木原音瀬のレビュー一覧

  • COLD SLEEP

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    原作をこうしてコミカライズするのって、ほんとに作家さん的にはすごく大変なことだと思います。特に木原センセの作品の持ち味を壊さずに、ちゃんと生かしてマンガにするってすごい。
    麻生センセは、そのあたりきちんと踏まえています。原作の雰囲気が伝わってくるし、かなり忠実にコミカライズされていて、読んでいると再びあの独特の世界観に浸れて大満足。
    繊細な絵柄も木原作品に合ってると思います。
    まだ、1巻目だから、これから長い紆余曲折で怒涛の先があるわけで、かなり楽しみです。これで興味を持った読者が、原作にも手を出してくれると嬉しいですよね。

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    2011年03月28日
  • B.L.T【イラスト入り】

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    出会いのきっかけは痴漢で
    被害者少年もなかなかの根性悪というか
    人の弱みにつけこむ汚いガキなんて思ってみたりしたけれど
    なかなかよいお話でした。
    どこまでも人のいい大宮がいいです。
    なぜ痴漢なんて…魔が差してしまうほど、北澤が可愛かったのかもしれないにしても…(笑)。

    大宮がいいですね。
    別れられない(別れてくれない)男との人間関係とか。
    作品中の性格の厚みがあって読んでて入り込めました。

    それにしても~タイトルが何でコレなのか。
    前に読んだ時も感じたような気がする。
    結局は好物のサンドウィッチってことなんでしょうが
    何故タイトル?

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    2011年03月21日
  • B.L.T【イラスト入り】

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    ネタバレ

    珍しく甘々(同人誌の再録のおかげ??)
    痴漢から始まる恋って、多分フィクションでしか有り得ないと思うけど、
    それはBL=ファンタジーってことでご愛敬。
    初見では主人公にイライラしたけど、読み込んでいくうちに
    小悪魔ちゃんのようで愛らしく思えました。

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    2011年03月19日
  • COLD SLEEP

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    原作を壊すことなく、魅力的で素晴らしい。話はまだまだ序章なので、LightとFeverがすごい楽しみ。絵もイメージぴったりだし期待!

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    2011年03月19日
  • 月に笑う 上【イラスト入り】

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    上巻。まだ物語は(下巻ほどの)急展開を見せないので、安心して読んでられる。
    二人共、お互いが親友のように大切なんだなと少し微笑ましかったり。
    私がヤクザ物がやや苦手なので★4なのですが、この本は最後まで読むべき。

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    2011年03月07日
  • B.L.T【イラスト入り】

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    憎たらしいのも、優柔不断なのも、自己中なのも、逃げ道を作らず容赦ない描写なのが木原さんらしい。人間の心に少なからずある黒い部分が大きくデフォルメされてるので、嫌悪しつつも否定できないというところが物語に引き込まれる要因でもあるかと思います。序盤は誰の心情も理解できずに読んでいたものが、表題作終盤で、いつのまにか共感してしまっている自分に気づき、ちょっと驚いたり(笑)まさに木原マジック!新たに収録されてる同人誌と書き下ろしが、甘かったり微笑ましかったりで、読後はほっこり出来ました。

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    2011年01月05日
  • B.L.T【イラスト入り】

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    木原先生の作品はBLという枠を越えてるように思います。ちゃんと人間の醜さや脆さが描かれていて、心が揺さぶられる

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    2011年01月02日
  • WEED【イラスト入り】

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    最初は悲惨すぎてどうしようかと思った。結局ハッピーエンドになったけど読み終わった後にじんわりと寂しい気持ちが湧いてくる。木原さんの本は全てそう。

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    2010年11月21日
  • 眠る兎

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    軽薄な人間のいやな面を、
    読者に眉をひそめさせるほどにBLで書くって
    やっぱりなかなかできないことだし読めないものだなあと思います。
    だんだんと愛情が生まれゆく過程が、
    読んでいて引き込まれました。

    養子縁組かあ…
    もっと波乱万丈なのかと思っていましたが、
    案外攻がゾッコンになってしまったんですね。

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    2010年04月13日
  • 月に笑う 上【イラスト入り】

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    上下二巻完結。
    足かけ9年、構成が取れた内容のある話だった。

    常々、物語とは縦糸と横糸で作られていると思う。
    縦糸は物語の構成やストーリー。横糸はその時々の登場人物の関係や感情。
    描き手はやはり得手不得手があって、どちらかだけが突出している場合が多い。
    もちろんそれはそれで面白いんだが、どちらかの糸が抜けていると、全体の形は脆くなってしまう。

