木原音瀬のレビュー一覧
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ネタバレ木原センセの小説を羅川真理茂センセがコミカライズ。ゴージャスなタッグです!!
…原作は未読だったので先入観なしで読み進みました。表題に吸血鬼ってあるからダーク系かと思ったら、表題の愉快なって方が幅を利かせてるストーリーなのねwwきっと原作はもっと痛いんだろうな…花ゆめ的なアレンジなんでしょうね。
アルがとてもかわいかったです。蝙蝠のときも人間のときも両方かわいい!
そして、かなり切ないです…吸血鬼なのに、吸血できないなんて。ひとりぼっちでお腹空かせて散々な目に遭って…
木原作品なので、なんとなく主人公が不憫なんだろうな~とは思ってたけど。
アルが蝙蝠の姿でお勉強してるのがキュンキュンきました。
暁はずっとこんなふうなの?次回はもっとアルに優しくなっているんでしょうか?
続きが大変気になります。原作でこの続きを読んじゃおうかなと思案中。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ★をどうやってつければ良いのかすごく迷ったのですが話に引き込まれ、一気読みさせてもらえたので4つ。
in Tokyo では秋沢にイライラしながらもまだマシな方かな~などと思っていたのにin New Yorkで怒り爆発。
楠田、早く警察いって。誰か通報して、そればかり思ってた。
秋沢視点になってもまったく同情できるところが無かった。仕事のシーンは読んでいて楽しい部分もあったけれど、恋愛部分はとにかく胸糞悪かった。
自分の持つ普通・常識が全く通じないって怖いと改めて思った。
楠田が幸せなら良いけれど秋沢はやめておけ・・・そう思ってしまいます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ待ちに待ったCOLDシリーズスピンオフです。
コミック発売からの流れで復習しとこうと思って、COLDシリーズ
3作品を読み直し、しっかりCDも聴いてスタンバイOK。
この1冊だけで読むと悶えたらいけないので、揃うのを待ってから、いざ!!
凄くいい人な立ち位置だった楠田さん。
常識人で本当にとってもいい人。
そんないい人が出会ったのは、やっぱりとんでもない非常識男でした。
安定の木原デフォで、ぐいぐい読ませてくれます。
もうね、兎に角この攻が腹立つんですよ。
感情の振り幅が異常で、楠田じゃなくてもビビります。
落ち着かせる為とはいえ、好きでもないのに好きな風を
装うというのも、木原作品にはありがち展開ではあるんですが、
これまた不思議で、読み終わる頃にはなんだか攻がとっても
いじらく思えてしまうマジック……。
あ、あれ?
私この攻にイラついてなかったっけ……?
気づけばなんだか楠田の方が不誠実な気が……という、
この不思議な感覚。
比較的穏やかな感じで次巻へ、という流れにぞわりとした嫌な
寒気がしてるんですが、何となく次を読むのが怖い。
うまくいってる分、攻がもし裏切られたと感じたときには、
本当に楠田くん刺されるだけですまないんじゃ……とか。
このままハッピーエンドだとか、万が一にもあり得ない、
絶対なにかとんでもない展開が……とそわそわしながら
次を読みたいと思います。 -
Posted by ブクログ
前半部分の秋沢がただただひどくて楠田さんにひたすら同情。話しが通じないということの恐怖と諦めの先にあるものが、あの形でしかなかったのも頷ける展開。
しかし視点が秋沢に移った後半を読み進めるにつれ、秋沢はなんてかわいそうな男なんだろうと思えてきた。愛してる男の気持ちが全然わからないという点では秋沢もある意味同じで、加えてこの世界との齟齬…。
まぁだからと言って秋沢のした行為を許すことは私には無理なんですけど。シリーズ内で作中一フラットで優しかった楠田さんには一般的な形で幸せになってほしかったので、終わり方にモヤモヤしたものは残るけど、こういう一筋縄ではいかないところも含めて木原作品だよな、と。 -
Posted by ブクログ
