくるメールに返信するとか、気が合いそうな男性と複数デートを繰り返すとか、そんじょそこらの根性ではやっていけないんだな…と婚活女子のパワーを思い知らされました…すげえぜ…。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    作者は、去年ドラマ化された『午前3時の無法地帯』のねむようこ。ふんわりしたかわいい絵柄と、ゆっくりしたテンポのストーリー展開が魅力的な作家さんです。そんな彼女の読み切り作品が6編収録されています。
    彼氏の指輪を失くしたハンナと、その指輪探しを手伝う青年の出会いを描いた「少年少女」。一夜限りのモテ期到来が実は…な「ファミレス☆ナイト」。麻耶と愛犬ココの非日常的な世界を題材にした「ボーダーライン」。教育を受け続けることができる高校を舞台に、87歳のカメ吉・ちよじ・ツルちゃんの三角関係を描いた「県立マンモス西高等学校」。本当の“居場所”って何?ということを考えさせられる「トレジャールーム」。赤いコートを着たセルマと、琥珀の石を追い求める不思議な“おっさん”の意外な関係を描いた「赤コートのセルマ」。
    全ての作品が、仕事・勉強・恋愛などで疲れてしまったあなたの心を癒してくれます!日常で見落とされている空間を旅してみませんか?

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    『ママレード・ボーイ』から13年後、美希と遊が再び!!!
    今度の主人公は、両親Sの新しい子供で中学1年生の、松浦立夏と小石川朔。ひとつ屋根の下で、きょうだいのように育ってきたふたり。
    ある日、朔は立夏に「立夏をきょうだいと思ったことなんか1回もない」、「俺は立夏と結婚する」と宣言する!一方で、立夏はきれいな顔立ちで茗子となっちゃんの子供、名村碧くんに一目惚れ。
    さらには、学校で「ナンバーワン美少女」である笹宮レナは、朔を好きで…!?絡み合う4人の関係に今後も目が離せない!
    また、大学を卒業した美希と遊だけでなく、茗子と銀太も再び登場。
    美希たちの恋愛も進展する予感?!『ママレード・ボーイ』の“その後”が気になる方だけでなく、読んだことがない方にも楽しんでいただける一作です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    日高万里先生が描いた秋吉家シリーズの名作!女子に慕われるけど恋にちょっぴり奥手な女子高生・万葉とおネエ言葉が止まらない美容師・真紀の切なくて甘めな恋物語。
    弟の幼稚園の先生に片思い中の万葉に、一目惚れしてしまった真紀。周りを気にせずどんどん万葉にアプローチ!歳が離れている真紀の大人な態度に次第に万葉も惹かれていくが、真紀には隠していた過去があった。これ以上続けられないと思った真紀は、万葉と別れることを決心し…果たして、ふたりは一緒にいることができるのか?!
    本作には個性的なキャラクターがたくさん!口から魂を出す万葉の友達・扇子、たれ目でオールバックな本庄、王子様の風貌なのに腹黒な真紀の兄・沙紀などなど、お気に入りの登場人物が見つかるかも?『秋吉家シリーズ完全版』も配信されているので、本作で秋吉家に興味を持った方はぜひ読んでみてください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    人間の言葉を喋れるオレンジ色のネコ・みかんと、あったかくて優しくて団結力抜群の草凪家の日常を描いた作品。
    もうとにかくとにかく、みかんが可愛い!!!ふさふさの毛並やごはんを食べる姿、吐夢のベッドで気持ちよさそうに眠る姿。またたび酒なるものを飲みまくってぐでんぐでんに酔っぱらって、挙句の果てに二日酔いでぐでーっとする姿まで、もう何から何まで可愛い!!!
    残念ながらうちのネコは喋れないけれど、もしかしたらみかんみたいにいろんなことを考えているのかな、と、読みながら思わず自分のネコをギュッと抱きしめたくなります!(ネコからしたらいい迷惑かもしれないですが…)
    愛猫家なら必読の一冊!コミックス未収録作品が入った『みかん・絵日記 特別編』もオススメです☆

