木原音瀬のレビュー一覧

  • WEED【イラスト入り】

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    正直突っ込みどころは満載なんだけど、気分は盛り上がってしまったので☆4つ(笑)

    もし、こんな医者が主治医だとちょっと不安だよね。
    そして、岡田が若宮に惹かれるのがどうしてもピンとこない。そのへん説得力があればもう少し楽しめるかもなあ。

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    2013年03月19日
  • こどもの瞳

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    久しぶりに再読。この作品は禁断愛が多い(近親、ショタ)がそれを軽く超越する良さがあると思う。兄の仁(大人ver)は私的に木原作品の中で一番格好いい攻めキャラ。欲を出すとそのあとの岬と仁の話を読みたかった…仁、本当にかっこよくて好きです。

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    2013年01月11日
  • キャッスルマンゴー 1

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    今頃になって気付くが、万が最初に誤解したように、十亀は悟に弟の俊介の面影を重ねていただろうし、それと同じように万には、家族の為に懸命に生きていた小春と、かつての自分の姿を重ねてたんじゃないかなぁ。かつての自分を愛おしいと思えるくらい時が経って万が愛おしくなったんじゃないかなぁ。あと、何度見ても『キャッスル~』の表紙の、小椋ムクさんの色彩感覚の素晴らしさに脱帽する。色がいっぱいでカラフルー、ってだけじゃないんだよなぁ。色をたくさん使うと無秩序も生まれてきたりするもんだけど、この表紙は物凄いバランスの上で成り立ってると思う。

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    2012年12月04日
  • キャッスルマンゴー 1

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    木原音瀬原作のコミック。

    マンガは初読み作家さん。

    攻め:AV監督・十亀
    受け:高校生・城崎万

    父が遺したラブホテルを母を手伝っている万。AVの撮影に訪れた十亀が弟の悟に手を出さないようにと自分から十亀に近づいて…。


    ムク先生のマンガは初読み。
    コマの中で動いてるキャラが新鮮でした。

    ラブホテルかぁ、すごい記憶の彼方ですっかり忘れてます(笑)が、こんな素敵なラブホならちょっと行ってみたいw

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    2012年11月13日
  • ~恋愛男子ボーイズラブコミックアンソロジー~Citron VOL.17

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    Citronを購入するのは、白状すると『いとしの猫っ毛』がただ読みたいが為。雑誌を買うほどBLにつぎ込むお金に余裕はないんだけど、コミックスになるまで待ちたくない、と思ってしまっているからしょうがない。みいくんと恵ちゃんの幼馴染の関係性が、まるで従兄弟同士でもあるかのような親密さで、もう、もはや、小樽編を描かれた事だけで有難くて仕方ないんだけども、もう、この際、みいくんが恵ちゃんの隣りに引越しして来た自分の幼児の時代も読みたいと思ってしまう…

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    2012年11月07日
  • 深呼吸【イラスト入り】

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    よかった(;∀;) 音瀬節の痛さは控えめで読みやすかった!あと食べ物描写が多くて困っちまったぜ~とくに描き下ろしのロンドン編。 P220から、もーまじで酒がすすんでしゃーなかった…何回でも読み返したい。あーあと、このカプは私の理想形かも… ヨレヨレ(イメージ)したオジサン攻の若く美しい男受。はたのさんはもちょっとガタイが良くてもよかったかなー

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    2012年11月06日
  • 薔薇色の人生【イラスト入り】

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    全く違う人生と価値観をもっていた二人が出会い、徐々にお互いを大切に愛しく思えるようになり、最後はかけがえのない相手になる すてきはカップルでした
     
    ちょっとダメすぎだけども、それも含めて君が必要なんだって思える相手に出会えた人生は確かに薔薇色だと思います^^

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    2012年10月29日
  • キャッスルマンゴー 1

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    万と十亀。子どもと大人の心情がきちんと表現されている。
    物語が進むにつれ変化していく万と十亀に次巻で完結にはもったいない良作。

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    2012年10月22日
  • キャッスルマンゴー 1