私が耽美が好きではない、と言うのは『ヴェニスに死す』を読んでいた時にも思っていたことだ。年寄と少年と言う対比と共に美醜の対比が残酷に突きつけられる時に、見ていた自分はアッシェンバッハに少しも同情心を持っていなかった。、老いて醜くなってしまった自分を恥じてじいさんの癖に化粧したりする様が無様である様を見せる映画が「耽美」ではあるまい、と思っていたのだが、タジオ(ビョルン・アンドレセンの)の美を愛でると言う意味では確かに耽溺であった。耽美とは、美しいものを愛でる方でしかない人間を指す言葉で、美そのものではない、と言う事なのだ。この差は大きい。映画を見ながらタジオのように美しくありたいと思うだけで、耽溺したいと言うのとは違うな、と気づいていた。そう考えているとふと、木原作品のこっぴどく痛い描写に差し掛かった時に、痛い目を見る人間の恐怖よりも、今まさに痛い目に遭わせようとしている人物の方に同調してある種の高揚感を感じながら読んでいる自分がいる。だから私は木原作品を「痛い」とは描写するが「容赦なくて辛い」とか「可哀想」と言う風に捉える筈がない、と言う事に気付かされた。痛い目を見せる方に肩入れして読んでいる訳だから、自分は「痛く」ないわけだから平然と読んでいるのかもしれん。かと言ってあのような所業を働きたい願望がある訳ではないが、精神構造上、そっちに傾いている性質なんだろうな。自分の名誉の為に(笑)くどくど書いてしまうが、酷い目に遭う人間に同情してない訳じゃないが、痛い目を見せている人間の方の気持ちと言うか、なぜそうしてしまうか、の方に反射的に自分の視点が切り替わるんだろうな。これ辺で木原作品のどこに惹かれているのか、二分されるかもしれんな。
耽美話からなんで木原作品考察になったんだ…あ、そうか、美を振りまく方、痛さを振りまく方に視点が固定される、と言う意味で同じと言う事か。木原作品の痛い描写に差し掛かると、不謹慎かもしれんがどこかでぞくぞくしている自分がいて、そう言うのは自分の中に嗜虐趣味があると誤解されるかもしれん、でもそれは違う、理不尽だ、と思い色々考えてたら、あのぞくぞくは「好きな子に意地悪する・している時」の気持ちと同じだ、と気づいた今日…登場人物がそういう行為に及ぼうとしているのを見ていると、好きな子にそれは強烈過ぎて誤解されるよ、気持ち解るけどさぁ…って思いながら読んでる為、痛めつける行為が如何に冷酷に見えても、どこかで(今この瞬間は先にある想いに気付いてないだけだな、こいつばかだなぁ)って眺めてる自分がいる。どんなに愛がなさそうに見えても、屈折して歪んでて決して綺麗じゃないとしても、愛がある(だって、好きだからそうしたい気持ちが湧くんだから)って「幼稚」な動機が解るからだろうな、私自身に照らし合わせて。未熟で何が悪い、完璧で正義に溢れた愛だけが愛じゃないぞ、って思うからだろうな。人間の小悪党な部分を(性根が悪い、と言うか)文字にして書いてしまうと言う…やっぱ木原さん凄いわ。この人はこう言う人である、と言う書き方の方が簡単なんだよね、創作物だから。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ作者ならではなのか、このシリーズだからなのか……甘い展開があった後にはがっつり落とされますね。かなり痛かった……というか酷い。
秋沢くんの常識のなさやら感受性の鈍さは読んでて呆気に取られるばかりですが、それでもやっぱり楠田くんの事が好きな気持ちは純粋にあるのが、アンバランスでモヤモヤしました。
こんなにも理解しあえない相手に対して、それでも情が捨てきれない楠田君は、やはり役者としての秋沢くんに惚れた弱みなのでしょうか……それほどまでに引き付ける才能ってある意味すごいですね。人間的にはほんとダメな子ですが。
この二人が幸せになれる結末は全く想像できないのですが、すずめの涙ほどの歩みでも秋沢くんの心が成長してくれればそのうち穏やかに幸せを感じられる時がくるかもしれないですね……そんな根気ある人いるだろうかとも思ってしまいますが。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ新刊待っていました!
COLDシリーズの透が大好きなので楽しかったです。
大概 透もあかん、どうしようもない奴感があるんですが、今回の攻め様はもっと上を行っていて笑えました。
ダメ人間を描かせて、なんでこんなかっこよく見えてしまうんだww木原マジックカッコいいwwでした。
秋沢が、自分はとっても愛されてると思いこんでるさまが可愛くてかわいくて!!!!
疑えって方が無理だけど、一波乱バーン!と来るのが楽しみです。
楠田が早く秋沢を心から好きになってくれるといいな―。
もう十分好きだけどさ。
60歳のおじさんと蛍デートが絵面的にシュールでしたww
でも今作はCOLDシリーズ、と思うとスピンオフでも心が痛く無く読めてしまったので、ニューヨークに心切り裂かれるのが待ち遠しいです。
楽しかったです。出版してくれてありがとうございました!
来月が楽しみです♡