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    花のお江戸を舞台に、大身旗本である桜井家の娘・そうびと、わがままセレブの水戸家世嗣のミッシェル(迪聖)を中心とした、ほのぼのドタバタ日常生活を描いたラブコメディ。
    このお話の舞台、江戸は江戸でも、西暦2008年の江戸!街並みは完全に時代劇の世界なのに、よくよく看板をみたら「せぶんいれぶん」があったり、「はぁげんだっつ」をおやつに食べていたり。
    坂本竜馬も西郷どんも出てこず、大政奉還も明治維新もなくて、もしも徳川幕府が405年間も続いていたら、こんなに平和でナウい花のお江戸文化が花開いていたかもしれないなんて…ライト歴女的にはかなり胸アツな世界観です☆
    作者の歴女っぷりもびんびん伝わる、プチお江戸知識やオススメ時代劇情報もところどころにたくさん載っていて、ちょっと勉強にもなっちゃうかも?
    時代モノに興味はあるけど、まだちょっと敷居が高いかな…というあなたや、ただの王道恋愛ラブコメじゃ満足できない!というあなたに、ぜひオススメです☆

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    なんとあの天才ピアニスト&作曲家のショパンの霊が憑りついて小さな手乗りサイズで見えてしまう奇妙な体質の主人公・和音ちゃん。

    他の人には見えないし声も聞こえないショパンさんと話しながらピアノの道を目指すのだけど、家族の反対と練習場所の無さなど…せっかくのもって生まれた才能がありながら苦難の連続。

    和音が大好きな男性・弘之は、才能あふれるエリート音大生。最初は恋愛感情は無いと突き放すが彼女のピアノには惹かれるしピアノが無い境遇を惜しく思ってくれて練習場所に自宅を提供!二人の仲は…近づいたり離れたり一進一退をみせる。

    恋とピアノとショパンさんの想いと家族と進路と、和音は悩みがいっぱい!

    …とにかく絵がキレイ!弘之カッコイイ!あとショパンさんの時代はお風呂に頻繁に入れなかったので現代では毎日入れる事に驚き、ちっさなお風呂でうっとりしてたシーンは、めっちゃかわいい♪偉人を身近に感じるマンガ!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    神主や住職さんって、イベントごとで接する機会はあっても、人となりやプライベートは謎な感じがしませんか?
    そんな神主と住職と牧師の跡取り息子3人が登場するこのマンガでは、見た目は普通の男の子たちなのに、会話の内容がどこか異世界です。
    家族がモメる原因は神社の林に貼りついたワラ人形で、「まだ彼女できないの?」と干渉してくるのは氏子や檀家だったりするわけです。

    毛筆が苦手な神主息子のかわりに、住職息子がご朱印を代筆したり(いやダメでしょ)、幽霊が怖い住職息子のために2人が墓地までついて行ってあげたり、未熟な新米たちがそれぞれ助け合ってピンチを乗り越えているのが可笑しい。
    気になるのはそれぞれなかなかのイケメンにも関わらず、恋愛要素のちっともない話の展開!青年男子たちよ、それでよいのか?

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    『ジャングルはいつもハレのちグゥ』『ニコイチ』などで知られる金田一蓮十郎の大人気ラブコメ。

    ある日、女子高生のコスプレをして街に出た主人公・湊が義弟に一目ボレされて付き合うことに…!?
    義兄弟ものなので一見よくある話のようですが、少女マンガのときめきも盛り込まれており、作者の金田一さんらしい一癖ある設定やコメディ要素がしっかりと活かされています。

    「どうせすぐにバレるだろう」なんて思いながら読み進めていくのですが、不思議なことに全くバレません。
    長く一緒にいればいるほど秘密が大きくなっていく罪悪感と、それでも一緒にいたいと思ってしまう乙女心に現実ではありえない展開ながらも共感してしまいます。

    今まで読んだことないような少女マンガを読んでみたい!と思ったアナタにおすすめです。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    BL(ボーイズ・ラブ)、それは男性同士の恋愛物語。実は、私は当書店のBLジャンル担当の一人です。好きな作品は多いけれど、幅広さを求められる書店員としてはまだまだ未熟で、情報収集が欠かせない毎日。本当に奥が深~いジャンルだと痛感しています。
    この作品は、うっかりBLの大手出版社の社長になってしまった、いたいけなオジサマの奮闘記的ギャグマンガ。真面目な社長は、BL本を読んで研究したり、コミ○に行ったり、と勉強熱心。しかし、BLのプロである女性編集者たちからは「にわか知識」「釈迦に説法」と叱られて空まわり。だけど優しくて熱心で、ピンチの時は頼りになる…こんな社長と働くのも悪くないかも。
    BL作家さんが描いているので、細かいネタがおもしろい。ちなみに、社長にBL的展開が訪れるわけではないので、BL愛好者にも、少ししか知らないという人にも、男女問わずオススメです。

    2022年07月20日