    BLに限らず、女性が描く恋愛ものって感情面は凄く丁寧に描かれているのに、構成やストーリー性がないものが多いと思う。
    その点、木原さんの作品は縦糸・横糸のバランスが非常に上手い。
    恋愛だけではなく、ストーリーを楽しめる作家は非常に貴重。


    上巻は割と

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    2010年02月21日
  • こどもの瞳

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    文庫版で出ていたので買いました。
    兄弟ものか…
    と思いつつ…

    子供さんがかわいかった、です。

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    2010年02月20日
  • 月に笑う 下【イラスト入り】

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    下巻はハラハラしながら読みました!
    最後がどうなる?!と不安でしたが優しい終わり方をして良かった。

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    2010年01月03日
  • 月に笑う 上【イラスト入り】

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    「おまえさぁ、俺死んだら悲しい?」

    小さな組のヤクザ(信二)と真面目でひ弱な中学生(路彦)。
    同級生にいじめられていた路彦に、学校付近をうろついていた信二がちょっかいを出したことから始まるお話。
    信二との関係を深めていくほど素直かつ危なっかしくなる路彦と、そんな路彦をこっそり(?)可愛がる信二の行方が気になって読みふけっていたらいつの間にか読み終わってました(笑)
    あまり暗くなく、ヤクザ臭くなかったです。ところどころ、あいたたたーでしたが。そしてどちらかというと甘いかも。

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    2009年12月19日
  • こどもの瞳

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    成田x神谷 何とよっちんが神谷キャラの息子、小学生役!成田さんの6歳児喋りにもびっくりした。何か設定が色々すごいけど、重めの内容にも関わらずテンポはよくてむしろ楽しく聞けた。

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    2009年11月12日
  • こどもの瞳

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    幼児退行ものは苦手だと思っていたけれど、これは読めた。
    たぶん兄が攻めだったからだと思う。
    子供のかわいらしさには心があったかくなったし、子供独特の鋭さにはドキリとさせらて、あぁ自分も年をとってしまったんだなぁとしんみりしてしまった。

    書き下ろしは意外と量が多いんじゃないかと。(旧版を持っていないから何とも言えないけれど)
    書き下ろしの話は特に現実じゃタブーな話なのかもしれないけど、切なくて好き。
    本編の続きも書き下ろしの続きも読んでみたい。

    兄弟そろって自分の感情を口に出せなさそうだから、あのあとどういう風に生活を始めていったのかとても気になるー。

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    2009年10月20日
  • 眠る兎

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    [高校生×高校教師]

    私は木原さんの作品を読むのはこれで3作目ですが
    この方の作品はどうも全体が回想のような・・・
    なんというか、靄がかかった印象を受ける。
    どうしてなのか分からない。
    それくらい幻想的というかなんというか、独特の世界観を持っていると思う。

    これはデビュー作らしいです。
    凄くいいお話でした。

    三話入っていますが、最後の短編はいらなかったと個人的には思います。
    冬日まで読んで、素晴らしいと思ったのに、最後がちょっと残念でした。

    タイトルの“眠る兎”というのはどういう意味なのか、気になります。

    とても面白かったです。

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    2009年11月03日
  • こどもの瞳

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    ネタバレ

    【あらすじ:小学生の子供とふたりでつつましく暮らしていた柏原岬が、数年ぶりに再会した兄・仁は事故で記憶を失い6歳の子供にかえってしまっていた。超エリートで冷たかった兄とのギャップに戸惑いながらも、素直で優しい子供の仁を受け入れ始める岬。しかし仁は、無邪気に岬を好きだと慕ってきて…。】

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    2012年09月26日
  • こどもの瞳

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    幼児退行した兄×弟。
    タブーてんこ盛りなのに明るくてよかったです。
    ひどいとは思いますが、木原作品の相手を泣かすところにたまらなく萌える…。それと「お兄ちゃん」呼びは男女共通で萌えるのですね。性的なことがわからない6歳の兄といろいろいたしちゃうのがエロくてドキドキしました。
    書き下ろし読んでちょっとしょんぼり。いい男になれよ、ジョー。

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    2009年10月04日
  • こどもの瞳

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    ノベルズ版も持っていますが、書き下ろしがあるとのことで購入。個人的に近親相姦ものは好きじゃないのですが、これは好きでした。

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    2009年10月04日
  • WEED【イラスト入り】

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    ロクデナシの元攻めの受け(笑)と強姦された男の話。

    ここまで救いようがない出会いはBLで初めて
    読みました。何しろ最初主人公が相手の男を
    二人で強姦してますから…

    まったく主人公に共感も感情移入もできないのに、
    それでも読んでしまう不思議な現象が
    木原マジックでしょうか…??

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    2009年10月04日