木原音瀬のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
この作家さんの魅力は確かにどこかおかしなキャラクターなんだけども
最近そのおかしさが滑稽であったり
何となく受け入れ難いものに
感じるようになりつつある。
読む私が変化してるのか
キャラがあまりにもワンパターンになってきてるのか
(どこか突拍子もないという設定)。
今回も、目覚めちゃって下半身がだらしない中年のおじさんだけど魅力がある、というギャップ感とか
打算したつもりが思うように事が運ばなくて
逆ギレする最低野郎とか
今までの作品にもいたような、とか思いつつ
読みました。
初めてこの作家さんの作品を手にした時の
面白さ加減はかなり引いてきています。
慣れっておそろしい。
その中にも、何 -
Posted by ブクログ
ネタバレものすごく疲れる。
金で全て解決しクズの極みだった主人公の転落人生…
最初3分の1ぐらいは高校時代の話。ここが一番胸糞だったかもしれない。主人公は何一つ努力してないし、伯父の金で好き勝手遊ぶ、ゲームとして攻めと付き合い、そして勝手に嫌になり終いには攻めの家庭についてバラす。冒頭からクズの極みすぎてすごい…
でもここまでクズにしてくれると逆に読みやすいというか、変に同情しなかった。こういうことあるよね〜っていう共感もない。ただただ読んでいるという感じだった。
大人になってからもこれまたクズでクズですごいけど……
主人公は大体ボッコボコにされてるし怪我しまくり精神やられまくりでズッタズタなんだけど -
Posted by ブクログ
木原さんの痛くない系を探して(笑)
リストラされた男はアルバイトしている弁当屋にわざわざ毎週通ってくるリストラした元上司存在が鬱陶しい。
ある日、読書のことで話しかけられ嫌々ながらも少しずつ交流が始まっていき。
木原さんの文章は攻めてるイメージなのだけど、これは穏やかな文章でした。二人の関係もじわじわと良くなる。
ドントウォーリーママの時も感じたけど、木原さんは関係の悪い二人が徐々に間合いを詰めていくのが多い気がする。
そして出来上がる時は一気に行くわけだけど、40過ぎたおっさんが盛るわけで(笑)
電書でその後のstoryがあって、それを読んで幸せに暮らしてる二人が読めて良かった。 -
ネタバレ 購入済み
強烈!の一言
相互間に愛のある執着系BLが好き&受けの性格が悪すぎ!だったので、好み的に★★★の評価にしましたが、【執着度】★★★★★、【救えなさ度】★★★★★、【忘れられない作品度】★★★★★です。
前半は、受け目線で話が進みますが、攻めが受けの"人としての尊厳"を1枚ずつはがしていき、反抗ができなくなるまで追い詰めていくシーンがひたすら続いたので、読んでいて精神的ダメージ&不快感が否めず、途中で読むのを止めようか迷ったくらいです。しかしそれでも、この先どこかに救いがあるのでは?と希望を持って読み進めることに(こんな -
購入済み
不愉快なまま、次回作へ持ち越し
不愉快なキャラと、都合良すぎな偶然の積み重ねと、共感できない登場人物たちの心の変化にストレスを溜め込みながらも、木原音瀬さんだから、coldシリーズだからきっと最後はうまくスッキリさせてくれるだろうと一気に読んだが、期待は裏切られた。物語は途中のまま、次回作を待たなければならない。それにしても、木原音瀬さんて、今、不愉快なキャラ書かせたら日本一かもしれないと思うほど、今回の登場人物は凄い。展開の詰めの甘さにもあって虫酸が走るほどの不愉快さが読み進むほどに胸に鬱積していく。まるで作者の中に鬱積した憎しみやストレスや欲求不満で、八つ当たりされているような不愉快さだ。もしかすると木原さんの本作での本
-
購入済み
キャラが嫌な奴過ぎてストレス!
我儘な嫌な奴度合いが高い割に、魅力的な部分が少なすぎ、流れも都合良すぎで結構、読んでいてストレスとなった。シリーズのファン&作家のファン(私もだが)が多いから売れるのはわかるけど、決して『このBLがすごい!』No.1になるほどの作品とは思えない。巻き返しを期待して一応、もう一巻の方も読んでみるが、このキャラの魅力のなさは、いくらストーリー展開がうまくてもどうしようもないだろうなー。ああ、胸くそ悪い!