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    ラブホテル経営の家に生まれた長身イケメンとAV監督(ゲイ)のお話です。文章にするとめっちゃ濃く感じますがムクさんのキラキラした絵柄がそれを感じさせなくていいです。しかも純愛。年上攻はあんまりハマらないタイプなんですがこの監督が本当に超イケメンなおっさんでたまらんのですよね~大人の余裕!って感じで///
    ムクさんの作品はどれも可愛いお話ばっかりなのでぜひ読んでいただきたいです

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    2012年10月20日
  • キャッスルマンゴー 1

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    ネタバレ

    最初に電子コミックのサイトで見て、あまりにも絵が綺麗なので
    紙の本を探して購入しました。
    探し回った甲斐はあったと思います。

    絵柄はほわっとしてて可愛らしいんだけど
    万くんも十亀さんもいろんなもの背負ってて、お話としては割と重たい感じ。
    お兄ちゃんだからってんで必死に頑張ってた万くんが
    十亀さんと出逢って変わってく(本来の自分が解放された、って方が近いか)
    しかも自分が変わってくことを認めたくない葛藤が見え隠れして
    キュンキュンしながら読んでました。
    しっかしよく泣くよなぁこの子(笑)。

    最初と比べてふたりの気持ちのパワーバランスが変化した感じなので
    それが2巻でどう動くのかが読みどころな

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    2012年10月07日
  • 薔薇色の人生【イラスト入り】

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    ドラマCDを先に聴いていたので、声優さんの迫真の演技に圧倒されて、モモの駄目っぷりの酷さに聴いている自分までモモの感情に振り回された感覚が強く、どこまでも登場人物に過酷な責め苦を貸す作家さんだな、と思ったのがこのドラマCDだった。肉声が加わることで人の負の感情が増幅される、と言う作家だ、と言う事が解ってから読んでみると、何も望むものがなくなってしまって自ら死を選ぼうとした男の急死に一生を得る話で、モモに声をかけた警官がロンちゃんであった事の偶然が素晴らしいお話だった。

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    2012年09月08日
  • 眠る兎

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    2012/07/24
    【やや好き】高校生:里見×教師:高橋。 出会い系雑誌に冗談で送った手紙へ返事が来たことで知り合った二人が、嘘だらけで正体を隠しながら体先行で恋愛する話。 臆病でズルい面倒くさい受だなぁ…と思わないでもないが、その小動物っぽさがいったんツボに入ってしまえば可愛いのかもしれないな…多分。 描き下ろしは、里見の親友:柿本が後輩にやられちゃってる話。 それは恋愛なのかな?と疑問に思うんだけど一生懸命に迫る後輩をもっとヒドい目に遭わせてやればいいなーと何故か嗜虐的な気持ちになった。 いや、柿本も大概な性格だとは思うのだけど、受けてる時点でどこか許せちゃうというか…。

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    2012年07月31日
  • WEED【イラスト入り】

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    人を尊敬せず、自分の社会的地位に胡坐をかいているような、いわゆる「嫌な奴」である若宮と言う男が、人格をまるごと改めるような話ではなくて、たった一つ、一人の人間に対して「好きだ」と言葉にして言えた、と言う事だけを
    書いている物語だとも思った。人に対して「好きである」と言う自覚をすること、それが如何に難しく、滅多にないもので、自分を顧みるきっかけになったりするか、若宮にもそう言う事が幸運にも訪れたと言うお話だと思った。訪れたものに気付かずに済んでしまう事もあるわけだから、若宮も捨てたもんじゃないな、と(笑)

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    2012年07月13日
  • 薔薇色の人生【イラスト入り】

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    ロンちゃんはほんとーーにダメ人間なんですが、
    なんだか愛しくなるキャラクターですね。
    モモちゃんは可愛いけど男前でステキ。
    プロポーズがモモちゃんらしくて好きです。

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    2013年02月14日
  • 深呼吸【イラスト入り】

