木原音瀬のレビュー一覧
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カメラマンの男がいわくある山奥の神社へ取材に訪れる。道に迷い、古い民家に一泊させてもらうことになる。
その民家の夜はホラー風。そして、カメラマンは、夜の庭で美しいヒトの幻影のようなものを見てしまう。
そして、この美しいヒトは、中村明日美子さんの装画でご想像いただけます。
山村の風景から怪談風に進むのかなと思わせて、ミステリーへ、しかも社会派っぽい。
木原さんは、各作品で、純粋というか無垢な人をストーリーの中心に持ってくるのだけど、作品ごとその無垢さの種類を変えてきて、楽しませてくれる。今回は、四肢欠損症の美しい青年。社会から隔離されて生活してきたのに、突然放り出された俗世間で、飄々と生き始 -
匿名
ネタバレ 購入済みどっちもどっち
割れ鍋に綴蓋という感じ。
ずっとひたすらしんどい内容だが、監禁、虐待されている方の性格が最悪なので、読んでいて余り胸糞にはならなかった。
青池の方も、異常な執着のストーカー気質なので、ある意味好かれた方は気の毒でもあるし、相手がクズな大河内で良かったのかなと。(もはや、青池はクズな所も含めて大河内にハマってる様な気が…)
結果、大河内は性格上、認めないだけで、青池を助けてその後一緒にいる時点で、屈折したお似合いカップルがめでたく誕生で、2人に取ってはこれ以上ないハッピーエンドなのだと思う。
つか、もう互いに互いしかいない感が…しかし、大河内はこれからもたまに、定期的にやらかして、またくっつくを -
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主人公がかわいい。
主人公を女の子にしたらまさしく少女漫画、という感じ。
BLとは書かれて無いけど、BLでは無いのかな??そんな雰囲気も感じる。
表紙はシリアスなストーリーを想像させるけど、コメディありの読み易い漫画。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作の設定をすっかり忘れてたので、あーなんだっけなと思いながら読みなおした。結構ダークでヘビーな話なんだけどそこが好き。児童養護施設の職員きついなーと思ったけど、人手不足でストレスが溜まっている中であんな子どもがいたらそりゃ切れるわってちょっと同情。でも光の気持ちも分かる。
あとイケメン弟の性格がエッッッッッグイ。性格が悪すぎる……でもそこが目が離せない。
ドルオタ三人衆が好きだからもっと出してほしい。
お兄ちゃんは今回存在感が薄かった。
個人的にほっとしたのは、弟が京都についてきたのは芽衣子がそこで殺されることをわかっててあえて一人にしたのかと思ったんだけど、そこまでひどい男じゃなかった -
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表紙の言葉が胸に刺さります、”好きだと言える恋ならよかったのに”。う~ん苦しい。
松岡さんのままで会ったら寛末さんスルーなんだもん….。
もしか寛末さんは最初から女装が松岡さんだとわかっていた?という展開になってかないかい?(^^; -
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やっぱり松岡さん(女装姿)に「好きです…」と告った寛末さん。なんか哀しいし辛い。
騙してる松岡さんもしんどそうだし。嘘を重ねれば重ねるほど段々苦しくなるのに…。 -
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寛末さんは完全に松岡さんを女の人だと思ってそうですよね。
これ以上女性の松岡さんを印象付けてしまって大丈夫?
BLになっていくストーリーなのでしょうか?気になるので続き読みます。 -
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少女マンガ誌は久しぶりです。目当てはほかにあったけど、お初の森生まさみさんの作品、クリスマスソングからの流れで花冠かぶったシーンに可愛くて目を引かれました。
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クズっぷりが凄い!
西崎のクズっぷり!
凄すぎて笑ってしまいました。
どんどん救いようのない状況を西崎自ら作っているのだから自業自得だな。
最後の最後に反省すれば、救われるのかな?
若干、消化不良気味です。 -
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うーむ…
木原先生の書く小説はどれも面白く、今回も購入!
軍隊の禁欲的な中のBLかと思いきや…
飄々として掴み所のないジャックに、自分の気持ちと性欲をぶつけるガレ。2人の駆け引き(一方的にガレの方が振り回されてる)が面白いと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初は、ゾクッとする怪談話で苦手だと思ったけれど、読み進めるうちに一気に読めた。
タイトルが気になって、何度か呟くとその意味が分かって、ページをめくるとやっぱりと。
新は、兄ちゃん、ばあちゃん、のちにおじちゃんと狭い世界で生きてきて、 なにも知らない。
ただ毎日お兄ちゃんと遊んできた、これからもそうしたい、おうちに帰りたい、それだけ。
これから仁科が外の世界を教えたところで自分は、かみさまだと揺るがない考えを持っているから、どこまで理解してくれるかもわからない。それでも、面倒を見る仁科の心の動きも気になって読み進めた。
新たにはひきつけるものがあり、美しいと感じたり、その感情にうまく向