木原音瀬のレビュー一覧
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購入済み
ちょっと
読み続けるのに勇気のいる木原先生原作です。かなり強い暴力的な描写もありますが、底にいる人の心や贖罪の描写が緻密に描かれてます。麻生先生の絵は本当素敵で、なぜここまで?という切なさを引き出してます。
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Posted by ブクログ
ついに終わってしまいました。
寂しいけれど、みんなが幸せで嬉しいです。
人は変わる。
このシリーズは全てを通してこれですね。
透の我の強さや海斗の我儘など本質的には変わらないのですが、相手への思い遣りや一歩引いて相手を信じる事が出来るようになった2人は本当に見違えるほどの成長だな〜と思うのです。
対して藤島や楠田にとっては2人好意はあっても面倒な人の相手ってなかなか出来るものではないので愛だな〜としみじみ。向き合う覚悟がなければ出来ない事ですよね。
BLとしても好きな作品ですが、私の人生に組み込みたいと思えるくらい大切なことが書いてある作品でもあります。
出会えてよかったこの作品に(^ -
Posted by ブクログ
ネタバレ同人誌で読んでいる話だったので、購入後すぐに読まなかったのですが、読み始めたら最後の頁まで一気に読んでしまいました。夜中の三時です。400頁超えなのでお尻が痛いです。
COLDシリーズは大好きで、透くんが愛おしすぎるのですが、とてもいい男になっていました!!『恋人が側にいるのも忘れてしまうくらい、夢中になれるもの(写真)がある』みたいに藤島さんは言うけど、透は本当に藤島さんのこと好きで好きで仕方ないのが溢れていて読んでいて楽しかったです。
キスしたら「ありがとう」と言ってくれる藤島さんは本当に透の女神様でしかなくて尊いです。
秋沢は哲学者かな?というくらい、思想にぶれがなくて最後まで面白か -
購入済み
重いなぁ。。
長〜いこと積読状態だった噂の箱中外。レビューである程度覚悟していたけどなかなかにシビアとゆーかBLのエンタメ性をまるっと無視したよーな甘さの少ない世知辛さ。アメ鞭割合0.5対9.5くらい(笑)?人に騙され裏切られまた死に直面したりする世界観のせいで申し訳ないけどどこかジンワリとした不快感が拭いきれない全編、なのに気づけば一気に読破。喜多川の、本気でちょっと怖いんだけど、幼すぎる純粋な一途さに泣いた。