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    のほほん年上部下×ツンデレ上司
    いつもの痛々しいほどの不運全開ッ!歪んだ愛情!という展開ではなかったです。
    相手に想いが伝わらない切なさ、の描写が今回もばっちりありましたが、実はしっかり伝わってるので読んでるこっちが涙するほどではなかったです。むしろニヤニヤですね。

    書下ろし編の方は榛野視点(ツンデレ上司)のデレ満載だったので、砂でも吐けそうです。甘いのもいいですね。

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    2012年04月26日
  • キャッスルマンゴー 1

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    ナニがいいって、タイトルね!本編はこの先次第だども、十分に期待。確か、2011のベストBLだったはず。

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    2012年04月18日
  • 月に笑う 下【イラスト入り】

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    ネタバレ

    上巻は導入部だと思ってたら、本当に見事に導入で、あの静かすぎる
    展開は下巻へと続く嵐の前の静けさだったわけですよやっぱり。
    下巻のジェットコースター展開は、もはやBLのお約束をことごとく
    無視しまくる木原節によって、具合が悪くなりそうでした。

    この話の凄いところは、友情だったふたりの関係が、親愛を経て恋愛へと
    移行していく様が、もの凄く自然に描かれていることに尽きます。
    つっかかりも疑問も感じさせないくらい、本当にふたりが自然に気持ちが
    近づいていって、その描写が自然でリアル。現実のどこかにありそうな
    くらい。

    煮え切らない感じも否めないですが、面白かったです。
    読後の疲労感も結構強めです

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    2012年05月01日
  • 月に笑う 上【イラスト入り】

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    ネタバレ

    上下巻とボリュームたっぷりで、上巻読み終わったら下巻がめちゃくちゃ
    気になって、結局やっぱり一気読みをしてしまいそうです。
    何が素敵って、この本の装丁、上下巻をぴったりひっつけると、1枚の絵に
    なるようになってます。それも、出会いから9年間の歳月をえがく壮大な
    ストーリーになるそうなので、上巻は出会った年、そして下巻では9年後
    の年が描かれてるんですかね。『美しいこと』みたいでドキドキしました。

    ヤクザものなので、その手の残虐描写も結構多いので、読んでていろいろと痛いんですが、上巻は下巻での布石的展開で、導入部分という感じ。
    二人の間はまだ微妙な関係であって、決定的なものはない。
    下巻に期待

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    2012年03月13日
  • POLLINATION【イラスト入り】

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    ネタバレ

    裸ん坊3部作のラストを飾るのは、最低人間谷脇と自閉症の少年佑哉。
    勝手気ままで冷血漢。傲慢で鼻持ちならない、人として終わってる谷脇が、ちっとも自分の思い通りにいかない佑哉相手に必死になる様は見物でした。

    前作で松本が不憫すぎたので、今作の谷脇見てると哀れみよりも先に谷脇ざまぁ(ぷっ)と思っちゃうんですが、読み進めていくと、何だかとてつもなくせつない展開が待ってて大変でした。
    もう、なんというか……佑哉も色々と可哀想だなと思う面もあるんですが、谷脇が可哀想になってくるという不思議展開です。
    アレ? 何で私、こんなゲス男に同情してるんだろう? と首を傾げてしまうんですが、一体どこから同情してたの

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    2016年03月18日
  • 眠る兎

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    ネタバレ

    不器用で卑屈で人間の負の部分を全面に押し出した受が登場。
    嘘で塗り固められた恋の始まり…好きになる程に嘘が苦しくなり、
    5歳年下の攻に年齢差で不安を感じてた所に、じつは5歳じゃなくて
    10歳も年下でした。しかもアンタが勤めてる高校の生徒でした。
    という、体裁を気にしすぎる真面目な受にはもう衝撃の事実。
    はじめは面白半分だった攻も、あまりにも純粋で真面目な受に
    ほだされ、ノンケだったのに惚れていく様が、本当に自然に書かれてます。
    気がつけば、心ごと持っていかれる恋になってます。

    最大の萌え台詞は
    良識的で体裁を気にして、大人な自分を理性的に捉えようとする受が、
    攻を前に完全にそういった壁を崩し

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    2012年05月01日