木原音瀬のレビュー一覧

  • COLD THE FINAL【イラスト入り】

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    ネタバレ

    シリーズを読み返してから読む。
    短編集。

    みんな幸せになれて良かった。
    けど、秋沢はどうにも好きになれないし
    許してしまう正彦にも、えー、な気分。
    幸せになれたから良いとはいえ。

    ジェシカさんが良いです。
    それが普通の反応だと思う。

    正彦のキャラが藤島と透のシリーズから
    随分変わった気がするけど
    当初はこんな設定ではなかったからなのかな。

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    2018年07月15日
  • こどもの瞳

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    いわゆる、ファンタジーなBL要素が少ない、現実派な木原作品。
    その中でも、BLっぽいBLって感じました。
    とはいっても、アクの強さは健在でやっぱり面白かったです。
    兄弟モノ、よくある、実は血が繋がってませんでしたってゆうのじゃなくて、ガチの近親相姦もので、ショタってゆうか、記憶退行ものってゆうか。。
    最終的には「お兄ちゃん」呼びの萌えがBLにも通用する事を認識(笑)

    3人で暮らしていく様子も知りたいし、息子のジョーと先生の話の続きも気になるので、息子主役で1冊読みたい。

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    2018年03月25日
  • 秘密 【講談社版】

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    最初の章は性描写が多くて少し辛い。本編よりも榎本や充の弟視点の方が良かった。
    与えてばかりだったディスレクシアの充を愛し、その才能が認められればいいと、労を惜しまずに支える啓太。マイノリティの中で互いに寄り添って生きていけるパートナーに出会えて良かった。

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    2017年12月09日
  • 鈍色の華【イラスト入り】

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    この作家さんの魅力は確かにどこかおかしなキャラクターなんだけども
    最近そのおかしさが滑稽であったり
    何となく受け入れ難いものに
    感じるようになりつつある。
    読む私が変化してるのか
    キャラがあまりにもワンパターンになってきてるのか
    (どこか突拍子もないという設定)。

    今回も、目覚めちゃって下半身がだらしない中年のおじさんだけど魅力がある、というギャップ感とか
    打算したつもりが思うように事が運ばなくて
    逆ギレする最低野郎とか
    今までの作品にもいたような、とか思いつつ
    読みました。

    初めてこの作家さんの作品を手にした時の
    面白さ加減はかなり引いてきています。
    慣れっておそろしい。
    その中にも、何

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    2017年08月05日
  • POLLINATION【イラスト入り】

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    自閉症の男の子佑哉と、最初は遊びだったけど次第に本気になっていく谷脇。
    佑哉の「苦しい」は、初めての好きという未知の感情がわからず苦しいということなんでしょうね…。彼に愛が分かる日はくるのか…。
    「知りたかったら、俺のそばにいればいい」という谷脇かっこいい。(^^)

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    2017年03月21日
  • 月に笑う 上【イラスト入り】

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    いじめられっ子の路彦とヤクザの信二の話。
    路彦が14歳、信二が18歳で出会うところから始まり、路彦が大学生になるまでの2人の模様が上巻では描かれる。東京の組についた信二と、真っ当に大学に通う路彦。
    終着点が見えない…。

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    2017年03月09日
  • 秘密 【講談社版】

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    あまりにも愛情表現が直球すぎて…照れた(笑)
    家族の絡むBL話は好き。でもそこまでのめりこめなかったのは、キャラが好みじゃなかったからか。啓太はだいぶ情緒不安定だし、そんな啓太のことを盲目的にべったべたに甘やかす充も、若干怖い。
    「箱の中」も積読になっているので、いつか読みます。

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    2017年04月16日
  • MUNDANE HURT【イラスト入り】

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    ネタバレ

    ものすごく疲れる。
    金で全て解決しクズの極みだった主人公の転落人生…
    最初3分の1ぐらいは高校時代の話。ここが一番胸糞だったかもしれない。主人公は何一つ努力してないし、伯父の金で好き勝手遊ぶ、ゲームとして攻めと付き合い、そして勝手に嫌になり終いには攻めの家庭についてバラす。冒頭からクズの極みすぎてすごい…
    でもここまでクズにしてくれると逆に読みやすいというか、変に同情しなかった。こういうことあるよね〜っていう共感もない。ただただ読んでいるという感じだった。
    大人になってからもこれまたクズでクズですごいけど……
    主人公は大体ボッコボコにされてるし怪我しまくり精神やられまくりでズッタズタなんだけど

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    2016年08月10日
  • MUNDANE HURT【イラスト入り】

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    やっぱり、こんな終わり方なのか・・・


    こんなはずじゃなかったって思ったことのない人がこの世にいますかね。

    人生は、多くのもやもやでできている!?
    ・・・なんて考えてしまいました。

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    2016年05月31日
  • こどもの瞳

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    かつて華やかなりし同人ホームページ時代,妙に流行っていた白痴モノというジャンルを思い出して懐かしい気持ちになる一冊でした。一種のファンタジーというか、夢というか、ロマンだよなあという一冊。

    ちなみに、本文はやや懐かしさを感じながらすんなり読み終えましたが,巻末収録の番外編がまさかのおにショタ悲恋ものの報われない悲しい話(とても切なくて面白い)で,ショタコンな私は流れ弾を喰らって即死でした。 これはとんでもない一撃ですぞ。

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    2016年05月04日
  • 深呼吸【イラスト入り】

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    木原さんの痛くない系を探して(笑)


    リストラされた男はアルバイトしている弁当屋にわざわざ毎週通ってくるリストラした元上司存在が鬱陶しい。
    ある日、読書のことで話しかけられ嫌々ながらも少しずつ交流が始まっていき。


    木原さんの文章は攻めてるイメージなのだけど、これは穏やかな文章でした。二人の関係もじわじわと良くなる。
    ドントウォーリーママの時も感じたけど、木原さんは関係の悪い二人が徐々に間合いを詰めていくのが多い気がする。
    そして出来上がる時は一気に行くわけだけど、40過ぎたおっさんが盛るわけで(笑)


    電書でその後のstoryがあって、それを読んで幸せに暮らしてる二人が読めて良かった。

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    2016年04月26日
  • FRAGILE【イラスト入り】

    ネタバレ 購入済み

    強烈!の一言

    相互間に愛のある執着系BLが好き&受けの性格が悪すぎ!だったので、好み的に★★★の評価にしましたが、【執着度】★★★★★、【救えなさ度】★★★★★、【忘れられない作品度】★★★★★です。

    前半は、受け目線で話が進みますが、攻めが受けの"人としての尊厳"を1枚ずつはがしていき、反抗ができなくなるまで追い詰めていくシーンがひたすら続いたので、読んでいて精神的ダメージ&不快感が否めず、途中で読むのを止めようか迷ったくらいです。しかしそれでも、この先どこかに救いがあるのでは?と希望を持って読み進めることに(こんな

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    2016年03月21日
  • 月に笑う 下【イラスト入り】

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    思った以上にBLだったかなぁ。
    面白かったけれど、漫画でもヤクザがらみのBLをいくつか読んでいたからか、身近でないからか。BLだなぁーという感想。

    じれったさもなく、すこしいろんな意味でハラハラする感じ。

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    2016年01月18日
  • COLD HEART in NEWYORK【イラスト入り】

    購入済み

    不愉快なまま、次回作へ持ち越し

    不愉快なキャラと、都合良すぎな偶然の積み重ねと、共感できない登場人物たちの心の変化にストレスを溜め込みながらも、木原音瀬さんだから、coldシリーズだからきっと最後はうまくスッキリさせてくれるだろうと一気に読んだが、期待は裏切られた。物語は途中のまま、次回作を待たなければならない。それにしても、木原音瀬さんて、今、不愉快なキャラ書かせたら日本一かもしれないと思うほど、今回の登場人物は凄い。展開の詰めの甘さにもあって虫酸が走るほどの不愉快さが読み進むほどに胸に鬱積していく。まるで作者の中に鬱積した憎しみやストレスや欲求不満で、八つ当たりされているような不愉快さだ。もしかすると木原さんの本作での本

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    2015年04月19日
  • COLD HEART in TOKYO【イラスト入り】

    購入済み

    キャラが嫌な奴過ぎてストレス!

    我儘な嫌な奴度合いが高い割に、魅力的な部分が少なすぎ、流れも都合良すぎで結構、読んでいてストレスとなった。シリーズのファン&作家のファン(私もだが)が多いから売れるのはわかるけど、決して『このBLがすごい!』No.1になるほどの作品とは思えない。巻き返しを期待して一応、もう一巻の方も読んでみるが、このキャラの魅力のなさは、いくらストーリー展開がうまくてもどうしようもないだろうなー。ああ、胸くそ悪い!

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    2015年04月11日
  • 秘密 【講談社版】

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    ネタバレ

    「美しいこと」を読んで良かったので、この作者の作品を読んでみたいと思い購入しました。
    「箱の中」「美しいこと」を超える、と帯にありましたが、それほどではありませんでした。
    ボーイズラブ特有の、性描写はリアルで、楽しくもありましたが、やはり同性愛の事はあまり理解できませんでした。
    同性愛者の男性は本当にそういうしゃべり方をするんでしょうか。
    大きな障害も支えあえる、愛情の深さには感動しました。

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    2015年01月13日
  • COLD SLEEP

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    事故で記憶を失くした透は、バイト先の友達だったという藤島の家に居候する
    ことに。初めは無口な彼の本心が分からず孤独を感じる透だったけれど、次第に
    彼の想いを知るようになり…!? 木原音瀬の大人気作が遂にコミカライズ!!
    (出版社より)

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    2014年12月14日
  • 深呼吸【イラスト入り】

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    ・元部下「谷地」・元上司「榛野」
    ・元部下は43歳なのにちゃんと恋愛をした事がない。
    ・元上司はゲイで一夜限りが多い。エリートの4ヶ国語バイリンガル

    ・お互いに初めて真剣に人を好きになるお話。

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    2014年08月12日
  • COLD LIGHT

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    どちらかといえば、ノベルズのイラストさんのマンガで読みたかった気がするけど、これはこれで。

    かなり、省略されてるけど、元々小説のマンガ化って、案外難しいので、これでいいんではと思う。

    藤島母に折檻される透の顔がすごいことになってて、それが衝撃的だった。あんな風になるんだろうか。

    今月は、楠田くんのスピンオフ小説も発売であと一週間くらいで出るわけだが、藤島さんと透のその後ももう少し見たいと思う次第である。

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    2014年07月11日
  • 眠る兎

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    おもしろかったです。
    萌えるかというとそうではないけど、引き込まれ感アリアリです♪
    雑誌デビュー作なのかぁ。
    やっぱ木原さんはすごいな。。。

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    2014年04月18日